チャイルドスポンサーになるなら、どこがいい?寄付で子どもを支援する「スポンサーシップ」3選

寄付で途上国の子どもを、毎月の寄付で支援する「スポンサーシップ制度」。
支援先の子どもと手紙やプレゼントなどで交流するのが人気ですが、どのプログラムを選べば良いのか迷ってしまうことも。

そこで、いくつかNGO・NPOが運営している支援プログラムのうち、特に有名な3つをご紹介。
それぞれ異なる点を比較して、ご自身が最も深く賛同できる取り組みを見つけてください。

「チャイルド・スポンサーシップ」は、手紙のやりとりなど1対1の支援(ワールド・ビジョン)

アジアやアフリカなど発展途上国の一部では、厳しい環境で育つ子どもたちが今も少なくありません。

  • 児童労働を強いられている子ども:1億5100万人
  • 紛争や武力衝突に巻き込まれている子ども:2億5000万人
  • 教育を受けられない子ども:6100万人

そんな子どもたちを支援するのが、チャイルド・スポンサーシップ制度。
国際NGO「ワールド・ビジョン」が提供しています。

ワールド・ビジョンWEBサイトより

ワールドビジョンは、1950年に設立。
現在は約100カ国で、主に「開発援助活動」と「緊急人道支援活動」、さらに政府・国際機関と市民社会の両方に働きかける「アドボカシー活動」の3つを活動しています。

ワールドビジョンとは?寄付を始める前、団体の正体と活動内容を5分でチェック

チャイルドスポンサーシップの支援対象となる、開発援助活動では・・、

子どもの住む地域全体の教育、保健衛生、資源開発、経済開発、農業など継続的な支援活動を約15年にかけて実施し、地域の過酷な貧困の悪循環を断地、子どもの人生を変えていきます。

毎月4,500円の支援金は、チャイルド個人に向けた支援(教育支援・予防接種・病気の治療)のほか、チャイルドの身の回りの環境改善(職業訓練・識字教育・学校建設等)など地域の社会基盤を充実させるための活動に用いられるそう。
寄付金がすべて、チャイルドに届く訳ではない事には、注意しましょう。

チャイルド・スポンサーシップとは?寄付金の使い道と実態を、5分でチェック
活動内容 教育、保健衛生、資源開発、経済開発、農業など
活動地域 インドネシア・ウガンダ・エチオピア・タイ・カンボジアなど
支援対象 支援地に住む、登録時点で3歳〜10歳の子ども(エチオピアの例)
寄付金額 4,500円/月〜
運営団体 ワールド・ビジョン・ジャパン(日本窓口)

※貧困状況・家庭環境・教育への関心度などで選定される。選定基準は地域によって異なるチャイルド・スポンサーシップでは、子ども1人1人の成長を見守る支援の形が取られています。
毎月4,500円の寄付で支援するスポンサーは、支援地域に住むチャイルド(子ども)の成長を支援します。

  • 年に1度の写真付き成長報告
  • チャイルドとの手紙のやりとり
  • 支援地を訪問してチャイルドに会うことも可能

といったように、「心のつながり」を持って支援の成果を実感しやすいのが特長です。
支援者専用サイト「マイワールド・ビジョン」で、支援の最新状況が確認できるのも便利に感じました。

ワールド・ビジョン「チャイルド・スポンサーシップ」の評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

「チャイルド・スポンサーシップ」に寄付を検討される方は、こちらが申し込み窓口のようです。

1日あたり150円で途上国の子どもたちの支援を

“女の子”に焦点を当てた「プラン・スポンサーシップ」(プラン・インターナショナル)

 

「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」という言葉を、ポスターや広告をご覧になった方も、いらっしゃるかもしれません。

プラン・インターナショナル WEBサイトより

南アジアなど途上国では、女の子や女性たちは貧しさの中にありながら「女の子だから」という理由で社会の底辺に置かれることが少なくないそう。

学校へ行くことがより難しかったり、医療を受けられなかったり、十分な食事を与えられなかったり普通の生活を送ることすら困難な状況にいます。
様々な機会を制限されながら、さらに暴力や性的嫌がらせを受けやすく、早すぎる結婚や家事労働を強いられます。
プラン・インターナショナル・ジャパンWEBサイトより)

途上国の女の子に代表されるように、「声を上げる手段も情報も持たない人々が、以前にも増して『見落とされ、疎外され、取り残される存在』へ追いやられる現実」を変える。
そのために、1937年以降世界70カ国以上で活動を展開してきたのが、国際NGO「プラン・インターナショナル」です。

プラン・インターナショナル・ジャパンの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

「プラン・スポンサーシップ」の特長は、子どもたち、とりわけ女の子たちがもつ可能性を、十分に発揮できる村づくりを支援すること。
支援対象の村では、住民たち同士の話し合いを重視したり、プロジェクトにジェンダー平等の視点が盛り込まれるよう配慮したりなどによって、

  • 就学前教育を受ける子どもの数が87倍(インドネシア)
  • 低体重児の割合が18%減少(ベトナム)
  • 女の子の早すぎる結婚を200件阻止(バングラディッシュ)

といった成果が生まれてきたそうです。

活動内容 支援地の社会基盤を構築するための「開発支援プロジェクト」
活動地域 スリランカ・中国・エジプト・ルワンダ・ハイチなど
支援対象 活動地域に住む0〜12歳(登録時)までの子ども
寄付金額 3,000円・4,000円・5,000円/月から選択
運営団体 プラン・インターナショナル・ジャパン (日本窓口)

支援者は、毎月3,000円・4,000円・5,000円から寄付金額を選択。
スポンサーシップを開始すると、手紙のやり取りなどを通じてチャイルドと交流できます。
(※活動自体は女の子にフォーカスしていますが、男の子のチャイルドを指定することも可能とのこと)。

  • 年に1度年次報告書(活動報告・決算報告)
  • 年に3回の機関誌
  • 1年の歩みとして、チャイルドの成長と地域の活動状況が分かるレポート

これらによって、チャイルドの住む地域における「開発支援プロジェクト」の成果を確認できます。

チャイルドは「プラン・インターナショナルの活動に主体的に関わる各地域の代表」という立場だそう。
スポンサーシップを介して彼女たちの人生を応援しつつ、その地域社会全体の支援にも関われるという考え方が、素敵に感じました。

1,000円/月から成長を見守る「子どもスポンサー」(グッドネーバーズ・ジャパン)

最後にご紹介するのが、グッドネーバーズ・インターナショナルが提供する「子どもスポンサー」です。

途上国には、今もモシュミちゃんのように過酷な環境で働かされている子どもがいます。
きれいな水、衛生的なトイレを使えずに、健康を害している子どもがいます。
そして、その多くは学校に行くことができません。
グッドネーバーズ・ジャパン WEBサイトより)

子どもたちの未来を変えるために大事なのが、「こころと体の成長を支え、見守ること」。
その信念のもと、アジア・アフリカなど35カ国でで活動するのが、国際NGO「グッドネーバーズ・インターナショナル」です。

グッドネーバーズ・ジャパン WEBサイトより

  • 身体の支援:きれいな水や衛生的なトイレといった環境の整備、栄養のある食事、健康診断やワクチン摂取などにより、健やかな身体の成長を促すこと
  • こころのサポート:子どもが学校に通えるように、授業についていけるための支援。強制的な結婚や労働を拒否する意思表示のサポートなど

グッドネーバーズ・ジャパンの「子どもスポンサーシップ」の特徴は、2つのコースから選択できること。

「みんなの成長を見守るコース」

月々1,000円(1日33円)の寄付から始められ、6カ国に居住する子どもたちみんなの成長を一度に見守ることが可能。

毎月1人の子どもから手紙と写真付きの成長報告がEメールで届き、スポンサーが多くの子どもたちの成長を実感できる仕組みです。
その他ニュースレターTONARI(年4回)・年次報告書(年1回)もEメールで送付も。

「ひとりの成長を見守るコース」

寄付月額4,000円で1人の子どもの成長を見守り、手紙のやり取りや現地への訪問などで1対1の交流をはかることが可能。
上述のコースの特典もl祝えて、年に1度、子どもからの手紙と写真付きの成長報告がスポンサーの元へ郵送で届きます。

活動内容 子どもたちと居住地域の貧困状況の改善サポート
活動地域 インドネシア・カンボジア・ネパール・バングラデシュ・エチオピア・チャド
支援対象 家庭の経済状況や家族構成などを考慮して、活動国で最もサポートを必要としている子ども
寄付金額 1,000円または4,000円/月
運営団体 グッドネーバーズ・ジャパン(日本窓口)

子どもスポンサーとしての寄付金は、支援する子どもの居住地域・コミュニティの環境改善に向けて「きれいな水や衛生的なトイレの整備」「栄養のある食事や、健康診断・ワクチン接種による健康推進」「学校に通えるようにするための支援活動」などに活用されます。

現在、支援国のうち6カ国(インドネシア・カンボジア・ネパール・バングラデシュ・エチオピア・チャド)の子どもたちが支援を待っているようです。

まとめ:無理をせず、自分のできる範囲から支援をはじめよう

チャイルド・スポンサーになることを考えている方のために、3つの異なる団体が提供するスポンサーシップ制度をご紹介してきました。

寄付金額の違いやフォーカスを当てている対象など、細かい点はそれぞれ異なりますが、3つとも「支援国の子どもが住む地域の生活環境の改善・社会基盤の充実化」という目標は一貫しています。
チャイルド・スポンサーとして子どもとその居住地域の力となるには、「支援を継続して行うこと」が大きなカギとなります。

したがって、スポンサー自身にとって負担にならず、長期にわたって継続できる形の制度を選ぶことが何よりも大切です。
今の自分ができる範囲から、子どもたちの未来が輝く支援を始めてみませんか。

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