(出典:森永製菓の寄付付き商品)
商品を購入することで、売り上げの一部が社会貢献活動などの寄付に充てられる寄付付き商品。
そんな寄付付き商品を販売、提供している企業や団体が増えてきています。
普段の生活の中で無理なく利用できそうな寄付付き商品があれば、社会貢献活動にも参加しやすいですよね。
今回はそんな寄付付き商品をいくつかご紹介します。
目次
方法1:寄付付きの年賀状で、全国の学校での活動を支援
年末が近づき、そろそろ年賀状の季節。
SNSなど、オンラインでのやり取りが増えたとはいえ、年賀状にはまた違ったあたたかさがありますよね。
今年は年賀状を書いてみようかな、と考えている方におすすめなのが、寄付付きの年賀状です。
「日本のふるさとの魅力を伝える年賀状」をテーマに、全国の学生から年賀はがきのデザインを募集してコンテストを実施。
チャリティー年賀状HP
応募された作品の中から優秀作品を「チャリティー年賀状」として商品化。
「ネットで年賀状」と「スマホで年賀状」で販売されます。
1枚ご利用いただくごとに10円が一般社団法人ウェブベルマーク協会へ寄附され、全国の学校の支援資金に充てられます。
チャリティー年賀状は「スマホで年賀状」「ネットで年賀状」にて販売されており、130種類もの絵柄から選ぶこともできます。
私も毎年ここから年賀状を買っているのですが、全部かわいいデザインでどれにしようか迷ってしまうほど。
宛先はもちろん、メッセージなどの文字もスマホで入力することができ、非常に便利なサービスです。
便利な上に、寄付にもなるなんて、なんだか嬉しいですよね。
今年は年賀状を書きたい!という方はぜひ検討してみてください。
ネットで年賀状サイト、チャリティ年賀状一覧はこちら。
方法2:モンベルの寄付付きTシャツで自然生物の保護・震災復興を応援
さまざまなアウトドア商品を取り扱っていることで有名なモンベル。
モンベルでは、寄付付きTシャツを販売しています。
約25種類のTシャツがあり、デザインにより支援先が異なります。
Tシャツの売り上げの一部が支援先への寄付になります。
自然生物の保護研究活動、東日本大震災や南阿蘇村復興支援、子どもの遊び場づくりなど、幅広い支援先があるようです。
やはりアウトドア商品の専門店だけあって、自然をテーマに活動を行っている団体が多い印象です。
また、実際にモンベルで寄付付きTシャツを購入された方の声をSNSで調べてみました。
早起きして準備はしたけど駄目でした(´・ω・`)
— まぐろ( ꒪⌓꒪) (@lv_vl_maguro) June 1, 2019
少し落ち着いたので午後モンベルへ買い物へ。
基本衝動買いはしませんが前の人が買ったシャツが気になり買ってしまいました。
左が前のワンポイント、右側がバックプリント カワ(・∀・)イイ!!
WIC.T 高山の鳥と言う寄付付きのTシャツでした(^▽^)/ pic.twitter.com/HOG1J0WVr5
(出典:実際にモンベルで寄付付きTシャツを購入された方−Twitter)
南阿蘇のモンベルで買ったご当地(寄付金付き)Tシャツ。ウィックロンのTシャツ持ってなかったのでちょうど良かった pic.twitter.com/JI65JCykWA
— morito.s@気楽庵 (@kiraku_ann) November 19, 2018
(出典:実際にモンベルで寄付付きTシャツを購入された方−Twitter)
機能性も良く、支援にもなるなんて、着ているだけで気持ち良い気分になりそうです。
モンベルの寄付付きTシャツの詳細はこちら。
方法3:森永のチョコレートでガーナの子どもたちを支援
企業が販売する商品の一部が寄付になるものもあります。
今回ご紹介するのは、有名なお菓子メーカーである森永製菓株式会社が取り組む、1チョコ for 1スマイルキャンペーン。
キャンペーン期間に森永チョコレートの対象商品を購入すると、対象商品1個につき、1円が寄付されるものです。
2009年から始まり、10周年を迎えたこのキャンペーン。
累計寄付額は2億円を超えたそうです。
スーパーなどでロゴのついた商品を目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
支援先となっているのは、世界の児童労働問題の解決を目指す、日本のNGO、ACEと、世界での子どもの権利を推進する国際NGO、プラン・インターナショナルの2団体です。
カカオ栽培が盛んなガーナ、アシャンティ州の4つの村で、児童労働をなくす取り組みをします。
子どもたちが危ない労働をせずに学校に行くよう住民が見守り、学校を改善する活動や、親への農業訓練など収入を安定させる活動を行います。
(支援先:ACE、ガーナ共和国)カカオ栽培地域であるカメルーン中央州のメンガン地区とゼン地区の小学校で、校舎と男女別トイレの建設、教室備品の支給を行うことで学習環境を改善する他、児童会の設置、衛生管理に関するトレーニングなどの活動も実施します。
森永製菓株式会社HP
(支援先:プラン・インターナショナル、カメルーン共和国)
特別支援期間は毎年バレンタイン前にあたる1〜2月が多いようです。
ぜひ、甘いものが食べたい!というときは、世界の子どもたちにもやさしい、森永のチョコレートを選んでみてはいかがでしょうか。
1チョコ for 1スマイルについて詳しくはこちら。
方法4:レストランで食事するとアフリカの子どもの給食に
飢餓や栄養失調の子どもたちに学校給食を届ける、認定NPO法人「TABLE FOR TWO International」(略称: TABLE FOR TWO、TFT、テーブルフォーツー)。
1食の食事代に、貧困地域の給食代1食分20円の寄付を含み、「時間と空間を越えて、自分と1人の子どもが食事を分かち合う」というコンセプトで活動しています。
TABLE FOR TWOプログラムを実施しているレストランにて、TABLE FOR TWOヘルシーメニューを購入することができます。
TABLE FOR TWO HP
あなたがヘルシーな食事をとることで、アフリカの子どもたちへ給食が届けられます。
提供されているTABLE FOR TWOヘルシーメニューは、どれも低カロリーで栄養バランスが考えられたメニューとなっています。
自分が健康になるだけではなく、それが誰かの食をサポートしているというのが嬉しいですよね。
レストランに足を運ぶのは大変、という方も、コンビニエンスストア、通信販売等にてTABLE FOR TWO商品を購入すると、売上の一部がTABLE FOR TWOを通してアフリカの子どもたちの給食になる仕組みもあるようです。
TABLE FOR TWOの団体についての口コミや評判については、以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
TABLE FOR TWO寄付付きプログラムを実施している店舗はこちら。
方法5:寄付付き自動販売機でさまざまな支援先を応援
街中でよく見かける自動販売機。
普段から頻繁に利用されている方も多いのではないでしょうか。
そんな自動販売機の中にも、購入金額の一部が寄付になるものがあります。
寄付型自動販売機とは、自動販売機での飲み物の購入1本ごとに、その購入額の一部が指定の団体に寄付されるというもの。
支援先は自動販売機によってさまざまです。
このように、支援先のロゴや写真が大きく自動販売機にプリントされており、ぱっとみて見つけやすいのがいいですね。
自動販売機ごとによりますが、1本につき10円が販売元から支援先に寄付され、利用する側の負担がないのも、気軽に利用しやすいポイントです。
また、実際に寄付付き自動販売機を利用された方の声をSNSで調べてみました。
会社近くにある自販機、良くみたらキャットセイバーさんに寄付できるタイプの物でして、寄付型自販機の存在を知った✨こういうのがあるなら積極的にここで買おう❗と思いました pic.twitter.com/8h68BBVEo0
— しお (@umanyan22) September 1, 2019
(出典:寄付付き自動販売機を紹介している方−Twitter)
羽田国際線T見学ツアー終了後は、国内線ターミナル内を散策。第1ターミナル地下1階にある、写真の自販機で缶コーヒー購入。地元の女子バスケチーム、羽田ヴィッキーズの寄付型自販機です。羽田空港にお越しの際はぜひご利用を。 pic.twitter.com/AfGZYqTAqE
— S.Takaoka (@staka1971) April 25, 2015
(出典:実際に寄付付き自動販売機を利用された方−Twitter)
設置場所はさまざまですが、大きめの企業ビルや大学、病院、空港などの自動販売機に多いようです。
ぜひ、普段使う場所にある自動販売機をチェックいただき、見かけたら利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
せっかくものを買うのならば、社会や環境に良いものを選ぶことができると、とても気持ちがいいですよね。
最近は、今回紹介したもの以外にも、バラエティ豊かな寄付付き商品が販売されています。
ぜひみなさんも何かものを買うときや、サービスを利用するときに、寄付付き商品がないか、少し気にしてみていただけると嬉しいです。