東北の子ども達への寄付、今も受け付けてる?東日本大震災の継続的な支援団体・基金3選

2011年に東北を襲った大地震。
あの大きな被害から約8年のときが経過しました。

そんな東北地方への寄付を考えたとき、皆さんはどのような支援団体に寄付を行いたいと考えますか?

「東日本大震災で家族を失った子どもを支援したい」
「学習場所のない子どもたちに勉強する環境を提供したい」
「子どもたちが大人になるまで活動を継続する団体に寄付をしたい」

支援対象や活動内容など、様々な視点で支援団体・基金を検討するかと思います。

そこで今回は、今も支援を継続しており、寄付を受け入れている団体を3つご紹介します。
特に、長期的に子どもの成長をバックアップする活動を取り上げてみましたよ。

東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、二十歳を迎えるまで支援(ハタチ基金)

東日本大震災が起きたのは、考えてみれば遠い昔のこと。

「地震直後に比べると支援状況は良くなっているのでは?」
そんなふうに思いがちですが、被災地では次の課題も続々と生まれてきました。

人口流出への対策や経済基盤の立て直しなど東北の未来を考えると、子どもたちへの継続的な支援は必要不可欠な状況なはずです。

メディアから被災地の話題は大きく減りましたが、課題はそこにあり続けます。
ハード的復旧が終わり、人口減少下において、如何に強い経済を生んでいくか。
そんな全国共通の課題に、最も深刻に取り組まねばならなくなっています。

我々の支援の形も、変化しなくてはなりません。
地味だけど、継続して活動を続けること。地域の経済に資すること。
地域の人々が、「自らを助く」ことを助けること。
公益社団法人ハタチ基金 代表メッセージ より)

そこで、未来の日本を支える教育や保育など、さまざまな支援活動に取り組んでいるのが公益社団法人ハタチ基金です。

他の団体と大きく異なる点は、個別の活動への寄付ではないということ。
公益社団法人ハタチ基金では「その時々に必要な活動に資金を提供」しています。

活動内容 学習・生活支援、小規模保育事業など
活動地域 福島県・岩手県、宮城県など
支援対象 東日本大震災の被災地で暮らす子どもたち
寄付の使途 支援活動を行う団体への助成・講習会運営費など
運営団体 公益社団法人ハタチ基金

「現地のニーズをフィードバックしながら、2011年からの20年間、被災地の子どもたちに必要な支援活動をサポートする」
それが公益社団法人ハタチ基金の活動方針です。

特に、被災地の状況は復興の進み具合によっても大きく変わってくるもの。
現場や時代の状況に応じて、適切な活動に支援を行っています。

「支援のおかげで、被災地でも子供たちの様々な勉強や遊びの機会がある」
「経済的に困難だったが、学習場所ができたおかげで勉強もはかどるようになった」
そんな被災地の家族や子どもたちの声もありました。

寄付方法は銀行振込やクレジットカードのほか、「かざして募金」でも応援することができます。
また、継続的に子どもたちをサポートする「呼びかけ人」と呼ばれる毎月の継続寄付会員もいらっしゃるようです。

「東北で継続的な支援を行っている団体へ寄付をしたい」と考えられている方は、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

震災で親を亡くした遺児・孤児に、“奨学金”を給付(みちのく未来基金)

震災の被害は自宅や通っていた学校が流されてしまっただけではありません。
地震や津波の影響で、親や子どもを亡くした方々が大勢います。

特に、親や兄弟を亡くした子どもたちは震災直後、必死に家族を探しながら心身ともに疲れ果てた状況でした。

直接的な被害は収まったように見えますが、家族を失った悲しみを今も抱えながら生きている子どもたちは多く残されています。

一夜にして親を亡くし、肉親を亡くし、家を無くし深く傷ついた子どもたちは、進学を諦めようとする傾向が有りました。

避難所で暮らす毎日、仮設の学校、そんな状況で受験をし進学しようとする意欲すら湧かず、目標を見失ってもだれも責めることはできない状況でした。
みちのく未来基金 設立・運営の思いより)

そこで、孤児たちが夢を持ち続けながら成長していくサポートを中・長期的に行っているのが公益財団法人みちのく未来基金です。


東日本大震災の教育関係のサポートが広く行われている中、みちのく未来基金では「震災遺児・孤児」に特化する活動を行っています。

その中でも、サポートの少ない「大学及び専門教育への進学」に焦点を当てることで、東北そして日本の復興を支えていく人材を育成していこうと考えているそうですよ。

活動内容 震災遺児・孤児に対する奨学金支援
活動地域 宮城県(本社)
支援対象 東日本大震災における遺児・孤児
寄付の使途 遺児・孤児の学費など
運営団体 公益財団法人みちのく未来基金

阪神大震災でも東北と同様、遺児・孤児達が自分の将来の夢や進路を諦めてしまう傾向が非常に高かったそうです。

しかし、これからの東北の未来を支えるのは子どもたち。経済的な理由で将来を諦めてしまう子どもが少しでも減るよう、奨学金という形で遺児・孤児たちのサポートを実施しています。

みちのく未来基金では、毎月の寄付や年1回の定期的な寄付など、1,000円から金額を決めて寄付を行うことが可能ですよ。

「これから育つ次世代の若者たちを奨学金で支えたい」という思いに賛同される方は、寄付を行うのも良いかもしれません。

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子どもたちが震災で失った「自分の学習場所」を提供(カタリバ )

被災地では、未だに仮設住宅で暮らしている子どもたちがいます。
他にも自宅が倒壊したため、祖父母と同じ家に暮らしている場合などもありました。

そんな中、子どもたちが苦労していたのは「自分の学習場所を見つけること」。
子どもでも一緒に暮らす家族に遠慮し、なかなか自分の思いを伝えることが出来ません。

そんな彼らは、家の中で勉強に取り組むことの出来る場所が確保出来ないでいました。

震災により仮設住宅で暮らす子どもたちの教育環境は今もまだ十分に回復していません。
狭い仮設住宅では、一緒に暮らす家族に気兼ねし、勉強に集中できない子どもたちがいます。
認定NPO法人カタリバ WEBサイトより)

そこで「子どもたちが安心して勉強ができる場所を提供しよう」とコラボ・スクールを立ち上げたのが「認定NPO法人カタリバ」です。

カタリバの支援の特徴は、資金を提供するだけでなく、現地で子供達に向き合い活動していること。

このコラボ・スクールではスタッフが現地に出向き、小学3年生〜高校3年生の被災地の子どもたちに学習支援と心のケアを行っています。

活動内容 学習指導と心のケアを行う放課後学校の運営など
活動地域 宮城県女川町(女川向学館)、岩手県大槌町(大槌臨学舎)、福島県双葉町(福島コラボ・スクール)、熊本県
支援対象 小学生〜高校生
寄付の使途 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など
運営団体 認定NPO法人カタリバ

2000年に活動をスタートして、高校生のキャリア学習支援など行なっていたカタリバ。
子どもたちの学習サポートをはじめたのは、この東日本大震災がきっかけだったそうですね。

カタリバへの寄付方法は、月1,000円から応援するサポーター会員があります。

「震災のせいで、夢をあきらめた」「希望の学校に、進めなかった」
子どもたちにそんな思いをさせたくないという思いに共感される方は、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

> 寄付する

今回は東北地方で継続的に子どもの教育に関わる支援を行っている団体を3つご紹介しました。
また東日本大震災への寄付を検討されている方は、こちらの記事も参考にしてみて下さいね。

「子どもの健康管理」などに特化した活動など、異なる支援方法で東北地方のサポートを継続している団体が多数ありますよ。

東日本大震災の寄付先、どこがいい?子ども達を今も支援し続けている団体3選