医療に寄付して、途上国の人たちの命を助けたい!募金先の支援NGO3選

日本で普通に生活している私たちにとっては、当たり前にあるのが病院や薬。
風邪を引けば病院に行くことができる。
怪我をすれば薬局で薬を買うことができる。
これが途上国では「当たり前にできることではない」ということをご存知でしょうか?

途上国などに住む恵まれない方々は、医療機関で治療を受けられるお金がありません。
ましてや、病院すらない地域も多いのが現状です。
そこで、彼らが病気や怪我から治療を受けられるような活動を行っている団体を3つご紹介します。

「医療活動に寄付したい」と考えられている方に、今回は途上国や紛争地域など日本以外での医療活動をしているNGOに絞って、それぞれの特長を書いていきたいと思います。

アフリカの貧しい村に”巡回医療”などを届ける日本発NGO(ロシナンテス)

ロシナンテスは、日本発祥の医療NPOです。
アフリカの医療が届きにくい地域で、病気予防のための給水所建設や循環医療に、2005年から取り組んでいます。

スーダンでは、一番近い診療所まで100km離れている村もあります。
当然、現地の人は体調が悪くても医療を気軽に受けることは難しいですし、そもそも医療に頼るという発想も持てないかもしれません。

ロシナンテスはこれまでに、スーダン国内に3棟の診療所を建設してきました。
それだけではなく、診療所の運営をスムーズに行えるようにサポートも行なっています。

診療所が持続的に医療を提供していくためには、医者の派遣や薬の調達がきちんとなされていくことが不可欠。
ロシナンテスでは、施設を建設するだけではなく、スタッフの育成や、スムーズな運営のためのオペレーション支援も含めて活動することで、医療を受ける人を増やせると考えています。

この地域において、すべての人が健康に生活できることを目指すプライマリ・ヘルスケアの質が大きく改善されました。
(中略)巡回診療事業が継続できているのは、ロシナンテスの継続的なサポートがあったからです。

ロシナンテスHP
活動内容 貧しい村への巡回診療や、給水所・診療所の建設など
活動地域 スーダン・ザンビアなど
支援対象 乳幼児とその母親・地域の村人など
寄付の使途 マラリアの予防接種や、医療施設の整備にかかる費用等
運営団体 認定NPO法人ロシナンテス

寄付は毎月1,000円から可能です。
ひとりひとりの力は、ドン・キホーテの「ロシナンテ」のように弱いものかもしれませんが、集まって「ロシナンテス」になれば、大きな力になるでしょう。

わたしたちの1,000円は決して大きな金額ではないですが、集まれば数多くの人々の命を救う力になります。
「自分にも何かできることはあるだろうか?」と思う方は、ぜひ一歩踏み出し、支援を検討してみてください。

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内戦の負傷者の治療や感染症の拡大から途上国を守る(国境なき医師団)

内戦の多い地域では、たとえ傷を負って治療が必要な場合でも、医療を受けられずに死亡するケースがあります。
また傷口から菌が入り、感染症の恐れがあっても薬を手に入れることが困難な状況です。

例えば、中東の最貧国とも呼ばれる「イエメン」。
2015月3月に激化した紛争では、4万人以上の死傷者が出ました。

2011年の反体制デモを機に内戦となり、2015年3月以降は政府軍と反政府勢力の武力衝突が激化。
多国籍軍の介入で首都サヌアをはじめ各地で空爆が繰り返される事態となっている。
国境なき医師団(MSF)が支援している病院も被害を受け、特に2016年8月15日の空爆では患者・スタッフ計19人が死亡。
イエメン北部の6つの病院で同年11月まで活動を一時中断した。
認定NPO法人国境なき医師団WEBサイト より)

このように身近に危険がある状況下で負傷者の治療、産科医療、心理ケア、地域の病院の支援、医療物資の寄贈など、あらゆる手段で医療・人道援助を行っているのが認定NPO法人国境なき医師団(MSF)です。

周囲では内戦が続く中で2017年には活動を拡大し、コレラやジフテリアの流行にも対応したそうです。

活動内容紛争地域での治療全般
活動地域イエメン、中央アフリカ共和国、南スーダンなど世界29ヶ国
支援対象紛争による病気や怪我で苦しむ方たち
寄付の使途コレラ治療、産後ケア、外科治療など
運営団体認定NPO法人国境なき医師団日本

上記の表を含め、今回は日本の支援額が最も多いイエメンを取り上げました。
他にも中央アフリカ共和国、南スーダン、レバノン、イラクなどへも積極的に支援を行っています。

MSFの詳しい活動内容や寄付の使いみちは、こちらも参考にしてみて下さいね。

国境なき医師団に「毎月の寄付」を決める前に調べた、リアルな活動現場と寄付金の使い道

同団体では、独自の調査に基づいて医療・人道援助を行う必要があると判断した場合に、活動プロジェクトを立ち上げているようです。
紛争や自然災害のほか、病院・薬がない地域への支援も行っていました。

寄付方法は、毎月の寄付と1回の寄付どちらも可能です。
例えば、月1,500円の寄付で毎月63人の人たちに清潔な飲料水を提供することができますよ。

「世界各国で起こる紛争によって負傷した方を怪我や感染症から守りたい」
そう思われた方は、支援を行ってみてはいかがでしょうか。

医療アクセスが困難な途上国で長期的な医療支援を実施(世界の医療団)

世界には、医療を受けるにも国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を乗り越えなくてはならない人々がいます。

例えば、皆さんは「ロヒンギャ難民」と呼ばれる方々を知っていますか?
ロヒンギャ難民とは、主にミャンマー西部のラカイン州に暮らす約100万人のイスラム系少数民族です。
彼らは国籍を持たずに数十年に渡り差別と激しい迫害に苦しめられ、多くの人がバングラデシュに逃れてきていました。

2017年8月25日、ミャンマー・ラカイン州で発生した襲撃とミャンマー軍による暴力、ロヒンギャが暮らすラカイン州西部から国境を渡り、バングラデシュへと逃れた人の数は70万人を超えた。
大規模な掃討作戦から70万人が命の安全を求めて逃れ、難民になったという事実は語られているが、その70万人ひとりひとりの彼らの暮らし、過去と現在、そして未来について語られることはあまりない。
認定NPO法人世界の医療団WEBサイト より)

このように難民となった人々などに対し、世界中で医療アクセスの確保や難民支援の現場に従事する医療スタッフの育成を実現する活動を行っているのが認定NPO法人世界の医療団です。


差別や迫害だけでなく、彼らの生活を苦しめていたのはモンスーンによる豪雨でした。
せっかく逃れてきた避難所も大雨による洪水で使用できなくなってしまったり、満足できる生活ができなくなってしまっています。

活動内容日本のスタッフ派遣による医療支援、治療提供
活動地域バングラデシュ・コンゴ民主共和国・シリア・レバノンなど世界81ヶ国
支援対象医療へのアクセスが困難な地域で支援を必要としている方
寄付の使途支援対象者の検診、手術、医療費など
運営団体認定NPO法人世界の医療団

先程ご紹介した国境なき医師団とよく似た印象を受けたのですが、いずれの団体も創設者が同じベルケール・クシュネルです。
国境なき医師団の創設者の1人である彼が1980年に設立したのが、この世界の医療団です。

両団体の活動の違いとしては、国境なき医師団が緊急支援(紛争地・自然災害)を主としているのに対し、同団体では医療の行き届かない地域での長期的な人道支援が活動の中心となっています。
一般的にも国境なき医師団の方が知名度が高いのも、紛争や災害やニュースで取り上げられる等でメディアでの露出が多いのが理由なのかもしれませんね。

一方、世界の医療団ではボランティアを派遣し、地域パートナーと協働しながら医療を軸とした長期にわたるミッションを実施しています。

私たちの寄付は、彼らの衛生的な生活を取り戻すための物資の購入にも役立てられます。
毎月1,500円のご支援で保健衛生・防災教育活動に使用するテント2セットを購入できたり、毎月3,000円のご支援でコミュニティヘルスワークを担うユースの研修を2回開催することができるそうですよ。

「国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界各地で「医療」から疎外された人々の支援にあたる」
これが世界の医療団の活動です。
寄付を検討されている方は、一度ホームページをご覧になってみてはいかがでしょうか。

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