難民を助ける会の評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

(出典:チョコを買って支援した方 – Instagram)

紛争・自然災害・貧困などによる難民や被災者を支援する、認定NPO法人「難民を助ける会」(英名:AAR Japan)。
難民や被災者に必要物資の提供、対爆弾の護身講習、障害者難民の支援などの活動をしています。

その活動資金の6割以上は補助金で、民間からの寄付は1.5割ほど。

「ちゃんとした団体なの?」「寄付で応援して大丈夫?」
そんな疑問を持つ方のために、難民を助ける会の評判や口コミ、支援先として検討する時にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

ブログやSNSで見つかった「難民を助ける会」の評判·口コミ

難民を助ける会について、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりしてみると、さまざまな書き込みが見つかりました。

ポジティブな評判·口コミや、支援者からの応援メッセージ

まずはポジティブな評判から。
さまざまな支援方法で寄付をしている方々が、次のようにメッセージをつづっています。

(出典:マイルの寄付をした方 – twitter)

#AARjapan #難民を助ける会 のチャリティーコンサートは連弾と2台のピアノ
ヴォカリーズの連弾はアクロバティックで素敵でした。白鳥もだったん人も音を追いかけては泣けてきます。
チャリティーグッズは可愛い風呂敷と六花亭のチョコレートを購入しました?

(出典:チャリティコンサートに行って支援した方 – Instagram)

この公演を通してサニーちゃんに出会えた事に感謝しつつ、日々活動されている「難民を助ける会」の方達にも感謝です。
真っ白だから汚れちゃいそうだけど、仕事用鞄に付けよう(^-^)
#サニーちゃん #難民を助ける会

(出典:観劇とグッズを購入して支援した方 – Instagram)

個人では、ピアニストの仲道郁代、金子三勇士などがチャリティイベントで支援。
団体では、伊藤忠商事株式、日本ロレックスなどの企業、国学院大学久我山中学などの教育機関や各地ロータリークラブなどが支援しています。
(参照:平成30年(2018年度)総会記録 P43)

ネガティブな評判·口コミや、活動への批判·疑問

疑問や不安などネガティブな評判は、以下の一件のみ見つかりました。

(出典:難民支援のビジネス化を危惧する方 – twitter)

支援先として「難民を助ける会」は信頼できる?3つのチェックポイント

このようにポジティブ・ネガティブな評判や口コミがありますが、実際はどうなのでしょうか?
寄付をするかの客観的な判断材料として、法人格、資金使途、活動報告の3つのポイントを押さえることが大切です。

以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント1:団体として信頼できるか?

  • 1979年、「難民を助ける会」(AAR Japan)設立。
  • 1998年、国際NGOとして国連より公認登録。
  • 2000年、特定非営利活動法人の法人格取得。
  • 2003年、国税庁より「認定NPO法人」に認定。
  • 2014年、東京都より「認定NPO法人」に認定。

AAR Japan[難民を助ける会]は、2003年11月に国税庁より「認定NPO法人」に認定され、2005年11月、2007年11月、2009年11月に再認定を受けました。
制度の変更により、2014年12月からは東京都による認定を受けています。
AARへの皆さまからのあたたかいご寄付は、寄付金控除の対象となります。

(出典:寄付金控除について

認定NPO法人の認可は、以下のような審査や過程を経て受けることができます。

申請にあたっては、「年間100人以上の方から、3,000円以上の寄付を受けている」といった実績が要件となり、また経理財務や情報管理など管理体制の整備が求められます。
認定元の自治体(例:東京都)から、「適正な法人運営をしているか?」をチェックされ、十分に行っていないと更新(5年ごと)がされません。

その寄付先は信用できる?怪しい?「寄付してはいけない」団体と、信頼できるNPOを見分ける5つのポイント

NPO法人や一般財団/社団法人よりも、寄付金控除が認められている認定NPO法人や公益法人の方が、より適切に寄付金を管理をしている可能性が高いです。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

難民を助ける会の資金の使い方は、ウェブサイト上の「年次報告」で公開されています。
「平成29年度(2017年度) 決算報告(概要)」から、主な決算数値を拾ってみました。

  • 収益 20.8億円
    • 寄付 15.2%
    • 日本政府からの補助金 52.2%
    • 国内の企業・団体からの助成金 0.5%
    • 海外からの補助金など 7.2%
    • 支援グッズ・コンサートなど 1.5%
    • 繰越金 20.4%
  • 支出 20.8億円
    • 海外事業費 69.3%
    • 国内事業費 5.6%
    • 国内災害被災者支援(東日本大震災他) 3.7%
    • 支援グッズ・コンサートなど 1.3%
    • 難民保護の調査・研究・政策提言 2.4%
    • 管理費 3%
    • 繰越金 15.8%

(出典抜粋:平成29年度(2017年度) 決算報告 概要

監査については、「平成30年(2018年度)総会記録」(P28-42)によると、外部の独立監査法人を起用していて、監査報告書が掲載されていました。
内部の監事による監査報告書も、別途含まれています。

決算に関する数字は15ページに渡り、かなり細かく記載されていて、透明度の高い会計を意識しているように見受けました。

ポイント3:きちんと活動しているか?

難民を助ける会は、以下の活動をしているようです。

  • 紛争・災害の緊急支援
  • 地雷撤去、対爆弾の護身講習
  • 障害者の避難講習、障害者難民の支援
  • 感染症対策
  • チャリティイベントなどの啓蒙活動

具体的な活動を「平成30年(2018年度)通常総会記録」からピックアップしてみました。

  • 【ミャンマー宗教難民2,598世帯(約12,990人)】蚊帳1張と毛布2枚、厚手の衣類(大人用と 子ども用各2着)提供し、トイレ4基および水浴び室2室が併設された施設2棟と井戸2本を建設。
  • 【シリア内紛の影響者18,173人】地雷・不発弾回避教育を実施。
  • 【熊本地震の障害児被災者177人】新たに発足した障害児支援2団体に対し、必要な資器材とアドバイスなどを提供。
  • 【スーダンの感染症マイセトーマ患者9,490人】治療、手術、重症化防止予防、早期治療の啓蒙活動を実施、他。

年次報告書」はかなりのボリュームがあり、読むのは大変ですが、その年に行なった全てのプロジェクトの概要がしっかりと記載されていました。

ウェブサイトの「活動を知る」では、国別やプロジェクトごとの最新の活動報告が掲載されています。

SNSではtwitterfacebookで情報を頻繁に発信。

(出典:難民を助ける会 – twitter)

マンスリーサポーターになると、年次報告書や毎月の会報で報告を受ける他、年に一度、支援の現場からのメッセージカードが届くようです。

以上、難民を助ける会の評判や口コミ、寄付先として信頼できるかをチェックした内容を紹介しました。
寄付先の検討材料として、お役に立てば幸いです。

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