動物愛護に寄付するなら?野生動物から捨て犬保護まで、募金先3選

飼いきれないなど人間の都合のために殺処分を待つ犬・猫や、自然破壊などの影響で絶滅してしまう野生動物たちは数え切れません。
これらの命を救うために、国内外で多種多様な活動が続けられています。
ここでは、動物保護に取り組み寄付を募集している団体をピックアップして3つ紹介しています。

日本の犬猫殺処分ゼロを目指す(ピースワンコ・ジャパン)

日本では、年間10,424頭(2016年度/環境省調べ)もの犬が殺処分されています。
これらの犬たちは、全国の動物愛護センターなどで、ガスによる窒息死で命を落とすのです。

ピースワンコ・ジャパンでは、犬の殺処分ゼロを目指して活動しています。
最初に活動を始めた広島県では、2011年度に犬の年間殺処分数が2,000頭以上にのぼっていました。
しかしピースワンコ・ジャパンの活動によって、2016年4月には県内の犬の殺処分数がゼロとなり、それが現在まで継続しています。
現在は東京オリンピック開催の2020年までに、日本中の犬猫殺処分数ゼロを目指し活動中です。

同団体WEBサイトより

ピースワンコ・ジャパンの施設があるのは、自然豊かな広島県神石高原町です。
ここに保護された犬たちは、空調を完備した部屋や広いドッグランなどがある恵まれた環境で元気に暮らしています。
犬たちは、ここでやさしい里親を待っています。

ピースワンコ・ジャパンは、1996年から国内外の被災地や紛争地で人道支援活動を行ってきた認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが、人と犬の助け合いを通じた地域の活性化を目指して運営するプロジェクトです。
ピースワンコ・ジャパンWEBサイトより)

里親を待つ犬たちの情報は上記公式サイトでも確認できます。
里親として犬を飼うことに興味があればあわせてご覧ください。
またピースワンコ・ジャパンの活動についてよく知るためにも、ワンちゃんたちの様子をみてみてもよいでしょう。

活動内容 殺処分を待つ犬猫の保護と里親への引渡し
活動地域 広島県・東京都・奈良県・神奈川県など
支援対象 殺処分を待つ犬猫たち
寄付の使途 保護している犬猫の飼育費など
運営団体 認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン

ピースワンコ・ジャパンの活動への毎月1,000円の寄付か「ワンだふるサポーター」での支援については、こちらの記事も参考になります。
ご興味のある方は、合わせてご覧になってみてください。

> 詳しくみる

ホッキョクグマなど絶命の危機に瀕する野生動物を救う(WWF)

絶滅の危機に瀕している野生動物は、世界で1万種類以上にものぼるといわれています。
アフリカゾウやジャイアントパンダなど、誰もが知っている動物もこの中には含まれていて、21世紀中には絶滅してしまうだろうと言われています。

WWFは1961年の設立以来、野生動物を保護するための多様な取り組みを続けてきた組織です。

同団体WEBサイトより

WWFは自然と野生動物を守るための活動を続けており、その1つが地球温暖化を食い止め北極圏の自然を保全するための活動です。
たとえばホッキョクグマは温暖化によって住む場所を奪われており、21世紀中ごろにはその個体数か1/3まで減少するとの予測があります。

WWFでは、温暖化による野生生物への影響の調査や企業と対話し温室効果ガスの削減を促進するといった活動を継続中です。

野生生物は、この星の自然環境そのものです。人間が森林を乱伐したり、海を汚染したり、二酸化炭素を大量放出して地球温暖化を進めたりすると、野生生物は姿を消していきます。
時には絶滅してしまうこともありますし、実際に絶滅してしまった例も多くあります。

これは、私たち人間の生活にとっても欠かすことのできない地球の自然が、少しずつ、しかし、確実に失われている証拠なのです。
WWF WEBサイトより)

WEBサイトをみると、世界にはこれだけ野生動物の問題があるのかと気が遠くなります。
裏を返せば、それだけこの組織の活動が必要とされているということでもあるのでしょう。

活動内容 自然環境や野生動物の保護
活動地域 世界各地
支援対象 絶滅の危機に瀕する野生動物など
寄付の使途 自然や野生動物を保護する活動全般
運営団体 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン

たとえば、野生のホッキョクグマを絶滅から救うための取り組みについては、500円/月から支援することができます。
WWFの活動全般は、寄付によって支えられています。

ツバメなど日本の身近な野鳥が姿を消さないために(日本野鳥の会)

ここ数年で、ツバメの数が減っていると言われています。
ツバメはもともと里山の自然で暮らし、人間と共生してきた野鳥です。
ツバメが姿を消すということは、私たちの心の原風景たる自然が消えるということを意味します。

日本野鳥の会は、一般の人が野鳥に接し楽しむ機会を作ったり、野鳥に関する科学知識や保護思想を広めたりすることで、野鳥を守ることを目的とする組織です。
たとえば近年減少するツバメに関しては、大規模な調査を続けており公式ページなどでその結果を逐次報告しています。

同団体WEBサイトより

日本野鳥の会は野鳥を守るための活動を続けており、調査・研究をはじめ野鳥保護区の設置や管理などもその1つです。
たとえば前述のツバメに関する保護の活動では、ツバメに関する小冊子の作成・無料配布など、ツバメを保護するための啓もうも積極的に行っています。

自然にあるがままの野鳥に接して楽しむ機会を設け、また野鳥に関する科学的な知識及びその適正な保護思想を普及することにより、国民の間に自然尊重の精神を培い、もって人間性豊かな社会の発展に資することを目的とする。
日本野鳥の会WEBサイトより)

もちろん日本野鳥の会が守るのはツバメだけではありません。
オオジシキ・シマフクロウなど、絶滅が危惧される他の種も日本野鳥の会が保護する対象となっています。
くわしい内容は公式サイトでご確認ください。

活動内容 野鳥に関する調査・研究や保護区の管理運営など
活動地域 日本各地
支援対象 野鳥や野鳥が暮らす自然
寄付の使途 野鳥を保護するための活動全般
運営団体 公益財団法人日本野鳥の会

寄付の方法は複数用意されており、オンラインでのクレジットカード払いから銀行振込・郵便振替などさまざまです。
また野鳥の会の会員には野鳥や自然を大切に思う心さえあれば誰でもなれ、会員になると月刊誌「野鳥」が届いたり探鳥会などのイベントへ参加できたりします。
野鳥に興味がある方は、寄付だけでなく会員になってみてもいいかもしれませんね。

 

まとめ:動物保護の活動を支援したいという方の参考に

この記事では、動物保護の活動を続ける団体の例として「ピースワンコ・ジャパン」「WWF」「日本野鳥の会」を紹介しました。
ご紹介したように、さまざまな動物が支援を必要としており、そのための活動には寄付が必要です。

今回紹介した3つの団体の活動の詳細は、この記事では紹介しきれないくらいバラエティに富んでいます。
動物保護を多角的な視点で考え直すためにも、各団体の公式サイトをチェックしてみるのもよいのではないでしょうか?

なお犬や猫を殺処分から守る活動については、その他にも生まれてすぐに殺処分されてしまう犬猫をなくす活動を続ける「どうぶつ基金」や、保健所などから殺処分を待つ犬猫を保護し新しい飼い主を探す「犬と猫のためのライフボード」などの例があります。
あわせて参考にしていただけると幸いです。

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