「路上で過ごさざるを得ない方へ施しを」
「世界の恵まれない子ども達に寄付したい」
そんな想いをお持ちの方へ、効果的に支援を届けてくれる寄付先を3つご紹介します。
是非、あなたの想いを託すに相応しい活動をしている団体を見つけてください。
目次
世界中の子どもたちに、”保健”や”栄養”を支援する慈善団体(ユニセフ)
世界には適切な予防接種が受けられなかったり、十分な栄養を摂取することができなかったりといった、さまざまな困難によって命を落としてしまう子どもが大勢います。
1歳のサバは、紛争が続くイエメンで戦火から逃げる日々を送るうち、重度の栄養不良に陥ってしまいました。
日本ユニセフ協会HP
紛争をはじめとする人道危機は、世界の食糧難の最も大きな原因です。
ユニセフは世界190の国と地域で活動する国連機関で、緊急で支援を必要としている子どもたちから優先的に治療を行うことで知られています。
2018年はユニセフの支援によって、
- 6,550万人の子どもが、5種混合ワクチンを接種
- 400万人の子どもが、重度の急性栄養不良を治療
という効果があったとのこと。
短期的な物資の支援だけでなく、中長期的な開発支援まで幅広く手がけています。

活動内容 | 医療・保健・衛生・教育など多岐に渡る |
活動地域 | ガーナ、パキスタン、バングラデシュなど世界190ヶ国 |
支援対象 | 貧困・紛争・緊急支援が必要な国に住む子どもたち |
寄付の使途 | ワクチン・医療器具・研修実施費用など |
運営団体 | 公益財団法人日本ユニセフ協会(日本窓口) |
ユニセフでは、毎月一定金額を寄付する「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」を募集しています。
たとえば月3,000円の寄付を1年間続けると、けがや病気に対応する救急医薬品キット12セットを届けることができます。
また、寄付金控除も活用できるので、実質的に負担する金額は約半分ほどになります。

「命の灯が消えかけている子どもを放っておけない」
「有名な国際NGOだから、安心して寄付ができる」
こんな風に感じていただけた方は、ぜひ支援を検討されてみてください。
母国を追われ日本に逃れてきた難民に、温かい食事や宿を提供(難民支援協会)
命からがら祖国を亡命したにもかかわらず、日本の受け入れ体制が整っていないばかりに、何日も路上生活を強いられている人々がいることはご存知ですか?
宿泊場所がなく公園のベンチで過ごし、体の痛みに悩まされていたときに、助けてくれたことに感謝したいです。
支援を受けた方の声-難民支援協会HP
難民支援協会は私にとって階段のステップのような存在。
方向性を示してくれ、一段上がるときにいつも力になってくれます。
認定NPO法人難民支援協会は、日本に逃れてきた難民の方々に、温かい食事やシェルターを提供しています。
もちろん生活支援だけでなく、経済的に自立できるよう、希望者には就労支援も行います。
難民支援協会は日本発祥の団体で、設立から20年以上、一貫して難民をサポート。
累計6,000人以上、107カ国の方々に支援を届けてきた実績があります。


活動内容 | 法的支援、生活支援、就労支援、コミュニティ支援、政策提言・広報活動 |
活動地域 | 東京を拠点とした、全国各地 |
支援対象 | 日本に逃れてきた難民 |
寄付の使途 | 日本に逃れてきた難民への支援事業 |
運営団体 | 認定NPO法人難民支援協会 |
難民支援協会も、月1,500円から寄付できる「難民スペシャルサポーター」を募集中です。
3,000円の支援で、路上生活に耐えている難民が宿で一泊休むことができるそうです。



「冬の路上で過ごす人を、一人でも減らしたい」
「難民も関係なく受け入れられる社会になってほしい」
こんな風に感じた方は、ぜひ寄付を検討してみてください。
途上国で満足に教育を受けられない子どもたちへ、教育を届ける(e-Education)
経済的な事情や、早期妊娠など、あらゆる困難によって質の高い教育を受けられない子どもたちが世界にはたくさんいます。
「やっぱり勉強をやめたい」
e-Education HP
「貧乏人の僕らが、受かるわけがない」
「勉強してもムダと親に言われた」
あきらめかけた生徒もいました。
そんな時に伝えたのは、不可能はないということ。
特例認定NPO法人e-Educationは、バングラデシュやフィリピンといった開発途上国の中学生・高校生に教育支援を行なっている団体です。
活動当初は「日本の某予備校の事業モデルを途上国でも導入しよう」という試みから、スタートしました。
現在は活動も10年目に突入。
延べ14カ国、25,000人以上の生徒に、質の高い教育を届けてきました。


活動内容 | 映像授業の提供など |
活動地域 | バングラデシュ、フィリピン、ミャンマーなど |
支援対象 | 途上国の農村部に暮らす中高生 |
寄付の使途 | 映像授業の撮影、備品の購入など |
運営団体 | 特例認定NPO法人e-Education |
e-EducationのHPに、寄付の使い道に関する記述がありました。
Q.寄付金は何に使われますか?
e-Education HP
バングラデシュの高校生に届ける映像授業の撮影や編集費など、e-Educationの活動全般に活用させていただきます。
サポーターの方には活動内容を随時ご報告いたします。
”世界の果て”で生活している子どもにも、自らの人生を自らの手で切り拓くチャンスを提供するため、映像授業などのITを活用して効率的に支援を届けているとのこと。



「勉強したくても勉強できない子どもがいるのはおかしい」
「貧困の連鎖を断ち切るのは、教育の為せるワザだと思う」
こんな風にお考えの方は、団体HPもご覧になってみてください。
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した3団体は、どれも寄付金控除を活用することができます。



「毎月の寄付をするまでには、ちょっと手が届かない・・」
と感じたあなたでも、実際に負担する金額は、思ったより大きくなりません。
ぜひサイト内の他の記事も参考にしていただき、お気に入りの寄付先を見つけてください。