寄付を1000円以上するなら?海外への募金で控除も使える支援先3選

(出典:ロシナンテスHP

多くのNPOでは毎月定額で団体を応援できる「マンスリーサポーター制度」を設けています。

「1,000円からの定額寄付を始めたいけど、どの団体が良いの?」
「少額の寄付でも役立ててくれる団体に寄付したい!」

という方に向けて、海外で活動する団体の中で、控除も使える支援先3選をご紹介します。
寄付先の選定に役立ててみてください。

海外で戦闘を強いられた「子ども兵」を救う(テラ・ルネッサンス)

「子ども兵」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

「子ども兵」とは軍隊に所属する18歳未満の子どもを指します。
18歳未満、という点に驚かれるかもしれませんが、世界では少なくない子どもたちが兵士として戦場にいるといわれているそう。

「洗脳しやすい」という大人都合の理由で誘拐・徴兵され、戦いの最前線に送られたり、時には自分の家族を襲うことを強制されます。

子ども兵の中には少女も含まれ、性的虐待を受けたり、大人の兵士と強制的に結婚されたりするケースも。

そんな「子ども兵」という課題の解決に向けて活動しているのがテラ・ルネッサンスです。

テラ・ルネッサンスHP

テラ・ルネッサンスが行う元子ども兵達への社会復帰支援は大きく分けて、①心のケア ②基礎教育支援 ③職業訓練・収入向上支援 の3つ。

教育の機会を奪われ身体的にも精神的にも深く傷ついた元子ども兵たちが、軍を出た後に孤立することなく、地域社会の中でつながりを持ちながら生きていけるようサポートしています。

また、日本国内での啓発活動や政策提言活動にも力を入れており、子ども兵が駆り出される紛争の本質的解決にも取り組んでいます。

支援対象 元子ども兵など
活動地域 カンボジア、ラオス、コンゴ、ブルンジ、ウガンダ、日本
事業内容 社会復帰支援、地雷撤去活動支援、平和教育や武器輸出に関わる政策提言など
寄付の使途 社会復帰施設での給食、洋裁店や木工店などの開業資金など
運営団体 認定NPO法人テラ・ルネッサンス

テラ・ルネッサンスへの定額の支援は、次のように使われるそうです。

・月1,000円の寄付で、職業訓練1ヶ月分/1名当り
・月3,000円の寄付で、訓練に必要な給食360食分
・月5,000円の寄付で、ミシン等の道具一式4名

テラ・ルネッサンスHP
テラ・ルネッサンスの「ファンクラブ会員」になって、私が月1,000円の寄付を始めた3つの理由

テラ・ルネッサンスが掲げているメッセージに「ひとり一人に未来をつくる力がある」とあります。

「元子ども兵の未来のために寄付してみたい!」と思われた方は、継続的な支援をご検討ください。

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寄付金控除の対象団体です

売春宿で売られてしまう女性や子どもを助ける(かものはしプロジェクト)

子どもや女性が売られ、無理やり売春をさせられる。
そんな悲しい出来事が今も世界では続いています。

売られた子どもたちや女性たちは、運よく救出されたとしても周囲からの差別や、トラウマ、HIV感染症など多重の苦しみを抱えることになるのです。

人身売買の被害者数が世界最大とされているインドで、子どもたちが売られる値段は「1人2万円」とも言われています。

一方で、売春業者が逮捕され、有罪になる確率はたった数パーセントだそう。

売る側にとって都合のいいビジネスであるがために、被害者の数は減らず状況は変わらないのだそうです。

かものはしプロジェクトは、そんな人身売買の課題解決のため「子どもが売られない社会をつくる」をミッションに活動している団体です。

かものはしプロジェクトHP

かものはしプロジェクトは現地パートナーと協力しながら、①被害者支援 ②裁判支援/法整備 に取り組んでいます。

売春宿から逃れた被害者に寄り添い支援するだけではなく、売春ビジネスを根本から終わらせることが最大の目的。
加害者を立件する裁判支援や法そのものを整備するための働きかけを行います。

活動内容 被害者の権利と正義を取り戻すための仕組み作り、農村部での被害者の心のケアなど
活動地域 インド
支援対象 人身売買の被害にあった10代の女性など
寄付の使途 被害者の心理回復支援費用、被害者の裁判費用など
運営団体 認定NPO法人かものはしプロジェクト

かものはしプロジェクトの寄付の使いみちは下記の通り。

・月1,000円で 4人の鉄道警察官が人身売買取締りの研修を受けることができます。
・月3,000円で 2人の女の子の裁判の支援をすることができます。
・月5,000円で 1人の女の子が自立するための自分のビジネスを始めることができます。

かものはしプロジェクトHP
かものはしプロジェクトへの寄付、「サポーター会員」に入会した3つの理由

設立当初はカンボジアでの活動を行っていたかものはしプロジェクト。
地道な活動の結果、子どもを使う売春宿はほとんどなくなり、現在カンボジアでは「子どもが売られる問題はなくなった」と言える状態にまでなりました。

その経験を踏まえ、かものはしプロジェクトのHPにはこのような言葉が掲載されていました。

子どもが売られない世界は、つくれる

かものはしプロジェクトHP

「今も苦しんでいる子どもたちや女性のために、寄付を使ってほしい!」という方は、サポーター会員になることを検討してみてはいかがでしょうか。

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寄付金控除の対象団体です

「汚い水でも飲むしかない」地域に水と医療を届ける(ロシナンテス)

電気、水道、医療がない村。
そんな村がこの世界にまだあるという事実をご存知でしょうか?

最低限のインフラともいえる電気・水・医療がない地域に生きる人々は、不衛生な水を飲み、病気にかかったとしても充分な治療を受けられません。
結果、治療可能な病気で命が日々失われているのです。

このような地域に、「医療」を届ける活動をしているのがロシナンテスです。

ロシナンテスHP

ロシナンテスは村を回って診療を行ったり、診療所の建設を行ったりと文字通り「医療」を提供していますが、活動内容はそれだけにとどまりません。

汚れた水を摂取することが命を奪う感染症の原因になります。
清潔な水が手に入る環境を作るために井戸の整備等を行う、「水」を提供する事業も大切な活動の一つです。

活動内容 医療が整っていない村への巡回診療や、給水所・診療所の建設など
活動地域 スーダン・ザンビアなど
支援対象 乳幼児とその母親・地域の村人など
寄付の使途 衛生知識を学ぶ講習や、医療施設の整備にかかる費用等
運営団体 認定NPO法人ロシナンテス

ロシナンテスによると、月々の寄付は下記のような活動に使われるそう。

・1,000円 / 月 村の住民96人に手洗い等の衛生知識を学ぶ講習を実施できます
・3,000円 / 月 妊産婦さん43人に安心して出産するための施設を提供できます
・5,000円 / 月 村の保健医療を担うスタッフ3人を育成できます

ロシナンテスHP

※3年続けた場合の例

ロシナンテスってどんな団体?川原尚行さんに医療活動のリアルを聞いてみた

ロシナンテスは今支援している地域に医療が根付き、自分たちがその地域から離れることを目標としています。

「海外の医療に支援をしたい!」という方は継続的な支援を始めてみてください。

> 詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

本記事では数々のNPOの中から、海外への支援に役立ち、さらに税控除も受けられる寄付先3選をご紹介しました。

マンスリーサポーターになるということは、その団体の仲間に加わることとも言えると筆者は思っています。
この記事を読んでくださった一人でも多くの方が、無理のない範囲で自分にできる支援をスタートしてくださることを願っています。

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