国際協力NGOを、寄付で支援するなら?募金先の団体3選

「国際協力NGO」と聞くと、皆さんはどのような団体を思い浮かべますか?

世界的に有名なNGOから、日本発のNGOまで様々な団体がありますよね。
「支援先としてどの団体を選べばよいのだろう?」と迷われる方も多いはずです。

そこで今回は、誰もが知っている有名なNGOはもちろん、「知る人ぞ知る」知られていない団体もご紹介したいと思います。
途上国など海外だけでなく、日本国内で行われている国際協力活動など、3つをピックアップしました。

各NGOの体験記も交えながらご紹介していますので、寄付を行う団体を選ぶ際にも参考にされてみて下さい。

世界190ヶ国の子どもたちに、医療や教育など届ける(ユニセフ)

世界の国々では、年間540万人の子どもたちが5歳未満で命を落としています。
中でも、たった1日も生きることなくこの世を去ってしまう赤ちゃんが大勢いることを知っていますか?

貧困や紛争に苦しむ世界の国々で年間250万人もの赤ちゃんが、生後1ヶ月未満の命を落としています。
そのうち90万人の死は、生まれてたった1日の間に起きています。
ユニセフ公式サイトより)

生まれた瞬間、低体重や衰弱状態など命の危機にさらされる赤ちゃんは日本にもいます。
日本は衛生面・医療技術の面から見ても安心して子どもを産める国。
しかし、紛争地や貧困などの影響で十分な医療を受けられない子どもたちが多数存在していました。

ユニセフは、このような小さな命を守る活動から児童労働、緊急支援など様々な取り組みを行っています。

活動内容 医療・保健・衛生・教育など多岐に渡る
活動地域 ガーナ、パキスタン、バングラデシュなど世界190国
支援対象 貧困・紛争・緊急支援が必要な国に住む子どもたち
寄付の使途 ワクチン・医療器具・研修実施費用など
運営団体 日本ユニセフ協会

誰もがその名前を聞いたことのある、国際協力として定番的なユニセフ。
活動の特徴としては、幅広い地域に総合的な支援を効率的に届けていることがポイントではないでしょうか。

自分である特定の分野や国に支援したいと考えられている方も、「緊急・復興募金」「分野・地域指定募金」が利用できます。
例えば、アフリカ・ロヒンギャ難民・シリア等の地域や、水と衛生・エイズ問題等の選択が可能ですよ。
多くの支援国を持つからこそ、幅広い分野・国への支援を選択することができますね。

ユニセフでは月1,000円からのマンスリーサポートを募集しています。

実際に寄付をした感想や寄付の使途について詳しく知りたい方は、こちらも参考になさってみてくださいね。

ユニセフ募金の使われ方が気になっていた私が、マンスリーサポートに入会した3つの理由

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人身売買に立ち向かい、「子どもが売られない世界」を(かものはしプロジェクト)

ユニセフのように世界の多くの国々で幅広い支援を継続している国際協力NGOがある一方、特定の国や課題に特化して活動を行っているNGOもあります。

かものはしプロジェクトは当時、日本の大学生だった女性が立ち上げた国際NGO。
「人身売買」を課題としてカンボジアとインドで支援を行っていました。

貧しい地域で暮らす子どもたちは、家の手伝いや労働で家族を守ろうと懸命に努力しています。
しかし、そんな彼らの気持ちとは反対に子どもたちを売ろうとする大人たちがいました。

彼女は、同じ村に住む親戚から「良い働き口を紹介してあげる」と声をかけられます。
家に招かれ、勧められたお茶を飲むと、意識を失ってしまいました。
気がついたら電車に乗っていて、知らない男が隣にいました。
「おまえはあの親戚の女に売られたんだよ」
そして、連れて行かれた先は売春宿。
認定NPO法人かものはしプロジェクトWEBサイト より)

このような人身売買の被害者が立ち直ることをサポートし、悲劇がくり返されないよう加害者たちが罰せられる仕組み作りを続けているのが認定NPO法人かものはしプロジェクトです。

同団体は日本人が設立し、カンボジアから始まりました。
この活動は現在インドを中心に行われています。
特に東部の西ベンガル州の周辺では、今もなおたくさんの子どもが売り飛ばされています。

多くの被害があるにも関わらず取り締まりが十分ではないことから、インドで人身売買をした業者が逮捕され有罪になるのはたった数パーセントのみだそうですよ。

活動内容 人身売買の被害にあった10代の女性など
活動地域 インド、カンボジア(2017年度まで)
支援対象 被害者の権利と正義を取り戻すための仕組み作り、農村部での被害者の心のケアなど
寄付の使途 人身売買の取締り研修費用、被害者の裁判費用など
運営団体 認定NPO法人かものはしプロジェクト

人身売買の被害に遭った子どもたちをサポートするだけでなく、被害が繰り返されないよう、法整備への働きかけなども行っているそうですね。
たとえば月に3,000円の寄付金で、2人の女の子の裁判の支援をすることができます。

寄付について、より詳しくご覧になりたい方はこちらの記事もおすすめです。

かものはしプロジェクトへの寄付、「サポーター会員」に入会した3つの理由

「単にモノを与えるだけではない。子どもが売られない仕組みをつくる。」
「今苦しんでいる子どもたちも、未来の子どもたちも救う」という考えに賛同される方は、寄付を検討してみるのも良いかもしれませんね。

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日本を頼って逃れた難民を、保護・サポートする(難民支援協会)

「国際協力」と聞くと、アジアやアフリカの国々の現地で物資や技術を届けるイメージが強いですが、実は日本でもできることがあります。

戦争・紛争や政治的な迫害、宗教・民族による弾圧などで、母国から逃れざるをえない「難民」たち。
この日本にも難民が訪れていること、ご存知でしたか

身の危険がいよいよ迫り、観光ビザが最初に下りた日本行きを決心しました。
迫害を受けた証拠となる書類を、バッグの裏地に縫いつけ忍ばせました。
心臓が止まるような思いで、空港を突破しました。
認定NPO法人難民支援協会WEBサイト より)

日本語もわからないまま、たまたま日本のビザがおりた彼らを待ち受けていたのは厳しい難民認定基準。
まず、日本で生活するために様々な困難を抱えていることがわかりました。

難民支援協会WEBサイトより

このように非人道的な状況に置かれている難民に対し、「医・食・住の生活支援」を行っているのが認定NPO法人難民支援協会です。

活動内容 法的支援、生活支援、就労支援、コミュニティ支援、政策提言・広報活動
活動地域 東京を拠点とした、全国各地
支援対象 日本で生活している難民
寄付の使途 日本で生活している難民への支援事業
運営団体 認定NPO法人難民支援協会

路上生活を余儀なくされる方も、少なくありません。
せっかく安心した暮らしを求め日本にやってきたにも関わらず、いわば「ホームレス状態」で衣食住に事欠く生活を余儀なくされています。

このような日本に住む難民の方々へのサポートは、日本に住む私たちだからこそできる支援の形かもしれませんね。

難民支援の寄付先を選ぶなら?私が「難民スペシャルサポーター」になって、毎月の募金を始めた3つの理由

難民支援協会では、都度の一般寄付に加え「難民スペシャルサポーター」として毎月継続的に寄付する方法があります。
最も寄付しやすい月に1,500円の寄付でも、入管など手続きのための交通費を支払うことが可能になりますよ。

これから外国人労働者も増え続けるであろう日本の社会。
さまざまなバックグラウンドを持ち、日本に住む難民を助けるNGOに協力したいと考えられる方は寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

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