セーブ・ザ・チルドレン「SCサポート」を申し込む前にチェックした、寄付の使い道と3つのポイント

子ども支援の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」が募集している、寄付会員である「SCサポート」。
このたび継続的な支援をスタートさせていただきました。

私が申し込み前にチェックした、寄付の使い道と3つのポイントをまとめました。

そもそもセーブ・ザ・チルドレンとは?子ども支援専門の国際NGO

はじめに、そもそも「セーブ・ザ・チルドレンとは、どんな団体なのか?」を簡単にご説明しますね。

セーブ・ザ・チルドレンが誕生したのは、1919年のイギリス。
第一次世界大戦で荒廃したヨーロッパで、敵味方の枠を超えて、栄養不良に苦しむ敵国の子どもたちの援助に取り組んだのが始まりだそうです。

その活動の中で、子どもの権利に関する世界初の公式文書とされる「ジュネーブ子どもの権利宣言」を起草。
その理念は、現在196カ国の「子どもの権利条約」へとつながり世界に広がっています。
(セーブ・ザ・チルドレン「年次報告書2017」より)
現在は120カ国で、支援活動を展開。

「緊急・人道支援」「保険・栄養」「教育」「子どもの保護」「防災」などの分野で、子ども支援を専門に活動しています。

郵送された年次報告書

日本では、1986年に「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が設立。
東京に事務所を置き、資金調達やアドボカシー(政策提言)を進めるほか、東日本大震災や熊本地震の被災地などで現地支援活動も展開しているそうです。

「SCサポート」の寄付の使い道は?気になった3つの活動

このセーブ・ザ・チルドレンの活動を、毎月の継続的な寄付で応援するのが「SCサポート」。

寄付の使途に指定はないようで、団体の活動全般に使われるようです。

SCサポーターの入会資料

その活動は世界中の120カ国で行われているとのことで、とても広い範囲。
ですが、申込資料に添付されていたパンフレットに載っていた、5つの分野のうち私の気になった3つを紹介すると・・

緊急・人道支援

世界中の子どもたちのうち、なんと「4人に1人が、紛争や自然災害の影響を受ける国や地域に暮らしている」そう。
紛争や災害に苦しむ子どもや地域社会が、日常を取り戻したり、生活を再建したりできるようサポートしています。
 
セーブ・ザ・チルドレンは2016年、シリア危機をはじめ、ヨーロッパの難民危機や南スーダン人道危機、エチオピアの干ばつ被害などにおいて緊急・人道支援を展開し、6,554,502人の子どもに直接支援を届けました。
シリアやイラク、南スーダンなど世界的にも注目される地域のほかに、モンゴル(豪雪による自然災害)など注目されづらい地域にも支援を届けているのが印象的でした。
日本でも、東日本大震災や熊本地震の被災地で支援活動を行なっているそうです。

保険・栄養

栄養不良や感染症などによって、生まれたばかりの赤ちゃんやまだ幼い子どもたちが命を失っている
そんな悲しい現実が、まだ発展途上国には残っているそうです。

セーブ・ザ・チルドレンは保健・栄養の分野で2016年に36,168,706人の子どもを支援しました。
保健システムの強化や政策提言を通し、誰もがどこでも、お金に困ることなく、質の高い保健・医療サービスを受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」の実現を目指しています。
セーブ・ザ・チルドレン WEBサイトより)

たとえばミャンマーでは、安全な出産と母子の健康のために、助産師の育成はじめ保険サービスを充実させたり。
タンザニアでは、給食の提供や栄養価の高い食事の治療法について研修したりなど、それぞれの地域の課題に合わせて活動をアレンジしているようです。

教育

世界では、約1億2,000万人の子どもたちが小中学校に通えていない
日本では当たり前に思える学習環境を届けるにも、教員の能力養成や地域社会の意識向上、給付型奨学金の提供などさまざまな課題を乗り越える必要があるようです。

セーブ・ザ・チルドレンは、子どもの読み書き計算能力の向上を中心に、教育の質の向上を目指した支援活動を実施。
就学前の子どもたちから、就業を目指す若者まで、2016年は13,847,206人に直接支援を届けました。
セーブ・ザ・チルドレン WEBサイトより)

モンゴルの遊牧民の子どもたちや、紛争で荒廃したスリランカの幼稚園生、インドネシアの貧困層の若者etc
さまざまな国や年代層に、支援を届けているのがわかりました。

「寄付金控除は?」「途中の解約は?」申込前にチェックした3つのポイント

団体や活動、寄付金の使い道についてこれまで書いてきましたが、「子どもに特化して、さまざまな分野で&世界中広くに支援を届けている」ことが分かりました。

一方、継続的な寄付となると、単発での寄付よりも申し込みには慎重になってしまうもの。
「寄付金がちゃんと使われるのか?」「途中でやめられるのか?」など気になりますね。

申込にあたって私自身がチェックした、3つのポイントをまとめました。

資金はきちんと使われている?

決算報告が、WEBサイトや年次報告書などで公開されています。
有限責任監査法人トーマツによる監査も受けているとのことで、会計の透明性には安心しました。

2016年度の経常収益(企業でいう売上に近い項目)は約21億円、その約66%は寄付金とのこと。
経常費用のうち約96%が事業費、約4%が管理費に使われているそうです。

意外だったのは、地域別支出割合で日本が約45%と高かったこと。
「海外の子どもたちのために」と思って寄付される方は、使途を確認されるとよいかもしれません。

寄付金控除・税制優遇は受けられる?

日本法人の正式名称は「公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」。

内閣府より認定を受けた公益法人なので、税制優遇の対象となります。

確定申告をすることで、所得税や住民税など寄付金控除を受けられます。
パンフレットでは、たとえば「月1,500円×1年間の寄付で、(寄付金-2,000円)×40%で所得税6,400円が戻ります」とのこと。

確定申告に必要な領収書は、年に1回まとめて発行されるそうです。

月々の継続支援に参加されている方につきましては、毎年12月末までにいただきました寄付金の合計金額を記した証明書付き領収証を、翌年1月末頃にお届けしております。
セーブ・ザ・チルドレン WEBサイトより)

寄付の中止・解約の方法は?

支援の中止は、電話やメールで連絡を受け付けているそうです。

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン ドナーサポート係
Tel:03-6859-0068(平日9:30~18:00)
Eメール:donation@savechildren.or.jp
セーブ・ザ・チルドレン WEBサイトより)

「ご希望される1カ月前までに、事務局までご連絡ください。」とのこと。
書面や電話だけでなく、メールでも退会を受け付けているとのことで、安心して申し込めました。

最後に

正直に言うと、私はいろいろとモヤモヤがあって、口座引落の手続き書類のオンライン請求をしてから、1ヶ月以上経っても手続きをペンディングしてしまっていました。

ですが、郵送されてきた年次報告書や初めての支援者向けハンドブックのような冊子を読んで、気になるポイントを確認。
決済用のクレジットカード番号を記入して、無事に書類を返送しました。

「寄付をスタートしたいけど、いまひとつ踏み切れない」という方が、子どもたちへの支援へと一歩踏み出すために、この記事が少しでも参考になることを祈っております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この記事を読んだ方にオススメ

> 途上国の子供に寄付するなら?“日本発”子ども支援NGO3選