日本国内の子供に寄付するなら?国内の子ども支援NPOをご紹介

(出典:グッドネーバーズ・ジャパン HP

日本は豊かな国だと思われがちですが、実は9人に1人が貧困状態にあり、ひとり親家庭では約半数が貧困に苦しんでいます。

これはOECDで最悪の水準とも言われており、ニュースで困窮する子どもたちの姿を見るたびに心を痛め、何か自分にできることはないかと考える方も多いでしょう。

このような問題を知り、身近な日本の子どもたちを支援するために寄付を考える方もいる一方で、どのような活動があり、どの支援団体が信頼できるのかといった不安から、一歩踏み出せないことも少なくありません。

この記事では、そんな不安を抱えている方に向けて、おすすめの寄付先や寄付先の選び方、活動別の支援団体をご紹介します。

あなたにぴったりの寄付先がきっと見つかるはずですので、ぜひ最後までご一読ください。

目次

日本の子どもの支援先としておすすめの団体5選

まずは「すぐにおすすめの寄付先を知りたい!」という方のために、寄付ナビ編集部が厳選したおすすめの団体を5つご紹介します。

グッドネーバーズ・ジャパン:孤立しがちな”ひとり親家庭”へ、温かい食事を

グッドネーバーズ・ジャパン HP

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンは、低所得のひとり親世帯で生活する子どもたちを対象に、定期的に食品を無料で配付する「グッドごはん」という活動を行っています。

グッドごはんによって、子どもは生まれた家庭の状況にかかわらず、お腹いっぱい食べることができます。

以前は食費節約のために美紀さんだけが食事を抜くこともあり、そんなときに、葵ちゃんからこう聞かれたそうです。
『ママ、どうしてご飯たべないの?』
食品を受け取るようになってから、母娘はいつも一緒に食事をとれるようになりました。

グッドネーバーズ・ジャパン HP

このように、社会的に孤立しがちなシングルマザーを助けることができます。
食品の配付は、家計の支援にとどまらない、精神的な繋がりを生み出します。

活動内容 低所得のひとり親家庭に食料を届ける
活動地域 東京都・神奈川県・大阪府周辺など
支援対象 経済的に困窮しているひとり親と子ども
寄付の使途 食品の調達、食品を保存する設備費や輸送費、人件費など
運営団体 認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

私自身グッドネーバーズ・ジャパンのことは以前から知っていたのですが、実際にボランティアに参加させていただいた際に信頼できると感じ、毎月の寄付をスタートしました。

グッドごはんへの寄付「国内こどもスポンサー」に私が入会した3つの理由
編集部オススメのポイント!
困窮するひとり親家庭にフォーカスし、密にコミュニケーションを取っています。それにより、孤立しがちなひとり親家庭に食品だけでなく”心のつながり”も届けられるだけでなく、寄付をする側にも、ひとり親家庭の親御さんや子どもたちの声がメールマガジンなどを通じて多く紹介されるため、寄付をする喜びを得ることができます。
コロナ禍で失業したり、パートのシフトを減らされるなど、困窮するひとり親家庭が急増しています。このような状況下で、東京都・神奈川県・大阪府にある17の配付拠点(2022年1月時点)で食品配付を実施するなど、積極的に事業を展開し、ひとり親家庭のニーズに応えています。

社会の仕組みを変えるような川上の支援ばかりに注目が集まりがちですが、グッドごはんのように目の前で困っている人を助ける活動は、とても本質的だと感じました。

「いま、目の前で困っている親子を助けたい」「お腹を空かせている子どものために行動したい」といった方は、ぜひサイトで詳しくご覧になってみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

Learning for All :困難を抱えている小学生の生活全般をサポート

Leaning for All HP

日本でも「貧困世帯の子ども」は少なくありません。
そのような家庭では、学校外での教育にかけられる費用が少なく、さまざまな経験や学習の機会が制限されています。
その結果、その子どもの家庭が再び貧困世帯になる可能性が高くなるという悪循環に陥ってしまうという現状があります。

「今の日本で、本当に貧困が広がっているの?」そんな疑問を耳にします。
私たちの活動を知っていただくには、まず、問題を知っていただく必要があります。
日本の子どもたちは、あなたが思う以上に経済的な困窮に直面しており、
それが原因で社会から疎外されてしまっています。

Leaning for All

そこで、安心できる居場所の中で子ども一人ひとりに寄り添った活動をしているのがLearing for All です。


子どもが安心して過ごせる環境づくりとして始まった「子どもの家」。
学童保育のような仕組みの中で、落ち着いてみんなとの生活を楽しむ環境を提供しながら、子どもたちの自立する力を養っています。

活動内容 「学習支援拠点」と「居場所支援拠点」の運営
活動地域 東京都、埼玉県など
支援対象 小学生〜中学生(一部、高校生も)
寄付の使途 人件費、教材印刷費・交通費・備品・消耗品費など
運営団体 認定NPO法人Learning for All

同団体が目指しているのは「すべての子どもたちが夢や幸せに向かって自由に、そしてしなやかに、自分の人生を切り拓くことができる社会」です。

月1,000円からのマンスリーサポーターで寄付を続けることで、以下のような活動に役立てられるそうですよ。

  • 月1,000円:1人の子どもに1時間分の勉強を教えることができます
  • 月3,000円:1人の子どもに1日分の勉強を教えることができます
  • 月10,000円:1年間で、1人の子どもが高校進学を果たせます
Learning for All への寄付で「子どもの貧困」をなくす支援を始めた3つの理由
編集部オススメのポイント!
「地域協働型子ども包括支援」の実践によって、支援の必要な子どもを見のがさず、学習支援や食事支援、居場所支援など、ニーズに沿ったサポートを6〜18 歳まで切れ目なく行っています。
目の前の子どもにどこまでも寄り添いながら、問題の根本を解決するために、現場での支援活動や、 全国の子ども支援団体とのネットワークづくりを通して、課題の普及啓発・人材育成・政策提言に取り組んでいます。

「教育格差・厳しい生活に苦しむ子どもたちをサポートしたい」
「子どもの貧困を本質的に解決したい」

そう感じられる方は、支援先として検討してみてはいかがでしょうか。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

認定NPO法人フローレンス:「赤ちゃんの虐待死」や「ひとり親家庭の貧困」などに挑む

フローレンス HP

生まれたばかりの赤ちゃんの命を、お腹を痛めて産んだお母さん自らが断ってしまう。
そんな悲しい出来事が、この日本にも起こっていることをご存知ですか?

2週間に1人、0歳児が虐待や遺棄によって、死亡している。
そんなショッキングな統計の背景にあるのは、「予期せぬ妊娠」です。
貧困、性犯罪の被害など様々な事情を背負い、相談できずに孤立した女性が、自宅や公園のトイレなどで出産を迎えてしまうことさえあるそうです。(認定NPO法人フローレンス WEBサイトより)

罪のない赤ちゃんの命を救うために、「赤ちゃん縁組」つまり、子どもを望む育ての親に赤ちゃんを託せるように取り組みをしているのが、認定NPO法人フローレンスです。

「赤ちゃん縁組」では、予期せぬ妊娠や、出産しても育てられないなど、妊娠・子育て期に課題を抱える女性の相談を受けています。
相談の結果やはり育てられない、となった場合には、育ての親を希望する夫婦に託すことで、「すべての子どもが愛情あふれる家庭で育つ社会」の実現を目指します。

妊婦の出産にかかる費用は、育ての親による自己負担で行うものの、縁組に至らない相談や相談員にかかる費用は賄えないとのこと。
生みの親の産前の「生活支援費」や育ての親への「研修費」などに、寄付を充てているそうです。

フローレンスは、2004年に法人設立以来、訪問型病児保育や障害児保育、ひとり親家庭支援といった事業を展開。
「親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する」をミッションとして活動しています。

活動内容 特別養子縁組、妊娠・特別養子縁組相談、養親研修
活動地域 日本各地
支援対象 赤ちゃん・妊婦、障害児家庭、ひとり親家庭など
寄付の使途 生みの親の産前の生活支援費、育ての親への研修費、生みの親の相談時の出張費など
運営団体 認定NPO法人フローレンス

※ 「赤ちゃん縁組」事業についての例

この他にも、広く「子どもの虐待」や「子どもの貧困」「ひとり親家庭の孤立」といった、子ども・親子をめぐる幅広い社会課題に取り組んでいます。

フローレンスへの寄付で、赤ちゃんの虐待死をなくす支援を始めた3つの理由
編集部オススメのポイント!
日々大きくなっていくお腹と、孤独という闇の中で、不安に押しつぶされそうになっている女性がいます。フローレンスの赤ちゃん縁組は「命」を救う取り組みです。縁組が1組成立するごとに、確実に1人の命を救うことにつながります。
フローレンスが取り組んでいるのは、赤ちゃんの虐待死問題だけではありません。ひとり親家庭が低価格で利用できる「病児保育」や、経管栄養やたんの吸引など、医療的なケアが必要な子どものための「障害児保育・支援」など、さまざまな事業を展開しています。

フローレンスの活動全体を応援するマンスリーサポーター(1,500円〜/月)も募集しているそうです。
「子どもの命を助ける」や「保育を受けられるようにする」といった趣旨に共感する方は、支援先として検討してみてよいかもしれません。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

チャンス・フォー・チルドレン:ひとり親世帯など、貧困家庭の子どもに学校外教育を提供

チャンス・フォー・チルドレン HP

次に紹介するのは、低所得世帯の子どもを対象に、塾や習い事で使えるスタディクーポンを支給している公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンです。

所得水準や家庭環境などを勘案して、支給する子どもが決定されていますが、結果的にひとり親世帯の利用が多いそうです。
たとえば渋谷区では、利用者の6割近くがひとり親世帯であることが分かっています。
(出典:渋谷スタディクーポン事業 中間評価報告書ダイジェスト版

3歳の頃に父を亡くしました。
母は生活保護と事務のパートで生計を立て、僕を育ててくれました。
家計に余裕があるはずもなく、幼い頃から貧しい生活でした。

(中略)「今、しっかり勉強して大学を卒業し、会社に入れば母を支えられるかもしれない」と思い、CFCのクーポン利用に応募しました。
クーポンをもらってからは予備校と自宅で懸命に勉強しました。
おかげで大学に合格することができました。

チャンス・フォー・チルドレン HP

母子家庭などの困難な状況にある子どもであっても、スタディクーポンがあれば「やりたいことにチャレンジする」ことができます。
学力の向上に資するのもさることながら、子どもの自己肯定感にも良い影響があります。

活動内容 スタディクーポンの支給、大学生ボランティア等による相談支援
活動地域 岩手県、宮城県、福島県、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、兵庫県、大阪府、京都府など
支援対象 経済的困難を抱える子ども・被災した子ども
寄付の使途 クーポン発行費、大学生ボランティアの相談支援費、スタッフ人件費など
運営団体 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

CFCサポート会員に申し込むと、毎月1,000円からの寄付で、こうした活動を応援することができます。

チャンス・フォー・チルドレンへの寄付で、日本の「相対的貧困」の子どもたちへ支援を始めた理由
編集部オススメのポイント!
寄付金がスタディクーポンとして配布されるため、使い道が非常にクリアです。また、管理費を15%未満に抑え、寄付金の85%以上を子どもへの直接的な支援費(うち65%以上がスタディクーポン費用)に使用しているなど、会計も明確です。
全国7つの自治体(千葉市、千葉県南房総市、渋谷区、国立市、大阪市、佐賀県上峰町、那覇市)がクーポン型の学校外教育費助成事業を開始するなど、このモデルが自治体にも広がっています。

チャンス・フォー・チルドレンへの寄付は寄付金控除の対象です。
確定申告すれば、寄付した金額の約半分ほどが還ってくるのもポイントです。

「家庭環境にかかわらず、子どもがやりたいことを応援したい」
「貧困の連鎖を断ち切れるのは、教育の支援だと思う」
こんな風に感じていただけた方は、ぜひ寄付を検討されてみてはいかがでしょうか。

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寄付金控除の対象団体です

認定NPO法人カタリバ:貧困や被災などに苦しむ子どもたちに、教育の機会を

カタリバ HP

「勉強したいのに、できない・・・」
生まれ育った家庭や地域のために、苦しい思いをしている子どもたちが、この日本にもいることをご存知ですか?

日本全体で、子どもたちの9人に1人が「貧困」。
ひとり親家庭では、2人に1人に及ぶそうです。
※厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査」より

「母子家庭のため、進学をあきらめた・・」「アルバイトに追われ、高校を中退してしまう」
そんな子供たちも含めて、小学生から高校生まで学習サポートや心のケアを行うのが、認定NPO法人カタリバです。

「勉強する機会を奪われた子どもたちを、サポートしたい!」そんな想いのもと、私たちが始めたのが無料の放課後教室です。(中略)
日本中の子ども達が、生まれ育った環境や家庭などの格差によって、夢や可能性を閉ざされてしまうことが決してないように、活動しています。

カタリバ HP

2000年に活動をスタートして、高校生のキャリア学習支援など行なっていたカタリバですが、子どもたちの学習サポートをはじめたのは、東日本大震災がきっかけだったそう。

岩手県や宮城県など被災地で、仮設住宅に住むなど十分な学習環境がない子供たちに、放課後学校を開いてきました。
現在では、東京都足立区や熊本地震の被災地などにも活動が広がっています。

活動内容 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探究学習の実践支援など
活動地域 オンライン(全国)、岩手県、宮城県、福島県、東京都、島根県に加え、各地域団体を後方支援
支援対象 主に日本の小学生〜高校生など
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

日本中の子どもたちが、生まれ育った環境や家庭などの格差によって、夢や可能性を閉ざされてしまうことが決してないように、活動しているそうです。

カタリバの「サポーター会員」として私が日本の子どもを支援する3つの理由
編集部オススメのポイント!
設立から20年以上、一貫して、10代の子どもを支援しています。その中で培った知見をベースに、子どもたちの機会格差を埋めるチャレンジに取り組んでいます。
女子大生2人でスタートしたカタリバの活動も、現在は100名を超える職員の皆様と、3万人以上の支援者によって支えられています。その原点は”子どもの格差をなくしたい”という純粋な想いです。

全国の子どもたちに支援を広げるため、特に募集しているのが、月1,000円から応援するサポーター会員。
「教育に課題意識を抱いてきた」「子供たちの夢を応援したい」といった方は、サイトをご覧になってみてください。

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寄付金控除の対象団体です

国内の子ども支援に最適な寄付先の選び方ガイド

続いて、寄付先を選ぶ際に「寄付してよかった」と感じられる3つのポイントを解説します。

企業の良し悪しを判断する材料として、一般的に「ひと・もの・お金」の3つが大切と言われます。

NPOでは、それは「ひと・活動・お金」です。

企業で言うところの”もの”、すなわち”商品”は、NPOがどのようなアプローチで問題を解決しようとしているのか、つまり活動の内容です。

その活動内容に賛同することが、まさしく、寄付を通じた応援と言えると思います。

さらに寄付先として判断する上で、「ひと・活動・お金」を適切な言葉に言い換えると、「職員・活動・会計」です。
以下に、それぞれについて解説します。

職員の顔が見えるか?

NPOの活動には、代表をはじめ、理事や職員、インターンやボランティアなど、多様なスタッフが関わっています。

団体の公式サイトで職員の顔を出していることは、活動に自信がある証拠です。

「自分のお金を誰に託すのか?」を知ることで、より安心して寄付を続けることができます。

その上で、職員数やボランティアの人数など、関わっている人の数も確認できると、なお良いと思います。

  • 理事や職員などスタッフの顔が見えるか
  • どれくらいの人が関わっているか。人数が多ければいいわけではありません。

あなたと似たような想いを持って活動しているスタッフがいる団体なら、それはあなたの価値観とマッチする団体かもしれません。

活動によって問題を解決しているか?

同じ社会問題に取り組んだとしても、解決するアプローチは団体によって、実にさまざまです。

例えば「子どもの貧困」と一口に言っても、

  • 学習支援を通じて、子どもの学力向上に資する
  • 食品配付を通じて、健康や栄養状態を改善する
  • 相談窓口を通じて、虐待や暴力などを予防する

というように、団体によって活動の領域は異なります。

そもそもNPOが取り組んでいる問題は、すぐに解決には至らず、長い時間がかかることが多いです。

寄付先として検討している団体の支援アプローチは本質的に問題を解決し得るのか、またそのアプローチに共感するかどうか、などを見ると良いでしょう。

  • 寄付先の支援アプローチは問題を解決、もしくは改善しているか?
  • しっかりと実績や成果を上げているか。

そうした活動の進捗を定期的に報告するプログラムが整っている団体であれば、自らのお金がどのように活用されたかの理解が進み、寄付をするモチベーションが増します。

透明性の高い会計報告を行っているか?

ほとんどのNPOは、会計報告を公式サイトで公開しています。
逆に会計報告を公開していない団体は、資金を不正に利用しているのではないかと、寄付者から疑問を持たれても仕方がないでしょう。

団体の公式サイトを確認すると「会計報告」「年次報告」といった形で、会計や財務に関する情報を公開していることが多いので、チェックしてみましょう。

支出の内訳を、例えば事業費80%・管理費20%としている団体であれば、「1,000円寄付したら、おおよそ800円が直接的な活動に、200円が活動を継続していくために必要な費用に変わるんだ」と目安をつけることもできます。

  • 透明性の高い会計報告を行っているか?
  • 納得できるお金の使い方をしているか。

さらに、監査法人や公認会計士による監査を受けていることを確認できれば、より信用度は高まると思います。

課題別でみるおすすめの寄付先NPO

ここからは課題別で、おすすめの寄付先を紹介します。

課題:ひとり親家庭

一人で頑張るシングルマザーやその子どもたちを支援する活動を紹介します。

グッドネーバーズ・ジャパン:貧困に苦しむシングルマザーを、食品の寄付で支える

グッドネーバーズ・ジャパン HP

低所得のひとり親家庭を対象に食品を配付することで、ひとり親家庭のを食事をサポートする取り組みを行なっているのがグッドネーバーズ・ジャパンです。

グッドごはんへの寄付「国内こどもスポンサー」に私が入会した3つの理由
編集部オススメのポイント!
困窮するひとり親家庭にフォーカスし、密にコミュニケーションを取っています。それにより、孤立しがちなひとり親家庭に食品だけでなく”心のつながり”も届けられるだけでなく、寄付をする側にも、ひとり親家庭の親御さんや子どもたちの声がメールマガジンなどを通じて多く紹介されるため、寄付をする喜びを得ることができます。
コロナ禍で失業したり、パートのシフトを減らされるなど、困窮するひとり親家庭が急増しています。このような状況下で、東京都・神奈川県・大阪府にある17の配付拠点(2022年1月時点)で食品配付を実施するなど、積極的に事業を展開し、ひとり親家庭のニーズに応えています。

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寄付金控除の対象団体です

フローレンス:ひとり親家庭が“貧困の連鎖”から抜け出すため、病児保育など支援

フローレンス HP

ひとり親家庭のために低価格で病児保育を提供することで、この貧困の連鎖から抜け出そうとしているのが「認定NPO法人フローレンス」です。

フローレンスへの寄付で、私がひとり親家庭へ支援を始めた3つの理由
編集部オススメのポイント!
自宅訪問型の病児保育サービスや「おうち保育園」などの事業を通じて社会課題の解決を目指していることに加えて、政治や行政への働きかけを通じて制度化につなげるなど、革新的なアプローチに強みがあります。実際、「おうち保育園」は大きな注目を集め、2012年「子ども・子育て支援法」にて「小規模認可保育所」が制度化されました。
ひとり親家庭が病児保育サービスを低額で受けられるようにしたり、困窮家庭の見守り支援や食品・日用品の提供をするなど、支援の手から溢れがちなひとり親家庭の支援にも力を入れています。

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寄付金控除の対象団体です

課題:食事

子どものいる貧困家庭の食生活を支援する活動を紹介します。

カタリバ:地域の方々と食卓を囲み、子どもたちに”安心”を届ける子ども食堂

子どもの貧困対策に力を入れている東京都足立区から、カタリバが事業を受託する形で、2016年8月にスタートしたのが「アダチベース」です。
アダチベースは、子ども食堂としての役割も含む、居場所支援の拠点です。

カタリバの寄付の使い道は?実際に子ども支援の拠点に行って聞いてみた

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寄付金控除の対象団体です

セーブ・ザ・チルドレン:食料品などが入った「食の応援ボックス」を提供

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、経済的に厳しい状況にあるご家庭を対象に、食料品や衛生用品など生活に欠かせない物が詰まった「食の応援ボックス」を届けています。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへの寄付「SCサポート」に私が入会した3つの理由
編集部オススメのポイント!
緊急・人道支援、保健・栄養、教育、子どもの保護、防災など、さまざまな分野で包括的な子ども支援を実施しています。セーブ・ザ・チルドレンの活動は、全世界200万人以上の支援者によって支えられています。
2020年から首都圏を対象に提供が始まった「ひとり親家庭応援ボックス」。2022年には全国に拡大していきました。給食がない長期休暇中、食事に苦労する家庭の支えになっています。

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寄付金控除の対象団体です

キッズドア:今日を生きる命をつなぐための食料支援

キッズドア HP

キッズドアは、学校給食がなくなる夏休みを乗り越えるため「食」と「心」の支えるために「夏休み緊急食料支援」を行っています。

夏休み終了後もキッズドアは、遅れた勉強を取り戻す学習支援や、夏休みの思い出を作る体験活動まで、未来をつなぐ支援を続けていきます。

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寄付金控除の対象団体です

課題:教育

貧困などによる教育格差の課題に取り組む活動を紹介します。

カタリバ:貧困や被災の影響を受けた子ども達のための放課後学校

カタリバ HP

貧困や震災などの理由で生じる「学習場所の不足による教育格差」。

認定NPO法人カタリバは、コラボ・スクール(子どもたち向けの放課後教室)を設置、学習場所を提供し、勉強や心のケアを行ってきました。


カタリバに寄付する「サポーター会員」を10年以上続けての感想と、申込前のチェックポイント
編集部オススメのポイント!
設立から20年以上、一貫して、10代の子どもを支援しています。その中で培った知見をベースに、子どもたちの機会格差を埋めるチャレンジに取り組んでいます。
女子大生2人でスタートしたカタリバの活動も、現在は100名を超える職員の皆様と、3万人以上の支援者によって支えられています。その原点は”子どもの格差をなくしたい”という純粋な想いです。

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寄付金控除の対象団体です

チャンス・フォー・チルドレン:「塾や習い事に通えない」子どもたちに、スタディ・クーポンを届ける

チャンス・フォー・チルドレンHP

「塾や習い事などの学校外の教育格差をなくしたい」と考え、教育支援に特化した「スタディクーポン」を発行しようと考えたのが公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンです。

チャンス・フォー・チルドレンへの寄付で、日本の「相対的貧困」の子どもたちへ支援を始めた理由
編集部オススメのポイント!
寄付金がスタディクーポンとして配布されるため、使い道が非常にクリアです。また、管理費を15%未満に抑え、寄付金の85%以上を子どもへの直接的な支援費(うち65%以上がスタディクーポン費用)に使用しているなど、会計も明確です。
全国7つの自治体(千葉市、千葉県南房総市、渋谷区、国立市、大阪市、佐賀県上峰町、那覇市)がクーポン型の学校外教育費助成事業を開始するなど、このモデルが自治体にも広がっています。

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寄付金控除の対象団体です

課題:ヤングケアラー

ヤングケアラーとは、家庭で両親や祖父母、きょうだいの世話や介護などをしているこどもたちのことを指します。

そんな子どもたちを支えるための活動を行う団体を紹介します。

カタリバ:対話の場と専門家への相談窓口でヤングケアラーを支える

カタリバHP

カタリバが力を入れているのは以下の3つのプログラムです。全て無償で、ヤングケアラーとその家族に提供しています。

  • ヤングケアラー向け対話プログラム
    同じヤングケアラーとして頑張っている同年代との情報交換や、日常の困りごとを相談したり、ケアラーの先輩との対話を通して進路や将来について考えられる機会を設けます。
  • ヤングケアラーと家族の相談窓口
    それぞれのご家庭のありたい姿を専門家と一緒に考え、公的支援の受給に向けたサポートや様々な困りごと、お悩みの相談に乗ります。
  • 保護者向けワークショップ
    希望される方に、ケアや子育て、家族関係などをテーマとした参加型のイベントを開催します。
カタリバの「サポーター会員」として私が日本の子どもを支援する3つの理由
編集部オススメのポイント!
設立から20年以上、一貫して、10代の子どもを支援しています。その中で培った知見をベースに、子どもたちの機会格差を埋めるチャレンジに取り組んでいます。
女子大生2人でスタートしたカタリバの活動も、現在は100名を超える職員の皆様と、3万人以上の支援者によって支えられています。その原点は”子どもの格差をなくしたい”という純粋な想いです。

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寄付金控除の対象団体です

ケアラーアクションネットワーク協会:ヤングケアラーの経験を学びに変え、本人と社会を変えていく

ケアラーアクションネットワーク協会HP

本人にその自覚がないまま、家族の世話や介護を行うヤングケアラー。
そんなヤングケアラーは、自身の経験から家族に障害や疾患があることが普通であるという“公平な視点”と、”多様な違いを認め合う力”をもっています。

この力を社会に向けて発信したり、その力を使って社会を変えていくことで、「公平で分断がなく尊重し合える社会」という新しい価値観を生み出したい、と活動を行うのがケアラーアクションネットワーク協会です。

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課題:不登校(居場所支援)

「人間関係」「経済的理由」など、学校に行けなくなってしまった理由はそれぞれですが、子どもたちの受け皿となる居場所はまだまだ少ないのが現状です。

学校へ通うことに困難を抱える子どもたちに、学習機会や心のケアで支援を行う団体を紹介します。

カタリバ:不登校の子どもに、学習支援と安心できる居場所を

カタリバ HP

カタリバは、さまざまな状況にある子どもたちに、居場所や学習環境を提供する認定NPO法人です。

不登校になった子どもたちの背景はさまざまです。
本人としても「学びたい」「頑張りたい」のに、何らかの理由で「もう無理……」と心が折れてしまう、そんな子どもたちが数多く存在します。

カタリバでは、廃校となった校舎を利用した「おんせんキャンパス」や東京都足立区の拠点で、不登校の生徒を支援しています。

カタリバの「サポーター会員」として私が日本の子どもを支援する3つの理由
編集部オススメのポイント!
設立から20年以上、一貫して、10代の子どもを支援しています。その中で培った知見をベースに、子どもたちの機会格差を埋めるチャレンジに取り組んでいます。
女子大生2人でスタートしたカタリバの活動も、現在は100名を超える職員の皆様と、3万人以上の支援者によって支えられています。その原点は”子どもの格差をなくしたい”という純粋な想いです。

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寄付金控除の対象団体です

Learning for All :公民館や学童など地域と協力して「子どもの貧困」を解決する

Leaning for All HP

認定NPO法人Learning for All は通常時から貧困家庭の子どもを対象に、学習支援や居場所支援など、世帯全体を総合的にサポートする活動を行なっています。

Learning for All への寄付で「子どもの貧困」をなくす支援を始めた3つの理由
編集部オススメのポイント!
「地域協働型子ども包括支援」の実践によって、支援の必要な子どもを見のがさず、学習支援や食事支援、居場所支援など、ニーズに沿ったサポートを6〜18 歳まで切れ目なく行っています。
目の前の子どもにどこまでも寄り添いながら、問題の根本を解決するために、現場での支援活動や、 全国の子ども支援団体とのネットワークづくりを通して、課題の普及啓発・人材育成・政策提言に取り組んでいます。

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寄付金控除の対象団体です

課題:虐待

家庭の様々な経済事情や環境によって虐待を受けてしまう子どもたちを守る活動を紹介します。

かものはしプロジェクト:虐待や貧困で苦しむ子どもを救うための活動

かものはしプロジェクト

かものはしプロジェクトが、日本国内の課題に取り組み始めたのは2019年のこと。

困難に直面する若者への支援強化や、児童養護施設の退所後も安心して生活できる仕組みづくりを行なっています。

かものはしプロジェクトへの寄付、「サポーター会員」に入会した3つの理由
編集部オススメのポイント!
2019年から日本国内での活動をスタートし、子どもが虐待されない、そして虐待された人が回復できる社会をつくるために、児童養護施設などを出た若者の巣立ちの応援、子どもや養育者にやさしい地域づくりに取り組みます。
かものはしが取り組む問題と活動を、現地の声もふまえながら直接聞くことができるイベントが実施されています。「創業時から今後の活動を知りたい」「現場でどのような問題が起きているか理解したい」という方には有効な機会だと思います。

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寄付金控除の対象団体です

フローレンス:赤ちゃん縁組で、虐待死から命を救う

フローレンスHP

残念ながら自分で我が子を育てることの出来ない親がいます。
そんな方たちが不安や悩みを一人で抱え込み、最終的には虐待につながってしまう。

そうならないために「赤ちゃん縁組」に取り組んでいるのが認定NPO法人フローレンスです。

フローレンスへの寄付で、赤ちゃんの虐待死をなくす支援を始めた3つの理由
編集部オススメのポイント!
日々大きくなっていくお腹と、孤独という闇の中で、不安に押しつぶされそうになっている女性がいます。フローレンスの赤ちゃん縁組は「命」を救う取り組みです。縁組が1組成立するごとに、確実に1人の命を救うことにつながります。
フローレンスが取り組んでいるのは、赤ちゃんの虐待死問題だけではありません。ひとり親家庭が低価格で利用できる「病児保育」や、経管栄養やたんの吸引など、医療的なケアが必要な子どものための「障害児保育・支援」など、さまざまな事業を展開しています。

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寄付金控除の対象団体です

課題:障害児

障害児保育や、発達障害の療育施設開設などの障害児支援を行う団体を紹介します。

フローレンス:障害児(医療的ケア児)でも通える保育園

フローレンス HP

認定NPO法人フローレンスでは、日本初の障害児専門の保育園「ヘレン」の開園、障害児訪問保育「アニー」などの取り組みを行っています。

フローレンスの評判や口コミ、実態は?怪しい?寄付先として信頼できるかを解説
編集部オススメのポイント!
自宅訪問型の病児保育サービスや「おうち保育園」などの事業を通じて社会課題の解決を目指していることに加えて、政治や行政への働きかけを通じて制度化につなげるなど、革新的なアプローチに強みがあります。実際、「おうち保育園」は大きな注目を集め、2012年「子ども・子育て支援法」にて「小規模認可保育所」が制度化されました。
ひとり親家庭が病児保育サービスを低額で受けられるようにしたり、困窮家庭の見守り支援や食品・日用品の提供をするなど、支援の手から溢れがちなひとり親家庭の支援にも力を入れています。

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発達わんぱく会:発達障害を抱えた子どもが、自分らしく生きられるサポート

発達わんぱく会 HP

発達障害の早期発見・早期療育を行う「こころとことばの教室こっこ」を軸に、保護者向けの相談支援事業、療育施設向けの開設・運営支援事業や保育園・幼稚園への巡回支援事業など、発達障害に関する社会課題に多方面からアプローチを行っているのがNPO法人発達わんぱく会です。

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課題:被災地支援

甚大な被害を受けた被災地で、健康や教育格差の是正、食料提供など行う団体を紹介します。

たらちねクリニック:被ばくの影響を受けた人たちの健康に寄り添う

たらちねクリニック

たらちねクリニックは、「子どもたちの未来を守る」という原点をもとに、東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響を受けた人たちの身体と心の健康を守る活動をしています。

たらちねクリニックの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック
編集部オススメのポイント!
子どもたちの未来が少しでも明るく健全になることを願って、今の世代が担う責任を果たしたい、という思いで活動を続けています。
原発事故が一昔前になった今でも、当時の健康への影響はないか、近隣の作物は食べられるのかなど、心配事は尽きません。そういったことを何でも相談できるクリニックを目指しています。

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ハタチ基金:20年に渡って、保育や学習など幅広い支援を被災地の子どもたちに届ける

ハタチ基金 HP

発災から時間が経ち、ひとびとの記憶が薄れてしまっても、当時産まれた子どもはまだ小学生。
「彼らが大人の二十歳になるまでは、継続的な支援を届けたい」公益社団法人ハタチ基金は、そんな想いから生まれました。

ハタチ基金に寄付をすると、被災地の子どもたちに保育や学習支援を提供する団体に助成金が届けられます。その活動の一例をご紹介します。

  • 認定NPO法人フローレンス:宮城県仙台市で0〜2歳の児童を預かる「おうち保育園」の運営
  • NPO法人トイボックス:福島県南相馬市で困難を抱える子どもに学習支援や安心できる環境の提供
  • NPO法人キッズドア:仙台市の中高生・南三陸町の中学3年生に受験指導や居場所支援を提供
ハタチ基金「呼びかけ人」として、私が東北の子どもを支援する3つの理由
編集部オススメのポイント!
東日本大震災の被災地の子どもを支援する団体を対象に、毎年助成金の公募を行なっています。学習支援や保育支援など、すでに助成している団体にとどまらず、あらゆる角度から子どもをサポートすることを大切にしています。あなたのご寄付が、助成件数や助成金額を増やし、子どもたちの成長を守ることにつながるのではないかと思います。
ハタチ基金では、継続的に子どもたちをサポートする輪を広めるため、マンスリー・サポーターを「呼びかけ人」と呼んでいます。2022年1月時点で、2,101名の呼びかけ人が活動を支えています。

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JEN:東日本大震災で被災したひとり親世帯50世帯を対象に、食料品の宅配などを行う

JEN

紛争地域や自然災害の被害を受けた地域の緊急支援から自立支援を行うJEN。国内では、地震や台風に見舞われた被災地において、食料品の宅配や、災害ボランティアセンターの立ち上げなどを行なってきました。

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緊急支援

自然災害の多い日本で、災害発生時に直ちに被災地に赴いて活動する団体を紹介します。

グッドネーバーズ・ジャパン:避難所での炊き出しや緊急支援物資の配布

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グッドネーバーズ・ジャパン HP

2024年1月1日に発災した能登半島地震。
1月4日、グッドネーバーズ・ジャパンから2名の緊急支援スタッフが石川県輪島市に入り、支援活動を開始しました。被災地では、避難所にて炊き出しと衣料品等の物資提供などを行なってきました。

編集部オススメのポイント!
深刻な地震被害と火災発生により、電気・ガス・水道などの生活インフラがほとんど通じていない輪島市で、食料物資支援や避難所での炊き出しの実施を計画しています。
グッドネーバーズは、1996年にNGO最高資格である総合協議資格を取得しており、グッドネーバース・ジャパンはその一員です。国内外のパートナーと共に、貧困及び差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除くことをミッションに活動を続けています。

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ワールド・ビジョン・ジャパン:被災地の子どもを守り抜く!約100カ国で活動する子ども支援の国際NGO

ワールド・ビジョン・ジャパン HP

またワールド・ビジョン・ジャパンは、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、2018年の西日本豪雨災害をはじめ、国内外各地の緊急支援の現場で、災害に遭った子どもたちや地域の方々に寄り添い、子どもの心のケア、子どもの遊び場運営、学校再開支援などの支援を行ってきました。

編集部オススメのポイント!
東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨災害をはじめとする国内外の災害で支援を続けてきました。すべての子どもが「豊かないのち」を生きられる世界の実現を目指し、被災地支援を続けます。
第二次世界大戦後、米国人のキリスト教宣教師が創設した団体で、朝鮮戦争の遺児や未亡人、ハンセン病や結核患者を救う活動をしたのがはじまりです。現在はアフリカやアジアを中心に、約100カ国に活動が広がり、大規模な国際NGOに成長しています。

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カタリバ:被災した子どもの預かり・居場所支援、学習支援を提供

カタリバ HP

※「sonaeru」は目標金額に達したため、募集を締め切りました。ご支援ありがとうございます。

1月4日朝の時点で、石川県では34,173人が避難しており、特に被害の大きい地域のひとつである七尾市では129の家屋が全壊。日中に子どもたちが安全に過ごせる場所を確保することは非常に困難な状況でした。

そのような先の見通しが立たない状況下で、子どもたちや保護者の方々の不安が少しでも和らぐように、また孤独にならないように、カタリバは1月4日より、被災した子どもの預かり・居場所支援、学習支援を開始しました。

カタリバは、東日本大震災や熊本地震など過去の災害時にも、被災した子どもたちに対する支援活動を行ってきました。

編集部オススメのポイント!
道路や物資などのリソースが限られている中、被害の大きい地域での調査を、最小人数でいち早く開始。子どもたちが安全に過ごせる場所を確保するため、子どもの預かり・居場所支援、学習支援を行っています。
過去支援では、2011年の東日本大震災を受けて被災地での教育支援を開始、2020年からのコロナ禍を受けて、配布型の食事支援への切り替えやビデオ通話による居場所や学習機会の提供を開始するなど、柔軟に対応されています。

課題:社会復帰

少年院等を出所した非行少年の社会復帰の支援を行う活動を紹介します。

アクセプト・インターナショナル:加害者側であっても「誰一人取り残さない」非行少年の更生を支える

アクセプト・インターナショナル

アクセプト・インターナショナルは紛争地域において、紛争当事者であるテロリストや過激派グループの若者にアプローチし、脱過激化・社会復帰支援を行う団体。

日本国内では、社会福祉士や臨床心理士、弁護士など少年院出所後の若者を支える協力者とともに、非行少年達の暮らしや就労をサポートし、社会復帰を果たせるように伴走しています。

編集部オススメのポイント!
これまでケニア・ソマリア・インドネシア・イエメンを中心に、紛争やテロといった問題に取り組んできましたが、日本国内で取り残されている方々に向け、海外事業を通じて培ってきた知見とネットワークを活かしながら、2020年より活動を行なっています。
加害者の犯した罪だけを見るのではなく、その背景にある彼らの人生に目を向けることで、周りの人の助けを受けながら、再犯することなく社会で希望をもっていきていくことを目指し、活動を展開しています。

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その他の寄付の仕方

上記の各団体への募金や寄付によって国内の子どもを支援する以外にも、物品の寄付による支援の方法もあります。 物品寄付の種類について、例えば以下のようなものが挙げられます。

  • ランドセル
  • ぬいぐるみ
  • 古着
  • 不用品
  • 文房具
  • 食器
  • 遺贈

寄付できる物品は団体によって異なりますので、興味のある方は調べてみてくださいね。

まとめ:「国内の子どもを支援したい」という方の参考に

この記事では、日本国内の子どもたちへの支援活動の例として、「認定NPO法人カタリバ」「認定NPO法人フローレンス」「公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン」「認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン」の4つを紹介しました。

また寄付先の選び方や、課題別でみる活動・団体の解説もしていきました。

改めておすすめ寄付先のポイントをおさらいします。

団体名編集部オススメのポイント
グッドネーバーズ ・ジャパン① ひとり親家庭との密なコミュニケーション
② 積極的な事業展開で、コロナ禍で困窮するひとり親家庭を支援
Learning for All① 一人の子どもが自立するまで、地域ぐるみでサポート
② 子どもたちを取り巻く社会構造を変えるための活動
フローレンス①ひとり親家庭が“貧困の連鎖”から抜け出すため、病児保育など支援
②「親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する」をミッションとして活動
チャンス・フォー・チルドレン①低所得世帯の子どもを対象に、塾や習い事で使えるスタディクーポンを支給
②「家庭環境にかかわらず、子どもがやりたいことを応援したい」という方にオススメ
カタリバ① 10代を対象としたキャリア教育で、子どもの意欲と創造性を引き出し、育む
② 創業者とスタッフの皆様の情熱が共感を呼び、3万人以上の支援者が活動を支えている

途上国や紛争地帯の子供たちへの支援を行う団体は、ユニセフや国境なき医師団など有名な団体が多くありますが、国内支援についてはなかなか参考になる情報が多くないようにも感じていました。
「日本の子どもを寄付で応援したい」という方にとって、支援先選びの参考に少しでもなりましたら嬉しいです。

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