虐待防止に、寄付を役立てるには?赤ちゃんや幼児・児童の支援団体3選

近年、子どもへの虐待に関連する悲惨なニュースを目にすることが多くなりました。
家庭の様々な経済事情や環境により、親からの虐待を受けてしまうケースが後を絶ちません。
虐待から子どもを守るため、私たちの寄付を役立てることは可能なのでしょうか。

調べてみると、様々な形での子どもを虐待から守る支援があることがわかってきました。
今回は、そんな子ども虐待防止の活動を行う3つの団体をご紹介します。

赤ちゃん縁組で、虐待死から命を救う(フローレンス)

子どもを虐待から守るためには何か事件が起きてからでは遅いものです。
虐待に至るまでに、それぞれの家庭では様々な理由で親子関係が悪化してしまっています。
最悪の結果を招く前に子どもたちを守る方法がありました。

それは「子どもが生まれる前から親のケアをする」というものです。

子どもの虐待死の背景には「予期せぬ妊娠」があります。
貧困、性犯罪の被害など様々な事情を背負い、相談できずに孤立した女性が、自宅や公園のトイレで出産を迎えてしまう。
そんな信じがたい悲劇が、今この日本で起きています。
認定NPO法人フローレンス WEBサイトより)

残念ながら自分で我が子を育てることの出来ない親がいます。
そんな方たちが不安や悩みを一人で抱え込み、最終的には虐待につながってしまう。

そうならないために「赤ちゃん縁組」に取り組んでいるのが認定NPO法人フローレンスです。

フローレンスでは赤ちゃん・生みの親・育ての親、すべての人が幸せになる社会を目指しています。

生みの親に向けた「にんしん・養子縁組相談」や養子を迎えたい方に向けた「特別養子縁組」を通し、全ての子どもたちを虐待から守る活動を行っています。

活動内容 特別養子縁組、妊娠・特別養子縁組相談、養親研修
活動地域 日本各地
支援対象 赤ちゃん・妊婦、障害児家庭、ひとり親家庭など
寄付の使途 生みの親の産前の生活支援費、育ての親への研修費、生みの親の相談時の出張費など
運営団体 認定NPO法人フローレンス

※ 「赤ちゃん縁組」事業についての例

この他にも広く「子どもの虐待」や「子どもの貧困」「孤育て問題(ひとり親家庭の支援)」「障害児保育」といった、子ども・親子をめぐる社会課題に取り組んでいます。

フローレンスへの寄付で、赤ちゃんの虐待死をなくす支援を始めた3つの理由

月1,500円から寄付を募集しているマンスリーサポーターは、クレジットカードでの寄付が可能です。

「子どもを持つ全ての親を応援したい」や「愛情ある家庭で育てられる子どもを増やしたい」と考えられる方は、支援先として検討してみてよいかもしれません。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

体罰のない社会の実現を目指して、法律の整備を提言(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)

子どもに対する暴力や虐待は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響で、ますます深刻化している状況です。

子どもが安心して発育できるような環境がなくなり、取り残されてしまうのです。

2019年の子どもの貧困対策法改正 で、対策の理念として子どもの権利条約が位置付けられた一方、問題解決に向けてまだ多くの課題がありました。
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で子育て世帯の家計も大きな影響を受け、子どもの貧困状況の悪化が懸念されます。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンHP

貧困や虐待といった脅威から子どもたちを守るために、社会の仕組みを通じて支援を届ける必要があります。

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、法律による体罰の禁止と政策提言に取り組んでいます。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンHP

厚生労働省の「体罰等によらない子育ての推進に関する検討会」に対して、お尻をたたくといった行為や子どものこころを傷つける罰も体罰等に含めるよう働きかけました。
同検討会は2020年2月に、これらの罰は体罰等であり子どもの権利を侵害する、としたとりまとめを発表しました。
4月の改正法施行直前には院内集会を実施し、国会議員に対して法による体罰禁止と同時に啓発や子育て支援を拡充する必要性を訴えました。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンHP

セーブ・ザ・チルドレンでは、すべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指しています。

ご紹介した虐待予防の取り組み以外にも、例えば経済的な困難を抱えるひとり親家庭を対象に、食料品の配付なども行なっています。

活動内容 子ども達への給付金支援・食料品支援・虐待予防など
活動地域 岩手県、宮城県、東京都など日本各地
支援対象 貧困・被災・虐待など困難を抱える子ども達
寄付の使途 食料品・学用品・給付金など子ども達の支援活動全般
運営団体 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、月1,500円から継続的に活動を応援する「SCサポート」という寄付の仕方を用意しています。

セーブ・ザ・チルドレン「SCサポート」を申し込む前にチェックした、寄付の使い道と3つのポイント

SCサポートを通じて、月3,000円の寄付を1年間続けると、例えば食の支援「お米5Kgと副菜になるレトルト食品4食分」10セットを届けることができます。

1日100円の寄付で、子どもたちがお腹いっぱい食べられるようになると考えると素敵ですね。

「子どもの虐待をなくすため、社会の仕組みを変える活動が必要だ」
「本当に支援を必要としている子どもたちを助けたい」

こんな風に感じた方は、ぜひセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのWebサイトもご覧になってみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

保護者の相談支援で子どもの虐待を予防(Learning for All )

子どもを取り巻く虐待には身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトなど様々な種類があります。
普段はなかなか気づかないけれど、虐待は実は皆さんの身近にもあります。

小学校高学年の時には同居していたおじいさんからのDVを受け、夜逃げ同然で今の家に引っ越してきました。
自己肯定感も低く、 「自分はダメな人間だ…」 「うちは貧乏だから…」 と否定的な発言が多くなっています。
NPO法人Learning for All WEBサイトより)

NPO法人Learning for All は通常時から貧困家庭の子どもを対象に、学習支援や居場所支援など、世帯全体を総合的にサポートする活動を行なっています。

昨今の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、支援する子どもや保護者を対象に、いち早くニーズ調査を実施しています。
メールや電話を通して、保護者の悩みなどの相談を聞き、精神的な負担を軽減。
もし虐待が確認されたら、警察やソーシャルワーカーなど、然るべき場所へと繋ぐことに注力しています。

活動内容 「学習支援拠点」と「居場所支援拠点」の運営
活動地域 東京都、埼玉県など
支援対象 小学生〜中学生(一部、高校生も)
寄付の使途 人件費、教材印刷費・交通費・備品・消耗品費など
運営団体 NPO法人Learning for All

NPO法人Learning for All への寄付は、月1,000円から支援できる「マンスリーサポーター」がおすすめです。
寄付は居場所支援や保護者の相談支援など、虐待を予防する取り組みはもちろん、生活必需品の支給や、団体が培ってきたノウハウを活かした学習支援などに役立てられます。

Learning for All への寄付で「子どもの貧困」をなくす支援を始めた3つの理由

「虐待防止に向けて、活動に協力したい」
「学習支援にとどまらない、包括的な支援に寄付したい」
と思われた方は、支援先として検討してみてもよいかもしれません。

まとめ:虐待防止には寄付も有効な支援のひとつ

今回は「認定NPO法人フローレンス」「公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」「NPO法人Learning for All 」の3つをご紹介しました。

日本でも一般市民に向けた啓発活動や、虐待を受けた子どもに対して学習の機会を提供するなどの様々な取り組みが行われていましたね。
虐待の事前防止のために、子どもが生まれる前から継続的なサポートを行っている団体もあることがわかりました。

ひとりでも多くの子どもたちが安心で安全に暮らすことが出来るよう、寄付という形でサポートしていくのも良いかもしれませんね。
皆さんが支援方法を探す際に少しでも参考になれば嬉しいです。

この記事を読んだ方にオススメ

日本の子どもを支援したい!
私が毎月の寄付を始めた理由

「貧困や被災地など、教育環境に恵まれない子どもたちを支援したい!」そんな想いをお持ちの方におすすめしたいのが・・

> 続きを読む