国連WFPへの寄付で、世界から飢餓をなくす支援を始めた3つの理由

「国際協力や貧困の問題に興味がある」
「最も支援を必要としている人々に寄付を届けたい」

そんな想いをお持ちのあなたにお薦めしたいのが、WFP国連世界食糧計画です。

”誰一人取り残さない”世界の実現を目指し、飢餓と貧困をなくすことを使命に活動する、国連唯一の食料支援機関です。

お腹を空かせている子どもたち・・世界の現状とは?

「飢餓」と聞くと、日本に暮らす私たちには実感が湧かない、あまりピンとこない話かもしれません。
しかし今も世界の約9人に1人が飢えに苦しめられ、空腹に耐えながら眠りについています。

なかでも深刻なのは、急激に体重が落ちてしまうような、栄養不良の状態にある子どもたちです。

国連WFP協会HP

健康と発達へのダメージの恐れが…

4歳で体重がわずか8.8kgしかないムランバくん。
将来的に身体および知能の発達が妨げられる恐れがあります。
※ 日本の4歳児の平均体重は16kg強(政府統計による)

国連WFP協会HP

「お腹を空かせた子どもたちが命を落としてしまう」
日本では信じられないような現実が、今も世界中で起こり続けているのです。

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寄付金控除の対象団体です

私が「国連WFP」を支援する3つの理由

そうした飢餓で苦しむ人を少しでも減らすべく、食料支援をしているのが、国連WFPです。
毎年約80カ国で、女性や子どもなど、約8,000万人に食料を届けています。

国連WFP協会HP

私が国連WFPへの寄付を始めたのは、2021年3月頃。
毎月の寄付で活動を応援していますが、特に以下の3つのポイントに共感しています。

理由1:おなかを空かせている子どもがいるから

アフリカやアジアなど、世界の子どもたちを取り巻く社会課題は数多く存在します。

SDGs(持続可能な開発目標)にも、「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」など、2030年までに達成すべき17の目標がまとめられています。

外務省HP

どれも大切な目標ですが、個人的に目に留まったのが「目標2:飢餓をゼロに」です。
子どもがお腹を空かせていること、今この瞬間にも飢餓で命を落とそうとしていることを、私は看過できないと感じました。

何より、食べることから全てが始まります。
飢餓をなくすことや、子どもたちの健全な発達は、他の目標達成にもつながります。

理由2:本当に飢餓をゼロにできるのは大きな団体だから

国連WFPが毎年届けている食料の量は約150億食にものぼります。
寄付金が、本当に必要なものへとカタチを変えて、世界中に届いているのです。

「そうは言っても、飢餓や貧困を世界からなくすなんて、現実的じゃなくない?」と思われる方もいるかもしれませんが、飢餓は確実に世界から減っています。

世界は飢餓との闘いにおいて大きな進歩を遂げました。
世界の人口が19億人増加したにもかかわらず、飢餓人口は1990~92年期に比べて3億人減少しました。

国連WFP協会HP

この事実からのみではもちろん、「国連WFPの貢献によるものだけではない」と推測できます。

ですが、国連WFPのように大規模な組織ならではのスケールメリットを活かした支援があれば、そう遠くない未来に本当に飢餓をゼロにできるかもしれないと思えました。

理由3:支援に依存しない、住民の自立を目指しているから

国連WFPの支援が、世界中に届き、実際に子どもたちを助けている。
これだけでも寄付を始めるのに十分ではあったのですが、「国連WFPの支援に依存してしまう人々がいるのでは?」という疑問を抱いたのも事実です。

「よそから食料が届くので、自分たちで生産する必要がなくなってしまうのではないか」
「開発途上国の成長を、かえって阻害する結果になってしまうのではないか」

そんな視点で、団体公式サイトを調べてみたところ・・

国連WFPは食料そのもの、もしくは現金や食料引換券を配って今日明日の食べ物を提供するだけでなく、自立支援を通じて長期的な食料事情の改善や、強い地域社会づくりにつながる社会基盤の構築・再建を促しています。

国連WFP協会HP

国連WFPが土壌の改善など、長い目で見て取り組むべきことを、住民に促しています。
それにより、彼ら自身が農業を営むことができるようになり、収入改善へとつながります。

「私たちの暮らしは、私たちの手で立て直す」そんな人を増やしながら、国連WFPの支援を卒業して自立できるように、取り組んでいるそうです。
一方通行の支援ではない、自立を目指す活動に、お互いさまという言葉を思い出させてもらいました。

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活動を応援する方法は?国連WFPマンスリー募金

国連WFPの活動はすべて、各国政府の拠出金や、企業・団体、個人などの寄付金で賄われています。
なかでも寄付金の半分以上を占めているのが、個人による寄付です。

一部の人が行動するのではなく、たくさんの支援者が少しずつ気持ちを寄せ合って、大きなインパクトを起こせるとしたら本当に素敵ですね。

長年の実績が認められ、2020年にノーベル平和賞を受賞!

もしあなたも「飢餓で苦しむ人々を助けたい」「国連WFPの活動を応援したい」と感じていただけたなら、ぜひ国連WFPのWEBサイトをご覧になってみてください。

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追記:オリンピック南スーダン代表選手からメッセージが届きました

「国連WFPマンスリー募金」で寄付を始めてから、約半年が経ったある日のこと。

隔週で届くメールマガジンを通じて、世界で最も飢餓の深刻な地域の一つである南スーダンの陸上選手・マイケルさんから、嬉しいメッセージをいただいたので、ご紹介させてください。

南スーダンではとても貧しかったです。
食料や生活に必要なものを支援してくれる人がいなかったので、とても大変でした。

スーダンでは1日3食食べたことはありません。
運がよければ1日1食でした。

WFPは南スーダンで大きな貢献をしました。
食料とシェルターを与え、紛争の影響を受けた人の精神的な支えになっていました。

オリンピック南スーダン代表選手

メッセージをいただいて、私の心も温かくなりました。
月1,000円の寄付ですが、これからも続けていこうと思います。

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