子ども支援専門の国際NGOとして、100年の歴史を持つセーブ・ザ・チルドレン。
日本を含む29ヶ国に地域オフィスを持ち、約120ヶ国で支援活動を展開している有名な国際NGOなので、一度は名前を聞いたことがあるかと思います。
しかし、実際のところはどういった団体で、寄付をする上で本当に信頼できるのか良く分からない人も多いのではないでしょうか。
そこでセーブ・ザ・チルドレンに対する評判や口コミを集め、寄付をする上で大切な3つのポイントをまとめてみました。
目次
インターネット上で見つかった、セーブ・ザ・チルドレンの評判や口コミ
ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりすると、セーブ・ザ・チルドレンさまざまな方の書き込みが見つかりました。
支援者からのポジティブな評判や口コミ
寄付やチャリティ商品の購入でセーブ・ザ・チルドレンを支援している方々の温かい口コミやメッセージが、TwitterやFacebook、InstagramなどさまざまなSNSで見つかりました。
20歳の頃から、なんとなく始めた誕生日募金。
額は、年によってバラバラだけど今年も、セーブザチルドレンさんに寄付先を決めました。
自分が生まれた日、どっかで笑顔が広がりますように。— Tuki (@tuki_tone) December 17, 2016
(出典:Twitterのツイート)
香港のテレビで募金のコマーシャルを見る度に不幸な子供たちの姿に心が痛みます。香港ドルを持ちあわせていないので、日本経由で月々の寄付を決めました。
子供たちを学校に行かせるのもいいですが、それだけが幸せではないと思います。発展国で勉強と就職のストレスで自殺した若者は少なくない。
子供たちは親の側で愛仕方を経験しなければならないと思います☺
人を愛する事、自分を愛する事、そして愛される感覚。身を持って経験しなければ
(出典:Facebookコメント)

セーブ・ザ・チルドレンのマンスリーサポーターの方のレビュー
チャリティートートバックを購入すると、貧しい国々の子どもたちの1日分の食事をサポートできるというチャリティートート?✨?.
少しだけでも…??.
(出典:Instagramポスト)
ネガティブな評判や口コミ、活動に対する批判や疑問
インターネット上でいろいろ検索してみましたが、活動への批判やマイナスの評価は、なかなか見つかりませんでした。
ネガティブな感想や意見、疑問を載せさせてもらいますね。
障害児二人、難病一人いる家庭です。
皆さんは幸せですね。外に向ける余力があって
日本国内にも支援を必要としている方がいることをお忘れなく
皮肉ではありませんわかって頂けることを望みます。
(出典:Facebookコメント)
世界の子供の悲惨な状況をPRして募金活動をしたり素晴らしいとは思いますが
中国の子供の悲惨な状況をあまり伝えないのが謎ですよね!
何か裏があるとか余計な事を考えてしまいますよ( ^ω^ )偽善者とかね
(出典:Facebookコメント)
福島のTOKIOのポスター撤去は悲しいな
セーブザチルドレンが(ファンの)募金も受け取りたくないみたいな表明された時に似てる
コンプライアンスは自分大事で周りはどうなってもいいんだみたいな酷い手段
わりとセーブザチルドレンのこと嫌いになったよあれ以来— ナラロー☺︎ (@rollover8) May 2, 2018
(出典:Twitterのツイート)
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは支援先として信頼できる?3つのチェックポイント
ポジティブ、ネガティブ両方の評判や口コミがあるだけに、セーブ・ザ・チルドレンに寄付するべきかどうか悩まれる方もいらしゃるかと思います。
それを解消するために客観的な判断材料として、法人格、資金使途、活動報告の3つのポイントを押さえることが大切です。
以下にまとめてみたのでぜひ参考にしてみてください。
ポイント1:団体として信頼できるか?
まず、団体の信頼性を確認するうえで大切なのは、組織形態を確認することです。
セーブ・ザ・チルドレンの日本法人の法人格の変遷を、ホームページから抜粋しました。
- 1986年5月:世界で22番目のセーブ・ザ・チルドレン組織として設立
- 1995年3月:外務省より認可を受けて社団法人化
- 2001年4月:外務省より「特定公益増進法人」に認定される
公益財団法人になるには非常に厳しい条件をクリアしなければならないため、社会的信頼度は非常に高いと言えます。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは内閣府より公益社団法人としての認定を受けています。
そのためセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに対するご寄付には、特定公益増進法人としての税法上の優遇措置が適用され、所得税、法人税、相続税などの控除を受けることができます。
(寄付金控除(税制優遇)のご案内 より)
ポイント2:寄付金は適正に使われるか?
決算報告が、年次報告書などで公開されています。
有限責任監査法人トーマツによる監査も受けているとのことで、会計の透明性には安心しました。
2019年度の経常収益(企業でいう売上に近い項目)は約20.2億円、その約57%は寄付金とのこと。
経常費用のうち約94%が事業費、約6%が管理費に使われているそうです。
ポイント3:きちんと活動しているか?
子ども支援専門のNGOとして、緊急・人道支援、保健・栄養、教育、子どもの保護、防災(災害リスク軽減)、子ども参加の6分野に特に力を入れて活動しています。
世界各地で窮状に置かれている子ども達や、セーブ・ザ・チルドレンが彼らを救うために寄付を元に行なっている支援事業の様子は、ホームページ上のスタッフブログでも随時発信されています。
また、ブログ記事ごとに活動テーマや地域がタグづけされているので、日本国内ではどのような活動をしているのか、海外だとどうかなど、気になる分野のの活動状況を調べやすくなっているように感じました。
ちなみに、寄付を元に実施されている事業に関しては、ブログの文末に記載がありました。
具体的にどのような形で、自分の寄付金が役立っているのか?分かりやすく理解できました。
「SCサポート」による継続的な寄付の体験談も
この記事では、セーブ・ザ・チルドレンへの評判や口コミを、インターネット上で分かる範囲でまとめました。
そのうえで、書き込みが正しいか?適切な評価がされているか?を判断するうえで拠りどころとなる情報ソースを提示させていただきました。
このブログの運営者も、毎月1,500円の寄付で支援する「SCサポート」に入会した時の体験を、残しています。

寄付の使い道や寄附金控除・領収書、解約は可能か?など寄付する前にチェックしたいポイントも書いているので、よかったらご覧くださいね。