コロナで貧困が深刻な人に寄付したい!効果的な支援が定評なNPO3選

(出典:チャンス・フォー・チルドレンHP

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。
ウイルスが引き起こす病状と同時に、経済活動が滞ることが大きな課題になっています。

業界によってはすでに深刻な影響が出ており、経済困窮家庭ほどさらに苦しい状況に追いやられています。
今回は、新型コロナウイルスの影響下にある方々を支援できる団体を紹介します。

塾や習い事など、低所得世帯にも学校外教育を(チャンス・フォー・チルドレン)

チャンス・フォー・チルドレンHP

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンは、日本の低所得世帯で生活する小学生から高校生を対象に、学習塾や習い事で利用できる”スタディクーポン”を提供している団体です。
現在、「新型コロナ緊急子ども支援プロジェクト」への支援を募っています。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、チャンス・フォー・チルドレンは生活困窮世帯332名に調査を行なっています。
すると、すでに所得の減少、もしくは今後所得の減少が見込まれる家庭の割合が合わせて75%以上にも上りました。
経済的な格差が広がり、それによってさらに教育格差が広がってしまうと懸念されています。

「オンライン学習をしたいが、自宅にインターネット接続できる端末がない」「塾に通っていたが、学費が払えなくなるかもしれない」……そのような不安を訴える声に対して、チャンス・フォー・チルドレンは以下の支援を行うことを決定しました。

  1. スタディクーポンの提供
  2. タブレット端末貸与・通信費補助
  3. オンラインでの学習・進路相談支援
活動内容 スタディクーポンの支給、大学生ボランティア等による相談支援
活動地域 岩手県、宮城県、福島県、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、兵庫県、大阪府、京都府など
支援対象 経済的困難を抱える子ども・被災した子ども
寄付の使途 クーポン発行費、大学生ボランティアの相談支援費、スタッフ人件費など
運営団体 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

これまでの子どもたちの支援経験を活かし、新型コロナの影響で経済的困難を抱えた子どもたちに対して、オンライン教育を含む学習塾や習い事等で利用できるスタディクーポンの臨時給付等の支援を行い、子どもたちが安心して学び続けられるようサポートします。

チャンス・フォー・チルドレンHP
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子どもの学びを支えることは、社会の未来を支えること。
子どもと社会のこれからを応援するために、ぜひ支援を検討してみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

コロナの影響で失業など、困窮するひとり親家庭を支援(グッドネーバーズ・ジャパン)

グッドネーバーズ・ジャパンHP

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンは、低所得なひとり親家庭を対象に、無料で食品を支援している団体です。
新型コロナウイルス感染症が拡大していく中でも、ひとり親家庭への支援を続けるため、普段は手渡ししていた食品配付を適宜郵送に切り替えるなど、ウイルスのリスクを排除しながら活動しています。

新型コロナウイルス感染症の影響で、以前は週6日仕事をしていたにも関わらず、職を失ってしまうひとり親のお母さんも少なくありません。
そのような困難な状況にある家庭が頼れる先は多くなく、グッドネーバーズ・ジャパンが担う責任は重大です。

活動内容 低所得のひとり親家庭に食料を届ける
活動地域 東京都・神奈川県・大阪府・佐賀県周辺など
支援対象 経済的に困窮しているひとり親と子ども
寄付の使途 食品の調達、食品を保存する設備費や輸送費、人件費など
運営団体 認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

母子家庭だと母親が感染したら子どもがどうなるのか、いつも不安です」

「オンライン授業に必要なタブレット端末が買えないので家に1台あるスマホを使うしかないが、子ども2人の授業が同じ時間に重なってしまいます」

周りに相談できずに困窮するひとり親家庭に、今すぐ支援が必要です。

グッドネーバーズ・ジャパンHP
グッドごはんへの寄付「国内こどもスポンサー」に私が入会した3つの理由

ひとり親家庭が安心して生活し続けるために、グッドネーバーズ・ジャパンは今も活動の手を止めません。
「大変な状況にあるひとり親家庭にも温かい食卓を届けたい!」と感じた方は、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

貧困家庭の子どもに、オンライン学習や食品など支援(Learning for All )

Learning for All HP

貧困、虐待などで困難を抱える子どもたちへの支援事業を行う認定NPO法人Learning for All は、子どもたちの学校休校を受け、オンラインでの学習支援と生活支援を実施しています。

Learning for All は、4月と5月に保護者・子どもへのアンケートを実施。
そこで見えてきたのは、保護者の財政面の苦しさ。
家庭の収入に変化があったかを尋ねる設問に、「大きく減少した」「やや減少した」と答えた人が52.1%となっています。

すでにタブレット端末を使用した日々の勉強の指導や見守りを行なっているLearning for All 。
今後さらに、食材・マスク・アルコールなどの生活物資の配布や、虐待・自死予防のための保護者の相談支援に取り組んでいく計画です。

活動内容 「学習支援拠点」と「居場所支援拠点」の運営
活動地域 東京都、埼玉県など
支援対象 小学生〜中学生(一部、高校生も)
寄付の使途 人件費、教材印刷費・交通費・備品・消耗品費など
運営団体 認定NPO法人Learning for All
Learning for All への寄付で「子どもの貧困」をなくす支援を始めた3つの理由
編集部オススメのポイント!
「地域協働型子ども包括支援」の実践によって、支援の必要な子どもを見のがさず、学習支援や食事支援、居場所支援など、ニーズに沿ったサポートを6〜18 歳まで切れ目なく行っています。
目の前の子どもにどこまでも寄り添いながら、問題の根本を解決するために、現場での支援活動や、 全国の子ども支援団体とのネットワークづくりを通して、課題の普及啓発・人材育成・政策提言に取り組んでいます。

寄付は月1,000円から可能です。
深刻な事態の中でも、子どもには安心して毎日を過ごしてほしい……そう思う方は、ぜひ支援を検討してみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

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