プラン広告「Because I am a Girl」とは?意味を調べて分かった途上国の現状

「Because I am a Girl」の電車の中吊り広告や、ネットで見かけたという方は多いのではないでしょうか?

「Because I am a Girl」キャンペーンとは?
プラン・インターナショナル・ジャパンが子ども、とりわけ女の子の支援に力を入れている意味や現状、わたしたちが支援できることを調べてみました。

「Because I am a Girl」キャンペーンとは?広告が訴える現実

「Because I am a Girl」とは?
プランの広告キャンペーンに込められた意味と私たちができることを解説します。

慣習によって、早すぎる結婚や出産を強いられる女の子たち

「Because I am a girl」
日本語で直訳すると「だって、女の子だから」。
プラン・インターナショナルが2007年から女の子差別をなくすために世界的に広めているキャンペーンの名称です。

「Because I am a girl」に込められた意味は、特に途上国の女の子が性差別されている現状を訴えるもの。

女の子だから、10代で結婚させられる。
女の子だから、学校に行かせてもらえない。
女の子だから、生まれてさえこられないこともある。
女の子だから、泣きたいときに泣くことも、笑いたいときに笑うことも、怒りたいときに怒ることもできない。

出典: Because I am a Girlとは

「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」というコピー文から、女の子として生まれてくるだけで、途端に生き延びることが困難になってしまうことがわかります。

プランジャパンとは?実際の活動と寄付の使い道を、5分でチェック

次のアクションは、寄付や募金活動などを用意

虐げられている女の子を助けて力をつけてもらうために、プランジャパンでは様々な支援方法で参加を呼びかけているようです。

プラン・スポンサーシップ

プラン・スポンサーシップは、子どもたちのとりまく地域全体を包括的に支援するプログラムです。
特に女の子に焦点を当てています。

  • 「毎月の寄付」3000円、4000円、5000円から選択
  • 特定のチャイルドと同じ地域に住む住民や、とりまく状況を総合支援
  • チャイルドと1:1で手紙を中心に任意で交流
プランスポンサーシップとは?チャイルドとの交流と寄付金の使い道を調べました

ガールズ・プロジェクト

ガールズ・プロジェクトは女の子の問題に限定したプロジェクトを支援するプログラムです。

プラン・スポンサーシップとの大きな違いは、包括的支援ではなくプロジェクトベースの女の子問題のみを取り上げた支援だということ。
特定のチャイルドとの交流はなく、お手軽な金額からはじめられます。

  • 「毎月の寄付」「1回の寄付」から選べて、どちらも1000円から
  • 1回の寄付の場合はプロジェクトも選択可能
  • 女の子問題のみを支援

イベントに参加

女の子の問題の実情を知るには、各種イベントに参加してみるのも方法のひとつです。

  • プラン・ラウンジ(毎月テーマが変わる月次支援説明会)
  • チャリティイベント(例:東京マラソンでチャリティランナーとして走る・寄付する)
  • 映画「Girl Rising〜私が決める、私の未来〜」上映会(観覧参加や、自主的な上映会の企画も可能)


ボランティア

ボランティアとして様々なファンドレイジング(寄付金調達)協力もできます。

  • SNSやブログで支援の呼びかけ
  • 知人友人に募金の呼びかけ
  • 物販の売り上げを寄付

BIAAGサポーターとしてファンドレイジングに参加すると、任意でウェブサイトに名前が掲載される他、募金箱・チラシ・シールといったサポートグッズも提供されます。

なぜ女の子に限定して支援するの?次の世代に及ぼす影響が大きいから

なぜ女の子は差別されるのか、どうして女の子に限定して支援するのかを、調べてみました。

きっかけはネパール人の母親の言葉

ドイツ人ジャーナリストがプラン・インターナショナルの活動取材でネパールを訪れた際に、きょうだいの男女格差に驚愕します。

「どうして男の子は元気で制服を着ているのに、女の子は暖かい服を与えられずやせ細っているのですか」
母親の答えは、「だって、あの子は女の子だから(Because She is a Girl)」。

母親も同様な扱いを受けて成長し、社会規範に従ってこのような思いを抱かされているのです。

出典:Because I am a Girlとは

このレポートにショックを受けたプラン・インターナショナルが「Because I am a Girl」キャンペーンを始めることになったとのことです。

「女の子だから」それだけの理由で差別されてしまう

「女の子だから」というだけで、途上国でどのように差別されるのかを調べてみました。

  • 女の子は稼ぎ手として期待できない上、結婚持参金が負担
    →病気で医者を呼んでもらえないどころか、生前中絶の対象に
  • 男の子が小学校に通う間、女の子は水汲み・調理・きょうだいの世話など家事を担当
    →学校に通えず文盲無学で、自立の道は厳しい状態に
  • 古い習慣のせいで、女の子は10代で強制結婚・妊娠
    →絶命、人身売買、暴力の対象に
  • 男性が外で有収入の仕事、女性は無収入の家事を担当
    →女性の発言権の低下、生活のために性産業へ

早すぎる結婚の撤廃など、プラン・インターナショナルが行う支援の内容まとめ

プラン・インターナショナルが「Because I am a Girl」キャンペーンで行なっている、具体的な事例を紹介します。
どちらも支援規模が1億2千万円のプロジェクトです。

事例1:「早すぎる結婚の防止」プロジェクト(ネパール)

  • 【活動の期間】2018年7月~2021年6月
  • 【実施地域】ネパールのバンケ地域
  • 【対象者】女の子1万2000人、男の子1万1000人、地域住民、自治体関係者など
  • 【目指す成果】地域住民・リーダー、親、自治体関係者の女の子差別的な意識と行動を変え、「早すぎる結婚」や性差別・暴力をなくし、女の子たちが安心して成長できる環境をつくる
  • 【活動内容の例】
    • 3回街頭で行った啓発劇に延べ55人(うち女の子30人)が参加し、220世帯が早すぎる結婚に関する知識を学ぶ
    • 早すぎる結婚と子どもの権利についてのエッセイ・コンテストに50人(うち女の子21人)が参加

事例2:「女性器切除から女の子を守る」プロジェクト(エチオピア)

  • 【活動の期間】2017年7月~2020年6月
  • 【実施地域】サウス・エチオピア地域 シェベディーノ郡25村
  • 【対象者】約1万2000人(うち女の子と女性 7500人)
  • 【目指す成果】女性器切除された女の子が必要とするケアや、その弊害に関する理解と根絶
  • 【活動内容の例】
    • 各村計110回の女性器切除根絶の対話セッションを行い1200人が参加
    • 生徒会やクラブ活動を通して子ども1357人を対象に女性器切除の弊害や性教育を学ぶトレーニングを実施
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