医療に寄付して、途上国の人たちの命を助けたい!募金先の支援NGO3選

日本で普通に生活している私たちにとっては、当たり前にあるのが病院や薬。
風邪を引けば病院に行くことができる。
怪我をすれば薬局で薬を買うことができる。
これが途上国では「当たり前にできることではない」ということをご存知でしょうか?

途上国などに住む恵まれない方々は、医療機関で治療を受けられるお金がありません。
ましてや、病院すらない地域も多いのが現状です。
そこで、彼らが病気や怪我から治療を受けられるような活動を行っている団体を3つご紹介します。

「医療活動に寄付したい」と考えられている方に、今回は途上国や紛争地域など日本以外での医療活動をしているNGOに絞って、それぞれの特長を書いていきたいと思います。

内戦の負傷者の治療や感染症の拡大から途上国を守る(国境なき医師団)

内戦の多い地域では、たとえ傷を負って治療が必要な場合でも、医療を受けられずに死亡するケースがあります。
また傷口から菌が入り、感染症の恐れがあっても薬を手に入れることが困難な状況です。

例えば、中東の最貧国とも呼ばれる「イエメン」。
2015月3月に激化した紛争では、4万人以上の死傷者が出ました。

2011年の反体制デモを機に内戦となり、2015年3月以降は政府軍と反政府勢力の武力衝突が激化。
多国籍軍の介入で首都サヌアをはじめ各地で空爆が繰り返される事態となっている。
国境なき医師団(MSF)が支援している病院も被害を受け、特に2016年8月15日の空爆では患者・スタッフ計19人が死亡。
イエメン北部の6つの病院で同年11月まで活動を一時中断した。
認定NPO法人国境なき医師団WEBサイト より)

このように身近に危険がある状況下で負傷者の治療、産科医療、心理ケア、地域の病院の支援、医療物資の寄贈など、あらゆる手段で医療・人道援助を行っているのが認定NPO法人国境なき医師団(MSF)です。

周囲では内戦が続く中で2017年には活動を拡大し、コレラやジフテリアの流行にも対応したそうです。

活動内容 紛争地域での治療全般
活動地域 イエメン、中央アフリカ共和国、南スーダンなど世界29ヶ国
支援対象 紛争による病気や怪我で苦しむ方たち
寄付の使途 コレラ治療、産後ケア、外科治療など
運営団体 認定NPO法人国境なき医師団日本

上記の表を含め、今回は日本の支援額が最も多いイエメンを取り上げました。
他にも中央アフリカ共和国、南スーダン、レバノン、イラクなどへも積極的に支援を行っています。

MSFの詳しい活動内容や寄付の使いみちは、こちらも参考にしてみて下さいね。

国境なき医師団に「毎月の寄付」を決める前に調べた、リアルな活動現場と寄付金の使い道

同団体では、独自の調査に基づいて医療・人道援助を行う必要があると判断した場合に、活動プロジェクトを立ち上げているようです。
紛争や自然災害のほか、病院・薬がない地域への支援も行っていました。

寄付方法は、毎月の寄付と1回の寄付どちらも可能です。
例えば、月1,500円の寄付で毎月63人の人たちに清潔な飲料水を提供することができますよ。

「世界各国で起こる紛争によって負傷した方を怪我や感染症から守りたい」
そう思われた方は、支援を行ってみてはいかがでしょうか。

医療アクセスが困難な途上国で長期的な医療支援を実施(世界の医療団)

世界には、医療を受けるにも国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を乗り越えなくてはならない人々がいます。

例えば、皆さんは「ロヒンギャ難民」と呼ばれる方々を知っていますか?
ロヒンギャ難民とは、主にミャンマー西部のラカイン州に暮らす約100万人のイスラム系少数民族です。
彼らは国籍を持たずに数十年に渡り差別と激しい迫害に苦しめられ、多くの人がバングラデシュに逃れてきていました。

2017年8月25日、ミャンマー・ラカイン州で発生した襲撃とミャンマー軍による暴力、ロヒンギャが暮らすラカイン州西部から国境を渡り、バングラデシュへと逃れた人の数は70万人を超えた。
大規模な掃討作戦から70万人が命の安全を求めて逃れ、難民になったという事実は語られているが、その70万人ひとりひとりの彼らの暮らし、過去と現在、そして未来について語られることはあまりない。
認定NPO法人世界の医療団WEBサイト より)

このように難民となった人々などに対し、世界中で医療アクセスの確保や難民支援の現場に従事する医療スタッフの育成を実現する活動を行っているのが認定NPO法人世界の医療団です。


差別や迫害だけでなく、彼らの生活を苦しめていたのはモンスーンによる豪雨でした。
せっかく逃れてきた避難所も大雨による洪水で使用できなくなってしまったり、満足できる生活ができなくなってしまっています。

活動内容 日本のスタッフ派遣による医療支援、治療提供
活動地域 バングラデシュ・コンゴ民主共和国・シリア・レバノンなど世界81ヶ国
支援対象 医療へのアクセスが困難な地域で支援を必要としている方
寄付の使途 支援対象者の検診、手術、医療費など
運営団体 認定NPO法人世界の医療団

先程ご紹介した国境なき医師団とよく似た印象を受けたのですが、いずれの団体も創設者が同じベルケール・クシュネルです。
国境なき医師団の創設者の1人である彼が1980年に設立したのが、この世界の医療団です。

両団体の活動の違いとしては、国境なき医師団が緊急支援(紛争地・自然災害)を主としているのに対し、同団体では医療の行き届かない地域での長期的な人道支援が活動の中心となっています。
一般的にも国境なき医師団の方が知名度が高いのも、紛争や災害やニュースで取り上げられる等でメディアでの露出が多いのが理由なのかもしれませんね。

一方、世界の医療団ではボランティアを派遣し、地域パートナーと協働しながら医療を軸とした長期にわたるミッションを実施しています。

私たちの寄付は、彼らの衛生的な生活を取り戻すための物資の購入にも役立てられます。
毎月1,500円のご支援で保健衛生・防災教育活動に使用するテント2セットを購入できたり、毎月3,000円のご支援でコミュニティヘルスワークを担うユースの研修を2回開催することができるそうですよ。

「国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界各地で「医療」から疎外された人々の支援にあたる」
これが世界の医療団の活動です。
寄付を検討されている方は、一度ホームページをご覧になってみてはいかがでしょうか。

医療の届かないところへ日本の医療を届ける(ジャパンハート)

日本では当たり前の「医療機関での治療」。
しかし、途上国では病気になっただけで命を落としてしまう人々がいます。
彼らの周りには「病院がない」「医師がいない」「高額で治療できない」といった現状がありました。

保健制度の整わないミャンマーでは、医療費は高額で貧しい農村地域の人々は医療を受けられません。
現在も乳児死亡率は非常に高く、1,000人のうち48人の子どもが5歳の誕生日を迎えることなく命を落としています。
日本であれば救えるはずの病気も、生まれた国が違うことでその子どもの運命は大きく左右されるのです。
特定非営利活動法人ジャパンハートWEBサイト より)

このミャンマーで、2004年から中部ザガイン管区のワッチェ慈善病院に拠点を置いて活動を行っているのがジャパンハートです。


今ではこの活動がミャンマー全土で知れ渡り、年間外来診療約12,000人、手術約2,000件を行っています。
また、これまでご紹介した2団体と違い、同団体は日本人の医師が始めた活動となります。
日本の技術で世界を救う活動を世界で積極的に行っていました。

活動内容 医療を受けられない方向けの外来診療・手術の実施
活動地域 ミャンマー・カンボジア・ラオスなど
支援対象 貧しく治療を受けられない地域の人々やその子ども
寄付の使途 18歳以下の子どもの手術・薬・入院の費用、交通費など
運営団体 特定非営利活動法人 ジャパンハート

医療の支援は治療や医薬品の提供だけではありません。
海外医療人材の育成活動にも力を入れ、将来的には現地スタッフだけで治療に当たれるように病院運営・非医療者への指導も行っているそうです。

寄付の仕方は、都度寄付を行う方法と継続的な寄付があります。
「今回のみの寄付」でオンライン決済を選択すると、寄付カテゴリより寄付を行いたい支援を選ぶことが可能ですよ。

「医療の届かないところへ医療を届ける」という団体の想いに共感される方は、寄付を検討してみるのも良いかもしれません。

   
 

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