認定NPO法人テラ・ルネッサンスとは?評判やウガンダの活動を調べました

(出典:テラ・ルネッサンスHP)

「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現」を目的に、主にアフリカとアジアで、「地雷」「小型武器」「子ども兵」の課題解決のため活動を行う、テラ・ルネッサンス。

「テラ・ルネッサンスは具体的にどんな活動をしているのか?」
「寄付はどんな風に使われるのか?」

など、テラ・ルネッサンスについて詳しく知りたいという方や、寄付を検討している方に向けて、評判や口コミ・活動と団体の概要、寄付の仕組みについてまとめました。

テラ・ルネッサンスとは?鬼丸昌也氏が創設した国際NGO

まずは、テラ・ルネッサンスがどのような団体なのか、団体設立のストーリーとともに、SNS上で見つかった口コミ・評判をご紹介します。

活動のきっかけはカンボジアの地雷原

テラ・ルネッサンスが活動を始めたのは2001年。
創業者である鬼丸昌也さんが、カンボジアにある地雷原を訪問したことが活動の始まりとなっています。

2001年2月。大学4年生の時。
初めて訪れたカンボジアで、地雷原を訪問する機会がありました。
人が生きていると必ずある「音」。
子どもたちが楽しそうに遊んでいる。
家族が一緒になって食事を囲んで、楽しそうに会話を楽しんでいる。
恋人同士が、愛を語り合っている。
そんな生活にかかわるすべての「音」が地雷原にないのです。

(中略)人間からあらゆるものを奪い去る地雷に対して、「自分に何ができるのか?」という問いかけをしたところから、テラ・ルネッサンスは始まったのです。

テラ・ルネッサンスHP

活動を始めた当初は、まずこの問題を伝えようと、ひたすらに講演活動を続けていたという鬼丸さん。

そのうちに少しずつ想いに共感する仲間が集まり、今ではカンボジアでの地雷被害者の支援の支援だけでなく、アフリカでの元子ども兵の社会復帰支援、日本国内での平和教育のための講演活動など、様々な活動を行っています。

評判は?SNSなどで口コミをチェック

SNSでテラ・ルネッサンスの評判を調べてみたところ、多くのポジティブな口コミが見つかりました。

(出典:実際にテラ・ルネッサンスのイベントに参加された方−Twitter)

(出典:実際にテラ・ルネッサンスを応援している方−Twitter)

また、最近は新型コロナウィルス対策のクラウドファンディングプロジェクトで1,000人弱から約2,400万円を集めた実績も。
特設サイトのコメントにも、熱がこもったものが多く見られました。

ブレずに素晴らしい活動を続けられる姿勢に敬服しています。
職員の方々はじめ国内外のスタッフのみなさんもどうかご安全に頑張ってください。
応援しています。

テラ・ルネッサンスHP

いつも分かりやすく、思いを込めて活動の現状や、未来を伝えてくださりありがとうございます。
お陰で、遠く離れた地に暮らす方々のこと、活動くださっているみなさんのことを、とても身近に感じられています。
活動を、みなさんの健康と幸せを、心から応援しております。

テラ・ルネッサンスHP

一方で、活動への批判的な意見やネガティブな口コミを探してみましたが、全く見当たりませんでした。

こちらには掲載していませんが、Twitterではテラ・ルネッサンスで働くスタッフの方、インターンやボランティアをされている方も、団体での活動や日々の業務について積極的に情報を発信されている印象でした。

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紛争のトラウマを抱える、元”子ども兵”の社会復帰を支援

非常に良い口コミの多いテラ・ルネッサンスですが、具体的にどのような活動を行っているのでしょうか?

テラ・ルネッサンスでは様々な活動を行っていますが、大きな柱の一つとなっているのが、ウガンダとコンゴで実施している「元子ども兵」の問題に対する活動です。

「小型武器」は安価で入手が容易、少年兵も扱いやすい

子ども兵とは、あらゆる軍隊に所属する18際未満の子どものこと。

子ども兵になる経緯は様々ですが、失業率が高く就職先がない、貧困状態の中最低限の衣食住の確保を期待するなど、自ら志願して兵士になる子どももいれば、誘拐され強制的に兵士にさせられる場合もあります。

そして兵士となった子どもたちは、戦場で非常に残酷な仕事を強制されることになります。

誘拐された男の子は、武器や食料など重い荷物を運び、さらには銃をとらされます。
地雷除去装置代わりに地雷原を歩かされたり、“弾よけ”として最前列で行進させられたりする場合も。
ドラッグで恐怖心を失くし、敵に突撃させられる部隊もいます。

“ 子どもは洗脳できるから、言うことを聞かせやすい ”
“ 村を襲えば調達できるから、いくらでも替えがきく ”

大人の都合によって、子どもたちがまるで「消耗品」のように、使い捨てにされているのです。

女の子は、兵士と強制的に結婚させられたり、性的な虐待をされたりといった被害にも。
望まない妊娠によって、子どもを抱え途方に暮れる元少女兵もいます。

テラ・ルネッサンスHP

そして、このような残酷な子ども兵の存在を可能にさせているのが「小型武器」の存在。

近年出回っている小型武器には重さも軽く、簡単な構造で、10歳の子どもでも問題なく扱えるものがたくさんあります。
こういった扱いやすい武器が世界中に広がることで、子どもが一戦力として戦闘に参加することを容易にしているとも言われています。

心のケアや職業訓練を通じて、生きる力を身に付ける

戦場で壮絶な経験をした元子ども兵たちは、精神的・肉体的に大きなトラウマを抱えることになります。

中には、10年、15年もの間、子ども兵として働くことを強制されてきた人たちもおり、社会に復帰することはもちろん、基本的な衣食住を満たすことすら難しいそうです。

加えて、幼い頃に誘拐され闘うことしか教えられてこなかった子どもたちは、基本的な教育も不足しているために仕事に就くことが非常に難しく、経済的に困難な状況に置かれやすくなります。

中には、せっかく通常の生活に戻っても、路上生活をせざるをえず、酒に溺れ、再び軍隊に戻ってしまう元子ども兵もいるのです。

そんな元子ども兵が直面する様々な問題を解決するため、テラ・ルネッサンスでは大きく以下3つの活動を行っています。

心のケア
個人とグループのそれぞれでカウンセリングを実施。
音楽や伝統ダンスなど、精神的な安定を図る取り組みも行っています。

・基礎教育
日常生活に必要な、識字・算数・英語の授業を実施し、その他に基本的な健康管理についても学びます。

・職業訓練・収入向上支援
ビジネスの基礎的な知識を学び、洋裁、手工芸、服飾デザイン、木工大工などの職業訓練を実施しています。

テラ・ルネッサンスHP

特にウガンダにおいては支援後に元子ども兵の平均収入が50倍以上になったり、自尊心が約1.7倍に向上するなどの、目に見える成果も多く見られています。

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募金の使われ方は?寄付する前に知っておきたいポイント

テラ・ルネッサンスには、単発での寄付、ふるさと納税など様々な寄付の方法が用意されています。

中でも、1,000円から継続的に活動を応援できる、ファンクラブ会員という仕組みがおすすめです。

寄付金は職業訓練など、現地で必要な費用に

寄付は、先ほどご紹介した元子ども兵に対する心のケア、基礎教育や職業訓練・収入向上支援をはじめとする、様々な活動に活用されます。

実際にどのような活動に寄付が使われたのかは、年に数回、活動報告書やニュースレター、限定イベントなどでも報告されるそうです。

ホームページを拝見したところ、活動ブログやSNSなども頻繁に更新されており、こまめに活動の報告をされている印象でした。

いくら寄付すればいい?金額の目安は?

ファンクラブ会員では、月1,000円から、1,000円ごとに金額を選んで寄付をすることができます。

金額の決まりはありませんが、具体的にそれぞれの寄付額でどのような活動ができるのか、以下のように記載がありました。

・月1,000円の寄付で、職業訓練1ヶ月分/1名当り
・月3,000円の寄付で、訓練に必要な給食360食分
・月5,000円の寄付で、ミシン等の道具一式4名

テラ・ルネッサンスHP

確定申告すれば、寄付額の約40%が還付される

テラ・ルネッサンスは認定NPO法人のため、税制優遇を受けることができます。

テラ・ルネッサンスは平成26年5月30日より、京都府から認定を受けた認定NPO法人です。
当会へのご寄付は、寄付金控除などの税制上の優遇措置の対象となります(所得税、法人税、相続税)。
個人のご寄付の場合、税額控除の割合は、寄付金から2000円を引いた額の40%になります。

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例えば、月3,000円、年間36,000円を寄付すると、3,200円が戻ってくる計算になります。

(寄付金額36,000円ー2,000円)×40%=控除額13,600円

上記の金額はあくまで一例であり、実際の金額は個人の所得額等により異なりますので、詳しくは最寄りの税務署に確認してみてください。

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追記:私がテラ・ルネッサンスへの寄付を始めたきっかけ

いかがでしたでしょうか?

実は私も以前テラ・ルネッサンスのファンクラブ会員として寄付をしていたことがあります。
代表の鬼丸さんの講演会に参加し、向き合う問題の深刻さはもちろん、イベントや団体の雰囲気がとても素敵だなと感じたのがきっかけです。

イベントでのお手伝い等、ボランティアとしても関わっていたのですが、スタッフ・インターンのみなさんが非常に気さくに接してくれ、すっと輪の中に入ることができました。

広報などで発信されるメッセージやイベントの頻度などを見ていても、一人ひとりを単なる寄付者としてではなく、一緒に良い社会を作っていくパートナーとして見ているような感じがします。

今は事情があって寄付をやめてしまったのですが、寄付をしてよかった、また支援したいと思える団体の一つです。

ぜひ、この記事を通じてテラ・ルネッサンスの活動に少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。