【緊急支援】能登半島地震への寄付や募金先はどこが良い?支援団体を厳選して紹介!

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(出典:グッドネーバーズ・ジャパン HP

2024年1月1日16:10ごろ、石川県の能登地方を震源とする大きな地震(最大震度7)が発災し、石川県では建物の倒壊や火災の発生、人的被害と大きな被害が報告されています。1日以降も断続的な余震が続く現地では、今日をどうやって生きるか精一杯考え、しかし考えもまとまらない中でとにかく動くしかない、という状況が続いています。

「被災地に支援を届けたい」

そう思われている方もきっと多いかと思います。一方で石川県は1月4日、交通渋滞等による救命活動等の妨げを考慮し、個人からの義援物資は受け付けないことを発表しました。

「被災地や現地で困っている人のために何が出来るの?」
「どの団体が、どういった活動をしているの?」
「どこに、どうやって寄付・募金すればいいの?」


そんな疑問をお持ちのあなたに向けて、おすすめの支援団体を4つご紹介します。

避難所での炊き出しや緊急支援物資の配布(グッドネーバーズ・ジャパン)

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グッドネーバーズ・ジャパン HP

グッドネーバーズ・ジャパンは、アジアやアフリカなど40カ国以上で、世界20万人以上の「子どもスポンサー」ともに、教育支援を中心とした地域開発や、緊急支援活動を行っています。

1月4日、グッドネーバーズ・ジャパンから2名の緊急支援スタッフが石川県輪島市に入り、支援活動を開始しました。

同市は、地震による深刻な被害を受けた地域の一つで、大規模な火災が発生したことで、東京ドームの広さを上回る約4万8千平方メートルが焼失したと言われています。

地震により倒れる電信柱と倒壊した家屋、さらに火事の跡も残る(2024年1月4日、石川県輪島市)

火事により、焼け落ちた地域(2024年1月4日、石川県輪島市)

輪島市に入った担当スタッフからは次のような報告があったようです。

市内は焼けた匂いが充満しています。市内を中心にして、電気、ガス、水道がほとんど通じていない状況です。
支援団体もまだほとんど入っておらず、緊急に支援活動の開始が必要です。特に水と食料は、どこの避難所も必要とのことです。

グッドネーバーズ・ジャパン HP

1月5日現在、グッドネーバーズ・ジャパンは輪島市にて、すぐにでも必要とされている水・食料等の物資提供と避難所での炊き出しを実施する計画をしています。

今回の寄付の使い道は、緊急支援物資の配布、炊き出し、被災家屋等の清掃のためのタオル・雑巾の配布、その他被災地のニーズに応じた支援などに充てられるそうです。

またグッドネーバーズ・ジャパンは2011年の東日本大震災をはじめ、2016年の熊本地震や2019年の台風19号といった大規模な災害時においても、被災家屋や避難所で活動する災害ボランティアコーディネーション業務を担ってきました。これら自然災害の被災地で活動してきた経験をもとに、今回の令和6年能登半島地震の支援を行っていきます。

編集部オススメのポイント!
深刻な地震被害と火災発生により、電気・ガス・水道などの生活インフラがほとんど通じていない輪島市で、食料物資支援や避難所での炊き出しの実施を計画しています。
グッドネーバーズは、1996年にNGO最高資格である総合協議資格を取得しており、グッドネーバース・ジャパンはその一員です。国内外のパートナーと共に、貧困及び差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除くことをミッションに活動を続けています。

地震の影響を受けるすべての被災者たちに支援を届けるため、あなたのご寄付が必要です。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

1月10日追記:輪島市の避難所にて炊き出しと衣料品等の物資提供をしました。

避難所の方々を対象に、中華丼の炊き出しを実施(2024年1月10日、石川県輪島市・河原田公民館)

1月16日追記:被災地では、食料・水などの物資が依然として不足している状況が続いており、当団体は被災された方々への物資支援を継続的に行っています。

石川県輪島市 港公民館での物資提供

被災地の状況や避難所でのニーズはその都度変わります。適切な支援活動を行うためにはきめ細かいコミュニケーションが必要です。グッドネーバーズ・ジャパンは今後も自治体や避難所の方々と連携し、被災者の方々に必要な支援を届けていきます。

「緊急子ども用キット」やぬいぐるみの配布、「こどもひろば」の開設(セーブ・ザ・チルドレン)

セーブ・ザ・チルドレン HP

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンは、100年以上の歴史を持つ、子ども支援専門の団体です。国内外で貧困や被災などの様々な理由で困難を抱えている子どもを支援しています。

活動内容 子どもたちへの給付金支援・食料品支援・虐待予防など
活動地域 岩手県、宮城県、東京都など日本各地
支援対象 貧困・被災・虐待など困難を抱える子どもたち
寄付の使途 食料品・学用品・給付金など子どもたちの支援活動全般
運営団体 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

震災後、一層厳しい寒さが現地を襲っています。いまこの瞬間も子どもたちは不安な時間を過ごしており、1月15日時点で、およそ20,000人が400以上の避難所に避難しています。閉塞した環境の中で、精神的に不安定になってしまう子どもたちも少なくありません。

1月4日、石川県七尾市内の避難所では、疲れた表情をした子どもたちからこんな声が聞こえてきたそうです。

避難生活には少し慣れてきましたが、家に帰れないのはさびしいです。
頭を洗いたいですが、断水が続いて難しいです。

セーブ・ザ・チルドレン HP

そんな子どもたちに、あそび道具や水のいらないシャンプー(ドライシャンプー)などの衛生用品が入った「緊急子ども用キット」を手渡すと、子どもたちから「うれしい」という声があがってきたそうです。

七尾市内の避難所で緊急子ども用キットを届けるスタッフ

セーブ・ザ・チルドレンは、緊急キットの他にも、ぬいぐるみの配布を行っています。スタッフが袋から出すと、子どもたちは「かわいい!」と歓声をあげ、ある少女は、ぬいぐるみを受け取った瞬間、頬を寄せて抱えていたそうです。

スタッフからぬいぐるみを受け取る子ども

また、子どもたちが安心・安全に遊んだり、自分自身の時間を過ごしたりできる場として「こどもひろば」の開設にも取り組んでいます。

1月7日、石川県七尾市内の避難所で「こどもひろば」に参加した子どもたちからは、このような感想があったようです。

今まで避難所でみんなで遊ぶことがなかったので楽しかった。
久しぶりに会えていない友だちにも会えてうれしかった。
またみんなと遊びたい。

セーブ・ザ・チルドレン HP

「こどもひろば」で子どもたちと遊ぶスタッフ

セーブ・ザ・チルドレンは、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨などの災害時も、緊急支援物資の提供、学校や保育園・学童保育への備品提供、子どもへの各種給付金提供などを行ってきました。今回の緊急支援でも、過去の経験を活かしながら活動していきます。

緊急下にある子どもたちのために必要なものが詰まっている「緊急子ども用キット」

編集部オススメのポイント!
避難所における子ども特有のニーズに対応した物品提供や安心安全な居場所の設置、さらに緊急下の子どものこころのケアに関する研修・情報提供を行います。
緊急・人道支援、保健・栄養、教育、子どもの保護、防災など、さまざまな分野で包括的な子ども支援を実施しています。セーブ・ザ・チルドレンの活動は、全世界200万人以上の支援者によって支えられています。

不安な日々を送る子どもたちに、友達と会話したり遊んだりすることで、少しでも不安解消や安心につながってほしい。
今すぐに必要とされている物資を提供する活動を支援したいとお考えの方は、是非公式ページもご覧ください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

被災地の子どもを守り抜く!約100カ国で活動する子ども支援の国際NGO(ワールド・ビジョン・ジャパン)

ワールド・ビジョン・ジャパン HP

ワールド・ビジョンは、1950年に活動が始まって以来、約70年の歴史を持ちます。
アメリカ生まれのキリスト教宣教師 ボブ・ピアス氏が、第2次世界大戦後の混乱のさなか、ひとりの女の子の支援を始めたのがきっかけで、現在では国連に認定された最大の子ども支援団体です。

1987年には、日本でも、ワールド・ビジョン・ジャパンを設立。
日本の公式支援窓口として、今回の能登半島地震の募金を受け付けています。

活動内容 子どもの教育支援・貧困支援など
活動地域 アフリカ・東欧・中東・アジア・中南米エリアの約40カ国
支援対象 貧困、紛争、災害で苦しむ子どもたち
寄付の使途 子どもたちの支援活動全般
運営団体 認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン(日本窓口)

被災地での調査及び支援内容と寄付について、HPでは以下のように記載されています。

本日4日、被災地域に住む子どもたちの心のケアや子どもの遊び場運営などの「子ども支援」を中心に行う方針を決定し、本日より「能登半島地震緊急支援募金」の受付を開始し、現地の状況を見極めつつWVJスタッフから成るチームを被災地域に派遣し、初動調査を開始します。

ワールド・ビジョン・ジャパンHP

今回の寄付の使い道は、子どもの心のケア、子どもの遊び場運営、学校再開支援、物資支援に充てられるそうです。

またワールド・ビジョン・ジャパンは、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、2018年の西日本豪雨災害をはじめ、国内外各地の緊急支援の現場で、災害に遭った子どもたちや地域の方々に寄り添い、子どもの心のケア、子どもの遊び場運営、学校再開支援などの支援を行ってきました。

これらの過去の知見を活かし、能登半島地震の被害を受けた地域に住む子どもたちが、一日も早く日常生活と笑顔を取り戻すため、当団体は支援活動を行っていきます。

編集部オススメのポイント!
東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨災害をはじめとする国内外の災害で支援を続けてきました。すべての子どもが「豊かないのち」を生きられる世界の実現を目指し、被災地支援を続けます。
第二次世界大戦後、米国人のキリスト教宣教師が創設した団体で、朝鮮戦争の遺児や未亡人、ハンセン病や結核患者を救う活動をしたのがはじまりです。現在はアフリカやアジアを中心に、約100カ国に活動が広がり、大規模な国際NGOに成長しています。

被災地支援として、子どもたちの心のケアに繋がる活動を支援したいとお考えの方は、寄付の方法も記載されている是非公式ページもご覧ください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

1月10日追記:WVJスタッフの高橋さんの緊急支援レポートです。石川県内の広域避難所「いしかわ総合スポーツセンター」で1月10日に撮影した動画で、約1分で現地の支援状況や今後について簡潔にまとめられているので、是非ご覧ください。

被災した子どもの預かり・居場所支援、学習支援を提供(カタリバ)

カタリバ HP

※「sonaeru」は目標金額に達したため、募集を締め切りました。ご支援ありがとうございます。

カタリバは、自然災害の他に、貧困や不登校など、様々な困難を抱える10代にさまざまな教育機会を提供する団体です。

活動内容 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探究学習の実践支援など
活動地域 オンライン(全国)、岩手県、宮城県、福島県、東京都、島根県に加え、各地域団体を後方支援
支援対象 主に日本の小学生〜高校生など
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

カタリバの災害時子ども支援「sonaeru (ソナエル)」プロジェクトチームは、発災後の1月3日(水)より3名のスタッフが現地入りし、子ども支援のニーズ調査を開始しました。

1月4日朝の時点で、石川県では34,173人が避難しており、特に被害の大きい地域のひとつである七尾市では129の家屋が全壊。日中に子どもたちが安全に過ごせる場所を確保することは非常に困難な状況でした。

そのような先の見通しが立たない状況下で、子どもたちや保護者の方々の不安が少しでも和らぐように、また孤独にならないように、カタリバは1月4日より、被災した子どもの預かり・居場所支援、学習支援を開始しました。

■居場所概要
場 所:石川県七尾市 矢田郷コミュニティセンター
対 象:4歳~18歳
内 容:子どもの預かり・居場所支援、学習支援
期 間:2024年1月4日(木)~終了時期未定
開催時間:毎日・9時~17時(予定・変更の可能性あり)
※現地の状況により、内容が変更になる可能性あり

カタリバは、東日本大震災や熊本地震など過去の災害時にも、被災した子どもたちに対する支援活動を行ってきました。今後も、災害発生時、子どもたちへの支援を一刻も早く届けるため、活動を続けていきます。

カタリバの、能登半島地震緊急募金の具体的な寄付の方法は、以下の記事にまとめています。

※「sonaeru」は目標金額に達したため、募集を締め切りました。ご支援ありがとうございます。

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能登半島地震の寄付先はどこ?私が募金したのはカタリバ
編集部オススメのポイント!
道路や物資などのリソースが限られている中、被害の大きい地域での調査を、最小人数でいち早く開始。子どもたちが安全に過ごせる場所を確保するため、子どもの預かり・居場所支援、学習支援を行っています。
過去支援では、2011年の東日本大震災を受けて被災地での教育支援を開始、2020年からのコロナ禍を受けて、配布型の食事支援への切り替えやビデオ通話による居場所や学習機会の提供を開始するなど、柔軟に対応されています。

1月10日追記:石川県七尾市に加え、珠洲市の避難所内計3か所にて、子どもたちのための居場所を開設しました。テレビ報道でその様子も取り上げられました。

NHK 石川 NEWS WEB

募金の方法は?実際に募金した方法をチェック

※「sonaeru」は目標金額に達したため、募集を締め切りました。ご支援ありがとうございます。

「被災地のために何かしたい」と思い、私もカタリバの災害時子ども支援に、気持ちばかりですが5,000円を寄付しました。カタリバを例に、募金申し込み手順と募金した後の対応をまとめたので、ご参考までにご覧ください。

①カタリバの災害時子ども支援「sonaeru」申し込みページへ

②個人情報を入力し、寄付を申し込む ※支払い方法はクレジットカードor銀行振込

③登録しているメールアドレスに申し込み完了・お礼のメールが届く

まとめ:「地震被害に遭った被災地の方のために何かしたい」という方の参考に

この記事では、能登半島地震で被災された方々や地域支援の活動や、寄付について「グッドネーバーズ・ジャパン」「カタリバ」「ワールド・ビジョン・ジャパン」「セーブ・ザ・チルドレン」の4団体を紹介しました。

※2024年2月16日現在、カタリバ「sonaeru」は目標金額に達したため、募集を締め切っています。

団体名編集部オススメのポイント
グッドネーバーズ ・ジャパン① 今を生きるため、すぐにでも必要とされる物資を提供
② 世界40か国以上で活動する、国際的評価もあるNGOの一員
セーブ・ザ・チルドレン① 最も取り残された子どもたちの権利を守る
② 100年以上の歴史があり、国際的にも信頼されている団体
ワールド・ビジョン・ジャパン① 過去の災害支援の実績・知見を生かし、子どもたちの命を守る
② 70年以上活動を続ける、国際的にも信頼されているNGO
カタリバ① 長期化が予想される被災地での子ども支援に向けて活動を開始
② 震災やコロナ禍など、社会情勢の変化への柔軟な対応

「被災地に支援を届けたい」「どういった団体が、どんな活動をしているのかわからない」「寄付をしたいが、どこが信頼できるのかわからない」そういった思いを感じられている方にとって、本記事が少しでも、支援先選びの参考になりましたら嬉しいです。