国連WFPに寄付して大丈夫?「寄付してよかった」に至る道しるべ

(出典:国連WFP協会HP

「国連WFPは寄付先として信頼できる?」
「国連WFPに限らず、信頼できる寄付先かどうかを判断するために、何を見ればいいか分からない」

というお悩みをお持ちの方向けに、この記事では、実際に多くの団体に寄付をしてきた寄付ナビ編集長の鈴木大悟が、以下について解説します。

  • 「寄付してよかった」と思える寄付先と出逢うためのチェックポイント
  • 「国連WFP」が、そのチェックポイントを満たしているか

この記事を書いた人

鈴木大悟

寄付ナビ編集長
収入の10%を寄付することを3年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。

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「寄付してよかった」に至る、3つの道しるべ

企業の良し悪しを判断する材料として、一般的に「ひと・もの・お金」の3つが大切と言われます。

NPOでは、それは「ひと・活動・お金」です。

企業で言うところの”もの”、すなわち”商品”は、NPOがどのようなアプローチで問題を解決しようとしているのか、つまり活動の内容です。

その活動内容に賛同することが、まさしく、寄付を通じた応援と言えると思います。

さらに寄付先として判断する上で、「ひと・活動・お金」を適切な言葉に言い換えると、「職員・活動・会計」です。
以下に、それぞれについて解説します。

①職員の顔が見えるか?

NPOの活動には、代表をはじめ、理事や職員、インターンやボランティアなど、多様なスタッフが関わっています。

団体の公式サイトで職員の顔を出していることは、活動に自信がある証拠です。

「自分のお金を誰に託すのか?」を知ることで、より安心して寄付を続けることができます。

その上で、職員数やボランティアの人数など、関わっている人の数も確認できると、なお良いと思います。

  • 道しるべ①:理事や職員などスタッフの顔が見えるか?
  • 職員数:どれくらいの人が関わっているか。人数が多ければいいわけではありません。

あなたと似たような想いを持って活動しているスタッフがいる団体なら、それはあなたの価値観とマッチする団体かもしれません。

②活動によって問題を解決しているか?

同じ社会問題に取り組んだとしても、解決するアプローチは団体によって、実にさまざまです。

例えば「子どもの貧困」と一口に言っても、

  • 学習支援を通じて、子どもの学力向上に資する
  • 食品配付を通じて、健康や栄養状態を改善する
  • 相談窓口を通じて、虐待や暴力などを予防する

というように、団体によって活動の領域は異なります。

そもそもNPOが取り組んでいる問題は、すぐに解決には至らず、長い時間がかかることが多いです。

寄付先として検討している団体の支援アプローチは本質的に問題を解決し得るのか、またそのアプローチに共感するかどうか、などを見ると良いでしょう。

  • 道しるべ②:寄付先の支援アプローチは問題を解決、もしくは改善しているか?
  • 主な実績:しっかりと実績や成果を上げているか。

そうした活動の進捗を定期的に報告するプログラムが整っている団体であれば、自らのお金がどのように活用されたかの理解が進み、寄付をするモチベーションが増します。

③透明性の高い会計報告を行っているか?

ほとんどのNPOは、会計報告を公式サイトで公開しています。
逆に会計報告を公開していない団体は、資金を不正に利用しているのではないかと、寄付者から疑問を持たれても仕方がないでしょう。

団体の公式サイトを確認すると「会計報告」「年次報告」といった形で、会計や財務に関する情報を公開していることが多いので、チェックしてみましょう。

支出の内訳を、例えば事業費80%・管理費20%としている団体であれば、「1,000円寄付したら、おおよそ800円が直接的な活動に、200円が活動を継続していくために必要な費用に変わるんだ」と目安をつけることもできます。

  • 道しるべ③:透明性の高い会計報告を行っているか?
  • 寄付の使い道:納得できるお金の使い方をしているか。

さらに、監査法人や公認会計士による監査を受けていることを確認できれば、より信用度は高まると思います。

「国連WFP」に寄付して大丈夫?道しるべを辿ると?

では、国連WFPは寄付先として信頼できるのか、3つの道しるべに沿って確認してみましょう。

①職員の顔が見えるか?

会長:安藤 宏基
(あんどう こうき)

国連WFP協会HPより引用

国連WFPは、団体公式サイトで代表者とスタッフの皆様の顔と名前、さらに詳細なプロフィールを掲載しています。

世界から飢餓をなくすために、それぞれに想いを持った約2万人の職員が在籍しているようです。国連WFP協会HPより引用)

バングラデシュで奮闘する中井恒二郎さんからのメッセージをご紹介します。

コックスバザール事務所 
中井 恒二郎(なかい こうじろう)

国連WFP協会HPより引用

妻と子供たちからは毎日のように電話がかかってきて、なんで家族のことを放っておいて、他の人たちを助けなければいけないのと言われました。
私は子供たちにアンパンマンの話をして、「パパはマントを付けていないけれども、本当はアンパンマンで、お腹がすいて困っている人たちを助けているんだよ」と話しました。

(中略)危機だからこそ、自分たちWFPが最も必要とされていると感じるし、だからこそ、アンパンマンパパはこの場に留まって、任務を遂行していきたいと思います。

国連WFP協会HP

中井さんは前職で伊藤忠商事や、在中国日本大使館にも勤務されていた経験がお有りです。
国連WFPのYouTubeチャンネルで「世界を平和にするには、お腹から満たされないと平和にならない」と語る姿が印象的でした。

中井さんをはじめ、スタッフの皆様が活動にかける想いを知ることで、安心して寄付を続けることができます。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

②活動によって問題を解決しているか?

国連WFP協会HP

2019年には、約1億3,500万人が、急性食料不良に直面しました。
さらに、3人に1人が何らかの栄養不良に苦しんでいるのが現状です。

国連WFPは、飢餓と貧困をなくすことを使命とする国連唯一の食料支援機関です。
世界80カ国以上で、毎年約150億食の食料を届けています。

2015年、国際社会は2030年までに人々の生活を改善するために17の目標からなる「持続可能な開発目標(SDGs)」を採択しました。

その2番目の「飢餓をゼロに」という目標は、飢餓を終わらせ、食料安全保障を実現し、栄養状態を改善するとともに、持続可能な農業を促進するというもので、国連WFPの優先課題です。

国連WFP協会HP

国連WFPをはじめ、行政など多くの方々の働きによって、世界の人口が19億人増加したにもかかわらず、飢餓人口は1990~92年期に比べて3億人減少したそうです。

単に食料問題と聞くと、年々事態は悪くなっているのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、確実に世界から飢餓はなくなりつつあります。

私たちの寄付は、本当に支援を必要としている人びとのために活用されているのです。

また、国連WFPに寄付を始めると、隔週のメールマガジンと、年1回の年次報告書を通じて、詳細な活動の報告が届くようになります。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

③透明性の高い会計報告を行っているか?

国連WFPは、団体公式サイトで、詳細な財務報告を掲載しています。
その内容(活動計算書や貸借対照表など)についても、監査法人による監査を受けています。

国連WFP協会HP

国連WFP協会に寄付をすると、寄付金のうち75%以上が直接的な支援を実施するために必要な費用に充てられます。

国連WFP協会は国連WFP本部との取り決めにより、寄付(個人寄付および企業・団体寄付)のうち75%以上は途上国での支援活動のため国連WFP本部へ送金しており、残り25%(上限)は国連WFP協会が国内で行う募金活動、広報宣伝活動、管理費等の国内事業費等に活用しています。

国連WFP協会HP

また、私たちの寄付によって、たとえば以下のような取り組みを実現することができます。

  • 3,000円:乳幼児の栄養不良を防ぐ「栄養強化ペースト」を75個届けることができます
  • 5,000円:子ども1人に1年間「栄養たっぷりの給食」を届けることができます
  • 10,000円:1家族(5人世帯)を1ヵ月間「緊急食料支援」で支えることができます

「お腹を空かせている世界の子どもたちのために、今できることを始めたい」

こんな風に感じていただけたなら、ぜひ国連WFPのWebサイトをご覧になってみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

「国連WFP」を支援するには?国連WFPマンスリー募金

世界から飢餓をなくすために、国連WFPを応援する方法をご紹介させてください。

国連WFPでは、月1,000円〜活動を支援する「国連WFPマンスリー募金」を募集しています。

団体公式サイトに、支援者の声が紹介されていました。

15年程前の講演をきっかけに国連WFPの活動を知り、マンスリー会員としての寄付やチャリティーオークションを開催するなど、さまざまな支援に取り組んできました。
2020年は新型コロナウイルスの影響で飢餓に苦しむ人が世界で急速に増えたため、緊急支援の寄付もしました。
これによって子どもたちが飢餓から救われればと強く願っています。

実はこの記事を書いている私鈴木大悟も、個人的に国連WFPマンスリー募金を通じて、活動を支援しています。

国連WFPの活動をメールマガジンで拝見していると、少しずつでも世界から飢餓と貧困が減っていることが分かり、嬉しくなります。
できる限り長く、マンスリー募金を継続しようと思うと、日々の仕事を頑張る力にもなります。
私が世界の子どもたちを支えているつもりが、実は子どもたちが私を支えてくれていることに気付きました。

実際に国連WFPマンスリー募金を始めた際の体験記も、よかったらお読みください。

国連WFPへの寄付で、世界から飢餓をなくす支援を始めた3つの理由

世界の子どもたちを飢餓から守るために、今すぐ、あなたにもアクションを起こしていただけませんか?

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

まとめ:「国連WFP」は信頼できる寄付先!

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今回は「寄付してよかった」に至る、3つの道しるべをご紹介しました。

  1. 職員の顔が見えるか?
  2. 活動によって問題を解決しているか?
  3. 透明性の高い会計報告を行っているか?

そして、国連WFPは寄付先として信頼できるのか、3つの道しるべに沿って確認しました。

  国連WFPの評価
①職員 飢餓をなくそうと情熱を燃やすスタッフが、顔の見える発信を行っている
②活動 問題の解決にコミットし、世界から貧困を削減することに貢献している
③会計 年1回の詳細で公正な財務報告とともに、寄付金の使い道を明らかにしている

この記事が、あなたの価値観と合った団体を見つけたり、あなたが本当に出逢いたかった寄付先を見つけるためにお役に立てることを願っています。

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