楽天クラッチ募金の評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

(出典:振込より手軽に寄付できると思う支援者– Instagram)

楽天の決済サービスを活用したオンライン募金の仕組み「楽天クラッチ募金」。

楽天株式会社が社会貢献活動の一環として運営しています。
集まった寄付金は自社が関わるイヌワシや森林の保全、他団体が運営する国内外の被災地救済・子どもの貧困対策の支援などに活用されているようです。

活動資金の全額は、民間からの寄付。

「ちゃんとした団体なの?」「寄付で応援して大丈夫?」
そんな疑問を持つ方のために、楽天クラッチ募金の評判や口コミ、支援先として検討する時にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

ブログやSNSで見つかった「楽天クラッチ募金」の評判・口コミ

楽天クラッチ募金について、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりしてみると、さまざまな書き込みが見つかりました。

ポジティブな評判・口コミや、支援者からの応援メッセージ

まずはポジティブな評判から。
さまざまな思いで寄付をしている方々が、次のようにメッセージをつづっています。

(出典:ポイント寄付は素晴らしいと思う支援者– twitter)

楽天ポイントでも募金ができたよ!
振込よりお手軽だから、可能な方はぜひ✨
⚾️
今日#楽天戦だったけど、勿論中止。
チケット代も募金されたら良いなぁ🙏
(貰い物なのでお金の行方わからず)
#北海道地震#楽天クラッチ募金 #ポイント募金

(出典:振込より手軽に寄付できると思う支援者– Instagram)

(出典:買い物感覚で募金した方– twitter)

ネガティブな評判・口コミや、活動への批判·疑問

その一方で、疑問や不安などネガティブな評判も、ブログやSNSで見つかりました。

楽天クラッチ募金で、大震災のは終わってしまったのでしょうか。
なぜでしょうか。
まだ避難民はいます。

(出典:避難民はまだいるので募金終了を疑問に思う方– 知恵袋)

(出典:お金がきちんと使われているか疑問に思う方– twitter)

上限があるものの、ヤフーは熊本地震被災者に2000万円を支援するそうですが、それに対して楽天は何かの支援金を出しているのでしょうか?

調べる限りでは楽天は「楽天クラッチ募金」で金を集めて被災者に渡すだけのようです。(中略)
社会から膨大な資産を得ているはずなのに(中略)こういった時は社会に還元しないでしょうか。

それを考えると楽天の利用をやめたいと思います。

(出典:募金の扱いなどに疑問を持つ方– 知恵袋)

支援先として「楽天クラッチ募金」は信頼できる?3つのチェックポイント

このようにポジティブ・ネガティブな評判や口コミがありますが、実際はどうなのでしょうか?
寄付をするかの客観的な判断材料として、法人格、資金使途、活動報告の3つのポイントを押さえることが大切です。

以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント1:団体として信頼できるか?

楽天クラッチ募金は、楽天株式会社が社会貢献活動の一環として行ってます。

楽天クラッチ募金について

2011年の東日本大震災後に、楽天の持つ決済手段を活かした「楽天クラッチ募金」が始動。
インターネットでの募金を希望する多くのユーザーの要望を受けてのことだそうで、募金は被災した県の県庁や支援団体に託されました。

その後、国内外の被災地域支援や、自社が関わる「楽天の森」プロジェクトの運営など、活動は広がっていったようです。

楽天株式会社について

  • 1997年、「株式会社エム・ディー・エム」設立。
  • 1999年、「楽天株式会社」へ社名変更
  • 2000年、日本証券業協会へ株式を店頭登録(現 東京証券取引所JASDAQ)
  • 2013年、東京証券取引所第一部へ変更

楽天株式会社は東証一部上場企業なので、一定以上の透明性や信頼性がある企業の可能性が高いです。

寄付金控除はあるの?

楽天クラッチ募金で常時受付している「楽天の森」の募金、災害時の緊急募金のどちらも寄附金控除はないようです。

本サービスは、領収書の発行並びに寄付金控除の対象となりません。

出典:楽天の森 募金に関して

クラッチ募金については、領収書の発行はいたしません。
また、寄付金控除の対象にはなりません。

出典:楽天クラッチ募金、「北海道地震 被害支援募金」

支援先と法人格

楽天クラッチ募金は自社や従業員ボランティアがかかわっている「楽天の森」の他に、災害などの緊急時に他の団体にお金を渡して支援する活動をしています。

緊急時の支援先はプロジェクトによりさまざまです。

  • 子供の未来応援基金(日本の政府が主導)
  • 北海道災害義援金募集委員会(地方自治体)
  • 日本赤十字社(認可法人≒公益社団法人)
  • 楽天未来のつばさ(公益財団法人)
  • アムダ(認定NPO法人)
  • ペルー国家防災庁(外国の政府)
  • 台湾の花蓮県政府(外国の地方自治政府)、他多くの団体

支援先は政府関係が多い中、民間は今までのところ公益法人、認定NPO法人、認可法人のみ。

寄付金控除が認められている公益法人や、認定NPO法人、認可法人の方が、任意団体やNPO法人・一般財団/社団法人よりも、より適切に寄付金を管理をしている可能性が高いです。

たとえば、公益法人の認可は以下のような審査や過程を経て受けることができます。

公益財団法人・公益社団法人:民間有識者からなる第三者委員会による公益性の審査(公益目的事業を行うことを主たる目的とすること等)を経て、行政庁(内閣府又は都道府県)から公益認定を受ける

その寄付先は信用できる?怪しい?「寄付してはいけない」団体と、信頼できるNPOを見分ける5つのポイント

【注意】楽天クラッチ募金を通じた募金は、たとえその支援先が寄付金控除を認められている団体だとしても控除はないようです。

たとえば、「日本赤十字社」は寄付金控除が適用される団体です。
「楽天クラッチ募金」を通じて「西日本豪雨被害支援募金」に寄付をしたお金は「日本赤十字社」に渡りましたが、寄付者に寄付金控除は適応されませんでした。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

楽天クラッチ募金の資金の使い方は、ウェブサイト上の「楽天クラッチ募金」に掲載されていました。

2019年7月現在の募金総額は約11億円。
同じページに過去すべての一時的なプロジェクトの概要と寄付金額が掲載されています。

【2018年の支援】

  • 子供の未来応援基金(子供の未来応援基金へ‎75万円)
  • インドネシア・スラウェシ島地震被害支援募金(日本赤十字社へ273万円)
  • 北海道地震被害支援募金(北海道災害義援金募集委員会へ‎3218万円)
  • 平成30年7月西日本豪雨被害支援募金(日本赤十字社へ1億円)
  • 台湾東部地震被害支援募金(花蓮県政府へ‎2千万円)

常時募金を募集している「楽天の森」プロジェクトの募金総額は655万円(2019年7月現在)と掲載されていました。
寄付金が何年度に何にいくら使われたか、といったような細かい使途は見当たりませんでした。

支援団体・地方自治体等の活動・寄付金の使途等についてのお問い合わせは、各団体に直接お問い合わせください。

出典:楽天の森

ポイント3:きちんと活動しているか?

楽天クラッチ募金は、大別すると主に2つの活動をしているようです。

  1. 自社・従業員・取引先などがかかわるプロジェクト「楽天の森」
  2. 他団体にお金を渡してプロジェクトを支援(災害時の緊急支援・子どもの貧困対策など)

楽天クラッチ募金の活動概要は「コーポレートレポート2017」(P37・40)に掲載されていました。
具体的な活動内容は「楽天の森」のみ、少しだけ掲載されています。

絶滅の危機に瀕しているイヌワシ含む様々な生物が暮らしやすい自然環境を目指して、504.34ヘクタールの森林保全を行なったとのことでした。

出典:コーポレートレポート2017(P37)

活動内容の紹介があるのは以上です。

概要は以下に掲載。

特設のSNSはなし。
楽天サステイナビリティの「twitter」と「facebook」アカウントでは、楽天クラッチ募金のお願いのみを発信しています。

支援先の団体が運営するプロジェクトの活動内容を知りたい場合は、各団体へ問い合わせをするように掲載されていました。

以上、楽天クラッチ募金の評判や口コミ、寄付先として信頼できるかをチェックした内容を紹介しました。
寄付先の検討材料として、お役に立てば幸いです。

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