寄付するならどこがいい?自腹で毎月募金している、おすすめNPO3選

「社会に役立てるため、お金は使おう!」と思っても、どこに寄付すればいいのか?
「ここだ!」というNPOやNGOがなかなか見つからない、ということもありますね。

「おすすめの寄付先を教えてほしい」
「寄付が有益に使われる、良い団体はどこ?」

といったことが気になる方のために、自分自身でも寄付などで支援している団体のなかから、3つピックアップして紹介します。

「子どもが売春宿に売られる」人身売買に挑む(かものはしプロジェクト)

かものはしプロジェクトHP

「子どもが、まるでモノのように売られてしまう」
日本では信じられないような行為が、今も世界中で起こり続けているのをご存知ですか?

「人身売買の被害にあい、売春宿で働かされている女の子がいる」という問題の解決を目指すのが、認定NPO法人かものはしプロジェクトです。

世界中で人身売買の被害に遭う子供たちは、年間100万人にのぼると言われます。
特にひどいのは、10歳にもならない女の子が、「家が貧しい」「親戚にダマされた」といった理由で売春宿に売られ、性的サービスに強制的に従事させられていること。

かものはしプロジェクトが掲げるのは、こうした「児童買春」が起こっている現状を変え、「子どもが売られない世界」をつくることです。

2002年に活動を始めたカンボジアでは、「性犯罪の加害者の逮捕件数は2001年から9年間で大幅に増加。今では子どもを置く売春宿はほとんどなくなり、『人身売買の問題が解決した』と言えるまでになった」(かものはしプロジェクトHP)そう。
カンボジアで問題解決の目処がたった今、人身売買の規模は世界最大と言われるインドでの活動に注力しています。

活動内容 被害者の権利と正義を取り戻すための仕組み作りなど
活動地域 インド
支援対象 人身売買の被害にあった女性・子どもなど
寄付の使途 サバイバーのリーダーシップ研修、被害者の裁判費用など
運営団体 認定NPO法人かものはしプロジェクト

インドで子供が売られてしまう値段は、なんと「1人2万円」
こういった悲しい現実を変えていくために、支援を呼びかけています。

私たちが学んだのは、「行動すれば、変えられる」ということです。
ご支援が集まれば、この問題は必ず解決できる。
たくさんのサポーター会員の皆様と一緒に歩んできたなかで、想いは確信へと変わっています。

毎月1,000円〜の寄付で応援するサポーター会員。
私自身も、入会して継続的に支援しています。

かものはしプロジェクトへの寄付、「サポーター会員」に入会した3つの理由
編集部オススメのポイント!
人身売買を取り締まる法律を整備するためには、当事者の声を反映させることが非常に重要です。この考えの下、かものはしプロジェクトは、サバイバーのリーダーシップをサポートするプログラムを実施しています。
かものはしプロジェクトを支援している印刷会社から、寄付の一環として、無償で印刷していただいています。企業とのパートナーシップによって、間接費を減らす、素晴らしい取り組みだと思います。

サポーター会員宛に毎年送られてくる年次報告書のクオリティが高く、 課題解決に向けて一歩ずつ前進している様子が分かります。

「アジアの子どもたちのために、何かしたいと思っていた」「現地にいけないけど、頑張っている人を応援したい」という方は、ぜひWEBサイトで詳しくご覧になってください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

貧困に苦しむひとり親家庭へ、カゴいっぱいの食品を届ける(グッドネーバーズ・ジャパン)

グッドネーバーズ・ジャパンHP

グッドネーバーズ・ジャパンは、国内外で子ども支援の活動を行う認定NPO法人です。
国内では「グッドごはん」という、困窮するひとり親世帯へ定期的な食品の配付を行っています。

私たちは自分たちの住む日本を、先進国で裕福、貧困などないと思ってしまいがちです。
しかし、現実には「少なくない日本の子どもが相対的な貧困状態にある」と言われています。

「ひとり親家庭」では、状況はよりいっそう深刻です。
養育費を受け取れなかったり、仕事をしていても子どもや学校の都合で休まねばならず、収入が安定しないためです。

ひとり親のお母さんたちの声をお読みください。

「子どもが『おなかすいた』と言っているのに、食べさせてあげられないことがありました」
365日ほぼ休みの日がありません。仕事、育児、介護のため1日24時間では足りません。自分の食事や睡眠時間を削っています」
「経済的に厳しい時に不安で悲観的になり、子どもへの罪悪感の中、その日その日を必死に過ごしていました」

ひとり親家庭のお母さんたちは、大きな不安と孤独を抱えながら、ぎりぎりの日々を送っています。

グッドネーバーズ・ジャパン HP

そのような苦しい状況にある家庭を支援するため、グッドネーバーズ・ジャパンは「グッドごはん」というプログラムを実施しています。
グッドごはんでは、低所得のひとり親家庭を対象に、1回の配付で1世帯に買い物かごいっぱいの10,000円相当の食品を配付しています。

活動内容 低所得のひとり親家庭に食料を届ける
活動地域 東京都・神奈川県・大阪府周辺など
支援対象 経済的に困窮しているひとり親と子ども
寄付の使途 食品の調達、食品を保存する設備費や輸送費、人件費など
運営団体 認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

初めてグッドごはんの食品を取りに来た方の多くは、かごいっぱいの食品を見て「これ、全部いただけるんですか?こんなにもらっていいんですか?」とびっくりされます。
あるお子さんは「ママと僕、二人だけで頑張っているからかなぁ。嬉しいね」と話してくれました。

お子さんは毎食お腹いっぱい食べられるようになり、自分の食事を抜いていたお母さんは1日3食に戻すことができました。

グッドネーバーズ・ジャパンHP

「頑張っても頑張っても報われない、誰も助けてくれない……」苦しんでいるひとり親の方々が直面するのは、お金がないことだけではなく、孤独感や絶望感でもあるでしょう。

かごいっぱいの食品を届けることは、「応援するよ」「手助けするよ」という支援の声を届けることでもあります。

グッドごはんへの寄付「国内こどもスポンサー」に私が入会した3つの理由
編集部オススメのポイント!
困窮するひとり親家庭にフォーカスし、密にコミュニケーションを取っています。それにより、孤立しがちなひとり親家庭に食品だけでなく”心のつながり”も届けられるだけでなく、寄付をする側にも、ひとり親家庭の親御さんや子どもたちの声がメールマガジンなどを通じて多く紹介されるため、寄付をする喜びを得ることができます。
コロナ禍で失業したり、パートのシフトを減らされるなど、困窮するひとり親家庭が急増しています。このような状況下で、東京都・神奈川県・大阪府にある17の配付拠点(2022年1月時点)で食品配付を実施するなど、積極的に事業を展開し、ひとり親家庭のニーズに応えています。

「ひとりじゃないよ」というメッセージを、お腹いっぱい食べれる安心感とともに届けたい!という方は、ぜひ支援を検討してみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

貧困や被災などに苦しむ子どもたちに、教育の機会を(カタリバ)

カタリバHP

「勉強したいのに、できない・・・」
生まれ育った家庭や地域のために、苦しい思いをしている子どもたちが、この日本にもいることをご存知ですか?

日本全体で、子どもたちの9人に1人が「貧困」
ひとり親家庭では、2人に1人に及ぶそうです。
※厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査」より

「母子家庭のため、進学をあきらめた・・」「アルバイトに追われ、高校を中退してしまう」
そんな子供たちも含めて、小学生から高校生まで学習サポートや心のケアを行うのが、認定NPO法人カタリバです。

「勉強する機会を奪われた子どもたちを、サポートしたい!」そんな想いのもと、私たちが始めたのが無料の放課後教室です。(中略)
日本中の子ども達が、生まれ育った環境や家庭などの格差によって、夢や可能性を閉ざされてしまうことが決してないように、活動しています。

カタリバ HP

2000年に活動をスタートして、高校生のキャリア学習支援など行なっていたカタリバですが、子どもたちの学習サポートをはじめたのは、東日本大震災がきっかけだったそう。

岩手県や宮城県など被災地で、仮設住宅に住むなど十分な学習環境がない子供たちに、放課後学校を開いてきました。
現在では、東京都足立区や熊本地震の被災地などにも活動が広がっています。

活動内容 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探究学習の実践支援など
活動地域 オンライン(全国)、岩手県、宮城県、福島県、東京都、島根県に加え、各地域団体を後方支援
支援対象 主に日本の小学生〜高校生など
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

全国の子どもたちに支援を広げるため、特に募集しているのが、月1,000円から応援するサポーター会員。
私自身、学生時代にボランティアをしていたご縁から始まり、2009年からサポーター会員を続けています。


カタリバに寄付する「サポーター会員」を10年以上続けての感想と、申込前のチェックポイント
編集部オススメのポイント!
設立から20年以上、一貫して、10代の子どもを支援しています。その中で培った知見をベースに、子どもたちの機会格差を埋めるチャレンジに取り組んでいます。
女子大生2人でスタートしたカタリバの活動も、現在は100名を超える職員の皆様と、3万人以上の支援者によって支えられています。その原点は”子どもの格差をなくしたい”という純粋な想いです。

「教育に課題意識を抱いてきた」「子供たちの夢を応援したい」といった方は、サイトをご覧になってみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

まとめ:「社会のために何かしたい」という方の参考に

以上、寄付が有益に使われている団体の一部として3つの団体をご紹介しました。

団体名寄付ナビ編集部オススメのポイント
かものはしプロジェクト① 人身売買の被害者女性の中から、国を変えるようなリーダーが生まれている
② 細やかに活動を報告するため、支援企業の協力による、質の高い年次報告書が届く
グッドネーバーズ・ジャパン①低所得のひとり親家庭を対象に食品を配付
②寄付の使途は食品の調達、食品を保存する設備費や輸送費、人件費など
カタリバ① 10代を対象としたキャリア教育で、子どもの意欲と創造性を引き出し、育む
② 創業者とスタッフの皆様の情熱が共感を呼び、3万人以上の支援者が活動を支えている

「おすすめの寄付先を知りたい」「社会に役立てるために、お金を使いたい」と考えている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。