母子家庭に寄付を届けるには?ひとり親やシングルマザーなどの支援団体3選

最近では日本のメディアでも、ひとり親家庭の貧困や悲しい事件などが報道されるのをよく見かけます。

「母子家庭に寄付を届けたい」「ひとり親家庭のために、できることをしたい」そう思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし日本ではそういった支援団体について大きく取り上げられていないのも事実。
なかなか支援団体を見つけるのも苦労しますよね。

そこで今回は、様々な形で母子家庭やシングルマザーを支援している団体をご紹介します。

ひとり親家庭が“貧困の連鎖”から抜け出すため、病児保育など支援(フローレンス)

女性の社会進出も進み、結婚・出産が仕事に及ぼす影響にも社会が寛大になりつつありますが、妊娠した女性や小さなお子様を持つ女性が働きづらい状況も未だにあるのが現実です。
ましてやひとり親ならなおさら。

ひとり親家庭は、低収入であることが多く、子育ても仕事もすべて一人で抱えています(認定NPO法人フローレンス WEBサイトより)。
そして、子育てをしながら働くひとり親が最も困ってしまうのが「子どもの病気」なんです。

大変なのは「子どもの急病時」です。(中略)休みが続くことで収入が減り、最悪の場合はリストラの対象になるなど収入格差が生まれやすく、それが子どもの教育機会・社会的格差につながり、子ども自身の未来にも悪影響が及ぶ……という「世代間での貧困の連鎖」を生んでいきます。
認定NPO法人フローレンス WEBサイトより)

そんなひとり親のために始まったのが「ひとり親支援」。
ひとり親家庭のために低価格で病児保育を提供することで、この貧困の連鎖から抜け出そうとしているのが「認定NPO法人フローレンス」です。

同団体WEBサイトより

フローレンスは他にも、2004年に法人設立以来、赤ちゃん縁組や障害児保育といった事業を展開。
「親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する」をミッションとして活動しています。

活動内容 ひとり親家庭への病児保育、赤ちゃん縁組、障害児保育など
活動地域 東京
支援対象 ひとり親家庭、赤ちゃん、障害児など
寄付の使途 ひとり親家庭への安価な病児保育提供、子育て環境改善への活動など
運営団体 認定NPO法人フローレンス

※ 「ひとり親家庭」を支える取り組みについての例

この他にも「赤ちゃん縁組」や「障害児保育」といった、子ども・親子をめぐる社会課題に取り組んでいます。

フローレンスの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック
  • 8,400円/月のサポートでひとり親家庭1世帯をサポートできる
  • 同じく1,050円/月でサポートする方、8名ででひとり親家庭1世帯をサポートできる

そうです。「母子家庭にまつわる格差をなくしたい」や「懸命に働くひとり親を応援したい」と考えられる方は、支援先として検討してみてよいかもしれません。

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ひとり親に向けキャリア支援やサポーターを育てる講座を開催(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ)

先進国と呼ばれる日本で働きながらも、ひとり親家庭は貧困と呼ばれる人が半数以上いることを知っていましたか?

日本のひとり親家庭の相対的貧困率は先進国で最悪となっており、ひとり親と子どもたちは様々な生きづらさを抱えています(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ WEBサイトより)。

そんなひとり親家庭のキャリア支援しながら、サポーターの養成まで行っているのがNPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむです。


同団体WEBサイトより

ひとり親家庭の8割以上が働いているにも関わらず、貧困率は世界ワーストであり、当然ひとり親家庭で育つ子どもたちの多くは貧困の真っただ中にいる。(中略)貧困とはただお金がないことだけを意味するのではない。社会的孤立、こころとからだの健康状態の悪化、自死の増加、憎悪の連鎖、特にひとり親家庭に育つ若者の自立の困難、社会の不安定化を招いている(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ WEBサイトより)。

ひとり親の貧困、子どもへの影響を考え「キャリア支援プログラム」や「入学お祝い金」「ひとり親サポーター養成講座」など様々な取り組みを行っているようです。

しんぐるまざあず・ふぉーらむは1980年に発足、2002年にNPOになった当事者が中心のNPO法人です。
「ママが元気になれば子どももしあわせに!」をミッションに、シングルマザーが子どもといっしょに生き生き楽しく生きられるように、ママを勇気づけ、社会で活躍できる支援を行っています。

活動内容 交流会、シングルマザーキャリア支援、ひとり親の子供への教育支援など
活動地域 日本各地(交流会は首都圏中心)
支援対象 離婚・非婚・未婚・死別のひとり親、シングルファーザー
寄付の使途 交流会、入学お祝い金事業、子育て支援事業、セミナー事業など
運営団体 NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ

ひとり親の支援にはまだまだ人手が足りません。そんな中、ひとり親支援にかかわる方や相談員の育成、教員や学校現場の方への情報提供や当事者も含めて講座を実施しています。

毎月1,000円から寄付を募集しているマンスリーサポーターは、クレジットカードでの寄付もできるようになったようですね。
「ひとり親の入学をお祝いしたい」や「シングルマザーのキャリアアップを応援したい」と思われた方は、一度ホームページをご覧になってみてはいかがでしょうか。

貧困家庭の子ども達など、教育面からサポート(認定NPO法人カタリバ)

最後に紹介するのは、貧困家庭の子ども達などを対象に学習支援と心のケアをしているカタリバ 。
母子家庭だけでなく、貧しい家庭環境に置かれた生徒や、大きな震災や豪雨などで被災した地域に住む子どもたちなどをサポートしています。

ひとり親家庭の生徒さんも通っているようなので、ご紹介させてください。

小学生の頃に両親が離婚し、幼い弟2人と妹2人合わせて、子どもたちは全員お父さんに引き取られました。しかしその後、お父さんは重い病気にかかり、それが原因で仕事を失ってしまいました。(中略)勉強机はなく、家で唯一のテーブルである食卓が勉強場所です。家計が苦しいので、周りの友達のように塾に行くことも、 もちろんできませんでした。
だんだん自信もなくなり「自分は何もできない人間だ」と思うようになりました。
認定NPO法人カタリバ WEBサイトより)

今もなお、このように「将来に希望を持つ」「夢を描く」そんな当たり前の気持ちを持つことも出来なくなってしまっている子どもたちがいます。
ただ、日本でそんな貧困なんて多くないのでは?と思う方もいらっしゃいますよね。

日本全体で、子どもたちの7人に1人が「貧困」。
ひとり親家庭では、2人に1人に及ぶそうです。
※厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」より

「母子家庭のため、進学をあきらめた・・」「アルバイトに追われ、高校を中退してしまう」そんな子供たちも含めて、小学生から高校生まで学習サポートや心のケアを行うのが、認定NPO法人カタリバです。

同団体WEBサイトより

活動内容 学習指導と心のケアを行う放課後学校の運営など
活動地域 岩手県、宮城県、福島県、東京都、熊本県など
支援対象 小学生〜高校生
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

2000年に活動をスタートして、高校生のキャリア学習支援など行なっていたカタリバ。
子どもたちの学習サポートをはじめたのは、東日本大震災がきっかけだったそう。
被災地で仮設住宅に住むなど十分な学習環境がない子供たちに、放課後学校を開いてきました。

十分な学習環境や親が手厚い教育サポートが出来ないのはひとり親家庭でも同じ。
同じような境遇のお友達と一緒に勉強できるのは非常に心強いでしょう。

全国の子どもたちに支援を広げるため、特に募集しているのが、月1,000円から応援するサポーター会員
「学習環境が十分でない子どもたちをサポートしたい」「子供たちの夢を応援したい」といった方は、サイトをご覧になってみてください。

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また「学習支援」というのも新しい支援の形ですよね。
興味を持たれた方は、こちらの体験記もご覧になってみてください。
寄付を始められる前の疑問や不安が解決できるはずです。


カタリバに寄付する「サポーター会員」を9年間続けての感想と、申込前のチェックポイント

まとめ:ひとり親への支援は様々な形がある

この記事では、日本国内の子どもたちへの支援活動の例として、「認定NPO法人カタリバ」「認定NPO法人フローレンス」「NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ」の3つをご紹介しました。

寄付金額や方法、各団体の用途も様々ありましたがボランティアを募集している団体も多くあります。
しかし、なかなか直接現場に出向いたりひとり親との交流が少ないのも現状ですよね。
それでも「ひとり親家庭を寄付で応援したい」という方にとって、支援先選びの参考になれると嬉しいです。

子育ては2人でも苦悩や困難が多い時期もたくさんあります。
一人で頑張るシングルマザーやその子どもたちを、あなたも寄付という形で応援してみませんか?

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