3.11の復興を寄付で応援!被災地への支援を続ける募金先3選

(出典:3.11みらいサポートHP

地震によって倒壊した家屋。
津波に飲み込まれた町。

日本各地で大きい地震が起こる度、2011年3月11日の東日本大震災を思い出す方は多いのではないでしょうか。

一方で緊急支援のフェーズを終えた今、当時ほど募金活動も報道されず、「被災地で何が必要とされているかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では3.11の震災以降、被災地での活動を継続的に続けている3つの団体を紹介します。
被災地で復興に取り組む人に寄付をしたい!と思われた方は、ぜひ参考にしてみてください。

被災地の子どもが、震災の悲しみを強さに変えるための学習機会を提供(カタリバ)

認定NPO法人カタリバは、コラボ・スクールという放課後学校を被災地で運営しています。

カタリバHP

震災や津波によって住む場所を失い、仮設住宅に入居した方が多くいたことはみなさんご存知かと思います。

そこでの生活は特に子どもたちにとっても、大きな負担でした。

狭い居住スペースの中で自分の部屋を持てず、勉強中でも話し声やテレビの音が聞こえ、落ち着いて勉強できる環境とは言い難い状況。
学習環境の悪化が懸念されました。

そんな状況を見たカタリバは「災害によって夢を諦める子どもたちを生まないために」、被災地での勉強環境の提供をスタート。

さらにキャリア支援やプロジェクト学習も展開し、子どもたちがこれからの復興の担い手に成長するための支援を行っています。

活動内容 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探求学習の実践支援など
活動地域 岩手県、宮城県、福島県、東京都、島根県に加え、各地域団体を後方支援
支援対象 日本の小学生〜高校生
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

コラボ・スクールでの活動は大きく3つ。

【学習支援・居場所事業】
小学生から高校生までが放課後に落ち着いて勉強できる環境を提供。
講師が大人数に向けて行う一斉授業とボランティアによる個別の学習指導を展開し、一人ひとりの学習進度に合わせたサポートを行っています。

【英会話学習・キャリア支援】
震災後に海外から支援を受け「海外をより身近に感じた」という子どもも。
そこでコラボ・スクールでは子どもたちが英会話により親しみ、海外の人と交流ができるよう、Skype英会話の授業を提供しています。

また、東京で働く大人たちとの交流や、コラボ・スクール内の職員や少し年上のボランティアとの対話を通じてキャリアを考えるきっかけを作っています。

【プロジェクト型学習】
「支援されるだけじゃなく、町の復興を担いたい!」という子どもが主体的に行動を起こす、3つの手助けをしています。

●地域の課題と魅力を学び、訪れた方々をガイドする「ガイド・プロジェクト」
●地元企業で働く経験をする「職場体験プログラム」
●地域の課題を解決するプロジェクトを高校生自身が立案し、実行する「マイ・プロジェクト」

(出典:カタリバHP

震災で損失した学習機会を取り戻すだけにとどまらず、地域をつくる担い手の育成を展開するカタリバ。

「子どもたちが震災を乗り越える手助けがしたい!」という方は毎月の支援を行う「NPOカタリバサポーター」になってみませんか?
毎月1,000円の寄付で、生徒2人が1ヶ月間の授業を受けることができます。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

震災から20年間、子どもたちの成長に寄り添う支援を届ける(ハタチ基金)

震災当時、現地の子どもたちにまつわる課題の複雑さと、長期的な支援の必要性を感じた4つのNPOが共同で基金を設立しました。

それがハタチ基金です。

ハタチ基金HP

「東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、無事にハタチを迎えるその日まで。」というコンセプトのもと、20年間という期限をつくり、支援が始まりました。

活動内容 学習・生活支援、小規模保育事業など
活動地域 福島県・岩手県、宮城県など
支援対象 東日本大震災の被災地で暮らす子どもたち
寄付の使途 支援活動を行う団体への助成・講習会運営費など
運営団体 公益社団法人ハタチ基金

ハタチ基金への寄付は、復興のフェーズや被災地のニーズに合わせて子どもの教育やケア、福祉の領域で活動する団体に届けられます。

これまでに助成された事業の一例をご紹介します。

【おうち保育園】
震災を経験し、生活の再建をしながらの子育ては精神的にも経済的にも大きな負荷を与えます。
宮城県仙台市の「おうち保育園」には保育ソーシャルワーカーが設置され、そこに通う子どもだけでなく保護者のケアを行います。
あわせて、地域の保育園にもソーシャルワークのノウハウを提供し、より多くの親子にケアを届ける仕組みをつくっています。

運営団体:認定NPO法人フローレンス
対象年齢:0歳〜

【みなみそうまラーニングセンター】
震災後、被災地の発達障がいを抱える子どもたちは急激な環境変化に伴い、周囲との関わり合いや学習について困難な状況に置かれています。
「みなみそうまラーニングセンター」では様々な課題を抱える子どもたちに学習の支援と居場所支援、社会的スキルのトレーニングを提供しています。

運営団体:NPO法人トイ・ボックス
対象年齢:小学生〜

【スタディクーポン提供事業】
震災によって、経済的に困難な状況に置かれた家庭は少なくありません。
経済的な苦しさは子どもたちの学校外教育を削ることに直結し、学習塾や習い事に通えなくなった子どもが大勢います。
チャンス・フォー・チルドレンは被災によって経済的に困難な状況の子どもたちにスタディ・クーポンを提供しています。
このクーポンは学校外教育に利用ができ、子どもたちの勉強や将来の夢を応援します。

運営団体:公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
対象年齢:6歳〜

子どもたちの成長や、年々変わる被災地のニーズを見極めて長期的な支援を届けるハタチ基金。

復興のその先を担う子どもたちを応援したい!という方はぜひ月々の支援を始めてみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

3.11を繰り返さないために、語り部の”伝える”活動をサポート(3.11みらいサポート)

震災から月日が経つにつれ、震災の記憶が風化されることを心配する声も多いのではないでしょうか。

3.11みらいサポートは、東日本大震災の記憶を伝える人と学ぶ人をつなぐ活動をしている団体です。

3.11みらいサポートHP)

震災発生時の他県からのボランティアやNPO・NGOの連携推進、避難所での支援活動からスタートし、復興のフェーズ変化にともない伝承活動に重点をおいて活動しています。

活動内容 東日本大震災の伝承活動、防災・減災活動、基金助成
活動地域 岩手県、宮城県、福島県
支援対象 活動地域3県の語り部、震災学習希望者、地域住民等
寄付の使途 南浜つなぐ館の運営、展示・プログラムの開発、震災伝承活動を行う団体に助成※
運営団体 公益社団法人3.11みらいサポート

※3.11メモリアルネットワーク基金への寄付の場合

3.11みらいサポートの主な活動は下記の6つです。

【伝承・交流】
「震災の状況を学びたい」という人たちを受け入れ、「語り部」や「車中案内」などの震災学習プログラムを提供しています。
また、震災の展示や交流スペースも設置・運営。

【安全・安心のまちづくり】
震災の教訓を活かし、安心なまちにするために行政や団体、地域住民と協力して町の防災促進や、防災意識の啓発を行っています。

【地域づくりサポート】
地域で防災意識を高める取り組みをサポート。 さらに地域の枠を超えて情報を共有できる交流を促進しています。
被災地で伝承活動を行う個人・団体の広域ネットワーク「3.11メモリアルネットワーク」の運営や若者の語り部の場作り、英語での語り部の育成も担っています。

【防災教育】
震災を知らない世代、経験していない地域の方へ防災教育を提供する活動です。
地域の学校で避難訓練を実施したり、子どもたち自身が地域の危険な場所を見て歩く「防災マップづくり」をサポートしています。

【被災者支援連携】
震災直後に現地の調整役を担った経験から、被災者支援に関わる団体(自治体やNPO等)の連携を支援しています。

【基金助成】
震災直後に現地の調整役を担った経験から、被災者支援に関わる団体(自治体やNPO等)の連携を支援しています。

震災から時間が経てば経つほど、メディアの報道は少なくなりますが、同じような大地震の発生は今後も予測されています。

東日本大震災では、情報や備えが足りなかったために失われた命が多くありました。
その経験や教訓から災害時の行動や備えを考えることが、次の震災時に多くの命を守ります

3.11みらいサポートのHPには次のような言葉が掲載されていました。

東日本大震災で喪われた、救えたはずの命や、かけがいのない暮らしに向き合い、未来の命を守るため、地域で伝え続ける人たちを、これからも支えてゆきます。

3.11みらいサポートHP

3.11みらいサポートを寄付で応援することはもちろん、震災学習プログラムや地域ツアーに参加して震災の記憶を学ぶことも、今できる取り組みではないでしょうか。

気になった方はぜひチェックしてみてください。


本記事では、東日本大震災の復興支援を続ける3団体を紹介しました。

緊急支援の段階は終えたとしても、被災地の復興はまだまだ続くでしょう。

「あの時は支援できなかったけれど今なら何かできるかもしれない」
「これからも続く復興に協力したい」

そんなふうに思われる方が行動を始めるきっかけになれば幸いです。

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