世界の教育問題、私たちにできることは?寄付など支援の方法5選

「勉強したくても、家計を支えるために働かないと・・」
「スラム街に生まれたばかりに、学校にも通えない・・」

そんな子どもたちのために、日本人の私たちが日本にいながらできることを紹介します。
是非できることから始めていただき、親子で、世界の教育問題への理解を深めてください。

方法1:フェアトレード商品の購入で、世界の子どもが学校に通えるように

一般社団法人わかちあいプロジェクトが運営しているオンラインショップ「Fair Select」で、フェアトレード商品が販売されています。

フェアトレードとは、途上国の商品を適正な価格で買い取ることで、立場の弱い労働者や生産者の自立を目指す取り組みのことです。
貧困世帯の生活が改善されれば、子どもが学校に通えるようになります。

例えばショップ内のチョコレートを見てみると、

生産者自身が会社の経営に加わることで、現地の人々の手により充実した地域社会を築き、人々が貧困から抜け出し、さらに質の良いカカオを育てることへとつながっています。
チョコレートの大きな力で、人々がしっかりとした貿易関係を結び、買う人とカカオを生産する人たちを幸せにしたいと考えています。

DivineチョコレートーFair Select

どのように生産されているのかが、詳しく解説されています。

チョコレート以外にもコーヒーや茶葉、ハンカチにトートバッグなど、実用的な商品が数多くありますので、ぜひWebサイトをチェックされてみてはいかがでしょうか。

方法2:書き損じハガキを寄贈する

家の中に印刷ミスしてしまったハガキはありませんか?
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟では、書き損じハガキの回収を行なっています。

例えば、62円の書きそんじハガキは、57円の寄付に。
11枚の書きそんじハガキで、カンボジアでは1人がひと月学校に通えます。

身近なモノで支援するーユネスコHP

要らなくなったモノが世界の子どもたちの役に立つのは嬉しいですね。
家族でハガキを11枚集めて「これで1人支援できた!」という風に、ゲーム感覚でチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

ハガキ以外にも、未使用の切手、商品券や図書券、クレジットカードのポイントやマイレージなど、さまざまなモノで寄付が可能です。
詳しい支援の仕方は団体HPをご確認ください。

方法3:問題の現状を伝える本の売上が寄付になる

「世界の教育問題と一口に言っても、テーマが大きすぎてよく分からない」
「発展途上国の現状や、問題の原因について詳しく勉強したい」
そんな方には、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の書籍がおすすめです。

シャンティ国際ボランティア会は、「本の力を、生きる力に。」を合言葉に、貧しい国の子どもたちが利用できる図書館を建設・運営している団体です。
団体が発行している書籍を購入し、売上で活動に貢献しつつ、問題の理解を深めましょう。

アジアには「本を知らない」子どもたちがたくさんいます。小学校に通えない、図書館がない、内戦や貧困のために読み書きができない人びとがいます。
しかし、1冊の本から生きる希望を見つけ出す子どもたちがいます。36年に渡る図書館づくりや翻訳絵本を届ける活動を紹介。いま、あなたにできることがきっとあります。

『わたしは10歳、本を知らずに育ったの。』

本を読んで活動に共感したら、団体が募集している「NGO海外研修プログラム」に参加するのはいかがでしょうか。
こちらは18〜30歳の若者限定ですので、大学生のお子さんにぴったりですね。

方法4:ブランド品の査定金額が寄付になる

不要なブランド品を送ると、アジアの子どもたちの就学を支援する会に寄付が届くといった仕組みがあります。

Brand Pledgeでは、着なくなった洋服やブランド品を回収し、その査定額を特定の支援団体に募金することができます。

当団体が支援を始めた 10 年前は小学校不足が顕著でしたが、就学率が向上すると共に浮上してきているのは中学校、高等学校不足です。
ポルポト政権で行われた知識人大虐殺の影響で、現在でも 20才以上で高等教育を受けた人材が極端に少ないカンボジアでは、高等教育を受けて国を引っ張っていける人材育成が重要課題です。
同団体WEBサイト より)

たとえば、アジアの子どもたちの就学を支援する会を支援先に選択すると、アジアの困窮する地域に対して、学校の建設・教育機関の運営支援活動を応援することができます。

Brand Pledgeを通じた寄付はこちらをご覧ください。

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方法5:1日33円の募金で、世界の教育問題に取り組むNPOを支援する

今この瞬間も、世界のどこかで危険な労働を強いられている子どもが沢山います。

「暗くて煙たい工場でタバコを包むのも、重たい袋を運ぶのも大変だったけど、頭と胸が痛いのが一番つらかった。」

(中略)1日12時間以上働いて受け取る、たった260円ほどの日当。
そして、彼女が奪われたのは、健康と教育の機会。

バングラデシュのモシュミちゃん

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンでは、世界の子どもたちを月1,000円から支援できる「子どもスポンサー」を募集しています。
子どもスポンサーになると、支援先の子どもから手紙や写真が届くようになります。

  • みんなの成長を見守るコース:月1,000円〜。毎月子どもの写真と手紙がメールで届く。
  • ひとりの成長を見守るコース:月4,000円〜。年に一度、子どもからあなた宛の手紙が郵送で届く。
グッドネーバーズ ・ジャパン「子どもスポンサー」を申し込む前に調べた4つの疑問

「教育の機会はすべての子どもたちに平等であるべきだ」
「世界の子どもたちの成長を見守れるなんてステキだな」
そんな風に感じていただけた方は、ぜひ寄付を検討されてみてはいかがでしょうか。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

ここまで、世界の教育問題を改善するため、日本の私たちができることをご紹介しました。
ぜひご家族やお子さんにも「こんな方法があるらしいよ」とお声掛けいただき、無理のない範囲でチャレンジしてみてください。

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