世界の水問題に、寄付や募金は役立つ?子ども達を汚い水から守る、支援団体・NGO3選

世界には貧困・災害支援など、様々な支援を必要としている地域がありますよね。
今回は、その中でも「安全な水へのアクセスが難しい」国や地域への支援をご紹介します。

水・衛生の支援といっても、その方法は様々です。
この記事では、それぞれの団体ごとに異なるプログラムをお伝えしていますよ。

「きれいな水を、途上国の子どもに届けたい」と考えられている方は、支援先選びに本記事を参考にされてみてはいかがでしょうか。

「汚れた水を飲み、命を落とす・・」子どもたちに安全な水を(ユニセフ)

「安全な水が手に入らない」と聞いても、「そのような地域は世界でもごくわずかでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、きれいな水を手に入れることができない人々は、世界に約21億人いると言われています。

世界ではいまだ21億人~3人に1人~が安全な水を飲むことができません。
汚れた水や不衛生な環境がもとで、年間数十万人の幼い子どもの命が失われています。
(同団体WEBサイト より)

ユニセフでは、このような地域に給水所を設置。
下痢による脱水症に苦しむ子どもを回復させるORS(経口補水塩)の提供などを行っています。

以下の記事では、水・衛生分野への取り組みやこれまでの活動成果について詳しく書いています。

ユニセフ「どんなに汚くてもこの水を飲むしかない」は本当?“水と衛生”の取り組みを調べました

きれいな水を確保し、衛生環境が整うことで幼い子どもの感染症を防ぐことが可能となりました。

活動内容 医療・保健・衛生・教育など多岐に渡る
活動地域 ガーナ、パキスタン、バングラデシュなど世界190国
支援対象 貧困・紛争・緊急支援が必要な国に住む子どもたち
寄付の使途 ワクチン・医療器具・研修実施費用など
運営団体 公益財団法人日本ユニセフ協会(日本窓口)

ユニセフの活動の特徴は、なんと言っても規模の大きさです。
対象国は世界190ヵ国、水・衛生分野では3,530万人に緊急給水を行うなど、大規模な活動を行うことができるのが魅力ですね。

支援方法は、ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムがあります。
月1,000円から始める寄付で、世界中の子どもたちへ安全な水を届けるお手伝いができますよ。

実際の支援方法は、こちらも参考にされてみてはいかがでしょうか。
申込までのステップや、団体の信頼性なども詳しく書いています。

ユニセフ募金の使われ方が気になっていた私が、マンスリーサポートに入会した3つの理由

「大規模な支援で早急に安全な水を届けたい」「水・衛生支援を通して、世界の子どもを助けたい」という方は、支援を検討されてみてください。

子どもたちを“水くみ”の重荷から解放したい!水・衛生専門のNGO(ウォーターエイド)

きれいな水を手に入れられない環境は、衛生面だけではなく子どもの教育機会も奪っていました。
日本の子どもたちが学校で勉強しているときに、世界では「水くみ」をしている子どもが大勢います。

水くみは多くの場合、女性や女の子の仕事です。(中略)
水くみには日に5回、多い時には7回も行かなくてはならず、学校に通い続けることを断念しました。
「学校は辞めたくありませんでした。今でも学校に行きたいけれど、食事の準備や水くみ、それに赤ちゃんたちの世話もして両親を支えなくてはいけません。これが私の仕事なのです。」
同団体WEBサイトより)

このような子どもの負担を少しでも減らし、すべての人が清潔な水と適切なトイレを利用できるようサポートをしているのがウォーターエイドです。

設備や資金の調達だけでなく、衛生教育や現地の人々の技術習得にも力を入れています。
自分たちの力で衛生的な環境を確保できるようになれば、支援に頼ることなく安全な生活を続けることが可能となっていきますね。

活動内容 給水設備・トイレの設置、衛生教育など
活動地域 ウガンダ、ザンビア、ガーナなど世界34ヵ国
支援対象 清潔な水・トイレを利用できない地域の人々
寄付の使途 衛生設備の設置費・研修実施費用など
運営団体 認定NPO法人ウォーターエイドジャパン(日本窓口)

同団体は1981年にイギリスで設立し、37年間にわたって水・衛生分野に特化して活動してきた国際NGOです。
そのため、住民参加型のプロジェクトを数多く実施。
各国で住民自身が水資源を管理できるような仕組みを整えています。

支援方法は、月1,000円からの寄付が可能です。
約2,500円の支援で、ひとりの人が水とトイレを利用し、衛生環境を改善することができるそうですよ。
継続して寄付をする【オアシスギフト】では、ニュースレター(年2回)・年次報告書(年1回)を受け取ることも可能です。

「水支援に特化した団体へ寄付をしたい」「適切なトイレの利用で女の子たちを守りたい」
そう考えられる方は、一度公式サイトをご覧になってみてはいかがでしょうか。

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トイレと手洗いなど地域で根付かせる、水衛生プログラム(ワールド・ビジョン)

不衛生な水やトイレには、感染症や下痢などの多くの危険が潜んでいます。
大人が「汚い水は危険」と理解できても、知識のない子どもには「飲める水」。

安易に飲んでしまえば最悪の場合、命を奪ってしまう結果となります。

病原菌や寄生虫によって汚染された水は様々な病気を引き起こします。
特に子どもたちの知能の発達や身体の成長に取り返しのつかない影響を及ぼし、抵抗力の弱い幼い子どもたちは下痢によって脱水症状に陥り命を落としています。
同団体WEBサイトより)

このような安全な水が手に入らない地域で、子どもたちの衛生習慣の啓発活動を行っているのがワールド・ビジョンです。

もともとトイレのない生活が当たり前だった地域では、まずトイレの正しい使い方を伝えるところから始まります。
手洗いの習慣を身につけるのも、子どもたちが健康に過ごすために必要不可欠。
支援地域の小学校では衛生に関わる啓発活動を盛んに行っているそうです。

活動内容 子どもの教育支援・貧困支援など
活動地域 インド・インドネシア・カンボジア・スリランカ・タイなど
支援対象 貧困、紛争、災害で苦しむ子ども達
寄付の使途 子ども達の支援活動全般
運営団体 認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン(日本窓口)

同団体では、住民の主体的な運営を重要視しています。
住民の中から「水管理委員会」を選出し、人々から小額の料金を徴収し、設備の修繕費として利用する方法が多くの支援地域で定着しつつあるそう。

この方法で管理されている井戸は、そうでない井戸に比べ活用され続ける割合が4倍高いという結果が出ており、持続可能なプログラムの良さが伝わってきますね。

団体の詳しい寄付方法や、他分野の支援は以下も参考にされてみてください。

入会キットなど届いた郵送物
チャイルド・スポンサーシップでの寄付、申し込む前に調べた3つの疑問

「水と食糧のための募金」を選択すると、水支援への寄付を行うことができますよ。

「子どもたちに正しい水の知識をつけてほしい」「継続的に安全な水を管理する手助けをしたい」
そう感じた方は、寄付を検討してみても良いかもしれませんね。

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