ヤングケアラーの子どもたちに寄付したい!家庭支援などおすすめ募金先団体3選

(出典:カタリバHP)

最近少しずつメディアでも取り上げられるようになった「ヤングケアラー」の存在。
ヤングケアラーとは、家庭で両親や祖父母、きょうだいの世話や介護などをしているこどもたちのことを指します。

「ヤングケアラーの子どもたちの力になりたい」
「全ての子どもたちの権利が守られるように支えたい」

今回はそんな思いを持つ方に向けて、ヤングケアラーの子どもたちを支えるための活動を行う団体を3つご紹介します。

対話の場と専門家への相談窓口でヤングケアラーを支える(カタリバ)

国の実態調査によると、ヤングケアラーとして働く子どもがいる家庭は、いない家庭に比べて、ひとり親家庭である割合が高くなっています。
さらにカタリバが生活困窮世帯の中高生を対象に行った調査では、「週に1回以上家族の看病、世話をしている生徒の割合が約2割」という結果も出ています。
ヤングケアラーがいる家庭は抱えている困難が複合している場合も多くみられ、その背景は簡単なものではないことが分かっています。
(出典:カタリバHP

カタリバでは、そんなヤングケアラーとその家庭を支えるため、さまざまな支援を行っています。

カタリバHPより引用

カタリバが力を入れているのは以下の3つのプログラムです。
全て無償で、ヤングケアラーとその家族に提供しています。

  • ヤングケアラー向け対話プログラム
    同じヤングケアラーとして頑張っている同年代との情報交換や、日常の困りごとを相談したり、ケアラーの先輩との対話を通して進路や将来について考えられる機会を設けます。
  • ヤングケアラーと家族の相談窓口
    それぞれのご家庭のありたい姿を専門家と一緒に考え、公的支援の受給に向けたサポートや様々な困りごと、お悩みの相談に乗ります。
  • 保護者向けワークショップ
    希望される方に、ケアや子育て、家族関係などをテーマとした参加型のイベントを開催します。

ホームページには、実際に活動に参加した子どもたちの声も掲載されていました。

家族の事情もあり、これまでは進路のことも含め目先のことしか考えられてなかったけど、プログラムの中でケアの先輩のいろんな話を聞いたりして、自分一人で考えず人に相談していくことも大事だなと思うことができました。
新しい見方が知れてよかったです。
介護があるから家から出られないと思って進路は諦めていたけど、まだ希望があると思いました。

高1女子/ひとり親
[団体概要]
活動内容 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探究学習の実践支援など
活動地域 オンライン(全国)、岩手県、宮城県、福島県、東京都、島根県に加え、各地域団体を後方支援
支援対象 主に日本の小学生〜高校生
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

カタリバでは、ヤングケアラーを支える活動を含むカタリバ全体の活動を応援する「NPOカタリバサポーター」を募集しています。

月1,000円〜継続的に寄付をするカタリバサポーターになると、定期的な活動報告のメルマガ、サポーターの方限定の報告会や子どもたちとの交流会など、さまざまな情報が届きます。

カタリバの「サポーター会員」として私が日本の子どもを支援する3つの理由

カタリバは認定NPO法人なので、税額控除を受けられるのも嬉しいポイントですね。
ヤングケアラーの子どもたちやその家庭を具体的に支援したい、という方はぜひ寄付を検討してみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

ヤングケアラーを社会全体で支える仕組みを作る(日本ケアラー連盟)

「ヤングケアラー」という言葉は少しずつ認知されつつありますが、その実態はまだ詳しく調査されておらず、さらにはそれを支える行政の仕組みもまだ脆弱です。

日本ケアラー連盟は、ケアラー・ヤングケアラーを社会全体で支える仕組みを作るための活動を行っています。

日本ケアラー連盟HP

日本ケアラー連盟が行う活動は以下の4つです。

  • ケアラーの実情を把握し、仕組みづくりに生かす調査研究事業
  • ケアラーのための具体的な支援法の制定や政策実現を目指す、政策立案・提言活動
  • ケアラーの暮らしを支える支援ツール開発などのケアラー支援事業
  • 一般の方に問題を知っていただくための啓発・情報提供事業

ホームページには、具体的に政策を変えるためには何が必要なのかをまとめた冊子や、ヤングケアラーの実情を紹介する研修動画、毎月の活動を報告する日本ケアラー連盟通信など、幅広い情報が開示されており、ヤングケアラーが置かれている課題を深く理解することができます。

活動内容 ヤングケアラーを支える仕組み構築に向けた調査研究・政策提言など
活動地域 日本全国
支援対象 ケアラー・ヤングケアラーの人びと
寄付の使途 制度構築のための調査研究、ツール開発費用など
運営団体 一般社団法人日本ケアラー連盟

日本ケアラー協会では、大きく3つの支援方法が紹介されていました。

  • 2,000円〜10,000円の年会費を納め、会員になって応援する
  • 月々500円〜寄付をするマンスリーサポーターとして応援する
  • 1口3,000円以上の単発寄付で応援する

Facebookでは活動報告や啓発のための情報発信やイベントも頻繁に実施されており、支援をしながら、ヤングケアラーについての課題を深く知ることができそうです。

ヤングケアラーを社会の仕組みを変えることで支えたい、という方はぜひ寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

ヤングケアラーの経験を学びに変え、本人と社会を変えていく(ケアラーアクションネットワーク協会)

本人にその自覚がないまま、家族の世話や介護を行うヤングケアラー。
そんなヤングケアラーは、自身の経験から家族に障害や疾患があることが普通であるという“公平な視点”と、”多様な違いを認め合う力”をもっています。

この力を社会に向けて発信したり、その力を使って社会を変えていくことで、「公平で分断がなく尊重し合える社会」という新しい価値観を生み出したい、と活動を行うのがケアラーアクションネットワーク協会です。

ケアラーアクションネットワーク協会HP

ケアラーアクションネットワーク協会は、ケアラーが家族の世話を続けながら自分の人生を自由に選択できる社会になるために必要なサービスを提供する、をミッションに活動しています。

具体的には、ケアラー同士が出会い、共感し合える居場所支援と、そのケア経験を学びに転換して人生を豊かにするプログラムを提供。
ヤングケアラー同士が悩みを話し合える場づくり、セルフケアや障害の深い理解についての講座提供を実施しています。

ヤングケアラーにまつわる映画の作成など、問題の啓発に力を入れているのも特徴的です。

活動内容 ケアラー当事者の居場所作り、教育プログラムの開発・提供、啓発活動
活動地域 日本全国
支援対象 ヤングケアラーとして家族の世話をする人びと
寄付の使途 ヤングケアラーに提供される講座実施費用、啓発活動にまつわる費用等
運営団体 一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会

ケアラーアクションネットワーク協会では、月1,000円の継続寄付で団体を応援する、CANアンバサダーを募集しています。

HPによると、CANアンバサダーは、主にヤングケラーを支援する活動に賛同し、継続的に子どもや若者を応援しながら共に成長する仲間のこと。

良い活動を広めるアンバサダーになって欲しいという気持ちを込めて、ヤングケアラーについて説明する小冊子や、団体が制作する映画の宣伝カードが送られてくるそうです。

ヤングケアラー自身の経験や彼ら、彼女たちが持つ力を、社会を変えるエネルギーに変えることを支えたい、という方はぜひ寄付を検討してみてはいかがでしょうか。


以上、ヤングケアラーを支える活動を行う団体を3つご紹介しました。
ぜひ皆さまが寄付を検討する際の参考になれば幸いです。

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