プラン・インターナショナル・ジャパンの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

「子どもの権利が守られ、女の子が差別されない公正な社会を実現する」を目標に掲げる国際NGO、プラン・インターナショナル・ジャパン(以後「プランジャパン」と記載)。

プランジャパンとは?実際の活動と寄付の使い道を、5分でチェック

プランジャパンは、子供達の教育・保健衛生面を支援し、虐待・人身売買などから保護をしています。
その活動を支えているのは民間からの寄付。

「ちゃんとした団体なの?」「寄付で応援して大丈夫?」 そんな疑問を持つ方のために、プランジャパンの評判や口コミ、支援先として検討する時にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

ブログやSNSで見つかった、プランジャパンの評判·口コミ

プランジャパンについて、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりしてみました。
すると、さまざまな書き込みが見つかりました。

ポジティブな評判·口コミや、支援者からの応援メッセージ

私はかれこれ5年以上(中略)毎月(中略)寄付をしています。
せっかく寄付するなら、その寄付によって寄付先の人の生活がどう変わっていくか見守ることができるのがいいなと思いました。(中略)

一人の子供と文通などのやりとりができるのです。
これは寄付している実感も持てるなと思い決めました。

(出典:寄付を5年以上している方のブログ)

最低限の食料を得て、明日生き抜くことが大切(中略)
しかし、そうして明日を生き抜いたときに、その先の将来を明るいものにするためには教育は不可欠(中略)
そんなことを考えて、途上国における教育支援に力を入れている団体への寄付を考えるようになりました。(中略)

これは途上国の子供に寄付しながら、実は自分の子供の教育を支援しているんじゃないかと思うのです。(中略)
もしお子さんがいれば、そのチャイルドに宛てて子供と一緒に手紙を書いたり、そして自分の子供が興味を持つようになれば相手の国のことを一緒に調べてみると知らなかったことをたくさん知ることができます。

(出典:寄付が自分の子供の教育に役立っていると感じる方のブログ)

一昨年から(中略)寄付をしています。(中略)
漠然と、徳を積みたいという気持ちがあった(中略)
どっかに寄付したいと思ってネットを見ていたらたまたま目に留まった。
たしかこんな動機だった(中略)

チャイルドに(中略)プランの言語文例集(中略)を参考に、現地の言葉で手紙を書いてみました。(中略)
どんな返事がくるのか楽しみです。

(出典:チャイルドとの手紙を楽しみにしている寄付者のブログ)

支援者の方のブログ

プランジャパンは「13歳で結婚。14歳で妊娠。恋はまだ知らない。」の広告で話題になり、問い合わせや賛同が一挙に増えた模様。
子供との手紙のやりとりや、プレゼントを贈るのを楽しみにしている寄付者のブログやSNSが多かったです。

個人の著名人では、モデルの森星、作家の角田光代、スポーツ・ジャーナリストの増田明美、漫画家のやくみつるなどがサポート。

団体では、イトーヨーカドー、武田薬品工業、シチズン時計などの企業が支援しています。

ネガティブな評判·口コミや、活動への批判·疑問

その一方で、疑問や不安などネガティブな評判も、ブログで見つかりました。

私の妻が(中略)亡くなったので、メアリーちゃんとの関係を継ぎたいと私が「里親」にしてもらいました。(中略)
里親がなぜ変わったかや(中略)様々なできごとを具体的に手紙にして書き送ってきました。(中略)
しかし、いつも向こうから来る手紙は(中略)パターンが決まっていて、そのひな形に沿ったもののみ。(中略)

人の生き死にを綴った手紙に対する返事が「メアリーや家族は手紙をもらって喜んでいます」だけとなるでしょうか。(中略)
単に女房の遺志を継ごうと思っただけなのですが、人の善意を踏みにじるようなやり方には大いに疑問を感じます。

(出典:プラン・ジャパンの「里親」をやめようと思った方のブログ)

5年続けていたプランジャパンの支援者を辞めることにしました。(中略)
プランからの状況報告は年1回。そして、ここ2年続けて「彼は、学校に行っていない。」というものでした。
彼はまだ11歳。家族が、「教育は必要ないから」ということだそうです。

プランジャパンは家族に、子供を学校に行かせるよう説得しているのだけれど、答えを出すのは家族とのことです。
子どもの教育が大事だから、その一助になればと思って支援していたのに残念

(出典:学校に行かなくなった子供の支援をやめた方のブログ)

(出典:国の風習を壊す活動に疑問を感じる方のツイート)

キャンペーンへ疑問を呈した口コミ

その他、プランジャパンの特定地域のプログラム終了と同時に寄付をやめた方、子供に手紙を書くのが負担な方のブログなどがありました。

また、女の子の早期結婚や差別問題など、国や地域で長く続く習慣を壊すことに疑問を感じる方の書き込みも見つかりました。

支援先として「プランジャパン」は信頼できる?3つのチェックポイント

このようにポジティブ・ネガティブな評判や口コミがありますが、実際はどうなのでしょうか?
毎月の寄付やプロジェクトへの寄付を検討している方にとって、大切なお金を預けるかどうか、どんなポイントで判断すれば良いのでしょうか ?

私自身も40近くの団体へ個人的に寄付したり、 NPO法人に勤務して寄付を集める経験をした立場から、見極めるポイントをいくつかお伝えします。

ポイント1:団体として信頼できるか?

プラン・インターナショナル・ジャパンは、1983年に「フォスター・プラン」日本事務局として創立。
外務省から1986年に財団法人、1988年に特定公益増進法人として認定されます。
2011年には、内閣府から公益財団法人として認可。

団体名は、2006年に「フォスター・プラン」から「プラン・ジャパン」へ変更。
2016年に「プラン・ジャパン」から「プラン・インターナショナル」へ再度変更して、現在に至っています。

ですが、名称が長いせいか、変更したばかりでまだ浸透していないせいか、プランジャパンという通称で呼ばれることが多いようです。

プラン・インターナショナル・ジャパンは、内閣府に認定された公益財団法人です。
● 途上国51カ国で活動を行っています。
● 現地では、子どもを含めた住民たちが、主体的にかかわりながらプロジェクトを進めます。
● 最終的には住民が自立し、地域の問題が抜本的に解決することを目指します。
● 日本では約6万人の支援者と約650人のボランティアに支えられています。
● プラン・インターナショナル・ジャパンへの寄付で「寄付金控除」が受けられます。

(出典:プラン・インターナショナル・ジャパンについて)

公益財団法人は、以下のような審査や過程を経て、認可を受けることができます。

・公益財団法人・公益社団法人:民間有識者からなる第三者委員会による公益性の審査(公益目的事業を行うことを主たる目的とすること等)を経て、行政庁(内閣府又は都道府県)から公益認定を受ける

その寄付先は信用できる?怪しい?「寄付してはいけない」団体と、信頼できるNPOを見分ける5つのポイント

もちろん、通常のNPO法人や一般財団/社団法人も、ほとんどの団体はきちんと活動をしているはずです。
しかし、認定NPO法人や公益法人の方が、より適切に寄付金を管理をしている傾向があると推測しやすいでしょう。

プラン・インターナショナルは国連に公認・登録された団体です。
プランジャパンは、設立初期から公益の法人化に取り組んでいる姿勢が見受けられ、しっかりとした組織であることが伺えます。

寄付者にとっては、設立5年後に、早くも所得税の控除を受けることができるようになったということです。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

プランジャパンの寄付金の使い方は情報公開で公開されています。

プランジャパンの財務諸表等(2019年度)から、主な数字を拾ってみました。

    • 収入 35億円
      • 寄付金 86.6%
      • 補助金 13.3%
    • 支出 31.5億円
      • 事業費 96%
        • (うち、活動費 75.8%)
        • (うち、広告費 12.2%)
      • 管理費 4%

活動費は、ロンドンの国際本部経由で現地へ還元されるとのことです。

外部の監査法人による監査報告書も添付されていました。

プランジャパンの監査機能については、サイトで明記されています。

予算管理・資材購買・給与など財務活動のすべてについて毎年、国際本部の監査チームが内部監査を行い、加えて国際監査法人プライスウォーターハウスクーパース(※1)が国際会計基準に基づき、プラン全体の監査を行っています。
監査結果はメンバーズ総会(※2)に報告されます。

現地事務所の運営やプロジェクト実施における問題を早期に見つけて改善をはかり、寄付金を無駄なく役立てるためにも、こうした自主的な監査機能は不可欠と考えます。
支援国事務局も監査を受けています。

プラン・インターナショナル・ジャパンについては公益法人会計に基づき、国際監査法人と監事による監査を毎年受け、すべての寄付者に対し、年次報告書として監査結果と決算を報告します。

(出典:寄付金について)

プランジャパンでは、国際会計基準に基づいた内部チェックと、日本の公益法人会計に基づきた国際監査法人と監事による監査が行われているとのことです。
本部と日本で二種類の会計基準による監査が行われていて、会計について一定の透明性は担保されているように見えました。

ポイント3:きちんと活動しているか?

プランジャパンは、子供達を清潔で学校にいける環境に整えたり、虐待や人身売買から保護したりする活動をしています。
2010年からは、早期結婚・出産や女の子差別を受けている女児を救う活動を本格化。

2019年現在、支援している国は21カ国、活動している53カ国です。
2018年度は、1748のプロジェクトを実施して、約7,315万人を支援したとのことでした。

プランジャパンの活動については、「活動をみる」ページに情報が一覧化されていて、活動レポート、活動の成果、活動報告書、ブログ、SNSなどがリンクされています。

オンラインでの活動報告

  • プラン・ブログ(現地で活動中・活動経験のある日本人スタッフの活動報告)
  • facebook(活動報告・イベント情報など)
  • Youtube(現状・活動報告などの動画)
  • メールマガジン(関係者インタビュー、現地からの手紙など)

寄付者へは、定期的に年次報告書機関誌「プラン・ニュース」(3ヶ月に一回)が郵送。
プラン・スポンサーシップで毎月寄付する場合は、加えてチャイルドの成長と地域の活動状況がわかるレポートが現地から届きます。

あまりにも情報量が多いので、短時間でプランジャパンについての概要を知りたい場合は、情報をまとめてある年次報告書を参考にするといいでしょう。
その上で、気になった事項をもっと知りたい場合は、ピンポイントでウェブサイト上の情報を観覧するのが効率的でおすすめです。

「スポンサーシップ」のように1対1で子どもを支援できる寄付先を探している方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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