「つなぐよ子に」ユニセフ募金のCMで気になる、支援現場と子どもの話

「つなぐよ子に」
ユニセフが放映するテレビCMを、ご覧になった方なら覚えているでしょう。

この記事では、CMの映像に出てきた子どもたちについて、具体的なエピソードやユニセフの活動との関連、さらに「その後」をリサーチ。
ユニセフが支援を呼びかける「マンスリーサポート」について、募金の使い道や寄附金控除など、始める前にチェックしておきたいことも調べました。

ユニセフは、なぜ「つなぐよ子に」で支援を呼びかけるのか?

ユニセフ(UNICEF=国連児童基金)は、主に途上国の子どもたちのために、栄養不良や公衆衛生、教育といったテーマで活動しています。

その活動資金は少なからず、寄付や募金で成り立っているのは、ご存知の方も多いでしょう。
日本での資金集めの窓口となるのが、「日本ユニセフ協会」。

ユニセフ募金とは?寄付金の使い道と支援方法を、5分でチェック

寄付や募金の多くが、個人をはじめとした民間から寄せられています。
特に支えになっているのが、「毎月1,000円」など定期的な寄付で応援する「マンスリーサポート」。

ですので、支援を必要とする子どもたちがいることを、テレビやインターネットなどで知ってもらい、たくさんの人々に支援を呼びかける広報活動をしているようです。

CMに出てきた子どもの出来事は、本当に起こっているの?

ユニセフが定期的な募金を呼びかけるCMに出てきた、子どもたち。
CMのような出来事は、本当に起こっていたのか?日本ユニセフ協会のWEBサイトで、詳しく調べてみました。

アビネットの場合【肺炎の治療】

2015年に公開された、アビネットの「つなぐよこに」CMです。

アビネットは本当にいるの?結局どうなったの?

アビネットは、エチオピアの小さな村に実在して、ユニセフの支援を受けて助かったようです。

  • 【病名】肺炎
  • 【症状】息をするのも精一杯で、短く浅い呼吸を1分間に60回も繰り返し。
  • 【治療】治療を始めて1日半で症状が改善し、1週間しないうちに完治。

アビネットと同じような子どもを救うしくみ

エチオピアの農村部を中心に、15,000軒のヘルスポスト(簡易診療所)で、4万人の保健員が、子どもたちの病気の治療や予防、栄養・衛生指導などを担当しているとのこと。

アビネットのような子供を救える支援
2000円で、肺炎治療の抗生物質86人分。

ウマラの場合【栄養治療食でのサポート】

2017年に公開された、ウマラの「つなぐよ子に」CMです。

ウマラは本当にいるの?結局どうなったの?

ウマラは、ナイジェリアの小さな村に実在して、ユニセフの支援を受けて助かったようです。

  • 【病名】重度の栄養不良
  • 【症状】本来あるべき体重の約半分の4.2kgで、日に日に衰弱して命の危機に。
  • 【治療】1日3袋の高エネルギー治療食による栄養治療で、3週間目には5.1kgになり、一命をとりとめる。

ウマラと同じような子どもを救うしくみ

ユニセフは、世界各地で栄養センターの運営を支援。
2017年1月~10月だけでも、250万人以上の5歳未満児に、重度栄養不良の治療を実施。

その後、子どもたちを栄養不良にしないために、治療食や医薬品の提供、定期的な発育観察や栄養指導、予防接種デーを利用したビタミンAの投与、安全な水や衛生施設の提供・設置などをしているとのこと。

ウマラのような子ども1人を救える支援
毎月1000円x15ヶ月分。

ムサッデカの場合【ロヒンギャ難民】

2019年に公開された、ムサッデカの「つなぐよこに」CMです。

ムサッデカは本当にいるの?

ムサッデカは、ミャンマーの住んでいた村を焼かれ、虐殺・拷問・虐待を目の当たりに。
生後10ヶ月の妹と、やっとの思いでバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプにたどり着き、支援を受けているようです。

一緒にいる妹らしき子どもが、重度の栄養失調にかかり、手当を受けているように見受けます。

ムサッデカと同じような子どもを救う緊急支援

ムサッデカの妹を見る限り、重度の栄養失調に焦点を当てているように見えますが、ロヒンギャ難民キャンプでの支援はそれだけではないようです。

問題
  • 2017年8月以降、難民となった120万人のうち55%の68万人は子ども。
  • 重度の栄養不良に苦しむ子どもも。
  • 保護者なしの子供は、人身売買や児童婚などの危険大。
  • 女性の57%、女の子の23%がトイレの使用で身の危険を感じる。
  • 39%の子どもと、97%の青少年が教育の機会を得ていない。
必要なもの

栄養食、疫病予防ワクチン、水と衛生、学習機会の提供、暴力の予防教育など。
難民キャンプは長期化しているので、継続的な支援が求められているようです。

具体的な支援例
5000円で、栄養治療食121袋分。
10000円で、命の危機のあるはしかの予防ワクチン285回分。

マンスリーサポートを始める前に、知っておきたいこと

「つなぐよ子に」のCMでは、特に「マンスリーサポート」への入会を呼びかけています。

アビネットやウマラのような病気で、まだ支援を受けていない子どもたちや、ムサッデカのような仮住まいが続く孤児たち。
いずれのケースも継続的なサポートが必要なので、毎月の支援を必要としているようです。

ユニセフ「マンスリーサポート」とは?寄付の使い道や申し込みの注意点

チェックリスト

寄付の使途
ユニセフの活動全体に活用(栄養改善、水・衛生施設の整備、初等教育、労働児童の保護、緊急救援などに広く使われる)
毎月の金額
任意(※選択肢は1000円から表示)
支払い方法
クレジットカード・口座振替(毎月、自動的に引き落とし)
寄附金控除
あり(所得税・法人税・相続税、一部の自治体での個人住民税が対象)
解約・退会
自由(電話・FAX・Eメールで、名前と住所か会員番号を伝える)

ユニセフ・マンスリーサポートのメリットは、「毎月1,000円」といった無理ない金額で、継続的に支援できること。
同じように支援を始めた方の体験記も、よかったら参考にしてみてください。

> 詳しくみる

この記事を読んだ方にオススメ

ユニセフ・マンスリーサポートに
私が入会した3つの理由

月1,000円の支援を決める前に疑問を抱いていたことと、寄付を始めた理由、そして入会してからのことをお伝えします。

> 続きを読む

   
 

この記事を読んだ方にオススメ

> ユニセフ・マンスリーサポートに、私が入会した3つの理由