コロナ寄付で教育を支援したい!オンラインで子どもに学びを届ける募金先3選

(出典:Learning for All HP)

新型コロナウイルス感染拡大は子どもの教育にも大きな影響を与えています。
影響は、日本国内だけではなく、途上国にまで及んでいます。

親が仕事を失い学校に行けなかったり、オンライン授業を受ける環境が整えられなかったり、教育の格差が発生しています。

こうした教育の格差は、子どもたちの進路や就職などに大きな影響を及ぼし「貧困」「困窮」という負の連鎖をもたらします。

このようにコロナ禍で十分な教育を受けられない子どもの状況を見聞きして、何か役に立ちたいと思う方も多いかと思います。
ここでは、主に子どもの教育に関して、支援を続けている募金先を3つご紹介します。

貧困家庭の子どもにタブレットを配布し、学習をサポート(Learning for All )

Learning for All (以下、LFA)は、様々な理由から困難な状態にある子どもたちに「学習支援」「居場所支援」を提供するNPO法人です。

国内には、経済的理由で教育を受けられなかったり、適切な生活を送ることが難しい子どもたちがいます。

Learning for All HP

今回のコロナ禍によって、親の失業(休業)などでさらなる生活困窮に陥ったり、授業のオンライン化に対応できず勉強に遅れたりと、相対的貧困(※)や教育格差の問題が顕著になりました。

(※)相対的貧困とは、その国の生活水準から比べて貧困状態にあること。
OECDによれば、「所得が国民の「中央値」の半分に満たない人の割合」とされている。

LFAは、「新型コロナ緊急支援プロジェクト by Learning for All 」を立ち上げ、主に次の支援を開始しています。

  1. 生活物資支給:食材、マスク、アルコール消毒などの必要な生活に必要な物資を最低でも月1回届ける など
  2. 保護者の相談支援:保護者の精神的負担の軽減をするため専門家と個別相談に応じる など
  3. オンライン・オフライン学習支援:タブレットの配布や家庭のオンライン環境整備後、学習に遅れが見られる子どもへのオンライン授業の提供、対面(オフライン)の居場所提供 など
  4. 全国学習支援NPOノウハウ発信:オンラインでの支援の仕方に困っている学習支援NPOへノウハウ提供 など

学校や経済活動が再開しても、相対的貧困の状態にあった子どもたちの状況が、急に良くなることはありません。

特に、ひとり親世帯はこれまで以上に困窮する場合もあり、さらなる支援が必要となります。

仕事面では、3月から製造業で仕事を始めたのですがコロナの影響で仕事ができるような状況ではなくなってしまいました。
コロナの影響で日払いの仕事もなく、父親からも3月分と4月分の養育費ももらえなくなり、今月分の生活費がとうとうなくなりました。

CAMPFIRE HP

これまでにLFAは、オンライン学習を続けるなど支援を継続しており、子どもたちの学習意欲に少しずつ改善が見られつつあります。

1年生から不登校の小学校4年生の男の子は、苦手の漢字に一生懸命取り組んでいます。
「勉強がしたい。文字が読めるようになりたいんだよね。」と自分の気持ちを伝え、「次!」とどんどん進めていきます。

CAMPFIRE HP

LFAは、コロナ禍以前からも、たくさんの子どもや学生の支援をしてきました。

自治体などと連携しながら、経済的に困窮している子どもが学習できる場所を運営したり、“居場所”として生活習慣を改善したり、安心して遊んだり食べたりできる場を提供しています。

支援を受けた子どもたちは、高校進学率が4年連続100%で、学力テストが平均30点以上アップしています。

Learning for All への寄付で「子どもの貧困」をなくす支援を始めた3つの理由
活動内容 「学習支援拠点」と「居場所支援拠点」の運営
活動地域 東京都、埼玉県など
支援対象 小学生〜中学生(一部、高校生も)
寄付の使途 人件費、教材印刷費・交通費・備品・消耗品費など
運営団体 NPO法人Learning for All

寄付は、月1,000円からすることができます。
寄付金額に応じて、次のことが可能となります。

  • 月1,000円:1人の子どもに1時間分の勉強を教えることができます。
  • 月3,000円:1人の子どもに1日分の勉強を教えることができます。
  • 月10,000円:1年間で、1人の子どもが高校進学を果たせます。

子どもにとっては、どのような教育を受けるかによって、その後の成長が変わっていきます。
コロナの影響は、困窮している家庭や子どもたちの生活を、さらに深刻にしています。

ひとりでも多くの子どもを、中長期的に支えることが必要です。
このような支援にご興味がある方は、ぜひ寄付のご検討をされるのはいかがでしょうか。

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バングラデシュで学校に通えない子どもに、映像教育を提供(e-Education)

e-Educationは、バングラデシュやミャンマーなどで映像授業を提供することを通じて、子どもたちの教育機会(大学進学など)を創出している特例認定NPO法人です。

バングラデシュには、貧困が原因で学校に通えなかったり、大学進学に関わる高校卒業試験(HSC)に向けた勉強ができなかったり、教育を受けられない子どもが多くいます。

今回のコロナの影響により、バングラデシュをはじめとする途上国では、こうした教育格差の問題がさらに深刻になっています。

e-Education HP

新型コロナの影響で、学校に通えなくなってしまった子どもたち、特にHSCを控えた子どもたちのオンラインでの学習環境やサポート体制が整っていません。

Wi-Fi環境が整っていない高校生も多く、オンライン上の学習コンテンツなどにアクセスできず、勉強ができない子どももいます。

さらにe-Educationの元生徒で大学に進学しても、アルバイトができなくなり収入が減ることで、中退せざるを得ない場合もあります。
e-Educationは、新型コロナの緊急支援として、次の支援を開始しています。

  1. HSCに特化した映像教材の制作:HSCを控える学生向けにYouTubeなどを活用した動画を提供 など
  2. 大学生による高校生のためのオンラインチュータリング及び、アルバイトの雇用の創出:高校生への学習チューターとしてアルバイトを提供する など
  3. インターネットパッケージ奨学金制度:学ぶ意欲のある子どもに、インターネットパッケージ奨学金制度で、オンラインチュータリングサービスにアクセスできるようにする など

バングラデシュでは、依然として新型コロナウイルス感染拡大は続いています。
他の途上国でも状況は同様で、まだまだ困難な状態にあります。
以前から困難な状況にもあった途上国では、子どもへのさらなる支援が待たれます。

e-Educationも、コロナ禍以前より、学生や子どもたちが貧困が原因で学ぶことを諦めることがないよう学習機会(映像教育など)を提供してきました。
日本の予備校の映像学習からヒントを得て、DVDによる授業を提供しています。

バングラデシュでは、支援によって多くの地方の学生たちがトップ大学の進学を実現しました。

「将来の夢は大学の先生。子どもを助けられる仕事に就きたいです」/プジャさん
e-Educationの映像授業を通じて、私のような農村の女の子でも、ダッカにいる有名な予備校の先生の授業を受けることができました。
そして努力の末、希望の大学へ進学することができました。
将来は、子どもを助けられる仕事に就きたいです!

e-Education HP

また、活動はフィリピンなど他の途上国にも広がっています。
e-Educationが提供する映像教育が、途上国の子どもや学生たちの未来を、良い方向に変えています。

e-Education「マンスリーサポーター」になって、途上国の子供への寄付を始めた3つの理由
活動内容 映像授業の提供など
活動地域 バングラデシュ、フィリピン、ミャンマーなど
支援対象 途上国の農村部に暮らす中高生
寄付の使途 映像授業の撮影、備品の購入など
運営団体 特例認定NPO法人e-Education

寄付の方法は、マンスリーサポーター(月1,000円〜)として支援できます。
金額に応じて、次のことができるようになりますので、参考にしてください。

  • 月 1,000円で6人の生徒が授業を受けられる
  • 月 3,000円で1学期分(1科目)の授業DVDを制作
  • 月 5,000円で1つの教室へ映像授業を導入

(出典:e-Education HP

途上国に生まれた子どもたちにとって、教育はその後の人生を決める重大な問題です。
以前からも教育格差による貧困の連鎖は続いており、コロナ禍によって一層加速してしまうかもしれません。

途上国でも息の長い支援が必要になります。
未来ある子どもたちを応援したいと思われた方は、ぜひご寄付でご支援をしてみてはいかがでしょうか。

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オンライン上のコミュニティーを通じて交流、子どもの孤立を防ぐ(カタリバ)

カタリバは、「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」を実現するため、全国で教育支援活動を行う認定NPO法人です。

日本国内では少なくない数の子どもが、生まれ育った環境の影響で苦しい生活を送っており、子どもたちが学びの機会を失っています。

カタリバHP

コロナ禍によって、子どもたちが抱える問題はさらに深刻化しました。
適切な生活や学びの場を失い、特に就学援助受給世帯(※)と呼ばれる家庭の子どもたちは、学校のオンライン授業などに対応できず、勉強に遅れが見え始めています。

(※)文部科学省によれば「経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者」で適切な支援を必要とする世帯のこと。

カタリバは、これまで対面での支援を提供していましたが、コロナ禍以降は次の支援を続けています。
なお、この活動は休校解除(学校再開)後も継続しています。

  1. 食事支援の配布:孤食傾向の子ども向けの食事支援のために食品を配布。
  2. ビデオ通話による居場所と学習支援:パソコンの動画通話により学習や居場所を提供。
  3. パソコン・Wi-Fi機器の無償貸与:経済的困難を抱える世帯のためにネット環境を支援。

休校は解除されましたが、子どもたちの生活がすぐに元通りになるとは限りません。
コロナ禍以降も、継続的に子どもに対する支援を続けていく必要があります。

カタリバは、これまでに全国に拠点を構えて無料の放課後教室など居場所作りを行なっています。

学習の習慣をつけたり、本音で話せる場を提供したりすることで、子どもたちを支えています。

もらったものが多すぎて、感謝しきれないです。
メンタルも考え方もすごく成長できたし、いつも真剣に話を聞いてくれて、ちゃんと考えてくれて。
自分が頑張ってることを認めてくれるので自信がついて、落ち込んでる時や嫌な時も「もうちょっとがんばろう!」と。
折れない心をつくってもらいました。

カタリバHP

カタリバは、その場にくる子どもたちの心に寄り添っており、勉強以外の側面でも支援しています。

コロナ10万円の寄付はどこがいい?私が全額支援した募金先NPO
活動内容 学習指導と心のケアを行う放課後学校の運営など
活動地域 岩手県、宮城県、福島県、東京都、熊本県など
支援対象 小学生〜高校生
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

子どもは、生まれてくる家庭や環境を選ぶことはできません。
しかし、子どもが育つ家庭や環境はその後の未来に大きく影響します。

どこに生まれても、子どもたちが未来に希望をもっていくためには、カタリバの活動のような支援やサポートが欠かせません。

困窮している子どもたちのために中長期的に何か力になりたいと思った方は、寄付のご検討をお願いいたします。

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