女の子(女性)への寄付で、教育・自立や虐待防止を!支援団体3選

「女の子は教育を受けられない」「親が決めた相手と早くに結婚させられる」「家庭内での暴力にさらされる・・」
とりわけ途上国では、女性が弱い立場に置かれてしまったり差別にさらされたりしている現実があります。

そんな厳しい環境に向き合わざるをえない女性たちに、教育や自立の機会を届けたり、人権や尊厳が保障されるようにサポートしたりしている非営利活動をピックアップしました。

女の子の未来に投資すれば、世界は変わる(プラン・ジャパン)

女の子への支援といえば有名なのが、「プラン・インターナショナル・ジャパン」(以後プラン)。
「Because I am  a Girl」のキャンペーンは、テレビ・新聞や電車の中吊り広告などでご覧になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私が衝撃を受けたのは、「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない」という鮮烈な言葉でした。

プラン・インターナショナル・ジャパンWEBサイトより

幼い頃から、水汲みや食事の支度などの家事労働で、学校で学ぶことも友達と遊ぶことも許されない毎日。
そして10代で結婚を強いられ、早すぎる出産へ。暴力や誘拐、命の危険を感じる日常にさらされている女の子も少なくないそうです。

幼いからだでの妊娠や出産で命を落とすケースも。
古い慣習による早すぎる結婚で教育の機会が奪われています。
プラン・インターナショナル・ジャパン WEBサイトより)

「途上国では、約3人に1人の女の子が18歳未満で結婚」「同じく身体的暴力を受けたことのある女の子は約4人に1人」「世界中の非識字人口の約3分の2が女性」という、先進国で暮らす私たちにとっては想像しにくいデータも載っていました。
プランが強調するのは、「虐げられている分、もっとも伸びしろがあるのもまた、女の子」という主張。

  • 女の子が1年長く初等教育を受けると、その子が将来得る収入が約11%増加
  • 全ての女性が中等教育を修了すれば、5歳未満児の死亡率は約49%減理、1年でおよそ300万人の命が救える

といったデータとともに、女の子の可能性を伸ばし、未来を切り開くためのサポートを呼びかけています。

具体的な支援については、「地域全体を豊かに発展させていく活動を支援する」(1人のチャイルドと手紙の交流付き)というプラン・スポンサーシップも紹介されていました。
しかし、「女の子にフォーカスして支援したい」という方には、「女の子たちをリスクから守ると同時に、自立していくためのプロジェクトを実施」するという「ガールズ・プロジェクト」(毎月1,000円〜)寄付が合っているように思えました。

支援対象 途上国の女の子
活動地域 エチオピア、バングラディッシュ・ラオスなど
事業内容 早すぎる結婚・人身売買・暴力や虐待などから守る、教育や職業訓練などによる自立支援
寄付の使途 未記載(支援金の79.8%は「プログラム活動費」に使われるとのこと)
運営団体 公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン

「女の子がたった2万円で、売春宿に売られる」を変える(かものはしプロジェクト)

「女の子が、まるでモノのように売られてしまう」
日本では信じられないような行為が、今も世界中で起こり続けているのをご存知ですか?

「人身売買の被害にあい、売春宿で働かされている女の子がいる」という問題の解決を目指すのが、認定NPO法人かものはしプロジェクトです。

かものはしプロジェクトのWEBサイト(Topページ)より

初めて知った時に衝撃を受けたのが、10歳にもならない女の子が、「家が貧しい」「親戚にダマされた」といった理由で売春宿に売られ、性的サービスに強制的に従事させられている、という事実でした。

売春宿のオーナーは、彼女たちの髪をつかみ、頬や体を倒れるまで殴ります。
倒れた彼女は、「客の前で暴れると痛い思いをする」と抵抗できなくなります。
「本当はこんなことしたくない、つらい…」「みんなと同じように、学校へ行って勉強したかった…」
そう苦しみながら売春をさせられている子どもたちが、アジアの国々には、今もいるのです。
(かものはしプロジェクトWEBサイトより)

かものはしプロジェクトが掲げるのは、こうした「児童買春」が起こっている現状を変え、「子どもが売られない世界」をつくることです。

2002年に活動を始めたカンボジアでは、「性犯罪の加害者の逮捕件数は2001年から9年間で大幅に増加。今では子どもを置く売春宿はほとんどなくなり、『人身売買の問題が解決した』と言えるまでになった」(同団体WEBサイトより)そう。
カンボジアで問題解決の目処がたった今、人身売買の規模は世界最大と言われるインドでの活動に注力しています。

支援対象 人身売買の被害にあった10代の女性など
活動地域 インド、カンボジア(2017年度まで)
事業内容 被害者の権利と正義を取り戻すための仕組み作り、農村部での被害者の心のケアなど
寄付の使途 人身売買の取締り研修費用、被害者の裁判費用など
運営団体 認定NPO法人かものはしプロジェクト

インドで女の子が売られてしまう値段は、なんと「1人たった2万円」。
こういった悲しい現実を変えていくために、毎月1,000円〜の寄付で応援するサポーター会員として支援する方が7,000人以上いるそうです。

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赤ちゃん虐待や待機児童などの問題解決で、女性をサポート(フローレンス)

途上国で主に女の子の支援に取り組む団体を2つ紹介してきましたが、3つ目は少し変わった角度からピックアップしました。
日本で「病児保育」「待機児童問題」や「ひとり親家庭の貧困」「障害児保育」など、親子を取り巻くさまざまな課題解決にチャレンジする、認定NPO法人フローレンスです。

フローレンスWEBサイトより

フローレンスが取り組む課題の1つが、「赤ちゃんの虐待死」問題です。

生まれたばかりの赤ちゃんの命を、お腹を痛めて産んだお母さん自らが断ってしまう。
虐待によって死亡する0歳児は、「2週間に1人」にも。

そんなショッキングな統計の背景にあるのは、「望まない妊娠」です。
「貧困、性犯罪の被害など様々な事情を背負い、相談できずに孤立した女性が、生後間もないわが子を自ら殺す」(認定NPO法人フローレンス WEBサイトより)と言います。

罪のない赤ちゃんの命を救うための取り組みが、「赤ちゃん縁組」つまり、子どもを望む育ての親に赤ちゃんを託せるようにな仕組みづくりです。

「赤ちゃん縁組」では、望まない妊娠や、出産しても育てられないなど、妊娠期に課題を抱える妊婦の相談を受けています。
相談の結果やはり育てられない、となった場合には、出産と同時に育ての親に託すことで、「すべての子どもが愛情あふれる家庭で育つ社会」の実現を目指します。

妊婦の出産にかかる費用は、育ての親による自己負担で行うものの、縁組に至らない相談や相談員にかかる費用は賄えないとのこと。
生みの親の産前の「生活支援費」や育ての親への「研修費」などに、寄付を充てているそうです。

このようにビジネスとして成り立ちにくい社会課題を解決するために募集しているのが、月3,000円から支援するマンスリーサポーター
この他にも寄付を活用して、「障害児保育」や「子どもの貧困」(ひとり親家庭の支援)といった、子ども・親子をめぐる社会課題に取り組んでいます。

活動内容 赤ちゃん縁組、障害児保育、ひとり親家庭への病児保育など
活動地域 日本各地
支援対象 赤ちゃん、障害児、ひとり親家庭など
寄付の使途 生みの親の産前の生活支援費、育ての親への研修費、生みの親の相談時の出張費など※
運営団体 認定NPO法人フローレンス

※ 「赤ちゃん縁組」事業についての例

フローレンスの事業は、女の子のみを対象としたものではありませんし、支援を受けるのも父親という場合もあるでしょう。
一方、子育ての役割をメインにこなすのが母親が多い、という日本の現状を鑑みると、子育てをめぐる課題解決が「女性の支援」にも大いに貢献するのでは?と紹介いたしました。

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今回ご紹介した3つの活動、WEBサイトのリンク先も記していますので、ご自身の志向とあった活動や共感した活動はぜひ詳しくご覧になってみてください。

 

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