発展途上にある国や地域に教育が届いていないことに問題意識を持っている方も多いのではないでしょうか。
寄付を行うことももちろんですが、他にもすぐに始められることが多くありました。
この記事では、「自分にできることから始めていきたい」とお考えの方におすすめの方法をご紹介していきます。
目次
方法1:Tポイントの募金で、ネパールに学校を
買い物でいつの間にか貯まったTポイント。
このポイントも、1ポイントから募金に換えることができます。
Yahoo!ネット募金では、複数の団体の中から自分の支援したい団体を選んで寄付をすることが可能です。
例えば、YouMe Nepalを選択すると、以下のように学校運営費として利用されます。
夢ネパール学校では、経済的な事情により学校に通うことができない子どもたちにも不安なく学校へ通ってもらうため、約3割の生徒の授業料を無料にし団体が負担しています。
また、遠くから赴任してくださる先生たちへの生活費支援や、水道インフラのない地域のために定期的に水を購入し運ぶ必要があるなど、都市部の学校に比べ運営費がかかります。
(Yahoo!ネット募金HP より)
同団体は、ネパールに学校を作る活動を通して、ネパール国内の教育水準の底上げを目指す団体です。
現在、2つの学校で350名以上の生徒に授業を行っているそうですよ。
こちらのページから、団体の設立までの経緯や代表者の想いなども確認できます。
方法2:不用品の寄付が、貧しい子どもたちの学費に
「お金での寄付には抵抗がある」「家にあるもので寄付をしてみたい」
そのような方は、今は使用していないブランド品や時計、楽器などを寄付し、その金額を世界の貧しい地域に住む子どもたちへの支援として役立てることができます。
例えば、ESAアジア教育支援の会を支援先に選択すると、私たちの不用品は以下のような活動の支援につながります。
- 3,000円:1人の子どもの1年間の教材と制服が買えます。
- 5,000円:1人の子どもの1年間の学費になります。
- 10,000円:教室の二人掛けベンチと椅子が買えます。
同団体は、バングラデシュとインドの子どもたちが貧困と差別を乗り越えられる教育環境作りを目指して活動を行っているそうです。
日本とは違って、学習のための教材や制服すら手に入らない子どもたちが大勢います。
不用品を寄付に活用するといった新しい寄付について、詳しくはこちらをご覧下さい。
方法3:教科書の再販売が、途上国の教育支援になる
使わなくなった教科書を安価で販売し、その収益が発展途上国の子どもたちの奨学金などに使われているのをご存知でしょうか?
STUDY FOR TWOでは、大学生から使い終えた教科書を回収して、その教科書を安価に大学生に向け再販売しています。
収益の80%以上を途上国の子どもたちへの教育支援として寄付しているそうですよ。
STUDY FOR TWO を通じて 1000円の中古教科書を買っていただいた場合、 ラオスの子ども1人の約1ヶ月分奨学金とすることができます。
STUDY を通じて、先進国と途上国をつなぐこと。
これが私たちSTUDY FOR TWO の取り組みなのです。
(同団体WEBサイト より)
知人にこの活動を伝えたり、学生の方はご自身の教科書購入の際に検討されてみるのも良いかもしれませんね。
活動に参加している大学は、こちらをご覧になってみて下さい。
方法4:古本寄付で、世界の子どもたちの読み書きを支援
読まなくなってしまった古本を寄付し、その寄付金を子どもたちの読み書きと読書習慣を身につける活動に活用することができます。
チャリボンでは、世の中にあるいらなくなった古本を買い取り、その買取代金を様々な支援団体に届ける取り組みを実施しています。
たとえば、ルーム・トゥ・リード・ジャパンを支援先として選択すると、以下の活動に役立てられます。
- 1,000円分:子どもたちに、本を10冊プレゼントすることができます。
- 25,000円分:少女が1年間学校に通い、サポートを受けることができます。
- 500,000円分:空き教室が、本でいっぱいの図書室に生まれ変わります。
(チャリボンWEBサイト より)
同団体は、開発途上国の何百万という子どもの人生変えていくため、子どもたちが読み書きと読書習慣を身につけること、女子学生が中等教育を修了することを、現地コミュニティ、パートナー組織、政府機関と協働でサポートしているそうです。
「自宅にたくさんの古本があり、支援活動に活用していきたい」と考えられている方は、こちらの記事もご覧になってみてくださいね。
方法5:1日33円〜の寄付で、発展途上国の中高生に映像授業を届ける
毎月少額から寄付を始めてみるのも、発展途上国への支援の一つです。
例えばe-Educationでは、1日約33円~の寄付で途上国の子どもたちの教育支援を行うことができますよ。
あなたのご寄付があれば、
(同団体WEBサイト より)
受験生が無償のオンライン学習を
受講することができます。
そして私たちは、教育を受けられない子どもが
いない世界に一歩近づきます。
同団体では、教育が行き届かない地域へ、高品質な映像教育を届けてきたそうです。
これまで延べ14カ国・30,000人以上の生徒に対して支援を実施しています。
現地での活動内容や活動が始まったきっかけなど、団体について詳しく知りたい方はこちらも参考になると思います。
「お金や距離の問題で、良いチャンスに出会えない子どもたちに最高の授業を届けたい」
そんな想いに共感される方は、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です