実は日本にも多く存在する「子どもの貧困」。
「子どもの貧困を改善・解決する為に、自分でもできることを知りたい」
「子どもの貧困の原因を絶つような支援ができるなら力になりたい」
このような気持ちを持つ方に向け、本記事では様々な事例を交えながら具体的なアクションを5つご紹介します。
目次
方法1:書き損じはがきを送って寄付する
書き損じはがきを寄付することで、遺児・孤児への支援に活用することができます。
未使用切手、書き損じハガキなどご寄付として賜っています。
書き損じハガキ、未使用切手、各種未使用のプリペイドカード、商品券(額面をご寄付とします)によるご寄付をお受けしています。
(あしなが育英会WEBサイト より)
同団体では、病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親が重度後遺障害で働けない家庭の子どもたちを物心両面で支える活動を行っています。
ハガキを寄付すると、交換手数料5円を引いた金額を寄付として受け入れてもらえるそう。
書き損じはがきの郵送先
〒102-8639
東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館4階
一般財団法人あしなが育英会
また、衣料品や文房具などの物品は引受不可のようですので、その点は注意したいですね。
方法2:子ども食堂の活動を支援する
食事が不十分な子どもたちへ食材の寄贈、寄付金の受付も行なっている団体もあります。
こども食堂ネットワークは、地域でこども食堂を運営している人たちが交流をし、こども食堂の輪を広げるための連絡会です。
こども食堂ネットワークでは、参加しているこども食堂を管理したり、会費や寄付金を集めることはありません。
(同団体WEBサイト より)
WEBサイトでは、全国にある子ども食堂で、どんな食材が足りていないのか確認することができます。
「これなら応援できそう」と思う団体があれば、各食堂に直接問い合せてみましょう。
子ども食堂の支援に興味がある方は、こちらもご覧になってみて下さいね。
方法3:自宅にある本を送って寄付する
古本の買取代金を寄付に代える取り組みを行っている団体もあります。
ブリッジフォースマイルは、児童養護施設で生活する中高生に対して、ひとり暮らし準備セミナーやキャリア教育プログラムを提供している団体です。
同団体を支援先に選ぶと、以下の活動に使用されます。
- 15冊:進学を希望する若者1人に、1時間分の勉強時間をプレゼント
- 100冊:施設出身の子どもたち15人に、バースデーカードをプレゼント
- 500冊:施設出身の子ども1人に、1年間のマンツーマンサポートを提供。
(チャリボンWEBサイト より)
本の寄付や買取を検討されている方は、以下も参考にしてみてはいかがでしょうか。
方法4:ブランド品を送って、査定金額を寄付に代える
Brand Pledgeで、ブランド品を売って寄付に代えることもできます。
例えば、PIECESでは貧困などが原因で生まれる「子どもの孤立」に目を向けた活動を行っています。
「自分は頑張っても意味がない」「誰も信じられない」
不適切な養育や貧困などを背景に孤立した子どもたちの多くは、そのような想いを抱きながら生きています。
遊びたい、勉強したい、何かをやってみたい、挑戦したいという意欲が生まれない状態です。
(Brand Pledge WEBサイト より)
同団体を寄付先に選ぶと、「どんな環境に生まれ育っても、すべての子どもたちが、安心して生活でき、尊厳を持って生きていける社会をつくる活動」を応援できますよ。
PR
方法5:月1,000円〜、支援団体を応援する
子どもの貧困に対する活動をしている団体へ、少額から継続的な寄付を始めることも可能です。
カタリバでは、貧困などにより学習機会を奪われた子どもたちに学習支援を行っています。
「母子家庭のため、進学をあきらめた・・」
「アルバイトに追われ、高校を中退してしまう」
「親のDVや病気などに苦しみ、学校にさえ毎日通えない」
子どもは、生まれてくる家庭や地域は選べません。
私たちカタリバは、小学生から高校生まで学習サポートや心のケアを行う、認定NPO法人です。
(同団体WEBサイト より)
私たちの寄付は、貧困家庭の子どもへの学習機会・食事の提供などに使われます。
活動内容や具体的な手続き方法は、こちらも参考にされて下さいね。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
ひとり親や災害など、日本の子どもの貧困には様々な原因があります。
まずは一度、各団体や取り組みをご覧になり、自分が支援したい活動を応援してみてはいかがでしょうか。