動物愛護に寄付するなら?野生動物から捨て犬保護まで、募金先3選

飼いきれないなど人間の都合のために殺処分を待つ犬・猫や、自然破壊などの影響で絶滅してしまう野生動物たちは数え切れません。
これらの命を救うために、国内外で多種多様な活動が続けられています。
ここでは、動物保護に取り組み寄付を募集している団体をピックアップして3つ紹介しています。

ホッキョクグマなど絶滅の危機に瀕する野生動物を救う(グリーンピース)

生涯のほとんどを氷で覆われた北極の海の上で過ごすホッキョクグマ。
しかし、地球温暖化が原因で、北極の夏の海氷は過去30年の間に75%が消えてしまいました。
生息数も、過去10年で半分近くまで減少しています。
さらに、セイウチやホッキョクギツネ、イッカクなどの動物も危機に瀕しているのが現状です。

北極では地球温暖化が世界の平均の2倍のスピードで進んでおり、2030年の初めには海氷がなくなると予測されています。
私たちは一体何をすべきなのでしょうか。

私たちは、データを積み重ね、環境と生態系を壊す行動を減らし、環境と生態系を守る行動を増やすことで、地球の温暖化を止め、北極の海氷を取り戻し、ホッキョクグマの生態系を守ることができます。

グリーンピースHP
同団体WEBサイトより

グリーンピースは、北極の実態の研究と調査を重ね、報告書を発行しています。
それを元に、環境と生態系を壊す行動を減らす働きかけや、環境と生態系を守る行動を増やす働きかけを行なっています。

活動内容 地球環境や生態系の保護、自然エネルギーの推進など
活動地域 北極やアマゾンなど、世界55以上の国と地域
支援対象 危機に瀕している野生動物をはじめとする、地球上の生命
寄付の使途 環境調査・分析、自然保護を求める提言などの活動費全般
運営団体 一般社団法人グリーンピース・ジャパン

たとえば、北極保護区域の指定を働きかけることによって、石油の採掘や工業的な漁業から生まれる環境破壊を抑止できます。

北極は生物学的に非常に重要な場所ですが、その生態系はとても壊れやすいです。
海洋保護区を設置することで、海洋生物の数や多様性を安定的に、そして早いペースで増やせることが確認されています。

グリーンピースHP

野生動物の保護には、生態系を守るアプローチが必要不可欠です。
グリーンピースへの寄付は、月1,000円から始めることができます。
100年後にホッキョクグマの姿を残すために必要なのは、あなたからの支援と「環境を守りたい」という気持ちなのかもしれません。

> 詳しくみる

日本の犬猫殺処分ゼロを目指す(ピースワンコ・ジャパン)

日本では、年間10,424頭(2016年度/環境省調べ)もの犬が殺処分されています。
これらの犬たちは、全国の動物愛護センターなどで、ガスによる窒息死で命を落とすのです。

ピースワンコ・ジャパンでは、犬の殺処分ゼロを目指して活動しています。
最初に活動を始めた広島県では、2011年度に犬の年間殺処分数が2,000頭以上にのぼっていました。
しかしピースワンコ・ジャパンの活動によって、2016年4月には県内の犬の殺処分数がゼロとなり、それが現在まで継続しています。
現在は東京オリンピック開催の2020年までに、日本中の犬猫殺処分数ゼロを目指し活動中です。

同団体WEBサイトより

ピースワンコ・ジャパンの施設があるのは、自然豊かな広島県神石高原町です。
ここに保護された犬たちは、空調を完備した部屋や広いドッグランなどがある恵まれた環境で元気に暮らしています。
犬たちは、ここでやさしい里親を待っています。

ピースワンコ・ジャパンは、1996年から国内外の被災地や紛争地で人道支援活動を行ってきた認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが、人と犬の助け合いを通じた地域の活性化を目指して運営するプロジェクトです。

活動内容殺処分を待つ犬猫の保護と里親への引渡し
活動地域広島県・東京都・奈良県・神奈川県など
支援対象殺処分を待つ犬猫たち
寄付の使途保護している犬猫の飼育費など
運営団体認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン

ツバメなど日本の身近な野鳥が姿を消さないために(日本野鳥の会)

ここ数年で、ツバメの数が減っていると言われています。
ツバメはもともと里山の自然で暮らし、人間と共生してきた野鳥です。
ツバメが姿を消すということは、私たちの心の原風景たる自然が消えるということを意味します。

日本野鳥の会は、一般の人が野鳥に接し楽しむ機会を作ったり、野鳥に関する科学知識や保護思想を広めたりすることで、野鳥を守ることを目的とする組織です。
たとえば近年減少するツバメに関しては、大規模な調査を続けており公式ページなどでその結果を逐次報告しています。

同団体WEBサイトより

日本野鳥の会は野鳥を守るための活動を続けており、調査・研究をはじめ野鳥保護区の設置や管理などもその1つです。
たとえば前述のツバメに関する保護の活動では、ツバメに関する小冊子の作成・無料配布など、ツバメを保護するための啓もうも積極的に行っています。

自然にあるがままの野鳥に接して楽しむ機会を設け、また野鳥に関する科学的な知識及びその適正な保護思想を普及することにより、国民の間に自然尊重の精神を培い、もって人間性豊かな社会の発展に資することを目的とする。
日本野鳥の会WEBサイトより)

もちろん日本野鳥の会が守るのはツバメだけではありません。
オオジシキ・シマフクロウなど、絶滅が危惧される他の種も日本野鳥の会が保護する対象となっています。
くわしい内容は公式サイトでご確認ください。

活動内容野鳥に関する調査・研究や保護区の管理運営など
活動地域日本各地
支援対象野鳥や野鳥が暮らす自然
寄付の使途野鳥を保護するための活動全般
運営団体公益財団法人日本野鳥の会

寄付の方法は複数用意されており、オンラインでのクレジットカード払いから銀行振込・郵便振替などさまざまです。
また野鳥の会の会員には野鳥や自然を大切に思う心さえあれば誰でもなれ、会員になると月刊誌「野鳥」が届いたり探鳥会などのイベントへ参加できたりします。
野鳥に興味がある方は、寄付だけでなく会員になってみてもいいかもしれませんね。

まとめ:動物保護の活動を支援したいという方の参考に

この記事では、動物保護の活動を続ける団体の例として「グリーンピース」「ピースワンコ・ジャパン」「日本野鳥の会」を紹介しました。
ご紹介したように、さまざまな動物が支援を必要としており、そのための活動には寄付が必要です。

今回紹介した3つの団体の活動の詳細は、この記事では紹介しきれないくらいバラエティに富んでいます。
動物保護を多角的な視点で考え直すためにも、各団体の公式サイトをチェックしてみるのもよいのではないでしょうか?

なお犬や猫を殺処分から守る活動については、その他にも生まれてすぐに殺処分されてしまう犬猫をなくす活動を続ける「どうぶつ基金」や、保健所などから殺処分を待つ犬猫を保護し新しい飼い主を探す「犬と猫のためのライフボード」などの例があります。
あわせて参考にしていただけると幸いです。

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