ユニセフ(UNICEF)とは?寄付や募金で支援する方法、活動内容を解説

(出典:日本ユニセフ協会HP)

「世界中の子どもたちを支援しているユニセフという団体について詳しく知りたい!」
「本当にユニセフに寄付して大丈夫?支援している人の口コミを知りたい!」
「実際にユニセフへの寄付を始めると、どんな良いことがあるの?」

こんな疑問をお持ちの方のためのこの記事をご用意しました。

こんにちは、寄付ナビ編集長の鈴木大悟と申します。
私自身もマンスリーサポーターとしてユニセフの活動を応援しているのですが、その過程でたくさんの学びと幸福感を得てきました。

ぜひ皆さんと共有させていただきたく、今回は、

  1. ユニセフとユニセフ協会の活動内容
  2. ユニセフの口コミや評判
  3. ユニセフへ寄付をする前にチェックしたいポイント
  4. 実際にユニセフへの寄付を始めてみて、どうだったのか?

以上4点について、お話しさせていただきます。

あなたのご支援が、
子どもたちの命と未来を守ります

ユニセフは、保健・水と衛生・教育など多岐に渡る分野で、世界190の国と地域の子どもたちを支援しています。

水と衛生の分野では、給水所の設置のほか、手洗いなどの衛生習慣の普及、トイレの設置などの支援を行なっています。

ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムを通じて、あなたの寄付が「安全な水」へとカタチを変えて、世界中の子どもたちに支援を届けることができます。

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寄付金控除の対象団体です

この記事を書いた人

鈴木大悟

寄付ナビ編集長
収入の10%を寄付することを3年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。

ユニセフとは?世界の子どものために取り組んでいる活動内容をSDGsとともに紹介

ユニセフの概要

ユニセフの正式名称は「国際連合児童基金」と言い、国連の下部機関のひとつです。
「United Nations International Children’s Emergency Fund」の頭文字から、ユニセフ(UNICEF)と呼ばれています。

ユニセフは、すべての子どもの命と権利を守るため、 最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、約190の国と地域で活動しています。
その活動資金は、すべて個人や企業・団体・各国政府からの募金や任意の拠出金によって賄われています。

ユニセフは第二次世界大戦で被災した子どもたちへ緊急援助を行うことを目的に、1946年12月11日の第1回国連総会で創設されました。

実は、戦後の日本もユニセフの支援を受けています。
1949年に「ユニセフミルク」と呼ばれた脱脂粉乳が、児童向けの給食として配給されました。

現在のユニセフは、主に途上国の子どもたちへの支援に注力しています。
現地の人たちによる自治をサポートし、最終的にユニセフの支援を卒業できることを目標にしています。

活動内容

2015年、世界の17の目標を定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」が国連総会で採択されました。
ユニセフが支援の現場で取り組んでいる活動を、SDGsと関連付けながら解説します。

水と衛生(SDGs目標6)

子どもたちが健やかに成長していくうえで、水と衛生の問題は非常に重要です。
汚れた水や不衛生な環境は、感染症や下痢など、子どもの命に関わる病気を引き起こします。

世界には、安全な飲み水が手に入らない地域も少なくありません。
そして、水汲みは多くの場合、女性や女の子の仕事です。
世界中の女性や女の子が毎日、水汲みに費やす時間は、約2億時間とも言われています。

また、家や近所に利用できるトイレがなく、屋外排泄をしている地域も少なくありません。
排泄物が安全に処理されていなければ、免疫力の低い子どもは下痢を発症してしまいます。
世界では、年間約52万5,000人の5歳未満児が、下痢によって命を落としています。

ユニセフは子どもたちのため、以下3つの柱で問題の解決に取り組んでいます。

  1. 安全な飲み水の確保
  2. トイレの設置の促進
  3. 手洗いなどの衛生習慣を広める

これらの対策はそれぞれが独立しているわけではなく、相互に補い合い、組み合わさることで、感染症や病気の予防に繋がります。

ユニセフは井戸などの給水設備を設置するだけでなく、住民自身で井戸の管理や修理を行えるよう、住民への研修も行っています。

関連するSDGs
  • SDGs 6:2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女児、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う。
    • 6.1:​​2030年までに、すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ衡平なアクセスを達成する。
    • 6.2:2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女児、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う。
ユニセフ「どんなに汚くてもこの水を飲むしかない」は本当?“水と衛生”の取り組みを調べました

子どもたちが水汲みから解放されることで、単に安全な飲み水を確保できるようになるだけではなく、学校に通えるようになり、教育を受けられることにも繋がります。

あなたのご支援が、
子どもたちの命と未来を守ります

ユニセフは、保健・水と衛生・教育など多岐に渡る分野で、世界190の国と地域の子どもたちを支援しています。

水と衛生の分野では、給水所の設置のほか、手洗いなどの衛生習慣の普及、トイレの設置などの支援を行なっています。

ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムを通じて、あなたの寄付が「安全な水」へとカタチを変えて、世界中の子どもたちに支援を届けることができます。

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教育(SDGs目標4)

教育は、子どもたちが貧困から抜け出し、自分自身の手で未来を切り開いていく力となります。
しかし、小学校に通うことのできない子どもの数は、世界で約5,900万人もいます。

特に紛争や災害などの緊急事態が発生したとき、子どもは最も脆弱な立場に置かれます。
そして子どもたちへの教育は、緊急時だけでなく、復興の最中でも後回しにされがちです。

ユニセフは、人道危機下にある子どもたちへ、校舎の建設や、鉛筆やノートなどの学用品の提供を行っています。

他にも、教員研修の実施や、教育の大切さを理解してもらうために保護者や住民への啓発に取り組んでいます。

また、女の子、障がいのある子ども、少数民族や難民・避難民の子どもなど弱い立場にある子どもたちに重点を置いて支援しています。

関連するSDGs
  • SDGs 4:すべての人びとに包摂的かつ公平で質の高い教育を提供する
    • 4.1:2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
    • 4.2:2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
ユニセフの教育支援活動を調べました。世界の子どもの「教育を受ける権利」は守れる?

教育は、子どもたちの平穏な生活を取り戻す大切な時間であるだけでなく、将来、国の再建を担う子どもたちにとって必要不可欠なものです。

保健(SDGs目標3)

世界で5歳の誕生日を迎えることなく亡くなる子どもは年間520万人にのぼります。
その内訳は、最貧困層の家庭や農村部、教育を受けていない母親を持つ子どもたちの間で最も多くなっています。

子どもの命を守るためには、安全な水の提供や栄養状態の改善など、さまざまなアプローチが必要ですが、特に、予防可能な病気から子どもを守る予防接種(ワクチン)が非常に有効です。

ユニセフは、世界で最も多くのワクチンを子どもたちに提供している組織です。
2020年は約19億回分のワクチンで、子どもたちを病気から守りました。

関連するSDGs
  • SDGs 3.2:2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。
    • すべての国が、新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳未満の死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指す。
ユニセフのワクチン、役立ってるの?予防接種や緊急医療など「保健」の活動を調べました

5歳未満児の死亡数を減らすために、ワクチンの提供に加えて、妊産婦・新生児ケアの拡充に取り組んでいます。

その代表的な取り組みのひとつが、母乳育児の推進です。
母乳は、赤ちゃんが生きていくうえで必要な栄養素や病気を防ぐ抗体なども含まれています。

ユニセフは、地域の病院や保健施設、保健員を通じて、正しい栄養に関する知識を広め、母乳育児の方法を指導しています。

栄養(SDGs目標2)

良質な栄養を摂ることは、子どもたちの健全な成長の第一歩です。
しかし、世界の5歳未満児の約22%にあたる、1億4,920万人が発育阻害の状態にあると言われています。

発育阻害とは、日常的に栄養を十分に取れずに慢性栄養不良に陥り、年齢相応の身長まで成長しない状態のことを指します。

栄養不良の子どもは成長に問題を抱えてしまうだけでなく、感染症にかかりやすくなり、命を落とす危険性も高まります。

ユニセフはこのような栄養不良の状態にある子どもたちに、プランピー・ナッツなどの栄養治療食を提供し、緊急度の高い子どもたちに支援を届けています。

栄養治療食「プランピー・ナッツ」

関連するSDGs
  • SDGs 2.2:5歳未満の子どもの発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成する。
    • 2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。
ユニセフの「栄養治療食」って?飢餓や栄養不良の子どもは救えるの?

また昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、ユニセフの支援対象となるようなご家庭の家計が逼迫しています。

母親は食料品と衛生用品のどちらを購入するか迷わざるを得ないような状況にあるそうです。

ユニセフは緊急の治療以外にも、オンラインを活用して栄養士のアドバイスを届けるなど、子どもたちや女性が、新型コロナウイルス危機の最中でも必要な栄養支援・育児ケア支援を行っています。

子どもの保護(SDGs目標16)

ユニセフは、暴力・搾取・虐待などあらゆる不条理から子どもたちを守るために、心理的ケアや医療ケアを提供するなどの支援を行っています。

現在、移民・難民の数は、第二次世界大戦以降、最大規模となっていて、紛争下の国や地域で暮らしている子どもの数は、推定約2億4,000万人にも上ると言われています。

また、紛争により家族と離れ離れになった子ども、兵士として徴用された子ども、性的搾取や児童婚に直面している子どもたちもいます。

ユニセフは、たとえば移民・難民の子どもたちに対して、彼らを保護し、親や養育者との再会支援や学校教育の継続などの支援を行っています。

関連するSDGs
  • SDGs 16.2:子どもに対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。

ユニセフは、子どもへの暴力を終わらせるために、世界各国で実行力のある法施行・法整備の強化に取り組んでいます。

また、ソーシャルワーカー及び教員への支援、暴力を受けている子どもたちが必要とするサービスの拡充などを行っています。

緊急支援(SDGs目標1)

紛争や武力衝突、災害や感染症の流行など、人道危機の影響を受ける国で暮らしている子どもは、およそ4億2,000万人に上ると言われています。

ユニセフが現在、最も注力する緊急支援のひとつが「新型コロナウイルス感染症」の対策です。

新型コロナウイルス感染症を予防するためには、手洗いの方法を指導し、習慣化してもらうことが欠かせません。
ユニセフは、学校や地域コミュニティに給水設備を整備し、正しい手洗い習慣を広める活動を行なっています。

また、先進国でワクチンの接種が進む一方で、途上国では医師や看護師を含め、多くの人びとが一回目の接種も受けられていません。

ユニセフは、迅速なワクチンの供給に加えて、すべての人びとにワクチンを届けるための「コールドチェーン」と呼ばれる低温物流システムの整備、保健員のトレーニング、 接種に不可欠な医療器具の提供などを行っています。

関連するSDGs
  • SDGs 1:あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ。
    • 1.1:2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
    • 1.2:2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。

特に難民・避難民の方々は、テントの中で密集して生活しているため、感染リスクが非常に高い状態にあり、予防に必須の手洗い用水や石鹸も手に入りません。
ユニセフは、こうしたご家庭に対して、例えば浄水剤や石鹸が入った衛生キットなどを提供しています。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に関連した学校閉鎖の結果、子どもたちは、世界全体のGDPの約14%に相当する、17兆米ドル(現在価値)の生涯年収を失う恐れがあるという試算もあります。
途上国や紛争地域での感染拡大を防ぐことは、まさに喫緊で必要な支援と言えます。

ユニセフとユニセフ協会の関係は?日本ユニセフ協会の活動内容とは?

国連の下部機関であるユニセフには、それとは別に、各国でユニセフの広報や募金の窓口となるユニセフ協会があります。
この章では、ユニセフ協会とは何か、そして日本ユニセフ協会の活動内容について詳しくお伝えします。

ユニセフ協会とは?

ユニセフ協会は、世界の子どもたちへの支援の輪を広げる広報・募金活動を担っています。
また、子どもの権利を守るために、積極的な政策提言(アドボカシー)活動にも取り組んでいます。

世界33の先進国と地域にユニセフ協会が設置されていて、日本ユニセフ協会もそのうちのひとつです。

ユニセフの活動は、国連本体から財政的な支援を受けることなく、すべて個人・企業・団体など民間から預かった募金と、各国政府の任意の拠出金により、成り立っています。

そうした民間からの募金を推進するために、1950年代よりヨーロッパを中心に、各国でユニセフ協会が設立されてきました。

日本ユニセフ協会とは?

日本ユニセフ協会は、日本において民間で唯一ユニセフを代表する公式支援機関です。
その前身は、第二次世界大戦後、日本がユニセフから支援を受けていた時代にボランティアとしてユニセフを支えていた人びとが設立した任意団体です。

沿革

  • 1950年:任意団体として設立される
  • 1955年:財団法人化
  • 1977年:ユニセフ協会として認定される
  • 2011年:公益財団法人に移行

団体概要

名称 公益財団法人日本ユニセフ協会
住所 〒108−8607 東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話 0120-88-1052(平日10時〜17時)

日本ユニセフ協会によって集められたユニセフ募金の総額は約224億円、そのうち84%が個人の支援者によるものです(2020年度)。

なぜ日本ユニセフ協会が必要なのか?

「日本ユニセフ協会」は、世界の子どもたちにより多くの支援を届けるために必要な存在です。

私たちは日本ユニセフ協会の広報・募金活動のおかげで、世界の子どもたちの現状を知り、支援に参加する機会を得ることができます。

日本ユニセフ協会が、ユニセフへ拠出したユニセフ募金は、世界33のユニセフ協会の中で、アメリカに次ぐ2番目に多い額となり、1億8,000万米ドルとなっています。

もし日本ユニセフ協会の活動がなければ、このユニセフ募金は生まれず、その分、世界の子どもたちへの支援は遅れていたと言っても過言ではありません。

約2割の間接費は妥当なのか?

日本国内の広報・募金活動、アドボカシー活動は、間接的に世界の子どもたちのために役立てられています。

日本ユニセフ協会は、日本国内で集めた募金の約8割をユニセフ本部に拠出し、残りの2割を国内の広報・募金活動、アドボカシー活動のための事業費として活用しています。

収支報告概要-日本ユニセフ協会HPより引用

また、寄付の領収書、及び寄付金控除を申請するために必要な書類の印刷や発送にかかる費用は国内の費用に含まれていますので、私たち寄付者もその恩恵を受けていると言えます。

日本ユニセフ協会の活動内容とは?

日本ユニセフ協会は、以下の3つの活動を柱にしています。

  1. 広報
  2. 募金活動
  3. 政策提言(アドボカシー)

順番に解説します。

広報

ユニセフ本部や各国の現地事務所とも連携し、報道やメディアに対する情報提供や、取材協力などを積極的に行っています。

また、世界各国の支援現場で活躍するユニセフ職員による報告会を開催し、危機に晒されている世界の子どもたちの情報発信に努めています。

2021年12月17日にオンライン開催された「ユニセフ人道危機報告会」に、私も参加させて頂きました。

報告会では、イエメン事務所・子どもの保護チーフの山野 真季葉(やまの まきば)さんから、イエメンの子どもたちが直面している現状を解説していただきました。

実際に支援の現場でご尽力されている山野さんから、世界の子どもたちの現状について、一般の方も理解しやすい噛み砕いた言葉で説明がありました。

イエメンは一度も訪れたことがない私ですが、自分が住む場所と同じ世界で起きていることなのだと実感することができました。

このようなイベントの他にも、プレスリリース(報道機関向けの情報発信)を打ったり、YouTubeなどのSNSへ活動について投稿するなど、積極的に広報活動を行っています。

募金活動

世界の子どもたちの支援のため、ユニセフ本部からの資金要請に基づいて、募金の協力を呼びかけています。

ダイレクトメールやテレビCM、商業施設・駅前街頭での活動、WEBや電話など、さまざまな方法で募金活動を展開しています。

特にユニセフが呼びかけているのが、任意の一定額を、毎月自動引き落としで寄付する「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」です。

なぜ1回の募金ではなく、継続的な募金が必要なのでしょうか?
それには、大きく2つの理由があります。

  • 予算の見通しが立てやすくなり、より継続的な支援が可能になる
  • 募金活動にかかる経費が削減でき、より多くの支援を現地に届けられる

つまり、ひとりでも多くの子どもたちの命を救うために、マンスリーサポートが有効な手段なのです。

ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムの申し込み方法については、こちらの記事でまとめていますので、よろしければお読みください。

ユニセフ募金の使われ方が気になっていた私が、マンスリーサポートで寄付を始めた3つの理由

政策提言(アドボカシー)

アドボカシー活動とは、子どもにやさしい政策を実現するために必要な社会的な働きかけをすることです。

「子どもの権利条約」に定められている、すべての子どもの権利を実現することを目標に、政府・民間団体・専門家など、さまざまな関係者と協力して活動しています。

子どもに対するあらゆる形態の暴力を撤廃すべく、子どもの商業的性的搾取の根絶を目指す協議会への参加や、セミナーでの登壇などを行っています。

他にも、たとえば日本の課題としてSDGsを普及・推進することも、アドボカシー活動のひとつです。
日本政府のSDGs実施指針に、子どもの課題が適切に位置付けられるよう要望書を提出し、その内容の多くが反映されました。

また、子どもの貧困や格差の解消などを取り上げる「レポートカード」シリーズの日本語版を作成し、国会議員や関係省庁などに提供しています。

日本ユニセフ協会について、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。

日本ユニセフ協会の実態は?手洗い活動や寄付金控除などを調べました

あなたのご支援が、
子どもたちの命と未来を守ります

ユニセフは、保健・水と衛生・教育など多岐に渡る分野で、世界190の国と地域の子どもたちを支援しています。

水と衛生の分野では、給水所の設置のほか、手洗いなどの衛生習慣の普及、トイレの設置などの支援を行なっています。

ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムを通じて、あなたの寄付が「安全な水」へとカタチを変えて、世界中の子どもたちに支援を届けることができます。

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ユニセフの評判・口コミを、SNSでリサーチすると?

ユニセフへの支援を検討されている方向けに、インターネット上の口コミを調べてみました。

ポジティブな口コミ

まずはユニセフの活動を応援している方の口コミをご紹介します。

(出典:毎月の寄付を始めた方 – Twitter)

(出典:寄付金額の増額を検討されている方 – Twitter)

(出典:ユニセフへの寄付を始めた方 – Twitter)

ポジティブな口コミには、

  • 世界の子どもたちの現状に心を痛めて寄付をされる方
  • 人生の中で、少し余裕ができた段階で寄付を検討される方
  • ユニセフから届いた活動報告を目にして、毎月の寄付金額を増額される方

などが多くありました。

ネガティブな口コミ

一方で、残念ながら、ユニセフに対して批判的な見方をされる口コミも見受けられました。

先日、マンスリーサポート10年と言うことで、感謝状と時計が突然届きました。
全く好みに合わず、ゴミになるだけ。
好意で募金をしているので、こういった無駄な部分にお金を使われることをよく思わない人も多いかと思われます。(中略)
カタログの華美さをおっしゃっている方もいらっしゃいましたが、こちらも同感です。

(出典:Facebookコメント

お願いがあります。かつて毎年一回、仕事場で来客の善意で貯めた募金箱のお金を寄付させていただいていました。
しかし、毎年ユニセフさんから送付されてくるリーフレットのあまりに立派なのに辟易として、寄付をやめることにしてしまいました。
カラフルで立派すぎるリーフレットを止めて寄付に回していただいたら、どれだけの人たちが救われるか振り返って考えていただきたいと思います。

(出典:Facebookコメント

日本ユニセフは民間や企業から集めた募金を国連ユニセフに拠出しているが、日本特有の制度が原因で疑惑や批判が起きています。
日本ユニセフでは手数料を募金活動のための活動資金だと説明しているが、証明する資料は何も無い。(中略)
従って日本ユニセフが集めた募金が本当はいくらで、職員や役員がいくら貰ったのかも、公的な書類はなく証明できません。

(出典:個人ブログ

ネガティブな口コミには、

  • 寄付の勧誘で嫌な気持ちになった方
  • ユニセフの活動に疑問を抱いた方
  • 活動報告などの郵送物を送らないでほしいと感じた方

などが少なからずありました。

ユニセフの口コミについては、こちらの記事にもまとめていますので、よろしければお読みください。

ユニセフの評判や口コミは?寄付先として信頼できるかをチェック

寄付を決める前に、ココを確認したい!3つのチェックポイント

私が多くの団体に寄付をする中で学んだことは、寄付とは「より良い世界をつくるために、自分のお金を誰かに託す」ことだということです。

だから、寄付先を決める際には、「より良い世界をつくるために何が必要」だと考えているかというあなたの価値観や、あなたの価値観に合った活動をしている団体がお金を託す相手として信頼・共感できるか、といったことが大切だと思います。

このような考えで、私は寄付するかどうかを決める際に3つのチェックポイントを使い、これらを全てクリアした団体に寄付することにしています。

寄付を決める際の3つのチェックポイント

  1. 取り組んでいる社会問題と活動に共感できるか?
  2. 団体を信頼・共感できるか?
  3. 信頼できる寄付プログラムがあり、情報公開の透明性が高いか?

あなたにも良いご決断をしていただきたく、それぞれのチェックポイントについて詳しく解説していきますね。

チェック1. 取り組んでいる社会問題と活動に共感できるか?

まずは、あなたの価値観と、団体が取り組んでいる社会問題や活動がマッチしていることが大切です。
子ども、難民、動物など、支援の対象は誰か、日本国内か途上国かといった活動地域、どのような活動をしているか、といったことを確認しましょう。

その上で団体の活動の特徴や実績も確認できると、なお良いと思います。

ポイント

  • 活動の特徴:問題を解決するための取り組みにどのような特徴があるか?
  • 主な実績:しっかりと実績や成果をあげているか。支援する人数が多ければ良いわけではありません。

寄付先の取り組みの中に、あなたの目を引いた活動があれば、それはあなたの価値観と合った団体かもしれません。

チェック2. 団体を信頼・共感できるか?

次に、あなたの価値観に合った活動をしている団体がお金を託す相手として信頼・共感できるかを見てみましょう。

信頼できるか確認するためには、法人格や設立からの年数、財政規模などに加えて、受賞歴などの第三者評価を見ることも有益です。

共感できるか確認するためには、団体が掲げているビジョンやミッションだけでなく、活動ブログに目を通すのも良いと思います。

ポイント

  • 法人格:NPO法人の中でも、厳しい基準を満たした認定NPO法人は運営や会計の信頼性が高いと考えて良いと思います。
  • 財政規模:大きければ良いわけではありません。5,000万円以上など一定の規模があれば信頼できると考え、共感できるかをより重視するのも良いと思います。

チェック3. 信頼できる寄付プログラムがあり、情報公開の透明性が高いか?

最後は、その団体に寄付をするとどうなるか調べてみましょう。

多くの団体ではサポーターに申し込むと、ウェルカムキットが届いたり、ニュースレターやメールマガジンで活動報告をしています。

ポイント

  • 活動報告:寄付者を大切にしている団体のニュースレターや年次報告書が充実しています。
  • サポーター人数:人数が多ければ良いわけではありませんが、信頼して寄付している人が一定以上いることは安心材料になります。

SNSなどで寄付した団体を紹介している投稿をチェックするのも有益だと思います。
寄付ナビでは、団体の評判や口コミを調べた記事や、実際に寄付をしている団体の体験記事も多く掲載していますので、よろしければご覧になってください。

3つのポイントで、ユニセフをチェックすると?

ご紹介した3つのチェックポイントを使って、ユニセフが信頼できる寄付先なのかチェックしてみます。

チェック1. 取り組んでいる社会問題と活動に共感できるか?

日本ユニセフ協会HPより引用

取り組む社会問題 紛争や自然災害、貧困などの理由から、最も支援の届きにくい子どもを守る
活動地域 世界190の国と地域
活動内容 医療・保健・衛生・教育など多岐に渡る
活動の特徴 ・子どもたちの健やかな成長のために必要なありとあらゆる支援を総合的に届けている
・国連の子ども支援機関として、世界最大級の支援活動を展開している
主な実績 [新型コロナ緊急支援の一部]
・3億100万人の子どもたちの遠隔学習を支援
・約180万世帯への緊急現金給付プログラムを支援
・2,420万人の女性と女の子に、性的虐待の通報システムを整備

チェック2. 団体を信頼・共感できるか?

運営団体 公益財団法人日本ユニセフ協会
設立年 1946年(ユニセフ創設年)
ビジョン すべての子どもたち、特に、最も脆弱で、最も不利な立場に置かれた子どもたちが、生き延び、健やかに成長するための平等な機会を得られる世界
代表者 会長 赤松 良子
財政規模 224億7,219万円(2020年度経常収益)
受賞歴 1965年:ノーベル平和賞受賞
職員 63名(2019年5月現在)

チェック3. 信頼できる寄付プログラムがあり、情報公開の透明性が高いか?

マンスリー・サポーター金額 月500円から
マンスリー・サポーター特典 ・お申込後:会員カードやガイドブックが同封されたウェルカムキットを送付
・1ヶ月に1回:メールマガジンなどで活動を報告
・3ヶ月に1回:機関誌『ユニセフ・ニュース』
・年に数回:活動報告会へのご招待(オンライン開催)
マンスリー・サポーター退会方法 ・公式ホームページのトップページより[オンライン登録・各種変更]から申請
・電話またはEメールまたはFAXで、名前と住所かマンスリーサポーター番号のどちらかを伝える
年次報告書 あり(ホームページでも公開)
その他情報公開 Zoomイベント、Facebook、Twitter、YouTube、Instagramなど

編集長オススメのポイント!

質の高い教育や、安全な水など、ユニセフはSDGsの数多くのゴール達成に貢献しています。
「持続可能な世界」を実現し、次の世代へとバトンを渡すために、私たちにできることは何でしょうか。
ユニセフから活動の成果を伺う度に、子どもたちの明るい未来に微力ながら貢献できている実感が湧きます。
ユニセフは、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に活動しています。
例えば5歳未満児死亡数は1990年時点には年間1,250万人でしたが、現在は520万人にまで減っています。
あなたもユニセフ募金に参加することで、子どもたちの命を守るサポーターのひとりになることができます。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

実際にユニセフに寄付してみた!寄付ナビ編集長の体験談

私がマンスリーサポーターとして毎月の寄付を始めたのは、2020年8月頃。
それ以来、月1,000円を継続的に寄付してきました。

ユニセフへの寄付を始めた際の体験談、そして寄付をした後の変化についてお話しさせてください。

実際にマンスリーサポートを始めてみた

「世界の子どもたちのために、今できることを始めたい」そのような想いから、大切なお金を有効に役立ててくれる寄付先を探していました。

そのような折にユニセフのホームページを拝見し、掲載されている情報から、私たちの募金が有効に役立てられていることが分かりました。

そこで、さらにユニセフの活動に興味が湧き、東京の品川にあるユニセフハウスを訪問して、展示を見学させていただきました。

経口ポリオワクチンの展示

「ワクチン」や「経口補水塩」「栄養治療食」など、知識として知っていた支援物資の数々を、実際に目の当たりにすることができて大満足でした。

何より、私たちの寄付が、子どもたちの役に立つモノに変わり、現場へと届いていることを強く実感しました。

ユニセフハウスに関する詳しい情報は、こちらの記事をご参考になさってください。

ユニセフハウスを見学するには?アクセスと見どころを5分でチェック

たとえ月1,000円の寄付でも、世界の子どもたちのために広く活用していただけるとイメージを膨らませることができ、マンスリーサポート・プログラムに参加するに至りました。

実際の「ウェルカムキット」洗練されたブルーが基調

その後、どうなった?

マンスリーサポーターとして寄付を始めてから、約3ヶ月後に機関紙『ユニセフ・ニュース』が届きました。
隅から隅まで拝読しましたが、中でも私の目に留まったのが、以下の一文です。

SDGs達成の道程にある「2025年までに世界の発育阻害の5歳未満児を40%減らす」(WHO国際栄養目標2025)という目標。
世界銀行は、5歳未満の子ども1人あたり年間8.50米ドルの追加投資をすることで達成できる、と予測しています。
また、発育阻害を減らすために1米ドル投資するごとに、まん延率が高い国々に18米ドル相当の経済的利益が生まれる、とも推定しています。

機関紙『ユニセフ・ニュース』より引用

この文章を読んで、私たちにとっては少額でも、世界の子どもたちにとっては生命線なのだと学びました。

月1,000円の寄付ですが、これからも細く長く、続けていこうと思います。

また年明けに、寄付金受領証明書(寄付の領収書)も届きました。
日本ユニセフ協会への寄付は、寄付金控除の対象ですので、確定申告することで税金の一部が還付されます。

私は埼玉県に住んでいるので、所得税に加えて、県民税も控除の対象になりました

いくら税金が戻ってくるかは、所得やお住まいの地域によっても変わりますので、詳しくは日本ユニセフ協会の公式サイトをご参照ください。

もし、あなたも、
「世界の子どもたちのために、私にできることをしたい」
「信頼できる寄付先を探していた」
とお考えでしたら、ぜひ今回を機に、ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムへの参加をご検討ください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

まとめ:あなたもユニセフへの寄付を始めませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、ユニセフへの寄付を決める前に確認したい、以下4点について解説しました。

  1. ユニセフとユニセフ協会の活動内容
  2. ユニセフの口コミや評判
  3. ユニセフへ寄付をする前にチェックしたいポイント
  4. 実際にユニセフへの寄付を始めてみて、どうだったのか?

あなたが「寄付してよかった」と思える団体と出逢えることを、心から願っています。

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