NPO法人カタリバの実態は?寄付を始める前、活動内容を5分でチェック

(出典:カタリバHP

すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現するため、全国各地で活動をしている認定NPO法人カタリバ。

子どもの支援に関心がある方は、一度はカタリバという団体について聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回の記事ではカタリバがどのような団体なのか、設立経緯や活動、評判、寄付の使い道について紹介します。

カタリバに寄付をしようかどうか検討している方は、参考にしてみてください。

それでは解説していきます!

カタリバとは?貧困など教育の機会を失った子どもを支援

まずはカタリバの設立経緯と先進的な取り組みについて紹介します。

代表の今村さんが大学生の時に活動を開始

カタリバを設立したのは代表理事を務める今村久美さんです。

今村久美さん「カタリバでの仕事は毎日が冒険に満ちている。」

当時大学生だった2001年に、今村さんがカタリバを立ち上げられました。

設立のきっかけとなったのは、今村さんが成人式で帰省した際に高校の友人から受けた、「大学なんてつまらない」、「刺激がない」、「毎日がヒマ」という言葉だったそう。

「私と友人たちとは、一体何が違ってしまったのだろうか…?」
そう思い悩むことになった今村さんが至ったのは、「同じ年代や地域に育っても、たまたま出会う家庭環境や教育機会によって、価値観が違ってしまう」という考えでした。

子どもがどんな環境で生まれ育っても、意欲があれば未来に希望がもてる社会にしたいという想いでカタリバを設立したとのこと。

すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現するため、活動をされています。

カタリバオンラインなど先進的な取り組みも

カタリバは4つのテーマを軸に、開発したサービスを組み合わせて全国でさまざまなプロジェクトを行っています。

(出典:カタリバ活動紹介TOP

<カタリバ4つのテーマ>

  • ディスカバー:探究テーマとの出会いやヒントとなるきっかけを子どもたちに
  • レジリエンス:家庭環境など困難を抱える10代に、安心を届ける居場所づくり
  • グローカル:田舎ならではの豊かな人間関係や自然を活かしつつ世界と繋がる
  • ポスト・トラウマティック・グロース:行政や学校と協力し被災地の教育を支援

中でも代表的な取り組みが、出張授業カタリバ(テーマ:ディスカバー)。
全国の高校生を対象に学生ボランティアが本音で語り合う授業です。

大学生や社会人が高校を訪問して、彼らと出会い対話することで自分の価値観に気付き、新たな自分を発見して、未来を考えるきっかけとしてもらうことを目指しています。

活動内容 学習支援、居場所・食事支援、オンライン学習支援、災害時子ども支援など
活動地域 岩手県、宮城県、福島県、東京都、島根県に加え、各地域団体を後方支援
支援対象 日本の小学生〜高校生
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

また出張授業カタリバ以外にも、新型コロナウイルスの感染拡大による事情を考慮し、先進的な取り組みとしてカタリバオンラインというプロジェクトを2020年3月から開始しています。

カタリバオンラインは、新型コロナウイルス感染拡大で家にいる時間が増えた小学生、中学生、高校生たちが安心できる居場所を提供するためのオンライン広場のことです。

同世代や大学生の先輩と一緒に勉強したり、将来について話したりすることで、家庭で過ごす時間を子どもたちの可能性を広げる機会にしようと活動しています。

このように社会や環境の変化に合わせて子どもたちへの支援の輪を広げているのが、カタリバの特長です。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

カタリバの評判は?SNSやブログの口コミを調べました

すべての10代を支援するための活動を行っているカタリバですが、世の中の評判や口コミはどんなものなのでしょうか?

寄付やボランティアで支援する声

まずは寄付やボランティアで、カタリバを支援をしている方のポジティブな声から。

(出典:カタリバの毎月の定額支援に申し込まれた方– Twitter)

(出典:カタリバでボランティアをされている方– Twitter)

(出典:カタリバオンラインに参加する子どもの親御さん– Twitter)

このように団体に対する好意的な意見が数多く見受けられました。

怪しい?胡散臭い?批判する声

いっぽうでネガティブな口コミや評判も発見しました。

(出典:カタリバを怪しいと感じている方– Twitter)

人件費に3億以上、経費に4億、財務諸表の詳細が記載されていないのでわかりませんが積極的に募金したくはない団体ですね。

カタリバの収支報告に疑問を感じている方 -Google

上記のようなカタリバの広報や収支報告に批判的な口コミが見つかりました。

このように会計報告について懐疑的な意見がありましたが、実際のところカタリバに寄付をして大丈夫なのでしょうか。

最後にカタリバの団体収支や寄付の使い道をチェックしてみました。

カタリバに寄付して大丈夫?会計報告で使い道をチェック

カタリバは認定NPO法人として、会計基準に則って財務・会計報告を行っており、ホームページで情報公開をしています。

活動計算書のハイライトによると、2018年度の収益は103,161万円。

内訳は

  • 事業収入:5.8%
  • 行政委託費:31.3%
  • ご寄付・会費・助成金:62.9%

でした。

最も多い割合の寄付・会費・助成金については個人会費だけでなく、さまざまな企業や団体からの支援も含まれており、非常に多くの方のサポートを受けられていることがわかりました。

一方、費用は87,031万円でその内訳は、

  • プログラム活動費:89.9%
  • 運営・管理・広報活動費:10.1%

となっています。

はじめはこれほど多くの経費が何に使われているのか疑問でした。

(出典:カタリバ2018年度年次報告書

しかし年次報告書を見ると、全国各地の子どもたちに、支援プロジェクトを提供し貢献しているからではないかという印象を抱きました。

継続的な支援を行うことで、下記のような支援を行うことができます。

・毎月1,000円の寄付で

6人の生徒に1ヶ月間授業を提供

・毎月5,000円の寄付で

60人の高校生にきっかけを届ける出張授業を提供

・毎月10,000円の寄付で

困難を抱える子どもたちに約800食の食事を提供

1年間のご寄付でできること

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

以上、認定NPO法人カタリバの実態について、設立経緯や活動内容、評判、会計報告について紹介しました。

今回の内容が、寄付を行う際の参考になれば幸いです。

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