格差解消に寄付するには?辛い状況でも必死に頑張る人たちを支援する募金先3選

(出典:カタリバ

長引く不景気や災害、コロナ禍によって、人々の経済格差が拡大していると言われています。

「格差社会」という言葉もよく聞かれるようになりました。

経済格差は、教育格差や、さまざまな機会格差にもつながります。

本記事では、そのような格差を解消するために活動している団体を紹介します。

教育や環境による格差をなくすために、10代の居場所づくりを(カタリバ)

認定NPO法人カタリバは、「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」を実現するため、居場所や学習環境を提供する活動を行なっています。

「日本では、誰でも必要な教育を受けられる」

確かに、本当はそうかもしれません。

ですが、さまざまな事情で、学校に通えないでいる子どもたちが、日本には大勢います。

「母子家庭のため、進学をあきらめた・・」

「親のDVや病気などに苦しみ、学校にさえ毎日通えない・・」

「自分に自信が持てない。まわりについてけない。学校に居場所がない・・・」

決して少なくない子どもたちが、生まれ育った環境の影響で、困難な状況に置かれています。

教育で受けた格差は、次世代の経済格差に受け継がれ、貧困の連鎖が起きてしまいます。

また、貧困だけでなく、不登校、災害、キャリア形成の有無など、様々な困難に対して、日本の10代の子どもたちが、誰にも頼れず、一人で困難に向き合う状況があります。

カタリバHP

カタリバは、困難な状態にある子どもたちの夢や可能性が閉ざされてしまうことのないように、子どもたちの心のケアを行っています。

その設立は2001年。

20年にわたって、居場所支援や、学習支援などの活動を行なっています。

自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたち。そんな子どもたちが、泣いたり笑ったり、そのままの自分を受け入れ安心できる居場所をつくることで、心の安全基地を届けたい。

カタリバHP
活動内容 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探求学習の実践支援など
活動地域 岩手県、宮城県、福島県、東京都、島根県に加え、各地域団体を後方支援
支援対象 日本の小学生〜高校生
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

利用していた生徒からはこのような声があるようです。

もらったものが多すぎて、感謝しきれないです。メンタルも考え方もすごく成長できたし、いつも真剣に話を聞いてくれて、ちゃんと考えてくれて。自分が頑張ってることを認めてくれるので自信がついて、落ち込んでる時や嫌な時も「もうちょっとがんばろう!」と。折れない心をつくってもらいました。

カタリバHP

10代の多感な時代に自己肯定感を育めることは、生涯にわたって大きな財産になるはずです。

カタリバを利用する子どもたちも、きっとその経験が将来に生きることでしょう。

カタリバへの支援は月1,000円から可能です。

学習する場を作り、子どもの自信を育む活動に、ぜひ支援を検討してみてください。

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寄付金控除の対象団体です

お腹を空かせたひとり親家庭の子どもに、カゴいっぱいの食料品を(グッドネーバーズ・ジャパン)

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンは、国内外で子どもへの支援活動を行っています。

日本国内では、経済的に困窮するひとり親家庭に定期的な食品の配付を行う「グッドごはん」という活動を行なっています。

子どもの貧困の多くは、ひとり親家庭で起こっているのをご存知でしょうか。

グッドネーバーズ・ジャパンが行った調査では、ひとり親家庭の47%が公的補助金などを含めても200万円未満の世帯年収で暮らしている、ということがわかっています。

そのような苦しい状況では、趣味や習い事、娯楽への出費はおろか、食費を十分にまかなうことも難しいでしょう。

食費も1〜2万円に切り詰めているので、子どもにお腹いっぱい食べさせられないことに罪悪感を感じています。

葵ちゃんに習い事をさせたり、旅行に連れていくこともできません。

特に家計が苦しい時には、「誰も助けてくれない」という孤独感で絶望的な気持ちになっていたそうです。

(中略)

「365日ほぼ休みの日がありません。仕事、育児、介護のため1日24時間では足りません。自分の食事や睡眠時間を削っています」

「経済的に厳しい時に不安で悲観的になり、子どもへの罪悪感の中、その日その日を必死に過ごしていました」

ひとり親家庭のお母さんたちは、大きな不安と孤独を抱えながら、ぎりぎりの日々を送っています。

グッドネーバーズ・ジャパンHP

グッドネーバーズ・ジャパンHP

グッドごはんでは、個人や企業から受けた食品の寄付を、月に一度、各世帯に配付しています。

配布する食品はお米、調味料、レトルト食品、お菓子、防災備蓄品などさまざまで、カゴいっぱいの量が手渡されます。

中には、支援者からの手書きのメッセージ入りのものもあるそうです。

活動内容 低所得のひとり親家庭に食料を届ける
活動地域 東京都・大阪府周辺など
支援対象 経済的に困窮しているひとり親と子ども
寄付の使途 食品を保存する設備費や輸送費、人件費など
運営団体 認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

グッドごはんのWebサイトには、さまざまな利用者の様子が伺えます。食品を受け取る方々の喜ぶ様子が目に浮かびます。

初めてグッドごはんの食品を取りに来た方の多くは、かごいっぱいの食品を見て「これ、全部いただけるんですか?こんなにもらっていいんですか?」とびっくりされます。

あるお子さんは「ママと僕、二人だけで頑張っているからかなぁ。嬉しいね」と話してくれました。

お子さんは毎食お腹いっぱい食べられるようになり、自分の食事を抜いていたお母さんは1日3食に戻すことができました。

グッドネーバーズ・ジャパンHP

グッドネーバーズ・ジャパンでは毎月1,000円から「国内こどもスポンサー」として、活動を応援することができます。

食の支援をすることで、家計には余裕ができ、子どもを塾に通わせたり、部活の道具を買えたりと、いい影響が生まれます。

1日33円の支援で、頑張る家庭の応援を始めてみませんか?

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寄付金控除の対象団体です

塾や習い事で使えるクーポンを、貧困家庭に配布(チャンス・フォー・チルドレン)

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンは、経済的な理由で塾や習い事などの学校外教育を受ける機会を持てない家庭を対象に「スタディクーポン」を配布しています。

子どもの教育課程では、学校での義務教育以外にも、さまざまな教育機会が必要となる場合があります。

例えば、受験準備のための通塾には費用がかかります。

貧困状態にある家庭では、塾や習い事など、子どもの学校外教育に十分なお金をかけることができません。

親の所得格差や家庭の経済格差は子どもへも影響を与えます。

世帯収入の低い家庭(子どもにかけられる学校外教育費の少ない家庭)の子どもほど、学力テストの正答率が低いことがわかります。家庭の経済格差が学力格差を生んでいるのです。

チャンス・フォー・チルドレンHP

チャンス・フォー・チルドレンHP

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンは、教育活動に限定して使用できる「スタディクーポン」を配布し、子どもに学習機会を届けることができます。

クーポンは、以下の中から子どもが選んで、自由に利用できます。

  1. 教科学習(塾、予備校、家庭教師、通信教育など)
  2. スポーツ(サッカー教室、スイミング、スポーツ教室など)
  3. 文化活動(ピアノ教室、音楽教室、絵画教室など)
  4. 体験活動(キャンプ、野外活動、社会体験など)
  5. 習い事(習字、そろばん、パソコン教室、外国語教室など)

また、学習や進路についての相談に乗ってくれたり、アドバイスをしてくれる大学生ボランティアのサポート制度「ブラザー・シスター制度」も整っています。

活動内容 スタディクーポンの支給、大学生ボランティア等による相談支援
活動地域 岩手県、宮城県、福島県、東京都、兵庫県、大阪府、京都府など
支援対象 経済的困難を抱える子ども・被災した子ども
寄付の使途 クーポン発行費、スタッフ人件費、広告費など
運営団体 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

クーポンを活用して大学に合格した生徒からは、このような声が聞かれました。

「今、しっかり勉強して大学を卒業し、会社に入れば母を支えられるかもしれない」と思い、CFCのクーポン利用に応募しました。クーポンをもらってからは予備校と自宅で懸命に勉強しました。おかげで大学に合格することができました。

チャンス・フォー・チルドレンHP

ひとりの若者の人生を、クーポンがしっかり支えたことが伺えます。

チャンス・フォー・チルドレンの活動は、「サポート会員」として毎月1,000円から支えることができます。

まだまだ、子どもの応募に対してクーポンが足りず、資金不足で1000人以上が落選している状況。

さらに多くの子どもたちがスタディクーポンを利用できるよう、ぜひ支援を検討してみてください。

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寄付金控除の対象団体です

今回は、格差解消のためにさまざまな活動を行う団体を紹介しました。

理念や活動内容に共感する団体があれば、ぜひ支援してみてください!

あなたの支援が、ひとりの人の未来をよりよいものに変えていくかもしれませんよ。

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