ユニセフの評判や口コミは?寄付先として信頼できるかをチェック

すべての子どもの命と権利を守るため、最も支援の届きにくい子ども達を最優先に、190の国と地域で活動する国連機関であるユニセフ。
そのユニセフ本部と協力協定で結ばれ、募金や広報、政策提言などの活動に取り組んでいる34の国と地域に設置されているのがユニセフ協会です。

その内のひとつが日本ユニセフ協会で、募金箱やポスターなどを通して、皆さんも一度は名前を見聞きしたことがあることと思います。
しかし、実際のところはどういった団体で、寄付をする上で本当に信頼できるのかよく分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで日本ユニセフ協会に対する評判や口コミを集め、寄付をする上で大切な3つのポイントをまとめてみました。

SNSやブログで見つかった、ユニセフの評判や口コミ

ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりすると、さまざまな方の書き込みが見つかりました。
特に、「マンスリーサポート」と呼ばれる、毎月の寄付での継続的な支援者からの声が多く見られました。

「マンスリーサポート」など支援者からの、ポジティブな評判や口コミ

日本ユニセフ協会の組織や活動を理解した上で支援を行なっている人たちの暖かいメッセージをFacebookページ上で多く見つけました。

わたくしも駅で街頭活動している人から話を聞いて申し込みました。彼ら彼女らの頑張りにも報いたいです。なんのかんのいう人がいますけど彼ら彼女らにも然るべき報酬はあってよいと思いますし、活動には経費ががかかる。当然です。

(出典:Facebookコメント

個人で行動し、経費も大して掛からない、かかっても自腹が切れる黒柳さんと異なり、「日本ユニセフ協会」は組織です。
維持するためにコストもかかるのです。職員の方への人件費も必要でしょう。
まさか、職員は全員ボランティアとして無給で働けというのではないでしょうね。
組織があるからできることもある、組織がなければ広報活動も難しく寄付も集まらないでしょう。(中略)
最後に、これを読まれてお一人でもマンスリーサポーターに手を挙げてくださる方がいらしたら、嬉しいです。
確定申告の時に寄付金控除が使えます。

(出典:Facebookコメント

数年前から僅かですが、マンスリーサポートをさせて頂いてます。
自分の子供達がそれぞれ成人して独り立ちしていったのがきっかけでした。
今まで長い間3人の子供達を育て上げ、これからは少しでもどこかの子供達の役に立てればいいなと思っています。
最近くだらない事を公の場で書き込んでいる勉強不足な方達がいらっしゃいますが、どうかこれからも日本国の為、世界の為に頑張って下さい。

(出典:Facebookコメント

マンスリー・サポーターの方の投稿

ネガティブな評判や口コミ、活動に対する批判や疑問

一方で、日本ユニセフ協会の集めた寄付金の流れや経費のかけ方などに疑問を呈するメッセージも多く見つかりました。
一度寄付をしたことのある支援者の方からも、活動報告の華美さや経費の使い道などについて、疑問の声が寄せられていました。

先日、マンスリーサポート10年と言うことで、感謝状と時計が突然届きました。
全く好みに合わず、ゴミになるだけ。
好意で募金をしているので、こういった無駄な部分にお金を使われることをよく思わない人も多いかと思われます。
こういったサービスは不要ではないでしょうか?
もしくは事前に、要・不要の確認をされてはどうですか?他にも同じご意見の方がみうけられました。
カタログの華美さをおっしゃっている方もいらっしゃいましたが、こちらも同感です。
「100円でこんなに助かりますよ」と謳っている一方で、これはいかがなものかと思いました。

(出典:Facebookコメント

お願いがあります。かつて毎年一回、仕事場で来客の善意で貯めた募金箱のお金を寄付させていただいていました。
しかし、毎年ユニセフさんから送付されてくるリーフレットのあまりに立派なのに辟易として、寄付をやめることにしてしまいました。
カラフルで立派すぎるリーフレットを止めて寄付に回していただいたら、どれだけの人たちが救われるか振り返って考えていただきたいと思います。

(出典:Facebookコメント

日本ユニセフは民間や企業から集めた募金を国連ユニセフに拠出しているが、日本特有の制度が原因で疑惑や批判が起きています。
日本ユニセフでは手数料を募金活動のための活動資金だと説明しているが、証明する資料は何も無い。
何も無い原因は日本では「募金」「寄付」で活動報告をする必要がなく、誰がいくら報酬を受け取ったのかも報告義務は無い。
従って日本ユニセフが集めた募金が本当はいくらで、職員や役員がいくら貰ったのかも、公的な書類はなく証明できません。
天引き金額が20%というのも公的な証明は無く、もっと少ないかも知れないし多いかも知れません。

(出典:個人ブログ

資金の使途などにネガティブな意見も

日本ユニセフ協会は支援先として信頼できる?3つのチェックポイント

ポジティブ、ネガティブ両方の評判や口コミがあるだけに、ユニセフに寄付するべきかどうか悩まれるかと思います。
それを解消するために客観的な判断材料として、法人格、資金使途、活動報告の3つのポイントを押さえることが大切です。

以下にまとめてみたのでぜひ参考にしてみてください。

ポイント1:団体として信頼できるか?

まず、団体の信頼性を確認する上で大切なのは組織形態を確認することです。
ホームページを確認すると、日本ユニセフ協会は1955年6月9日に財団法人として設立され、2011年4月1日に公益財団法人に移行したことが分かります。
(参照:日本ユニセフ協会の組織

ユニセフ本部とユニセフ協会の関係

公益財団法人になるには非常に厳しい条件をクリアしなければならないため、社会的信頼度は非常に高いと言えます。
また、日本ユニセフ協会に寄附を行うことで税制上の優遇措置を受けることができます。

公益財団法人日本ユニセフ協会への寄付金及び会費は、特定公益増進法人への寄付金として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置があります。
また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。
日本ユニセフ協会 WEBサイトより

ポイント2:寄付金は適正に使われるか?

日本ユニセフ協会のホームページより、収支報告を確認することができます。
現在掲載されているのは2017年度分で、募金や会費などを合わせた経常収益は約180億円で、その8割をユニセフ本部に拠出しています。
(参照:2017年度 日本ユニセフ協会 収支報告概要

日本ユニセフ協会の支出内訳

そして、残り2割は国内での募金活動や広報などに使用されており、ユニセフ本部との協定の範囲内で適切に寄附金が使われていることが分かります。

各ユニセフ協会は、また、ユニセフ本部とともに策定する事業計画に基づき、市民社会への窓口として各国・地域において特有の子どもの権利問題に関する啓発活動や広報・募金活動、国際協力人材育成の活動を担っております。
これらの活動を実施する費用は、既出の協力協定において、各ユニセフ協会がお預かりするユニセフ募金の最大25%までの範囲内で支えるよう定められております。
(出典:ユニセフへの拠出額の推移

また、独立監査人による会計監査を受け、監査報告書も掲載されています。
収支報告の透明性や信頼性は、高いレベルにあるように感じられました。

ポイント3:きちんと活動しているか?

日本ユニセフ協会のホームページやSNSを確認すると世界各地の支援の現場から寄せられた活動の様子を知ることができます。
アジアや中東、アフリカなど世界各地で危機的状況にある子ども達の支援を行っていますが、驚かされるのが規模の大きさです。

  • 保健:約100カ国で25億回分のワクチンを届けました
  • 水と衛生2,880万人の人々を対象に水と衛生の支援活動を行ないました
  • 栄養:約3億袋の栄養治療食(プランピー・ナッツ)を届けました

と2016年の1年間の活動をピックアップしただけでもその巨大さが分かりますが、それらの成果として・・

2016年に5歳未満で死亡した子どもの数は560万人(1日あたり1万5,000人)で、1990年の1,260万人(1日あたり3万5,000人)から大きく減少しました。
また、栄養不良の子どもの割合は1990年から約半減し、1990年以降、新たに26億人が安全な飲み水を利用できるようになりました。ポリオの症例は「世界ポリオ根絶のためのイニシアチブ」が開始された1988年以降、99%減りました。
(出典:ユニセフ活動報告

必ずしもユニセフの支援活動によるものだけではないかもしれませんが、一人ひとりの募金も少しずつでも役立っていると思えると嬉しいですね。

まとめ

この記事では、日本ユニセフ協会の評判や口コミを、インターネット上で分かる範囲でまとめました。
そのうえで、書き込みが正しいか?適切な評価がされているか?を判断するうえで拠りどころとなる情報ソースを提示させていただきました。

ユニセフの募金活動に関して言えば、インターネット募金、街頭募金キャンペーン、遺産寄附プログラム、外国コイン募金など多種多様な方法で募金受付、および活動を積極的に行なっています。
様々な寄附や支援の仕方が用意されているので、自分にあった支援方法を見つけられるのではないでしょうか。
(参照:日本ユニセフ協会の主な活動

このブログの運営者も、「マンスリー・サポート」を通じて支援をしています。

ユニセフ募金の使われ方が気になっていた私が、マンスリーサポートに入会した3つの理由

まだ分かりやすくまとめられていない箇所もあるので、後ほど加筆をできればと考えています。
寄付を考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しく思っております。

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