ワールド・ビジョン・ジャパンの評判や口コミは?怪しい?寄付先として信頼できるかを解説

(出典:ワールド・ビジョン・ジャパンHP

「ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付したいけど、口コミや評判が気になる。怪しいの?」
「ワールド・ビジョン・ジャパンが具体的にどんな活動をしているのかわからない」

本記事では、ワールド・ビジョン・ジャパンの評判や口コミ、活動の実態などを、徹底的なリサーチや実際に寄付をした経験を踏まえて、ワールド・ビジョン・ジャパンが信頼できる寄付先かどうかを解説していきます。

この記事を読み、不安や疑問が解消され、ワールド・ビジョン・ジャパンへの理解が少しでも深まれば幸いです。

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目次

ブログやSNSで見つかった、ワールド・ビジョン・ジャパンの評判·口コミ

ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップ事業について、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探してみました。
すると、さまざまな方からの書き込みが見つかりました。

ポジティブな評判·口コミや、支援者からの応援メッセージ

僕は去年の9月くらいからチャイルドスポンサーシップに参加しています。(中略)
ワールドビジョンの”個人”を支援するのではなくその自分のスポンサーになっている子供の”地域”を支援する。
それプラス手紙などを通じて自分の支援している子供とつながりが持てる部分にとてもいいなと思っています。
毎月4,500円と学生の身分の僕には少し大きい金額ですが、マノシちゃんはもっと大変な思いをしているはず…
頑張って続けていきたいと思います!

個人ブログ

世界一周、この旅の目玉(?)は、中米エルサルバドルで僕ら夫婦が支援している女の子訪問でした。(中略)
僕らには子どもがいないから、代わりに世界の子どもを助けるのも悪くないよね。
そんな話を夫婦でして、2歳の小さな女の子のスポンサーになったのです。(中略)
いつもありがとう、みたいなこととか、普段は奥さんと手紙をやりとりしてるよね、最後に送ったのは届きましたか?なんて話をした

個人ブログ

支援する子どもたちから届いた手紙に喜ばれ、ブログやSNSなどに投稿されていた方が多かったです。

チャイルド・スポンサーシップについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

チャイルド・スポンサーシップの実態は?怪しい?気になる疑問と寄付金の使い道をチェック

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ネガティブな評判·口コミや、活動への批判·疑問

その一方で、疑問や不安などネガティブな評判も、ブログやSNSやYahoo!知恵袋などで見つかりました。

最初は本気で参加することを考えながら読み始めたものの、読み終えて最初に出た感想は「高くね?」でした。(中略)
「子どもや家族だけでなく地域(つまりインフラ)も含まれているからこれほどの額になるんだろう」と納得しようとしましたが(中略)
http://okwave.jp/qa/q6216139.htmlでは支援額を計算している方がいます。
ボランティアへの参加が乏しくて有名な日本ですら年間1億円近い支援金を送っていることになり、他の先進国を合わせればきっと途方もない金額になります。
それを数カ国で分配するにしたって、やはり民間団体が支援する金額としては異常ではないでしょうか。

個人ブログ

システムですがワールドビジョンの説明が不足で勘違いを生み出します
例えますと、支援が必要な地域にお金は行き地域の子供を代表した子と手紙のやりとりや成長記録を地域の歩みと共に受け取るのですがワールドビジョンのサイトを見ますとman-to-manのような印象を受けてしまい勘違いしてしまいますね。

OKWAVE

ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップって、怪しい。めちゃめちゃ怪しい。
わざわざテレビ番組まで作って、現地で働いてる子どもを助けもせず取材してる。怪しい。

Jun 28, 2020 X(旧Twitter)

チャイルド・スポンサーシップの寄付金は地域全体に還元されます。

しかし、個人の子どものスポンサーとして寄付を支払い、その個人の子どもから手紙がきたり、会いに行ったりできる仕組みのため、その手法に疑問をもったり、勘違いをしている人の口コミがありました。

ワールド・ビジョン・ジャパンは支援先として信頼できる?3つのチェックポイントで寄付ナビが検証

上記のように、ポジティブ、ネガティブ両方の評判や口コミがあるだけに、ワールド・ビジョン・ジャパンが信頼できる団体なのか、本当に寄付するべきかどうか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
それらを解消するために、3つのポイントに沿って解説します。

一般的に、企業の良し悪しを判断する材料として「ひと・もの・お金」の3つが大切と言われます。NPOでは、それは「ひと・活動・お金」です。

企業で言うところの”もの”、すなわち”商品”は、NPOがどのようなアプローチで問題を解決しようとしているのか、つまり活動の内容です。

その活動内容に賛同することが、まさしく、寄付を通じた応援と言えると思います。
さらに寄付先として判断する上で、「ひと・活動・お金」を適切な言葉に言い換えると、「職員・活動・会計」です。

  1. 職員の顔が見えるか?
  2. 活動によって問題を解決しているか?
  3. 透明性の高い会計報告を行っているか?

それぞれの項目について、寄付ナビ編集部がワールド・ビジョン・ジャパンを調査してみたので、ぜひ参考にしてみてください

職員の顔が見えるか?

ワールド・ビジョン・ジャパンは、団体公式サイトで理事長やスタッフの皆様の顔と名前、さらに詳細なインタビューを掲載しています。

ワールド・ビジョン・ジャパンHP

スタッフブログは、スタッフの方や支援先である地域や学校関係者のインタビューを通じて、現場のリアルを知ることができます。

活動によって問題を解決しているか?

ワールド・ビジョン・ジャパンは、開発援助(チャイルド・スポンサーシップ)、緊急人道支援、アドボカシーを活動の3本柱として、世界で活動しています。

2023年度の実績では、37カ国で169もの支援事業の展開を行ってきたようです。

ワールド・ビジョン・ジャパンHP

3つの主な事業の中で、ワールド・ビジョン・ジャパンが寄付者を募り、活動の要となっているのが、チャイルド・スポンサーシップです。

チャイルド・スポンサーシップとは、様々な困難な状況の中で生きる世界中の子どもたちが、健やかに成長することができるよう、彼らの住む地域の貧困を解決する、開発援助を意味しています。

具体的な活動では、「保健・栄養」「生計向上」「教育」「水衛生」「子どもの保護」の支援プログラムを通じて、子どもの成長を育む活動を展開しています。

実際に支援を受けた子どもの声が年次報告書で掲載されていたので、一部紹介します。

きちんと椅子に座って授業を受けられるようになり、私は読み書きや計算の成績が上がりました(中略)幼い頃からの夢をかなえ、教師として子どもたちに勉強を教えています

ルースさん

支援を受けて、ニンニクの栽培を始めました。(中略)子どもたちも今ではご飯をお腹いっぱい食べて、元気に学校に通っています。家族の健康状態も良好で、とても幸せに暮らしています。

ゲブリーさん

また、ワールド・ビジョン・ジャパンの想いや活動に賛同している個人や企業・団体も多いようです。

年次報告書」(2023年度)4ページによると、2023年度の支援者数は以下の通りです。

  • チャイルド・スポンサー数 46,079人
  • チャイルド・スポンサー以外の募金者数 18,271人
  • 補助金等による支援 14団体82件
  • 連携企業・団体数 3,077社・団体

個人の有名人では、女優のジュディ・オング、酒井 美紀、松本莉緒、プロゴルファーの中嶋常幸、東尾理子などがサポート。

法人では、チャイルド・スポンサーシップを含めた事業に山崎製パン株式会社、三菱自動車工業株式会社などの企業や団体が支援しています。

透明性の高い会計報告を行っているか?

会計報告は、WEBサイトに公開されている年次報告書で閲覧できます。
2022年度については「正味財産増減計算書」(P/Lに相当)と「貸借対照表」に分けて掲載。

NPO法人の財務諸表といえば、「活動計算書」と「貸借対照表」が一般的ですが、項目の分け方などは同じで違和感なく確認できました。
正式な決算報告書はWEBサイトの別のページで公開されていて、詳しく知りたい方は財産目録まで参照できるようになっています。

会計および業務全体に関して2名の監事による内部監査を受けるとともに、外部の独立した公認会計士に依頼して会計監査を受けているそうです。
さらに日本だけでなくワールド・ビジョン全体としても、監査を義務付けているのが特徴的です。

ワールド・ビジョン全体としては、内部に監査機関を設置し、各国のすべての事務所が最低でも3〜5年に一度、 事務所全体の業務監査と会計監査を受けることになっています。
もし監査の過程で疑義等が発生した場合は、その都度適切な対処を行います。

2022年度 年次報告書 p.26

会計については、透明性を担保する仕組みをワールドワイドに整えているように見えました。

その他にも、具体的な活動や団体の動向については、ホームページの活動紹介やブログに紹介されており、Facebookページやメールマガジンなども、定期的に更新しているようです。

以上のことから、ワールド・ビジョン・ジャパンはきちんと活動している、信頼できる寄付先と言えるでしょう。

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ワールド・ビジョン・ジャパンとは?子どもを支援する世界的な団体

まずはワールド・ビジョンと、ワールド・ビジョン・ジャパンの関係について整理していきます。

ワールド・ビジョン|第二次世界大戦後、米国人のキリスト教宣教師が創設

ワールド・ビジョンは、米国人のキリスト教宣教師ボブ・ピアス氏が始めた、70年以上活動を続ける国際NGOです。

1948年、第2次世界大戦後の混乱する中国に派遣されたピアス氏は、一人の少女の学費と生活費の支援を開始。

すべての人々に何もかもはできなくとも、誰かに何かはできる

ワールド・ビジョン・ジャパンHP

と、考えるようになったのが、後にワールド・ビジョンの主要な活動となる「チャイルド・スポンサーシップ」を始めるきっかけだったそうです。

その後、ピアス氏は、より多くの支援を届けたいと思い、1950年にワールド・ビジョンを米国で創設。
朝鮮戦争の遺児や未亡人、ハンセン病や結核患者を救う活動をしたのがはじまりです。

現在はアフリカやアジアを中心に、約100カ国に活動が広がり、大規模な国際NGOに成長しているようです。

ワールド・ビジョン・ジャパン|日本でも37カ国で活動し、6万人の支援者が寄付

ワールド・ビジョンは、日本でも1987年に団体を設立して、活動をしています。

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、2002年5月1日、国税庁により「認定NPO法人」として認定され、その後のNPO法の改正を受け、2014年8月1日に東京都により改めて認定されています。

また、チャイルド・スポンサーはじめ、個人の支援者は6万人以上にも上るとのこと。

年次報告書」(2023年度)4ページによると、2023年度の支援者数は以下の通りです。

  • チャイルド・スポンサー数 46,079人
  • チャイルド・スポンサー以外の募金者数 18,271人
  • 補助金等による支援 14団体82件
  • 連携企業・団体数 3,077社・団体
活動内容 子どもの教育支援・貧困支援など
活動地域 アフリカ・東欧・中東・アジア・中南米エリアの約40カ国
支援対象 貧困、紛争、災害で苦しむ子どもたち
寄付の使途 子どもたちの支援活動全般
運営団体 認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン(日本窓口)

ワールド・ビジョン・ジャパンについてより詳しく知りたい方は、団体公式サイトもご覧ください。

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ワールド・ビジョン・ジャパンを支援するには?支援方法をご紹介

毎月の寄付:チャイルド・スポンサーシップ(開発援助)

一般の方から支援を募り、活動の中心となっているチャイルド・スポンサーシップ。その歴史は深く、ワールド・ビジョン創業の3年後に早くも活動がスタートしました。

単に子どもに食べ物を与えたり、学費を出したりすることで、一時的に問題を解決し、その後も果てなく支援を継続していく。

そのような局所対処で、先の見えない支援ではなく、どうすれば問題を根本的に解決できるか、その方法を模索してきました。

試行錯誤の結果確立されたのが、最低14年かけて、支援地域の子どもを含む人々の生活改善を行い、最後は自分たちで活動を継続していくことができるように準備していくプログラムです。

ワールド・ビジョン・ジャパンHP

活動の中で、現地ニーズの調査を徹底的に実施し、貧困の原因となる様々な問題にアプローチしていきます。

  • 保健、栄養改善:健康と成長を守る
  • 生計向上:家族の収入を増やす
  • 子どもたちの保護:子どもの健やかな成長を支える
  • 教育:学ぶ環境を整える
  • 水衛生:安全な水供給のための整備

上記の活動を、私たちはチャイルド・スポンサーシップとして、月4,500円の寄付をすることで支援することができます。

寄付の使い道については、チャイルド・スポンサーシップのページに活動例として記載されていました。

  • 【学ぶ環境を整える】現状、遊牧移動・児童労働で学校に行けない子が多い。学習環境改善と教師育成
  • 【病気から守る】マラリア・下痢予防、妊産婦ケアや保健系人材の育成
  • 【発育をささえる】栄養改善のための、保護者の啓発・トレーニング

チャイルド・スポンサーシップを通して、支援地域に住む子ども「チャイルド」とつながることができます。具体的には以下の3つが挙げられます。

  • 子どもの成長報告書が届く
  • 手紙を通じてやりとりができる
  • 子どもたちに会いに行ける

チャイルド・スポンサーシップに申し込むとどうなる?実際に申し込んでみた

寄付ナビ編集部が支援を始めた時の体験談と、支援をしていて実際に受け取ったものの一部をご紹介します。

チャイルド・スポンサーシップは、ワールド・ビジョンの公式ページから申し込みが可能です。

ワールド・ビジョン・ジャパンHP

申し込みフォームには「チャイルドの希望」欄があり、スポンサーとして支援したい子どもの人数、支援希望地域、性別、チャイルドから届く手紙の言語(英語のままor日本語訳をつける)などの情報を入力しました。

その他個人情報と支払い情報を入力し、手続きは完了です。

手続き完了の数日後、入会案内として「チャイルド・スポンサー・キット」が届きました。

支援するチャイルドの写真とプロフィール、チャイルドが住む地域の課題やワールド・ビジョンが行う支援活動などが紹介されていました。

「チャイルド・スポンサー・キット」など実際に届いた郵送物

郵送物以外にも、申し込み完了後「マイワールド・ビジョン」と呼ばれる、チャイルドの支援状況が分かる専用サイトのアカウント開設の案内が届きました。

マイワールド・ビジョンにログインすると、自分がチャイルド・スポンサーとして支援しているチャイルドの基本情報や支援内容、またチャイルドが住む場所の詳細などを閲覧することができます。

マイワールド・ビジョン、チャイルドの基本情報

また、チャイルドの写真付きの成長報告書が、年に一度届きます。チャイルドが住む地域での活動状況がわかるので、子どもたちの様子や成長の過程を見守ることができます。

支援しているチャイルドの写真

地域の支援状況の報告

その他にも、手紙のやりとりやプレゼント、支援地訪問ツアーなどを通じて、チャイルドとの交流ができるのもチャイルド・スポンサーシップの特徴です。

手紙でのやりとりの仕方やプレゼントや翻訳、その他よくある質問をまとめた記事も合わせてご覧ください。

チャイルド・スポンサーから、手紙が子供に届くまでの流れは?プレゼントや翻訳など、よくある質問も

10年以上スポンサーとして支援している方へのインタビュー

ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーとして長年支援を継続されている寄付者にインタビューを実施しました。寄付を始めたきっかけや続けていてよかったことなど、チャイルド・スポンサーシップへの想いを聞きました。

お話をうかがった寄付者プロフィール

大柿千裕さん 支援歴:11年
・10年間以上カンボジアの子どもを支援。支援している子どもの成長を感じている。
・1児の親として自分の子どもと支援先をいつか訪問してみたい。

支援しているチャイルドのプロフィール

名前:チャニちゃん
地域:カンボジア トモ・プオ地域
年齢:2006年8月生まれ(現在17歳) 11年生
家族構成:両親と姉妹1人。両親はどちらも農業に従事。

大柿さんが途上国の状況に関心を持ったのは小学生のころ。
テレビで流れる途上国の状況を知り、自分は学校にも行け、ご飯もたくさん食べられるのに、途上国の子どもにはできないのはなぜだろうと不思議に思ったそうです。

その後、大人になって行ったカンボジア旅行で、生活が困難な子どもたちと出会い、帰国後すぐに何か支援ができないかと思い、寄付を決意したそうです。

大柿さんが、チャイルド・スポンサーシップを選んで良かったと思う点は、長期的に現地の子どもたちと交流できる点だそうです。
寄付をし始めた当初は「寄付が使われているか大丈夫かな」という不安があったそうですが、その後チャイルドからの翻訳付きの手紙などを受け取っていく中で、安心して寄付を続けられるようになったようです。

支援当初の手紙

また、支援をする中で子どもの成長が見えることも嬉しいことだと、大柿さんはインタビューで答えられていました。
これまで送られてきた写真や手紙を大切に保管されていて、チャイルドとの繋がりをとても大切されていました。

これまでに送られてきた写真

大柿さんがこれまで受け取った手紙。大切に保管している。

インタビューの全文を読みたい方は、是非以下の記事をご覧ください。

チャイルド・スポンサーシップとは?支援歴10年以上のスポンサーさんにお話を聞いてみました

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チャイルド・スポンサーシップの申し込み方法は?

改めてチャイルド・スポンサーシップの申し込み方を、3つのステップでご紹介します。

ステップ1:WEBサイトからチャイルド・スポンサー に申し込み

ワールド・ビジョンの公式サイトから、支援を申し込みます。

自分で調べてチャイルドを選ぶこともできますが、特に自分から希望がない場合は、ワールド・ビジョンの側で選択してもらいます。

ステップ2:郵送で「スポンサーキット」が手元に届く

WEBサイトでの申し込みが終わると、「スポンサーキット」が郵送で届きます。

同封されているのは、写真付きでチャイルドのプロフィールなどが記載してある「チャイルド紹介カード」。
そして、支援の方法が解説してある「チャイルド・スポンサーシップ ガイド」を確認します。

ステップ3:毎月の寄付が始まる

申し込みと決済が完了すると、毎月の寄付が始まります。
寄付の方法は、「クレジットカード」「銀行などからの口座振替」「コンビニや郵便局から払い込み」の3種類から選べます。

その他にも、寄付ナビ編集部が実際に寄付する前に気になった疑問点と、それらを調査した記事もありますので、興味のある方はこちらの記事もお読みください。

入会キットなど届いた郵送物
チャイルド・スポンサーシップでの寄付、申し込む前に調べた3つの疑問

ここまで読んでいただき、チャイルド・スポンサーシップについて申し込みをご検討の方は、以下の公式ページよりお申し込みください。

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毎月の寄付:プロジェクト・サポーター(紛争地域・難民支援)

プロジェクト・サポーターは、紛争や自然災害などから子どもたちの命を守り、心身の傷を癒し、未来を築くための支援方法です。

たとえば、1日100円(月3,000円)の募金を1年間続けると、ウクライナの紛争難民となった子ども52人に、教材セットを提供できます。

また、プロジェクト・サポーターも年に一度の年次報告書が届くほか、現地の子どもの様子が伝えられるメールマガジンが届きます。

プロジェクト・サポーターに実際に寄付した際の体験談をまとめた記事もあるので、こちらもご覧ください。

ワールド・ビジョンのプロジェクト・サポーターとして途上国に清潔な水を届けたい3つの理由

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その他の寄付:都度の寄付や遺贈、緊急支援も

ワールド・ビジョン・ジャパンは毎月の寄付以外にも、寄付者の気持ちにあった支援方法が用意されています。

2024年1月1日に発生した能登半島地震では、子ども心のケア、子どもの遊び場運営、学校再開支援などの支援を行うなど、国内外問わず子どもの支援を行っています。

その他にも遺贈や遺産、相続財産の寄付も受け付けているようです。

ワールド・ビジョン・ジャパンの活動とは?子どもと、その未来を救う活動

ワールド・ビジョン・ジャパンは、以下の3つの事業を展開しています。

  • 開発援助:子どもたちとその地域の人たちの自立に向けた支援
  • 緊急人道支援:紛争や災害で被害を受けた子どもたちを支援
  • アドボカシー:市民社会や政府への働きかけ

それぞれの具体的な活動について、詳しく解説していきます。

開発援助

開発援助活動の中心は、「チャイルド・スポンサーシップ」。
最終的に子どもたちが自立できるように、14年以上かけて子どもが住む地域やとりまく環境を改善するプログラムです。

  • 教師に対し、図書館運用に関する研修を実施(カンボジア)
  • 親・保護者160人を対象にした、肯定的なしつけに関するワークショップを開催(エクアドル)
  • 小学校に手洗い場を設置し、手の洗い方を研修(ルワンダ)

緊急人道支援

紛争や災害で被害を受けた子どもたちを支援する活動。

  • 緊急の食糧配布支援を実施するとともに、コミュニティ内の公共施設の建設や補修工事に参加した世帯に対して労働の対価として現金を給付(アフガニスタン)
  • 栄養不良の5歳未満の子どもと、妊娠・授乳中の母親のための食糧支援(ソマリア)
  • 避難民キャンプで暮らす人々に、安全な水や衛生用品の提供、ゴミ収集、共同トイレの整備・維持管理など、基礎的な水衛生サービスを提供(シリア)

アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)

子どもたちを取り巻く問題を解決するために、政府、関係者、関連団体などに働きかける活動。

ワールド・ビジョン・ジャパンも作成に携わった、「子どもに対する暴力撲滅国別行動計画」や、その中でも言及されているINSPIRE(子どもに対する暴力撤廃のための7つの戦略)の国内での普及・啓発に取り組んだほか、子どもの権利に関する研究誌に、論文を寄稿しました。

定期的な寄付を申し込むなら、チェックしておきたい注意点

最後に、ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付を始める際に、チェックしておきたい項目についてご紹介します。

寄付金控除は受けられる?領収書はちゃんともらえる?

「チャイルド・スポンサー」に寄付すると、税金が控除されます。

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、2002年5月1日、国税庁により「認定NPO法人」として認定され、その後のNPO法の改正を受け、2014年8月1日に東京都により改めて認定されています。
皆さまからの支援金が寄付金控除等の対象になります。

ワールド・ビジョン・ジャパン 寄付金控除等/領収証

監査に関しては、「情報公開」ページによると、国内では内部監査と外部監査を毎年実施。
ワールド・ビジョン全体では、各国の全事務所が少なくとも 3〜5年に一度、 業務監査と会計監査を受けるしくみがあるようです。

ワールド・ビジョンで寄付金控除は受けられる?税金や領収書について調べました

解約はできる?支援をやめるときの手続き方法

チャイルド・スポンサーシップのような毎月の寄付は、一般的にはご支援者それぞれの都合に合わせて、自由に解約できます。公式HPからの問い合わせで、約1ヶ月程度で退会することが可能なようです。

チャイルド・スポンサーシップの退会方法についてはこちらの記事でも情報を記載していますので、是非ご覧ください。

ワールド・ビジョン「チャイルド・スポンサー」は、解約できる?領収書は届く?手続きや窓口を、調べました

まとめ:ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付に向いている人はこんな人

この記事では、ワールド・ビジョン・ジャパンの評判や口コミ、寄付先として信頼できるか、活動概要、寄付の種類や方法、その他注意点について解説をしてきました。

最後に、改めてワールド・ビジョン・ジャパンのポイントをおさらいします。

編集部オススメのポイント!
第二次世界大戦後、米国人のキリスト教宣教師が創設した団体で、朝鮮戦争の遺児や未亡人、ハンセン病や結核患者を救う活動をしたのがはじまりです。現在はアフリカやアジアを中心に、約100カ国に活動が広がり、大規模な国際NGOに成長しています。
「チャイルド・スポンサーシップ」に登録すると、一年に一回グリーティングカード(クリスマスカード・年末年始のご挨拶)がチャイルドから届きます。その他にも、チャイルドに手紙を送ると、4~5カ月で返事が届くので、支援先の子どもとやりとりができるとともに、成長を感じることができます。

もしあなたも、「支援しているチャイルドの成長が見たい」「歴史があり、信頼できる団体に支援したい」とお考えでしたら、ぜひ、ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付にご参加ください。

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