厚生労働省の調査によると、児童虐待の対応件数が昨年度も過去最高の約16万件となりました。
平成29年度に虐待で死亡した子供は52人。
児童虐待の被害にあう子どもは毎年増え続けています。
「児童虐待」を減らすために、私たちにもできることがありました。
この記事では、日常の中で気軽に始められる5つの方法をご紹介します。
目次
方法1:「オレンジリボン運動」のグッズを購入する
Tシャツや文房具、キーホルダーなどのグッズの購入も支援の一つになります。
児童虐待防止全国ネットワークでは、オレンジリボン運動のグッズ販売を行っています。
サポートグッズを子ども虐待防止の啓発活動にお役立てください。
グッズの売り上げは子ども虐待防止オレンジリボン運動に活用させていただきます。
(同団体WEBサイト より)
「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動のこと。
団体のより詳しい内容や口コミは、こちらもご覧ください。
方法2:服やブランド品を換金し、NPOへ寄付を送る
Brand Pledge HP
NPO法人Learning for All は、日本で相対的貧困にある子どもたちへの教育支援・居場所支援などを通じて、「子どもの貧困」を終わらせるべく活動している団体です。
育まれる環境の喪失
Learning for All HP
虐待を受けたり、不適切な養育環境に置かれたりしている。
そのため、心地よい環境で適切なケア受ける、基本的な生活習慣を身につける、めいっぱい遊ぶといった「当たり前」の機会が得られていない。
こうした状況では心身を成長させることができず、学習以前の段階で様々な課題を抱えてしまっている。
Brand Pledgeに着なくなった洋服やブランド品を回収してもらう(送料無料)ことで、Learning for All へ査定額を募金することができます。
(もちろん団体に直接寄付をすることも可能です)
断捨離して部屋も心も綺麗になりつつ、気軽に日本の子どもを支援できるのは嬉しいですよね。
Learning for Allの活動に興味がある方は、是非以下より団体サイトもご覧くださいね。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
方法3:チャリティショップの売上が全額募金になる
Deras Nära(デラス ネーラ)は認定NPO法人3keysが運営するチャリティショップです。
3keysは虐待や貧困により児童養護施設などで暮らす子どもたちを支援しています。
Deras Nära <デラス ネーラ>とは、福祉先進国であるスウェーデン語で「彼らの身近な存在」という意味を持ちます。
このチャリティショップによって、より多くの子どもたちを支える存在になれるように、という思いで名付けました。
売り上げはすべて、3keysがサポートする子どもたちのために活用させていただきます。
(Deras Nära WEBサイトより)
販売されている商品も、ストールやピアスなど、普段使いできそうなものばかり。
日常生活の中で違和感なく、チャリティに参加できるのはありがたいですね。
3keysの活動内容や支援プログラムは、団体HPもご参考になさってください。
方法4:Tポイントを、1ポイントから寄付する
Yahoo!ネット募金で、Tポイントを虐待防止に注力している団体に寄付できます。
例えば、認定NPO法人PIECESを支援すると、市民支援者育成プログラムといった「子どもの孤立」を防ぐ活動に寄付が使われます。
子どもたちが信頼できる人との関わりの中で変化していくように、大人もまた、プログラムを通して変化していきます。
PIECESの市民支援者育成プログラム修了生が、それぞれのやり方で子どもたちに寄り添い、アクションを起こしていく。
そんな人が全国にひろがり、「子どもが孤立しない社会」を実現したいと考えています。
(Yahoo!ネット募金WEBサイトより)
「本当は誰かに相談したい」「誰かに頼りたい」と思っても、なかなか行動できない子どもたちも多いそうです。
団体の詳しい概要や活動内容は、団体HPを参考にされてみてくださいね。
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方法5:1日50円〜、支援団体に直接募金する
児童虐待を防止する活動を行っている団体に、少額から継続的な寄付を始めるのも良いですね。
認定NPO法人フローレンスでは、「予期せぬ妊娠」によって、相談できずに孤立してしまう母親への支援を行っています。
生まれたばかりの赤ちゃんが2週間に1人、虐待によって命を落としている事実。
その原因の一つは、性犯罪被害などによる予期せぬ妊娠の末の出産です。
さらに、貧困・社会的孤立などの負の連鎖によって「育てられない…」と命を奪われてしまうケースも後を立ちません。
(同団体WEBサイト より)
「ひとり親でお金がない」
「思うように働けない」
「十分な子育てができない」
そんなストレスで、子どもを虐待してしまう親も少なくありません。
同団体では「赤ちゃん縁組」「障害児保育」など、さまざまな活動を行っています。
「子どもは生まれてくる家庭を選べない」
「虐待で命を落とす子どもをゼロにしたい」
フローレンスの活動に共感された方は、ぜひ寄付を検討されてみてはいかがでしょうか。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
児童虐待を減らす活動を行っている団体は、他にもたくさんありました。
自分の参加しやすい方法で、子どもたちを虐待から守る支援を始めてみてください。