インドの子どもを寄付で支援するなら?募金先の国際NGO3選

近年、急激に経済成長を遂げているインド。
新たなビジネスチャンスの期待を受け、日本人からも注目を集めています。
しかし、そんなインドでも貧困の問題や学校に通うことが難しい子どもたちがいることを知っていますか?

この記事では、インドの子どもたちの、さまざまな課題に取り組む支援を行っている団体を3つご紹介します。
インドへの寄付を検討されている方は、支援先選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

売春宿に売られてしまう、少女を助ける(かものはしプロジェクト)

インドの子どもたちを取り巻く環境は、日本の子どもたちとは大きくかけ離れています。
彼らの周りでは、未だに「子どもが売られる」という事実があることをご存知でしょうか?

人身売買の規模が世界最大と言われるインド。
しかも、子どもが売られてしまう金額は2万円とのことでした。

売春宿のオーナーは、彼女たちの髪をつかみ、頬や体を倒れるまで殴ります。
倒れた彼女は、「客の前で暴れると痛い思いをする」と抵抗できなくなります。
「本当はこんなことしたくない、つらい…」
「みんなと同じように、学校へ行って勉強したかった…」
そう苦しみながら売春をさせられている子どもたちが、アジアの国々には、今もいるのです。

運良く救出されても、トラウマやHIVへの感染、周りからの差別に襲われます。
未来に希望を見いだせず、自ら命を絶つ子どももいます。
かものはしプロジェクトWEBサイト より)

子どもを買う人がいるということは、残念ながら必ずそこには売る人が存在しています。
そこで「買う側」と「売る側」両方に働きかけることで、人身売買が起こらない仕組みをつくる活動を行ってきたのが、認定NPO法人かものはしプロジェクトです。

同団体が最初に活動を始めたのは2002年のカンボジア。
警察支援や農村地域で女性の就労支援を行い子どもの出稼ぎの仕組みをなくすなどを行いました。
カンボジアの子どもの売られる問題が大幅に改善されたことを受け、2018年3月末をもってカンボジアでの活動を終了したそうです。

活動内容 人身売買の被害にあった10代の女性など
活動地域 インド、カンボジア(2017年度まで)
支援対象 被害者の権利と正義を取り戻すための仕組み作り、農村部での被害者の心のケアなど
寄付の使途 被害者の心理回復支援費用、被害者の裁判費用など
運営団体 認定NPO法人かものはしプロジェクト

カンボジアでの取り組みをもとに、インドでも2022年までに「性的搾取を目的とした人身売買をなくす」という目標を掲げ、活動を行っています。

主な活動は大きく分けて2つあるそうです。
ひとつは、サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「サバイバーに寄り添う」活動。
もうひとつは、人身売買ビジネスが成り立たないような「社会の仕組みをつくる」活動です。
寄付の方法は毎月1,000円からの寄付で応援するサポーター会員がありましたよ。

かものはしプロジェクトへの寄付、「サポーター会員」に入会した3つの理由

「インドでの人身売買の被害に遭う子どもたちを減らしたい」
そんな想いに共感される方は、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

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肺炎や下痢など、防げる病で命の危機にある子どもにワクチンを(ユニセフ)

インドでは肺炎、下痢、マラリアなど、先進国では治療や予防ができるような病気で未だに多くの子どもたちが亡くなっています。
医師の数が十分であり、これらを予防するためのワクチンが普及していれば、助かる命の可能性は大幅に増えますが、インドでは未だその環境が整っていません。

そんなインドをはじめ、世界の開発途上国の子どもたちの命を病気から守る活動をしているのがユニセフです。

ユニセフでは、地元出身の人々に医療研修を行い、地域保健員としてその人たちに薬や器材を託しています。
地域保健員がそれぞれの村で以下のような活動をすることで、多くの子どもたちの命が守られているようです。

  • 子どもの最大死因である3つの病気を見分け、対処
  • 病気が重症の場合の搬送
  • 保健センターと連携して予防接種デーを開催
  • 衛生や栄養の知識を広めることで、病気にかかりにくい環境を整える
    ユニセフWebサイトより)
活動内容 保健、栄養、教育、水と衛生、HIV/エイズ、子どもの保護
活動地域 インドをはじめとする約190の国と地域
支援対象 18歳未満の子ども
寄付の使途 ワクチンや医療器具の普及、研修実施のための費用など
運営団体 公益財団法人日本ユニセフ協会

ユニセフでは様々な寄付の方法が用意されており、単発の寄付だけでなく、継続的に寄付ができる、ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムという仕組みも用意されています。

実際にユニセフに寄付をした体験談は以下の記事にまとめていますので、よろしければぜひご覧ください。

ユニセフ募金の使われ方が気になっていた私が、マンスリーサポートで寄付を始めた3つの理由

活動の規模が非常に大きく、現地でも多くの子どもたちに支援を届けているユニセフ。

「少しでも多くの子どもたちに医療を届けたい」
「現地の医療状況を改善していくための人を育てたい」

そう思われた方は、ぜひユニセフへの寄付を検討してみてはいかがでしょうか?

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栄養改善に必要な知識を広め、子どもの命と健康を守る(ワールド・ビジョン)

人身売買や教育格差のほか、インドでは栄養・保健面での課題も多く抱えています。

例えば、トイレなどの衛生施設が不足しており、衛生習慣や病気予防の習慣が普及していないために下痢や感染症が発生しやすく、乳児・幼児の死亡率も深刻です。

しかし、5 歳未満児死亡の主要な要因である肺炎、下痢、マラリア、妊娠期・出生時・新生児期合併症は、すべて予防可能であり、支援をすることで死亡数の削減が可能となります。

家族が、子どもを病気から守り、健康を保つことができるよう、知識や情報、必要な手段を手に入れられることが大切です。
予防接種や適切な栄養補給、母乳育児、日常的な石鹸による手洗いの励行、適切な薬の迅速な服用等、これらは高度先進的な対策を必要とするわけではありません。
ワールド・ビジョンWEBサイトより)

このような基礎的な対策が確実に実行、継続されていくためにはコミュニティ・ヘルス・ワーカーが適切に訓練を受け、保健システムを強化することが不可欠です。

そこで、栄養・保健に関する知識の普及やトイレの設置支援、子どもたちの衛生習慣の啓発活動を行っているのがワールド・ビジョンです。

インドでは、十分な食事がとれずに重度の栄養不良状態である子どもが多く存在します。
とても体が弱く、遊んでいるときにも元気なく熱を出しやすい状態が続くこともありました。

活動内容 子どもの教育支援・貧困支援など
活動地域 インド・インドネシア・カンボジア・スリランカ・タイなど
支援対象 貧困、紛争、災害で苦しむ子ども達
寄付の使途 子ども達の支援活動全般
運営団体 認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン(日本窓口)

しかし、同団体の支援によって、90日間栄養ある食事をとったり、母親への栄養教育を行うことで子供の体重が増え、栄養ある食事の重要性を理解できた母親が増えたという報告があります。

寄付方法の一つとして、同団体が行っている「チャイルド・スポンサー」では、月4,500円からインドの子どもたちを選んで支援することも可能です。

入会キットなど届いた郵送物
チャイルド・スポンサーシップでの寄付、申し込む前に調べた3つの疑問

支援しているチャイルドとの交流も可能で、手紙を交換する、プレゼントを送る、子どもに会いに行くといったこともできますよ。

「子どもたちの栄養不良を解決したい」
「命を守るために必要な知識を広げたい」

そう感じた方は、寄付を検討してみても良いかもしれませんね。

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