WWFジャパンの実態は?活動内容と寄付の使い道を、5分でチェック

絶滅の危機に瀕している動物の保護や、環境保全活動を行なっているWWF(World Wide Fund for Nature・世界自然保護基金)。

WWFジャパンの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

日本での活動を担うWWFジャパンは、自然資源の再利用や、環境汚染問題などに取り組んでいます。
その活動を支えているのは、民間からの寄付。

「寄付は何に使われてる?」「活動の実績は?」
そんな疑問を持つ方のために、WWFジャパンを支援する前にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

ポイント1:団体として信頼できるか?

WWFは国連に公認・登録された団体です。
WWFジャパンは、WWF創立者のオランダ王配故ベルンハルト殿下の働きかけをきっかけに、東京で1971年に設立。

いつからかは明記されていませんが、ある時期に特定公益増進法人となり、2011年には、内閣府から公益財団法人として認可を受けます。

WWFは内閣府認定の公益法人(中略)として免税団体に認定されております。
したがって、 WWFへの寄付金には(中略)税法上の優遇措置が適用(中略)されます。

(出典:税法上の優遇措置について

WWFジャパンへの寄付者は、所得税の控除を受けることが可能。

公益財団法人の認可は、以下のような審査や過程を経て受けることができます。

・公益財団法人・公益社団法人:民間有識者からなる第三者委員会による公益性の審査(公益目的事業を行うことを主たる目的とすること等)を経て、行政庁(内閣府又は都道府県)から公益認定を受ける

その寄付先は信用できる?怪しい?「寄付してはいけない」団体と、信頼できるNPOを見分ける5つのポイント

NPO法人や一般財団/社団法人よりも、寄付金控除が認められている認定NPO法人や公益法人の方が、より適切に寄付金を管理をしている傾向があると推測しやすいでしょう。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

WWFジャパンの寄付金の使い方はウェブサイト上の事業計画・報告書 で公開されています。

 決算報告書(2019年6月期)から、主な数値を拾ってみました。

  • 収益 14.9億円
    • 寄付金 52%
    • 会費 30.5%
    • 事業収益 7.9%
    • 補助金 4.7%
    • 受託事業収益 2.5%
    • その他(運用益・負担金・雑収益)2.4%
  • 支出 13.8億円
    • 事業費 98.9%
    • 管理費 1.1%

気になる広報・広告費については、掲載されていませんでした。

監査については、外部の監査法人と内部の監事による監査報告書の両方が添付されていました。

ポイント3:きちんと活動しているか?

WWFジャパンは、自然資源の再利用、環境汚染やエネルギー問題の解決、動物保護や人間との共存などのプロジェクトを企業、政府機関、研究機関などと共に進めています。

2018年の活動の一例をピックアップしてみました。

  • 【気候変動】パリ協定の実現に向けて、WWF も参加して設立した SBT (気温上昇を抑える目標)に 1 年で 24 の日本企業が参加
  • 【森林保全】大メコンの自然を守る「天然ゴム」プロジェクトに、タイヤ産業大手企業が、持続可能な天然ゴムの調達方針を策定
  • 【海洋保全】違法・無報告・無規制漁業の撲滅の取り組みの遅れる日本で、対策をリードする8団体によるフォーラムを新設
  • 【野生生物】象牙の違法輸出阻止と国内取引の停止を日本政府に要望し、市場の現状調査結果の発表やメディアでの発信

具体的な活動内容は、さまざまな媒体で知ることができます。

WWFの活動ページ

(出典:WWFの活動

一般会員、ユース会員へは、会報「地球のこと」(年4回発行)、15歳以下のジュニア会員へは、ニュースレター「パンダニュース」を発送。
その他、全会員にグッズ販売ショップ「PANDA SHOP」の通販カタログ(年2回)や寄付関連資料も、合わせて送られます。

しかし、WWFジャパンの資料では、進行中のプロジェクト総数の掲載が見当たらないなど、総括的な全体像は見えにくい状態です。

ですが、気になる特定のプロジェクト支援を検討している場合については、寄付をするかしないかの判断は比較的しやすいです。
関係資料やページをピンポイントで見て、決断されるとよろしいかと思います。

寄付先探しのご参考になれば幸いです。

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