WWFジャパンの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

(出典:支援者のtwitter

「地球の自然環境の悪化を食い止め、人類が自然と調和して生きられる未来を築く」を使命に掲げる、世界最大規模の自然環境保護団体、WWF(世界自然保護基金の略。World Wide Fund for Nature=WWF)。

日本での活動を担うWWFジャパンは、自然資源の再利用や、環境汚染問題などに取り組んでいます。
その活動を支えているのは、民間からの寄付。

「ちゃんとした団体なの?」「寄付で応援して大丈夫?」 そんな疑問を持つ方のために、WWFジャパンの評判や口コミ、支援先として検討する時にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

ブログやSNSで見つかった、WWFジャパンの評判·口コミ

WWFジャパンについて、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりしてみると、さまざまな書き込みが見つかりました。

ポジティブな評判·口コミや、支援者からの応援メッセージ

まずは、まずはポジティブが評判から。
さまざまな募金方法で寄付をしている方々が、次のようにメッセージをつづっています。

超有名ブロガー(中略)のツイートに触発されて「寄付」をしてみました!(中略) 
私は動物が好きです!自然が好きです!なので寄付するならそういう系のものがいいと思っていました。

google先生に探してもらった結果、WWFが動物や自然保護に寄付したいという目的にぴったりだと思って寄付しました。

(出典:動物や自然が好きな支援者のブログ

(出典:海を守りたい支援者のtwitter

(出典:動物の絶滅を危惧した支援者のtwitter

SNS上で、動物好きの支援者の発信を、多く見かけました。

個人の有名人では、動物写真家の岩合光昭、キャスターの滝川クリステル、歌手の加藤登紀子などがサポート。
WWFジャパンにおいては秋篠宮文仁親王殿下が名誉総裁を務め、その他の国でも各国王室が積極的に支援。

団体では、味の素、伊藤忠商事、キャノンなどの企業が支援しています。

ネガティブな評判·口コミや、活動への批判·疑問

その一方で、疑問や不安などネガティブな評判も、ブログやSNSで見つかりました。

私は動物や自然が好きなので、WWFという団体に(中略)寄付をはじめました。
1月にネットより申込み(中略)初回は、3か月分をまとめて(中略)引き落とすと書いてあったので納得の上で会員登録をしました。 

1月31日付で、2月と3月と4月の請求(中略)
ここまでは、問題ございません。 
その後色々事情があり、寄付を止めたいと思いました。 

私は、1月31日の段階で3か月分が明細に載っていたため。次は3か月先、または せめて2か月先に次の請求があるものと思っていました。
しかし実際には、2月末に5月分が引落しの明細に載っていました。(中略)

金額の問題ではなく、2月の分に関しては・・民法上の「錯誤」にあたる契約だと思っております。 
胸がもやもやするなかで、寄付金が引き落とされるのは納得がいきません。
それとまだ、5月になっておりません!!

(出典:寄付の引き落とし時期や対応に不満のある元支援者の相談記事

「クライメートセイバーズプログラム」というWWFのCO2削減運動を知りましたが、世界で10数社、日本系ではソニーと非常に少ない参加社に感じました。
このことから、WWFの力が信用出来なくなりました。

(出典:活動内容に疑問を持つ方のYahoo!知恵袋

(出典:WWFロゴに批判的な意見を持つ方のtwitter

WWFのロゴは「かわいい」と好評な一方で、政治的な疑問を抱いている方のブログやSNSも見かけました。

また、活動内容や範囲の有効性、資料やレポートの化学的根拠の信頼性、大企業との癒着やスタッフの高額報酬などに疑問をもつ方の書き込みが見つかりました。

海外においては、本部の名誉総裁の英国エジンバラ公フィリップ殿下の趣味のハンティングへの批判、また、スペインのWWF名誉会長で当時国王だったフアン・カルロス1世の保護動物ハンティングのスキャンダルが発生。
ドイツのWWFに批判的なドキュメンタリーのテレビ番組や書籍も発売されて、日本で話題になっています。

支援先として「WWFジャパン」は信頼できる?3つのチェックポイント

このようにポジティブ・ネガティブな評判や口コミがありますが、実際はどうなのでしょうか?
寄付をするかの客観的な判断材料として、法人格、資金使途、活動報告の3つのポイントを押さえることが大切です。

以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント1:団体として信頼できるか?

WWFは国連に公認・登録された団体です。
WWFジャパンは、WWF創立者のオランダ王配故ベルンハルト殿下の働きかけをきっかけに、東京で1971年に設立。

いつからかは明記されていませんが、ある時期に特定公益増進法人となり、2011年には、内閣府から公益財団法人として認可を受けます。

WWFは内閣府認定の公益法人(中略)として免税団体に認定されております。
したがって、 WWFへの寄付金には(中略)税法上の優遇措置が適用(中略)されます。

(出典:税法上の優遇措置について

WWFジャパンへの寄付者は、所得税の控除を受けることが可能。

公益財団法人の認可は、以下のような審査や過程を経て受けることができます。

・公益財団法人・公益社団法人:民間有識者からなる第三者委員会による公益性の審査(公益目的事業を行うことを主たる目的とすること等)を経て、行政庁(内閣府又は都道府県)から公益認定を受ける

(出典:寄付を考えているNPO/NGOが「信頼できる?」「怪しい?」と思った時、WEBサイトで簡単に確かめる5つのポイント

NPO法人や一般財団/社団法人よりも、寄付金控除が認められている認定NPO法人や公益法人の方が、より適切に寄付金を管理をしている傾向があると推測しやすいでしょう。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

WWFジャパンの寄付金の使い方はウェブサイト上の事業計画・報告書 で公開されています。

一般的なNGOが発行している、年次まとめ資料の活動報告書(WWFジャパンでは、事業報告・決算の「簡易版」と称している)は、2014年を最後に、以降作成されていません。

 事業計画・報告書によると、2017年度のWWFジャパンの経常収益は11.6億円。
その内、個人による会費・寄付金・遺産寄付が52%、法人による会費・寄付金が20%。

支出は10.6億円。
その内、活動費が41%、管理費が14%、資金調達広報費は30%。

1000円寄付をしたとすると、410円のみ活動に使われていることになります。

支援の対象は違うものの、同じ公益法人で、同じ基準で会計報告をしているプランジャパンの活動費の割合は79.8%。
WWFジャパンの活動費の割合は、その半分程なので、比率を比べた限りでは、少ないように見受けます。

WWFジャパンは、公益法人としての情報開示義務は果たしていて、公益法人会計に基づいた財務諸表等や事業報告書は前述の事業計画・報告書に掲載。

監査については、2017年度の決算報告書の中で、監査法人と監事による公益法人としての形式的な記述が記載されています。

監査法人の報告書

(出典:2017年度の決算報告書

内閣府から認可された公益財団法人であり、一定の透明性はあるように見えますが、情報開示に関しては必要最低限のみの印象を受けました。

ポイント3:きちんと活動しているか?

WWFジャパンは、自然資源の再利用、環境汚染やエネルギー問題の解決、動物保護や人間との共存などのプロジェクトを企業、政府機関、研究機関などと共に進めています。

2017年の活動の一例としては、トヨタ自動車と「CO2ゼロチャレンジ」の実現に向けたパートナーシップ、東京オリンピックにおける持続可能な水産物認証制度の提案など。

具体的な活動内容は、「WWFの活動」で見ることができます。

WWFの活動ページ

(出典:WWFの活動

資料室では、活動の根拠となる調査資料、記者会見資料などがリンクされています。
プラン・ブログは、スタッフによる活動報告、イベント告知、環境保護の呼びかけなどを掲載。

ウェブサイトのフッターにある、Youtubeからは活動や関連動画、twitterInstagramfacebookでは、関連ニュースや画像を発信しています。

一般会員、ユース会員へは、会報「地球のこと」(年4回発行)、15歳以下のジュニア会員へは、ニュースレター「パンダニュース」を発送。
その他、全会員にグッズ販売ショップ「PANDA SHOP」の通販カタログ(年2回)や寄付関連資料も、合わせて送られます。

しかし、WWFジャパンの資料では、進行中のプロジェクト総数の掲載が見当たらないなど、総括的な全体像は見えにくい状態です。

ですが、気になる特定のプロジェクト支援を検討している場合については、寄付をするかしないかの判断は比較的しやすいです。
関係資料やページをピンポイントで見て、決断されるとよろしいかと思います。

寄付先探しのご参考になれば幸いです。

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