世界の子どもにワクチンを日本委員会の評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

(出典:ボトルキャップで支援しようと思う方 – Instagram)

子どもたちの感染症予防のために活動する「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(略称:JCV=Japan Committee, Vaccines for the World’s Children)。
主にアジア・アフリカで、結核・はしか・小児まひ等から子どもたちを守るワクチンの供与を行っています。

その活動資金の全額が、民間からの寄付。

「ちゃんとした団体なの?」「寄付で応援して大丈夫?」
そんな疑問を持つ方のために、 世界の子どもにワクチンを日本委員会の評判や口コミ、支援先として検討する時にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

ブログやSNSで見つかった「世界の子どもにワクチンを日本委員会」の評判・口コミ

世界の子どもにワクチンを日本委員会について、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりしてみたところ、さまざまな口コミが見つかりました。

ポジティブな評判・口コミや、支援者からの応援メッセージ

まずはポジティブな評判から。
さまざまな支援方法で寄付をしている方々が、次のようにメッセージをつづっています。

ワクチンで助かる ちいさな命を救いたい🍀(中略)

和田毅投手の「僕のルール」に共感し始めたワクチン募金
もう10年以上になります🍀

(出典:有名人に共感して寄付をし続けている方 – Instagram)

古着deワクチンを注文するだけで
認定NPO法人
[世界の子どもにワクチンを 日本委員会]
を通じて、開発途上国の子どもたちに
ポリオワクチンが届けられ、
一口につき5人の命を救うことができます☺︎

今までは友人にあげたり
そのまま捨ててきた古着。
この素敵な取り組みを知り、微力ながら私も力になれたらと思いました。

参加すると、赤すぐnetで使える
クーポンも届きます♡

(出典:古着で支援した方 – Instagram)

(出典:ボトルキャップで支援する方 – twitter)

有名人では、女優の竹下景子が「ワクチン大使」を務め、野球選手の和田毅、シェフの三國清三などがサポート。
団体では、三井住友海上あいおい生命保険、東武トップツアーズなどが支援しています。

ネガティブな評判・口コミや、活動への批判·疑問

その一方で、疑問や不安などネガティブな評判も、ブログやSNSで見つかりました。

・ペットボトルキャップ回収事業団体との関係:この事業には構造的弱点があり、おかしな団体も含まれているのは周知のことですが、JCVは評価基準不明の一覧表を掲載しています。
JCVの信用を悪用する団体も含まれるのではと、危惧しています。

・「 日本委員会」の名称は、「 世界委員会」があるかのごとき誤解を生みます。
あくまで、日本のみの、単体の団体に過ぎないのに。

・有名人頼みで、TV通販みたいな、怪しさを感じてしまいます。
活動報告書の支出を見れば、有名人に出演者報酬など出ていないと分かるのですが、なんだかなあと感じます。

・「世界の子ども」をうたっていますが、実際には東南アジア近辺の数か国(特に、ミャンマーの比重が大)に援助しているに過ぎません。
名前倒れですし、特定の国・人との癒着の匂いも感じてしまいます。

(出典:団体や活動に疑問を持つ方 – 知恵袋)

(出典:自宅住所を知られて疑問に思う方 – twitter)

ペットボトルキャップはワクチンになりません。(中略)

キャップリサイクル工場は400個10円買い取っています。(中略)

キャップリサイクル工場は数が少なく県外などにもなるので宅配便で輸送するのが一般的です。
ですから数10円で売却する為に1,000円のコストがかかるので1円の利益も出ないし大赤字です。(中略)

回収コストは全て無視して800個集めれば1本ワクチンが買えるかのような演出(中略)
実際は売却代の100倍程のお金がかかっており、トータル一本20円で買えるワクチンを2000円で買っているに等しい

(出典:運動のコストと宣伝に不満のある方の答え – 知恵袋)

支援先として「世界の子どもにワクチンを日本委員会」は信頼できる?3つのチェックポイント

このような評判や口コミがありますが、実際はどうなのでしょうか?
寄付をするかの客観的な判断材料として、法人格、資金使途、活動報告の3つのポイントを押さえることが大切です。

以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント1:団体として信頼できるか?

  • 1994年 任意団体「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」設立。
  • 2002年 NPO法人格を取得
  • 2006年 認定NPO法人格を取得

世界の子どもにワクチンを 日本委員会(以下、「当法人」)は、東京都が認定した認定NPO法人です(法人番号4010005006269)。
そのため、当法人へのご寄付には税法上の優遇措置が適用され、確定申告により所得税、法人税、相続税などの控除を受けることができます。

出典:寄付金控除について

NPO法人や一般財団/社団法人よりも、寄付金控除が認められている認定NPO法人や公益法人の方が、より適切に寄付金を管理をしている可能性が高いです。

認定NPO法人の認可は、以下のような審査や過程を経て受けることができます。

申請にあたっては、「年間100人以上の方から、3,000円以上の寄付を受けている」といった実績が要件となり、また経理財務や情報管理など管理体制の整備が求められます。
認定元の自治体(例:東京都)から、「適正な法人運営をしているか?」をチェックされ、十分に行っていないと更新(5年ごと)がされません。

その寄付先は信用できる?怪しい?「寄付してはいけない」団体と、信頼できるNPOを見分ける5つのポイント

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

世界の子どもにワクチンを日本委員会の資金の使い方は、ウェブサイト上の「団体概要」(ページ下部)で公開されています。
2018年度の「決算報告書」から主な数値を拾ってみました。

  • 収益 1.9億円
    • 寄付金 100%
  • 支出 1.9億円
    • 事業費 87.2%
      (うち、ワクチン供与活動費 60%)
      (うち、募金開発費 3.6%)
      (うち、広報・啓蒙・教育費 2.6%)
    • 管理費 12.8%

内部監査は行なっているようです。

決算に関する書類は、事業年度終了後3ヶ月以内に理事長が作成し、監事の監査を経て、総会の承認を得なければならない。(中略)

前項の監事の監査を経た事業報告書、活動計算書、財産目録及び貸借対照表は、役員名簿、役員のうち前年に報酬を受けた者の名簿、社員のうち10名以上の名簿を添えて、当該事業年度終了後 3ヶ月以内に所轄庁に提出なければならない。

出典:定款 – 世界の子どもにワクチンを日本委員会

ポイント3:きちんと活動しているか?

世界の子どもにワクチンを日本委員会は、主にアジアやアフリカの子どもの感染症予防のために活動しているようです。
活動内容は、ワクチンの確保・供与、情報収集・普及活動、同様の活動をする団体の支援など。

2018年度ワクチン支援供与実績」に掲載されていた、一年間の具体的な定期予防接種支援のまとめを抜粋しました。

  • 【ミャンマー】4,532万円
    ソーラー保冷庫50台、アイスライン保冷庫75台、温度計、定電圧装置
  • 【ラオス】2,185万円
    BCG 650,000人分、注射器、セーフティボックス(使用済み注射器回収箱)
  • 【ブータン】2,288万円
    経口ポリオ 100,000人分、MMR(おたふく風邪/はしか/風疹) 45,000人分、BCG 80,000人分、DPT(ジフテリア/百日咳/破傷風) 31,000人、TD(破傷風/ジフテリア) 140,000人分、B型肝炎 27,000人分、アイスライン保冷庫 5台、注射器
  • 【バヌアツ】2,101万円
    不活化ポリオ 18,200人分、五価(ジフテリア/百日咳/破傷風/B型肝炎/髄膜炎桿菌b型(Hib)による細菌性髄膜炎) 30,000人分、注射器、セーフティボックス、保護者への啓発活動費用、ヘルスワーカー研修費用

活動については、さまざまな媒体を通じて知ることができます。

出典:facebook – 世界の子どもにワクチンを日本委員会

「毎月募金子どもサポーター」になると、支援レポートと子どもたちからのメッセージ(年1回)、ニュースレター JCV journal(年2回)が届くそうです。

以上、世界の子どもにワクチンを日本委員会の評判や口コミ、寄付先として信頼できるかをチェックした内容を紹介しました。
寄付先の検討材料として、お役に立てば幸いです。

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