こども宅食の評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

(出典:ふるさと納税で支援した方 – Instagram)

子どものいる貧困家庭の食生活を支援するため、食品を宅配提供する「こども宅食」。
運営するのは、東京都文京区とNPOや企業が団結した「こども宅食コンソーシアム」。
業務を分業して運営し、文京区をモデルとした全国展開を視野に入れて、活動しています。

その活動資金の6割以上は、民間からの寄付。

「ちゃんとした団体なの?」「寄付で応援して大丈夫?」
そんな疑問を持つ方のために、 こども宅食の評判や口コミ、支援先として検討する時にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

ブログやSNSで見つかった「こども宅食」の評判·口コミ

こども宅食について、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりしてみたところ、さまざまな口コミが見つかりました。

ポジティブな評判·口コミや、支援者からの応援メッセージ

まずはポジティブな評判から。
さまざまな支援方法で寄付をしている方々が、次のようにメッセージをつづっています。

#こども宅食 に初めてのふるさと納税をしました。(中略)
こども宅食に係る経費のみに使途を絞って寄附出来るので、まさにクラウドファンディングを活用したふるさと納税制度といえる。
素晴らしい仕組みだと思います。

こどもはどの家に生まれるかは関係なく、全員幸せを追求できる権利を持って産まれる。
この事業はその当たり前を現実化するための第一歩だと思うし、文京区で成功したら規模を地域を変えて実施、いずれは国レベルにしてほしい。

(出典:ふるさと納税で支援した方 – Instagram)

微力ながら、支援させていただきました。(中略)
こども宅食については、
以前からずっと何か力になりたいと思いつつ何も行動できずにいました。
ふるさと納税を利用して力になれるなんて。(中略)
子どもたちの命、笑顔、幸せにつながりますように。

#ふるさと納税 #こども宅食

(出典:ふるさと納税で支援した方 – Instagram)

それにしても、これに寄付したのは内容に賛同したのはもちろん運営の人たちが「信用」できる方たちだと思えたから。

まさにこれからは「信用」の時代だというのを実感…
#子ども宅食

(出典:運営者と活動に賛同して寄付をした方 – twitter)

団体では、キリン、不二家、ロート製薬などが支援しています。
(参照:こども宅食とは 下部)

ネガティブな評判·口コミや、活動への批判·疑問

その一方で、疑問や不安などネガティブな評判も、ブログやSNSで見つかりました。

(出典:運営の効率に疑問を持つ方 – twitter)

(出典:支援食品が子どもにきちんと届いているか疑問な方 – twitter)

(出典:不安定な財源に頼ることを、疑問に持つ方 – twitter)

支援先として「こども宅食」は信頼できる?3つのチェックポイント

このような評判や口コミがありますが、実際はどうなのでしょうか?
寄付をするかの客観的な判断材料として、法人格、資金使途、活動報告の3つのポイントを押さえることが大切です。

以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント1:団体として信頼できるか?

「こども宅食」を運営する団体について

「こども宅食」は、東京都文京区にて、2017年4月に発足した「子ども宅食コンソーシアム」と呼ばれる以下7団体の共同体が運営しています。
()内は各団体が分担する業務内容。

  • 東京都文京区(ふるさと納税受付・申込案内)
  • 認定NPO法人フローレンス(全体企画/広報・寄付調達)
  • NPO法人キッズドア(食品の仕分け)
  • 認定NPO法人ファンドレイジング協会(社会的インパクト評価)
  • 一般社団法人RCF(企業との連携)
  • 一般財団法人村上財団(ファンドレイジング)
  • 西濃運輸株式会社(食料配送)

文京区をモデルとして、「こども宅食」を全国に広げる活動をしているので、佐賀県や他自治体・団体なども関わり始めているようです。

税金控除について

「こども宅食」への寄付の窓口は、文京区や関わり始めた自治体が担当していて、「ふるさと納税」を通じて行われています。

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。
手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

(出典:ふるさと納税とは?

法人格について

「子ども宅食コンソーシアム」は、法人格は取得していないようです。
所属する団体の法人格は、以下の4種類。

  • 認定NPO法人
  • NPO法人
  • 一般財団法人
  • 株式会社

ここでは、あまり知られていない、「認定NPO法人」、「NPO法人」、「一般財団法人」について解説します。

認定NPO法人の認可は、以下のような審査や過程を経て受けることができます。

申請にあたっては、「年間100人以上の方から、3,000円以上の寄付を受けている」といった実績が要件となり、また経理財務や情報管理など管理体制の整備が求められます。
認定元の自治体(例:東京都)から、「適正な法人運営をしているか?」をチェックされ、十分に行っていないと更新(5年ごと)がされません。

その寄付先は信用できる?怪しい?「寄付してはいけない」団体と、信頼できるNPOを見分ける5つのポイント

NPO法人や一般財団/社団法人よりも、寄付金控除が認められている認定NPO法人や公益法人の方が、より適切に寄付金を管理をしている可能性が高いです。

「認定NPO法人フローレンス」と「NPO法人キッズドア」については、別記事で解説しています。

フローレンスの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック
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ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

こども宅食の資金の使い方は、ウェブサイト上の「こども宅食とは」の下部にリンクされている「財務報告」で公開されています。
2017年度会計報告」から、主な決算数値を拾ってみました。

  • 収益 3080万円
    • ふるさと納税 65%
    • 助成金 13%
    • 繰越金 22%
  • 支出 2555万円
    • 人件費 41.3%
    • 食費(150世帯×3回分)0.9%
    • ふるさとチョイス利用手数料等 21.7%
    • 寄付獲得のためのWeb広告費等 5.8%
    • 公式HP制作費 0.8%
    • 委託費 4.8%
      (弁護士顧問料、食品ロス問題専門家アドバイザリー料等)
    • 宅配準備費 1.3%
    • 事務費 0.9%
    • 補助対象外経費 21.7%、他
      (宅配準備費、HP制作費、人件費、事務費)

監査については、ウェブサイト上では掲載されていないようで、検索エンジンで検索をしても見つかりませんでした。

ポイント3:きちんと活動しているか?

「こども宅食」は、生計が苦しい子どものいる家庭に、食品を定期的に宅配するプログラムです。
東京都文京区で始まり、それを全国に広めていこうと活動しているようです。

2017年度活動報告」によると、150世帯に3回、各回8kg20品目以上の食料を宅配したとこのと。
対象世帯は次の通り。

  • ひとり親世帯 79
  • 三世代同居世帯 29
  • 多子世帯 24
  • 病気病歴世帯 16

活動については、「最新情報を知る」と、SNSの「twitter」と「facebook」で最新情報が発信されています。

活動全体を短時間で把握したい場合は、まず「こども宅食とは」の下部にリンクされている「活動報告」を読むといいです。
趣旨や情報が一番まとまっていて、わかりやすいです。

(出典:こども宅食 – twitter)

以上、こども宅食の評判や口コミ、寄付先として信頼できるかをチェックした内容を紹介しました。
寄付先の検討材料として、お役に立てば幸いです。

   
 

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