国連WFP協会の評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

(出典:支援者のtwitter

「飢餓と貧困の撲滅」を使命に掲げる国際連合の機関、WFP(国連世界食糧計画の略。World Food Programme=WFP)を支援する認定NPO法人の国連WFP協会(国際連合世界食糧計画WFP協会の通称。WFPと国連WFP協会の2つを合わせた団体の総称は、国連WFP)。

国連WFP協会は、日本での民間による支援の窓口を担い、心のケアや食料物資の支援をしています。
その活動を支えているのは、民間からの寄付。

「ちゃんとした団体なの?」「寄付で応援して大丈夫?」 そんな疑問を持つ方のために、国連WFP協会の評判や口コミ、支援先として検討する時にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

ブログやSNSで見つかった、国連WFP協会の評判·口コミ

国連WFP協会について、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりしてみると、さまざまな書き込みが見つかりました。

ポジティブな評判·口コミや、支援者からの応援メッセージ

まずは、まずはポジティブが評判から。
さまざまな募金方法で寄付をしている方々が、次のようにメッセージをつづっています。

国境なき医師団、ユニセフと 微々たるマンスリーサポートに加えて、WFPにも微々たる支援をさせていただくことにしました。

この手の話題は、団体の会計がずさんだとか、オフィスが豪華すぎとか、支援はほとんど必要な人に届いていないとか。
そういう議論になりがちだけど 私は、何もしないよりはましかなあ。
ぐらいの気持ちでさせてもらってます^ – ^
自己満足もあるかもね

まずは、少しでも多くの人たちが こういうプロモに足を止めることができるといいな。

(出典:街頭での呼びかけで寄付を始めた支援者のInstagram

500円の#レッドカップちゃん を買うと、8日分の #学校給食 をプレゼントできるということで、#やらない善よりやる偽善 をしてきましたよっ!

(出典:レッドカップによる支援者のInstagram

こないだWFP経由でネパールに寄付したの、経緯のお知らせみたいなのが届いた。
こういうのいいよね、これくらい届いたとか今は何が足りないとか教えてくれるの。

ほんとに少額でもいいからみんな募金したらいいよ。
英語のわかんなくても簡単だし。

(出典:寄付後の経過報告を喜ぶ支援者のtwitter

寄付後の経過報告を喜ぶ支援者のtwitter

食べ物を大切にする書き込みが目立ち、グッズを買ったり、飲食チェーンの寄付企画に賛同したりして、間接的に寄付する支援者の発信を多く見かけました。

個人の有名人では、国連WPF日本大使でモデルの知花くらら、女優の竹下景子、冒険家の三浦雄一郎他、アスリートや芸能人などがサポート。

団体では、日本フードサービス協会などの1000万円以上寄付した団体や企業カネカ、日清食品、ファミリーマートなどが支援しています。

ネガティブな評判·口コミや、活動への批判·疑問

その一方で、疑問や不安などネガティブな評判も、ブログやSNSで見つかりました。

日本が直接関わる口コミは、以下のみでした。

(出典:日本の支援物資が現地で転売される報道に複雑な気持ちの方のtwitter

それ以外は、海外での活動に関する口コミが見つかりました。

(出典:現地スタッフの不祥事に疑問を持つ方のtwitter

BBCが報道した食料を届ける現地スタッフによる性的強要(日本語では国連となっているが、英語の報道ではWFP)についても、SNSで共有されて話題になっています。

また、時折報道される現地での支援物資転売を、残念に思う方の書き込みなどを見かけました。

支援先として「国連WFP協会」は信頼できる?3つのチェックポイント

このようにポジティブ・ネガティブな評判や口コミがありますが、実際はどうなのでしょうか?

寄付をするかの客観的な判断材料として、法人格、資金使途、活動報告の3つのポイントを押さえることが大切です。
以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント1:団体として信頼できるか?

1999年、当初は任意団体「日本WFP友好協会」として設立し、2001年に特定非営利活動法人として認証。

2003年、「国際連合世界食糧計画WFP協会(通称:国連WFP協会)」に名称を変更。
2005年には、認定NPO法人として認可され、現在に至っています。

認定NPO法人への寄付で、税制優遇が受けられます。

申請にあたっては、「年間100人以上の方から、3,000円以上の寄付を受けている」といった実績が要件となり、また経理財務や情報管理など管理体制の整備が求められます。
認定元の自治体(例:東京都)から、「適正な法人運営をしているか?」をチェックされ、十分に行っていないと更新(5年ごと)がされません。

(出典:寄付を考えているNPO/NGOが「信頼できる?」「怪しい?」と思った時、WEBサイトで簡単に確かめる5つのポイント」)

認定NPO法人への寄付として、国連WFP協会への支援も、所得税などの寄附金控除が受けられます。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

国連WFP協会の寄付金の使い方はウェブサイト上の年次報告 で公開されています。

国連WFP協会年次報告書2016

(出典:国連WFP協会年次報告書2016

国連WFP協会年次報告書2016によると、2016年度の国連WFP協会の収益は11億円。
その内、個人による寄付は52%で、法人は48%。

支出は収入と同額で11億円。 その内、活動費が76%、管理費や広報費などが24%。
75%以上は必ず活動費に当てられて、国連WFP本部へ送金されます。

国連WFP本部との取り決めにより、寄付(中略)のうち75%以上は途上国での支援活動のため国連WFP本部へ送金しており、残り25%(上限)は国連WFP協会が国内で行う募金活動、広報宣伝活動、管理費等の国内事業費等に活用しています。

(出典:国連WFP協会年次報告書2016 2ページ

監査については、認定NPO法人としての責任を果たし、内部監査と外部監査を行なっています。

情報公開と監査報告 国連WFP協会は、法人の監事が内部監査を行うとともに、 監査法人に依頼して外部監査を受けています。 事業報告書や財務諸表および財産目録は、所轄庁である横浜市に提出され、またウェブサイトにも掲載されています。

(出典:国連WFP協会年次報告書2016 13ページ

認定NPO法人であり、日本国内での処理に関しては、一定の透明性はあるように見えました。
しかし、現場で何が起きているか、寄付金がきちんとした形で使われているか、についての監査の言及は見当たらなかったです。

現地での物資転売や性的強要の報道があったので、その辺りの監査がどうなっているかについては知りたいところでした。

ポイント3:きちんと活動しているか?

国連WFP協会は資金集めに徹し、「飢餓と貧困をなくす」ための活動はWFPが担当しています。

2016年の活動の一例は、シリア、イエメン、イラク、南スーダンなどの紛争地域、干ばつ災害のあったアフリカ、地震被害のあった熊本などで、食料供給を中心とした支援など。

具体的な活動内容については、ウェブサイト上の「国連WFPの活動」メニューにカーソルを当て、サブメニューの各プログラムをクリックすると、説明ページが表示されて、観覧することできます。

ニュース」ページでは、最新ニュースやプレスリリースが掲載され、リンクされている「ブログ」では現地で働く日本人からの報告などが発信。

資料」ページからは、パンフレット、チラシ、各種プログラム紹介、年次報告などの説明資料などがリンクされています。

国連WFP協会ページのフッターには、twitterFacebook(英語)などがリンク。

年次報告書」の活動報告が一番わかりやすくまとめてあるので、まずこれを見ることをおすすめします。

寄付先探しのご参考になれば幸いです。

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