動物愛護に寄付するなら?野生動物から捨て犬保護まで、募金先3選

飼いきれないなど人間の都合のために殺処分を待つ犬・猫や、自然破壊などの影響で絶滅してしまう野生動物たちは数え切れません。
これらの命を救うために、国内外で多種多様な活動が続けられています。
ここでは、動物の保護活動に取り組み寄付を募集している団体をピックアップして3つ紹介しています。

世界100カ国以上の環境保護活動を通じて、生物多様性を守る(WWF)

絶滅の危機に瀕している世界の野生生物は、2万5,000種以上にものぼるといわれています。
アフリカゾウやジャイアントパンダなど、誰もが知っている動物もこの中に含まれていて、そう遠くない未来には絶滅してしまうと言われています。

WWFは1961年の設立以来、生物の多様性を守るため、野生生物の保護に関するさまざまな取り組みを続けてきた団体です。

WWFジャパンHP

たとえば野生のトラは、20世紀初めには、世界に10万頭が生息していたとされています。
しかし現在は、密猟や森林伐採などの影響で、3,200頭あまりしかいないと推定されています。

野生生物は、この星の自然環境そのものです。
人間が森林を乱伐したり、海を汚染したり、二酸化炭素を大量放出して地球温暖化を進めたりすると、野生生物は姿を消していきます。
時には絶滅してしまうこともありますし、実際に絶滅してしまった例も多くあります。
これは、私たち人間の生活にとっても欠かすことのできない地球の自然が、少しずつ、しかし、確実に失われている証拠なのです。

WWFジャパンHP

WEBサイトをみると、世界にはこれだけ野生動物の問題があるのかと気が遠くなります。
裏を返せば、それだけWWFの活動が必要とされているということでもあります。

活動内容 絶滅の危機にある野生動物の保護などを通じて、生物の多様性を守る
活動地域 世界約100カ国以上
支援対象 パンダやトラ、ペンギンなどの野生動物及び自然環境
寄付の使途 密猟を防ぐパトロールなど、生態系を保護するために必要な活動全般
運営団体 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン

野生のトラを絶滅から救うための取り組みは、月500円から支援することが可能です。
たとえば、月1,000円の支援によって、トラを密猟や罠から守る森林パトロールを2日間増加することができます。

WWFへの寄付で、絶滅の危機に瀕している「野生生物」へ支援を始めた理由

WWFの”野生生物”保護活動は、寄付によって支えられています。
「地球全体の生態系を守る活動に寄付したい」という方は、ぜひWEBサイトもご覧になってみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

ホッキョクグマなど絶滅の危機に瀕する野生動物を救う(グリーンピース)

生涯のほとんどを氷で覆われた北極の海の上で過ごすホッキョクグマ。
しかし、地球温暖化が原因で、北極の夏の海氷は過去30年の間に75%が消えてしまいました。
生息数も、過去10年で半分近くまで減少しています。
さらに、セイウチやホッキョクギツネ、イッカクなどの動物も危機に瀕しているのが現状です。

北極では地球温暖化が世界の平均の2倍のスピードで進んでおり、2030年の初めには海氷がなくなると予測されています。
私たちは一体何をすべきなのでしょうか。

私たちは、データを積み重ね、環境と生態系を壊す行動を減らし、環境と生態系を守る行動を増やすことで、地球の温暖化を止め、北極の海氷を取り戻し、ホッキョクグマの生態系を守ることができます。

グリーンピースHP
同団体WEBサイトより

グリーンピースは、北極の実態の研究と調査を重ね、報告書を発行しています。
それを元に、環境と生態系を壊す行動を減らす働きかけや、環境と生態系を守る行動を増やす働きかけを行なっています。

活動内容 地球環境や生態系の保護、自然エネルギーの推進など
活動地域 北極やアマゾンなど、世界55以上の国と地域
支援対象 危機に瀕している野生動物をはじめとする、地球上の生命
寄付の使途 環境調査・分析、自然保護を求める提言などの活動費全般
運営団体 一般社団法人グリーンピース・ジャパン

たとえば、北極保護区域の指定を働きかけることによって、石油の採掘や工業的な漁業から生まれる環境破壊を抑止できます。

北極は生物学的に非常に重要な場所ですが、その生態系はとても壊れやすいです。
海洋保護区を設置することで、海洋生物の数や多様性を安定的に、そして早いペースで増やせることが確認されています。

グリーンピースHP

野生動物の保護には、生態系を守るアプローチが必要不可欠です。
グリーンピースへの寄付は、月1,000円から始めることができます。
100年後にホッキョクグマの姿を残すために必要なのは、あなたからの支援と「環境を守りたい」という気持ちなのかもしれません。

> 団体公式サイトで詳しくみる

日本の犬猫殺処分ゼロを目指す(ピースワンコ・ジャパン)

日本では、年間10,424頭(2016年度/環境省調べ)もの犬が殺処分されています。
これらの犬たちは、全国の動物愛護センターなどで、ガスによる窒息死で命を落とすのです。

ピースワンコ・ジャパンでは、犬の殺処分ゼロを目指して活動しています。
最初に活動を始めた広島県では、2011年度に犬の年間殺処分数が2,000頭以上にのぼっていました。

しかしピースワンコ・ジャパンの活動によって、2016年4月には県内の犬の殺処分数がゼロとなり、それが現在まで継続しています。

同団体WEBサイトより

ピースワンコ・ジャパンの施設があるのは、自然豊かな広島県神石高原町です。
ここに保護された犬たちは、空調を完備した部屋や広いドッグランなどがある恵まれた環境で元気に暮らしています。
犬たちは、ここでやさしい里親を待っています。

ピースワンコ・ジャパンは、1996年から国内外の被災地や紛争地で人道支援活動を行ってきた認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが、人と犬の助け合いを通じた地域の活性化を目指して運営するプロジェクトです。

ピースウィンズ・ジャパンHP
活動内容殺処分を待つ犬猫の保護と里親への引渡し
活動地域広島県・東京都・奈良県・神奈川県など
支援対象殺処分を待つ犬猫たち
寄付の使途保護している犬猫の飼育費など
運営団体認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン

まとめ:動物の保護活動を支援したいという方の参考に

この記事では、動物の保護活動を続ける団体の例として「WWF」「グリーンピース」「ピースワンコ・ジャパン」を紹介しました。
ご紹介したように、さまざまな動物が支援を必要としており、そのための活動には寄付が必要です。

今回紹介した3つの団体の活動の詳細は、この記事では紹介しきれないくらいバラエティに富んでいます。
動物保護を多角的な視点で考え直すためにも、各団体の公式サイトをチェックしてみるのもよいのではないでしょうか?

なお犬や猫を殺処分から守る活動については、その他にも生まれてすぐに殺処分されてしまう犬猫をなくす活動を続ける「どうぶつ基金」や、保健所などから殺処分を待つ犬猫を保護し新しい飼い主を探す「犬と猫のためのライフボード」などの例があります。
あわせて参考にしていただけると幸いです。

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