(出典:こども食堂ネットワークHP)
「子ども食堂」という言葉をネットやニュースを通じて知り、「何か自分にできることはないかな?」と感じている方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、食材の寄贈や信頼できる募金先など、私たちの身近でできる支援方法をご紹介していきます。
目次
方法1:子ども食堂に食材を寄贈する
お米や肉、魚や野菜などの食材を子ども食堂に寄付するのはいかがでしょうか。
子ども食堂ネットワークでは、各地の食堂でどんな食材が足りていないのかをWEBサイト内で紹介しています。
テレビや新聞記事で子ども食堂のことを知った近所の方や食材の生産者さんから、
「何かお手伝いできることはありませんか?」
「食材を送ってもいいですか」
といったお問い合わせをよくいただきます。
(同団体WEBサイト より)
各子ども食堂に足りない食材のマークが表示されており、すぐに不足している食材を知ることができますよ。
「この方法なら応援できそう」と思った方は、各食堂に食材の寄付をしてみても良いですね。
また、実際に送る際は、事前に連絡をしてから行うようにしてください。
子ども食堂は、公民館などの公共施設を借りて開催している場合が多く、寄付先への配慮が欠かせません。
初めて食材を寄贈される方は、送る前の注意などこちらを参考にされてみて下さい。
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方法2:寄付金控除を受けられるNPOに募金する
経済的な理由などから、十分な食事を得ることができない子どもたちを、寄付で応援することができます。
例えば、認定NPO法人カタリバが運営しているある施設では、地域の子どもたちに食事を提供しているところも。
カタリバHPより引用
食事の調理は地域の子どもたちも一緒になって近隣の方々と一緒になって行い、一緒に食卓を囲みます。
「一緒につくる、一緒に食べる、一緒に片付ける」という体験を通じた安心感や、承認される機会をつくることを意識しているのだとか。
夕食を提供する活動も
一緒に食事を作り、食卓を囲むことで、子どもたちが安心できる居場所を届けています。
(同団体WEBサイトより)
私たちの寄付は、貧困世帯の子どもたちが、より多くの食事の機会を得るための活動に役立てられるそうです。
またカタリバへの寄付は、寄付金控除の対象です。
たとえば東京都杉並区にお住いの田中さんが、毎月1,000円(年12,000円)をカタリバに寄付したとすると、
- 所得税:(12,000-2,000)×40%=4,000円
- 住民税:(12,000-2,000)×10%=1,000円
合計5,000円が控除されるので、田中さんが実質的に負担する金額は7,000円になります。
寄付金控除の手続きについては、以下もご参考になさってください。
「子どもたちが安心できる居場所を寄付で提供したい」
そう感じられた方は、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
方法3:服を換金して、支援団体に寄付する
自宅に眠っている不要なブランド品を送って、太陽の家という団体に寄付を届けることができます。
太陽の家とは、家庭の困窮、虐待や無関心やいじめなどで「生きづらさ」を抱えていたり、自分の居場所を見つけられない子どもたちへ、安心して過ごせる「居場所」を提供する団体です。
私たちは、どんな子ども達にも、温かいご飯と楽しい体験を提供したくて、子ども達に無料で食事を提供する「こども食堂」や、豊かな経験を増やす体験イベント、より支援が必要な家庭に食料品を届けるフードバンク個別家庭支援、そして困難の多い一人親家庭の支援をしています。
(団体概要ページ より)
また、団体へ直接寄付をしたり、ボランティアとして参加することも可能です。
Brand Pledgeの買取を利用する場合は、送られてくるダンボールに洋服やブランド品を詰めて送り返せばOK。
送料無料もかからずに、査定額を太陽の家へ募金することができます。
Brand Pledgeを通じた寄付はこちらをご覧下さい。
方法4:古本の買取金額を、寄付に替える
いらなくなった古本を送ることで、自分の希望する団体に寄付を届けることができます。
チャリボンでは、古本の買取代金を寄付に代える取り組みを行っています。
支援先の一つであるむすびえは、子どもの貧困対策として全国に広がるこども食堂への支援を行っている団体です。
同団体を支援先に選ぶと、以下の活動に使用されます。
- 5,000円分:子どもたちに食事を届けられます(こども食堂一回分の食材費)
- 25,000円分:子どもたちに体験を届けられます(体験プログラム一回分の経費)
- 50,000円分:子どもたちに安心を届けられます(保健衛生環境向上の経費)
(チャリボンWEBサイト より)
本の寄付や買取を検討されている方は、以下も参考にしてみてはいかがでしょうか。
方法5:Tポイントを、1ポイントから募金する
Yahoo!ネット募金で、子どもの居場所づくりに取り組む団体へTポイントの寄付ができます。
例えば、全国食支援活動協力会を支援すると、子ども支援に関わる幅広い機関と連携しながら、各地の子どもの居場所づくりを支援するための活動に寄付が使われます。
今、「子どもたちの健やかな育ちを応援したい」と、企業など多くの機関がこども食堂の取り組みに関心を寄せています。この「応援したい」と「応援がほしい」をつなぐ役割が、こども食堂サポートセンターです。
子どもたちの健やかな成長を、地域みんなで見守り・支えるために。
どんな状況にある子どもたちも、安心して、笑顔で過ごせる居場所づくりをすすめるために、寄付を通して応援してくださる方を募集しています。
(Yahoo!ネット募金WEBサイト より)
子ども食堂は、遊びや学習、食育、親への支援など、子ども時代の体験を豊かにする場としても活躍しているそうです。
団体の詳しい活動内容は、WEBサイトやFacebookなどでも確認ができますよ。