南スーダンに寄付するなら?現地で支援する、募金先NGO3選

武力闘争や食糧不足など、様々な課題に直面する南スーダン。
国内で生活することが困難となり、ウガンダなどの近隣諸国に逃れる難民も多くいるそうです。
人々が国外に出ていってしまうことで国全体では飢餓や貧困に歯止めが効かず、人々の生活はさまざまな要因から悪循環に陥っている状況でした。

「南スーダンの子どもたちに寄付ができるNGOを探している」
「難民や食料不足で困っている人々を支援したい」
このような方に向けて、南スーダンへの寄付が可能なNGOを3つご紹介します。

飢餓に苦しむ地域への物資の提供だけではなく、現地の人々の自立支援サポートなど、さまざまな活動が行われていましたよ。

医者がいない村に、医療を届ける仕組みをつくる(ロシナンテス)

日本の約5倍の面積に約4,000万人の人口が点在しているスーダン。
国土の大半は北のサハラ砂漠から続く砂漠地域で、夏場は温度が50度を超すような厳しい気候の中、人々は主にラクダやロバを移動手段として生活しています。

広い砂漠に村が点在するスーダンでは、医療を受けることが困難な「無医村」が数多く存在します。
東京都と同じ面積の地域にひとつも医療施設がない場合もあり、人々は病気になっても適切な診療を受けることができません。
そのため、下痢や肺炎、マラリアなど、適切な処置があれば問題ないはずの病気で命を落とす人も多いのです。
ロシナンテスWEBサイトより)

そこで、医者のいない村々を回って医療を提供しながら国や地域と協力して診療所をつくり、現地の人たちだけで医療を継続できる仕組みづくりをしているのがロシナンテスです。

同団体では、無医村に医療を届けるだけでなく、「井戸を掘ること」「学校をつくること」も医療の一つと捉え、「医療」を社会の仕組みそのものと位置づけています。

また、現地でできる仕組みを整えてスーダンの人々に手渡していくため、医療が地域の生活に寄り添ったものになるよう数々の村で精力的に活動しているそうです。

活動内容 巡回診療・診療所の建設・水や栄養の支援
活動地域 ハルツーム州ワッドアブサーレ区内の約29の村(スーダン)
支援対象 乳幼児とその母親・地域の村人など
寄付の使途 マラリア患者を診断する薬品・予防接種など
運営団体 認定NPO法人ロシナンテス

同団体は認定NPO法人のため、寄付は税額控除等、税制上の優遇措置の対象となります。
寄付の金額によって、以下の支援活動に役立てられるそうです。

  • 月1,000円:60人のマラリア患者を診断する薬品を用意
  • 月3,000円:7人の子供に10種類の予防接種を届ける
  • 月5,000円:100人に清潔な飲料水を提供する

「医療が届く仕組みを整備することで、一人でも多くの命を救いたい」
「誰もが健やかに生きることができる環境をつくりたい」

このような団体のミッションに共感された方は、一度ホームページをご覧になってみてはいかがでしょうか。

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飢餓に苦しむ子どもたちに、栄養食や安全な水を届ける(ユニセフ)

南スーダンの紛争により、厳しい生活を強いられているのは難民だけではありません。
近隣国に国民が流失したことによって国内の食糧生産量が低下し、特に収穫高が減る“lean season”と呼ばれる5月から7月にかけては、深刻な食糧不足に陥っています。

多くの地域で深刻な栄養不良が続いており、重度の栄養不良に陥っている5歳未満児の数は約86万人にのぼります。
しかし、国内のほとんどの地域で“lean season”には急性栄養不良に陥る子どもの数の増加が予想されます。
(ユニセフ公式サイトより)

自分で食料を得たり、働くことのできない小さな子どもたちにとって食料不足は自分たちで解決できる問題ではありません。
そこで、現地の子どもたちへ食糧支援や水の提供、栄養治療を行っているのがユニセフです。

同団体の活動により、支援を必要としている人々へのアクセスが改善され、重度の栄養不良に陥っている子どもたちの治療が成果を見せており、治癒率は80%を超えているようです。

活動内容 医療・保健・衛生・教育など
活動地域 ジョングレイ・レイク州でなど(南スーダン) ※
支援対象 紛争や食糧生産量の低下などで食糧が不足している人々 ※
寄付の使途 栄養食提供・カウンセリング費用など ※
運営団体 公益財団法人日本ユニセフ協会(日本窓口)

※ 南スーダンでの活動についての例

様々な活動を行っているユニセフですが、対象としている女性と子どもに支援を提供するためには、資金が不足しているそう。
現在までに得られた資金では2019年4月までしか活動が出来ず、栄養不足に悩む子どもへの支援がストップしてしまう可能性もあります。

寄付方法には、月1,000円からのマンスリーサポートがあります。
人道危機緊急募金やアフリカ栄養危機緊急募金で寄付をすれば、南スーダンのような飢餓に苦しむ人々への支援が可能ですよ。

  • 月3,000円:ビタミンやミネラルを含んだ微量栄養素パウダー1,000袋分
  • 月5,000円:重度の栄養不良からの回復に役立つ栄養治療食147包
  • 月10,000円:重度の栄養不良の子どもたちのための治療用ミルク30缶

「南スーダンの子どもたちに十分な食料を提供したい」
「子どもたちが将来、安全に安心して暮らせるサポートをしたい」
このような方は、一度寄付を検討しても良いかもしれません。

ユニセフ募金の使われ方が気になっていた私が、マンスリーサポートで寄付を始めた3つの理由

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避難民への職業訓練などで、自立をサポート(テラ・ルネッサンス)

ウガンダに逃れた南スーダンの人々を待ち受けていたのは、物資の不足した難民生活でした。
十分な食料がなく、収入を得る方法も知らない人々は生活への不安を多く抱えています。

難民居住区では、約32,000人の難民の方たちが生活し8割以上は女性と子どもです。
(中略)特に高齢者や病気を抱えた方、子どもだけの世帯は、自力で自宅の周りで野菜を栽培して食料にしたり、薪を拾って収入を得る等が難しい状況に置かれ、まだ支援が必要とされています。
(認定NPO法人テラ・ルネッサンスWEBサイト より)

そこで、物資支援に加えて長引く難民生活を見越した自立支援を始めたのが認定NPO法人テラ・ルネッサンスです。

同団体の支援により、難民やホストコミュニティの若者が、洋裁や木工大工の職業訓練に励んでいるそうですよ。

活動内容 ウガンダに逃れた南スーダンの難民 ※
活動地域 ウガンダ北部の難民居住区 ※
支援対象 生活物資支援、自立支援など ※
寄付の使途 水や毛布などの生活必需品、文房具などの学習用品など ※
運営団体 認定NPO法人テラ・ルネッサンス

※ 南スーダンからの難民についての例

今回は南スーダンの例を取り上げましたが、同団体では他にも「地雷・子ども兵」や「平和教育」の分野にも力を入れて活動を行っています。

寄付の方法としては、月1,000円からの「ファンクラブ会員」制度を利用できます。
月3,000円の1年間の寄付で、子どもたちへの給食支援が可能となるなど様々な使途がありますよ。

テラ・ルネッサンスの「ファンクラブ会員」になって、私が月1,000円の寄付を始めた3つの理由

「人類共通の理想『世界平和』を実現する」といった団体の使命に共感される方は、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

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新型コロナ緊急支援にも、寄付が役立つ!
アフリカの最貧困層に甚大な影響が出ているなか、石鹸や洗剤・消毒液などの公衆衛生用品と生計支援を届ける、緊急サポートを行なっています。

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