日本の子供に寄付するなら?国内の子ども支援NPOおすすめ3選

「子どもの貧困」や「児童虐待」などのニュースを見かける機会が多くなってきましたが、発展途上国だけでなく日本にも、教育や医療など支援が必要な子どもたちが増えてきていると言われます。

「寄付するなら、日本の子供を支援したい」という声もたくさんの方から聞きましたが、ユニセフやWorldVisionなど大規模な団体が活躍する国際協力の分野と違って、「どの団体を、支援先として選べばよいのか?」「どんな違いがあるのか?」は一般の方には分かりにくいかもしれません。
個人的に応援している、日本国内の子供たちを支援している団体とその活動をピックアップしました。

”子どもの貧困”の解決に向け、質の高い学習と家庭全体のサポートを(NPO法人Learning for All )

「自分はダメな人間だ…」「うちは貧乏だから…」
生まれた家庭によって、貧困に苦しんでいる子どもたちが、この日本にもいることはご存知ですか?

「同居している家族から、DVを受けている」
「虫歯があっても治療を受けられず、放置されたまま」

こうした子どもたちへ、質の高い学習支援と安心できる居場所の提供を行っているのが、NPO法人Learning for All です。

東京都に暮らす、小学3年生のみずきちゃん。
父親はほとんど家に帰ってきません。
母親は軽度な知的障害をかかえており、みずきちゃんの成長とともに、養育する力が不足するようになってしまいました。

Learning for All WEBサイト

低年齢のうちから基礎的な生活習慣を身に付けられるようサポートするのはもちろん、生活全体の課題が解決されるように、保護者や学校、自治体のケースワーカーなどと連携して包括的な支援を行っています。

同団体WEBサイトより

団体が独自に改良を重ねてきた教材で、子どもたちの学力向上にこだわってきました。
現在では、東京都葛飾区と墨田区、埼玉県戸田市などにも活動が広がっています。

活動内容 「学習支援拠点」と「居場所支援拠点」の運営
活動地域 東京都、埼玉県など
支援対象 小学生〜中学生(一部、高校生も)
寄付の使途 人件費、教材印刷費・交通費・備品・消耗品費など
運営団体 NPO法人Learning for All

一人でも多くの子どもに支援を届けるべく、毎月1,000円から活動を応援できる「マンスリーサポーター」を募集しています。

Learning for All への寄付で「子どもの貧困」をなくす支援を始めた3つの理由

「子どもたちが安心して勉強に打ち込める環境をサポートしたい」
「貧困の問題を、根本的に解決するような取り組みを探していた」
という想いをお持ちの方は、ぜひ団体のWEBサイトもご覧になってみてください。

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「赤ちゃんの虐待死」や「ひとり親家庭の貧困」などに挑む(認定NPO法人フローレンス)

生まれたばかりの赤ちゃんの命を、お腹を痛めて産んだお母さん自らが断ってしまう。
そんな悲しい出来事が、この日本にも起こっていることをご存知ですか?

2週間に1人、0歳児が虐待や遺棄によって、死亡している。
そんなショッキングな統計の背景にあるのは、「予期せぬ妊娠」です。
貧困、性犯罪の被害など様々な事情を背負い、相談できずに孤立した女性が、自宅や公園のトイレなどで出産を迎えてしまうことさえあるそうです。(認定NPO法人フローレンス WEBサイトより)

罪のない赤ちゃんの命を救うために、「赤ちゃん縁組」つまり、子どもを望む育ての親に赤ちゃんを託せるように取り組みをしているのが、認定NPO法人フローレンスです。

「赤ちゃん縁組」では、予期せぬ妊娠や、出産しても育てられないなど、妊娠・子育て期に課題を抱える女性の相談を受けています。
相談の結果やはり育てられない、となった場合には、育ての親を希望する夫婦に託すことで、「すべての子どもが愛情あふれる家庭で育つ社会」の実現を目指します。

妊婦の出産にかかる費用は、育ての親による自己負担で行うものの、縁組に至らない相談や相談員にかかる費用は賄えないとのこと。
生みの親の産前の「生活支援費」や育ての親への「研修費」などに、寄付を充てているそうです。

同団体WEBサイトより

フローレンスは、2004年に法人設立以来、訪問型病児保育や障害児保育、ひとり親家庭支援といった事業を展開。
「親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する」をミッションとして活動しています。

活動内容 赤ちゃん縁組、障害児保育、ひとり親家庭への病児保育等の支援など
活動地域 日本各地
支援対象 赤ちゃん・妊婦、障害児家庭、ひとり親家庭など
寄付の使途 生みの親の産前の生活支援費、育ての親への研修費、生みの親の相談時の出張費など
運営団体 認定NPO法人フローレンス

※ 「赤ちゃん縁組」事業についての例

この他にも、広く「子どもの虐待」や「子どもの貧困」「ひとり親家庭の孤立」といった、子ども・親子をめぐる幅広い社会課題に取り組んでいます。

フローレンスの活動全体を応援するマンスリーサポーター(1,500円〜/月)も募集しているそうです。
「子どもの命を助ける」や「保育を受けられるようにする」といった趣旨に共感する方は、支援先として検討してみてよいかもしれません。

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新型コロナ緊急支援にも、寄付が役立つ!
外出自粛を受け、障害児家庭やひとり親家庭の家計が、大きなダメージを受けています。
こうした家庭に必要な物資を届けたり、保育の無料提供などといった活動も行っています。

コロナ禍で居場所のない子どもたちに、オンライン教育を届ける(認定NPO法人カタリバ)

「勉強したいのに、できない・・・」
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ一斉休校により、子どもたちが本来であれば得られたはずの教育が奪われています。

特に貧困家庭はその影響が大きく、
「自宅にネット環境がなく、学びに使えるような端末もない・・」「給食がなくなって、一日一食しか食事を取れていない」
そんな子供たちも含めて、小学生から高校生まで学習サポートや心のケアを行うのが、認定NPO法人カタリバです。

コロナにより、子どもたちが抱える困難が深刻化しています。
一斉休校を受けて開始したカタリバの新たな支援。
休校が解除されても、子どもたちの生活は、すぐには元通りにはなりません。
居場所のない子どもたちに、私たちは支援を続けます。

認定NPO法人カタリバ WEBサイト

外出自粛で家に篭っている子どもたちが孤立することのないように、「PCとWi-Fi機器の無償貸与」「ビデオ通話を通じたコミュニケーション」「食品の提供」など、コロナ禍でもできる支援に注力しています。

同団体WEBサイトより

これまでは、「被災」や「貧困」といった困難を抱える子どもたちへの学習支援にも注力。
日本国内の主に10代を対象に、生まれ育った家庭や地域によって、子どもたちの学びが奪われることのないように、一人ひとりの意欲と創造性を引き出す教育活動をしています。

活動内容 学習指導と心のケアを行う放課後学校の運営など
活動地域 岩手県、宮城県、福島県、東京都、熊本県など
支援対象 小学生〜高校生
寄付の使途 PCの貸与、オンライン学習のサポート、食品の提供など ※
運営団体 認定NPO法人カタリバ

※新型コロナウイルス対策に関連する活動についての例

一人でも多くの子供に教育を届けるため、特に募集しているのが、月1,000円から応援するサポーター会員。
「非常事態でも、子どもの勉強を支えたい」「子供たちの夢を応援したい」といった方は、サイトをご覧になってみてください。

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まとめ:「国内の子どもを支援したい」という方の参考に

この記事では、日本国内の子どもたちへの支援活動の例として、「NPO法人Learning for All 」「認定NPO法人フローレンス」「認定NPO法人カタリバ」の3つを紹介しました。

途上国や紛争地帯の子供たちへの支援を行う団体は、ユニセフや国境なき医師団など有名な団体が多くありますが、国内支援についてはなかなか参考になる情報が多くないようにも感じていました。
「日本の子どもを寄付で応援したい」という方にとって、支援先選びの参考に少しでもなりましたら嬉しいです。