ユニセフに遺産を寄付するには?不動産の遺贈など、円満な相続の秘訣

(出典:【公共CM】ユニセフ遺産寄付プログラム-Youtube)

「ユニセフに遺産の寄付を検討してるんだけど、何から始めればいいの?」
「私の寄付で家族が揉めるのは避けたい…、生前に何をしておけばいい?」

こんな疑問や不安をお持ちの方へ、遺産を寄付する際のポイントをまとめました。
資料請求など、最初の一歩を踏み出していただけたら幸いです。

ユニセフ遺産寄付プログラムとは?方法別に解説

公共CMでも紹介されている「ユニセフ遺産寄付プログラム」には、3つの方法があります。

方法1:遺言による寄付(遺贈寄付)

遺言書を作成して、遺産を寄付する方法です。
遺言の残し方は、主に以下の2つがあります。

  • 自筆証書遺言…全文を自筆で作成し、自分で保管する
  • 公正証書遺言…公証役場で証人が立会い、作成&保管

自筆証書遺言は、書きたいときに書けるのが利点ですが、不備や紛失の恐れがあります。
確実に遺言の内容を叶えたい方は、多少手間と費用がかかってしまいますが、公正証書遺言の作成をおすすめします。

遺贈寄付では、公正証書遺言の相続登記をオススメする理由と注意点まとめ

遺言を作成するときのポイントとしては、寄付先を「ユニセフ」ではなく、「公益財団法人日本ユニセフ協会」と明記するようにしましょう。

(公財)日本ユニセフ協会は、日本においてユニセフ(国際連合児童基金:本部はアメリカ・ニューヨーク)を代表する国内委員会です。
民間から寄せられるユニセフ募金の国内唯一の受付窓口として活動しています。

ユニセフ遺産寄付 パンフレット

こうしておくことで、相続の登記や税控除などの手続きを円滑に進めることができます。

方法2:相続財産からの寄付

故人から相続した遺産を寄付する方法です。
寄付の意思決定者は故人ではなく、相続人(ご家族)になるのがポイントです。

近年、故人から相続した財産の一部を、ユニセフにご寄付いただく方が増えています。
ご寄付いただくことで、世界の子どもたちに対して故人が抱いていた生前の想いを実現し、ご家族で共有していただくことができます。

ユニセフ遺産寄付 パンフレット

故人が亡くなったことを知った日の翌日から10ヶ月以内に、日本ユニセフ協会へ寄付をすれば相続税がかかりませんし、寄付をした相続人の寄付金控除(所得税&一部の住民税)を受けることもできます。

相続財産を寄付すると税金が軽くなる?寄附金控除や相続税の節税方法を早わかり

控除を受けるには、いずれの場合も、日本ユニセフ協会が発行する「領収書」と「公益法人証明書」が必要となりますので、忘れずに発行してもらいましょう。

方法3:香典返しの寄付

お葬式でいただくお香典から寄付を行うこともできます。
喪主の方が代表して寄付するのが一般的です。

お香典返しに代えてご寄付いただいた場合、日本ユニセフ協会ではご遺族様から会葬者の方々にお送りいただくための「お礼状」をご用意しております。

ユニセフ遺産寄付 パンフレット

香典返しの寄付は、故人が生前からユニセフに寄付していたことを、ご家族もよく知っているときに行うのがおすすめです。

香典返しを寄付するには?葬儀参列者への対応や、寄付先とのやり取りをまとめました

実際に行う際は、会葬者の方への事前の説明と、寄付した後の報告をするようにしましょう。

遺産の寄付を検討されている方に、よくある質問

よくある質問から、3つピックアップして解説します。

不動産は寄付できる?

現金化が前提ですが、不動産の寄付も受け付けているそうです。

不動産、株式、骨董品などの動産、貸付金などの債権のご寄付は、なるべく遺言執行者となられる方が現金化(換価処分)し、税金・諸費用を差し引いた上でご寄付いただくようお願いしております。
しかしながら、ご希望の場合には当協会から不動産などを現金化(換価処分)させていただくこともできます。

ユニセフ遺産寄付 パンフレット

不動産に限らず、お金以外を寄付する際は、寄付先の意向を確認することが重要です。
日本ユニセフ協会へ事前に連絡してから寄付するようにしましょう。

寄付金は何に使われる?使い道は指定できる?

寄付は世界中の子どもたちが安全に生まれ、健やかに育つための事業に使われます。
ユニセフの活動の一部をご紹介すると・・

希望すれば、寄付の使い道を指定することもできます。
その場合は不動産の寄付と同様、事前の相談が必要です。

自分の名前が残るような寄付はできる?

ユニセフ事務局長と日本ユニセフ協会会長の連名で感謝状を受け取ることができます。

ユニセフ遺産寄付 パンフレットより引用

表彰状の宛名は、あなたのお名前でも、ご家族のお名前でも受け付けてもらえるので、希望がある場合は寄付するときに伝えておくようにしましょう。

資料請求など、問い合わせできる窓口は?

遺贈のお問い合わせ先は以下の通りです。

電話 03-5789-2013(平日9〜17時)
FAX 03-5789-2033
メール legacy@unicef.or.jp
資料 PDFダウンロード もしくは 郵送依頼
窓口 公益財団法人日本ユニセフ協会 個人事業部 レガシー相談室

資料のやり取りは郵送でしか受け付けていない団体が多い中、PDFでダウンロードできるのは、とても便利でした。
ユニセフに遺産の寄付を検討されている方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。


ここまでユニセフに遺産を寄付する方法、よくある質問、資料請求先について解説して参りました。

最後まで読んでくださったあなたはもうお分かりいただけたかと思いますが、円満な相続にはご家族の理解が欠かせません。

まずは身近な人に「遺産を寄付しようと思うんだけど・・」と打ち明けてみましょう。
それが難しければ、以下のような相談センターもあります。

遺贈寄付先の団体を探すとき、相談できる窓口・センター3選

人生最後の社会貢献が、ステキなものになることを、心から祈っています。

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