アジアの子供に寄付を届けたい!日本発の子ども支援NGO3選

経済の発展が進むアジアでも、途上国には過酷な環境で暮らす貧しい子ども達がまだ数多くいます。
特に貧しいと言われるバングラデシュや、世界最大規模の人身売買が行われているインドをはじめ、途上国の多くは人権や教育などに大きな課題を抱えています。

そんなアジアの途上国で暮らす子ども達を支援する団体として、日本発のNGOを3つピックアップしました。

インドやカンボジア(17年度まで)で、「子どもが売られない」世界を(かものはしプロジェクト)

「お金やモノと引き換えに子どもが売春宿に売られてしまう」
– 日本では考えにくいですが、世界では日常的にこんな悲劇が起きているのをご存知ですか?
子どもが売春宿に売られてしまうことを「商業的性的搾取」と呼びますが、この被害にあっている子どもは世界で100万人もいるといわれています。

かものはしプロジェクトは、この問題に立ち向かい、世界から商業的性的搾取の被害をなくすために活動しています。

同団体WEBサイトより

かものはしプロジェクトが、この問題に取り組むため2002年に活動をはじめたのはカンボジアでした。
そのカンボジアでは、性犯罪加害者の逮捕件数は2001年からの9年間で大幅に増加。
今では売春宿から子どもの姿が消え、人身売買の問題は解決した、と言えるまでになったとのことです。

そしてかものはしプロジェクトでは現在、世界最大の規模で人身売買が起きているというインドでこの問題に取り組んでいます。

サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「サバイバーに寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないよう「社会の仕組みをつくる」活動の2つを軸に、現地パートナーと共同しながら様々な事業を行っています。
かものはしプロジェクトWEBサイトより)

活動内容 人身売買ビジネスが成立しない仕組み作りなど
活動地域 インド、カンボジア(2017年度まで)
支援対象 性被害にあった10代の女性など
寄付の使途 人身売買の取締り研修費用、被害者の裁判費用など
運営団体 認定NPO法人かものはしプロジェクト
かものはしプロジェクトの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

たとえば月1,000円を寄付することで、4人の鉄道警察官が人身売買取り締まりのための研修を受けることができるとのことです。
また月5,000円の寄付で、被害者の女の子1人が自立して自分のビジネスが始められるといいます。
寄付は被害に苦しむ子どもと未来の子どもの両方を救うことができます。

> 寄付する

バングラディッシュやフィリピンなどで、映像授業の教育(e-Education)

学校で満足な教育を受けられない子ども達がいます。たとえばアジア最貧国のバングラデシュでは、以下のような現実に悩まされています。

「待遇が悪い農村部を中心として、4万人の先生が不足している」
「都市部の予備校に通わないと難関大学に合格できないがそのためのお金がない」
「農村の若者は、小作人などの単純労働にしかつけず、貧困から抜け出せない」

e-Educationは日本の映像授業で、こんな途上国の教育問題に挑んでいる組織です。
映像授業という日本のテクノロジーで、子どもの教育格差をなくそうとしています。

同団体WEBサイトより

e-Educationがはじめて教室を立ち上げたのはダッカ郊外の村、ハムチャー。
そこで口説き落としたバングラディッシュ最高の予備校教師の映像授業を無料で見られるようにしました。
結果、初年度にして難関のダッカ大学合格者1名を含め、18名が大学進学を決めました。
この出来事はダッカの新聞にも掲載され、「ハムチャー村の軌跡」と称賛されたとのことです。

「妹や弟を助けるために、良い仕事に就きたい。」
「そのために、大学に受かりたい。」
「でも、お金がないから予備校には通えない」

なかには、「勉強したい」と泣きながら言う生徒もいました。

でも、家庭の半分以上は電気が通らず、夜は暗いまま。
そして、教えてくれる先生もいません。
e-Education WEBサイトより)

活動内容 途上国の子どもたちに映像授業を提供
活動地域 バングラデシュ・フィリピン・ミャンマー・ネパール・ラオスなど
支援対象 農村部の高校生など
寄付の使途 撮影・編集など映像授業の準備全般
運営団体 特例認定NPO法人e-Education

e-Educationの活動はバングラデシュでの成功をきっかけに、世界各地に広がっています。
月1,000円の寄付で6人の生徒が映像授業を受けられ、月5,000円なら、1つの教室に映像授業を導入できます。

ネパールの田舎の子ども達に質の良い教育を届ける(YouMeNepal)

ネパールでは学校が増えているものの、質の良い教育は田舎にまで届いていません。
数時間かけて学校へ来ても、先生が学校へ来なかったり、来てもすぐに帰ってしまったりするのが当たり前の状態とのこと。

YouMeNepalでは、自らネパールの田舎で自ら学校(YouMe school)を建設・運営しています。
YouMe schoolは「時間と約束を守ること」などをルールとして、都会から教師を呼んで授業を行っています。

同団体WEBサイトより

YouMe schoolは、現在ネパール国内に2校展開され、合計361人の生徒が学んでいます。
子供たちへの教育を継続するためには、継続的な寄付を必要としているとのことです。

ボクたちの学校には、スタートの時から実践し続けている5つのルールがあります。
1. 時間と約束を守る事。
2. 自分自身で掃除をし、環境を整える事。
3. 学び場に垣根を作らない。皆が通える学費である事。
4. 皆が対等に意見を交わす事が出来る、カーストフリーである事。
5. 英語を基本とし、ITを取り入れ、グローバルスタンダードである事。

これは、子供たちの為に変えたかった、代表のライが日本で学んだ大切な事です。
YouMeNepal WEBサイトより)

活動内容 ネパール郊外での学校の建設・運営
活動地域 ネパール
支援対象 教育を受けられない子ども達
寄付の使途 YouMe schoolの活動
運営団体 NPO法人YouMe Nepal

学校運営の大きな課題は都会から招いた先生を維持することで、全経費の約6割が先生の雇用費用とのこと。
毎月1,000円の継続的な寄付によって、1人の子どもが学校に通い続けることができます。

まとめ:さまざまなかたちで苦しい境遇にいる子ども達を支援

人身売買から子どもを守る「かものはしプロジェクト」、貧しい子ども達に質の良い教育を届け教育の格差をなくす「e-Education」「YouMeNepal」を紹介しました。

途上国の子供たちを支援する組織として、代表的なものはユニセフや国境なき医師団などがあげられます。
けれど今回紹介したように、日本初のNGOの中にも意義深い活動を継続し、着実に実績をあげている組織があることは覚えておきたいものです。

「途上国の子ども達を寄付で支援したい」
「日本で生まれたNGOを、日本人として応援したい」

そんな方々にとって、今回の記事がお役に立てたら幸いです。

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