コロナ寄付に洋服を届けるには?安全に持ち込みできる、おすすめの方法3選

新型コロナウイルスの感染拡大で、世界には衣類が足りずに困っている方々がいます。
一方で、私たちはいつもより家にいる時間が増えたことで家の片付けができ、中には不要な衣料品を発見した人たちも多いのではないでしょうか。

「コロナ対策で洋服を寄付したい」
「いらない服を手放したい」

そんな方に向けて、寄付する皆さんも寄付を受け取る方々も安全・安心で支援を行うことができる3つの方法をご紹介します。

方法1:洋服を寄贈しているNPOヘ郵送する

コロナの感染拡大によって洋服を必要としている人たちのために、洋服やタオルなど衣類品を届ける活動を行なっているNPOがあります。

日本救援衣料センター

認定NPO法人日本救援衣料センターは、世界の貧困地域や紛争地、災害が起こった地域などへ衣料を寄付する活動をしている団体です。

世界には貧困や自然災害、紛争からの避難等で1枚の衣料を必要としている人々が多数いらっしゃるのではないか?
日本のタンスやクローゼットの中には、「いたみ」や「よごれ」がなく十分着用できる服が眠っていて、捨てるのは「もったいない」、「何か意味のあることに再利用できないか」と思っておられる方も多くいらっしゃいます。
同団体WEBサイト より)

同団体では、世界で衣料を必要とする人と、いらなくなった服に困っている人たちを結ぶ活動を行っています。

日本救援衣料センターHP

詳しい受け入れ可能品目や送付方法については、こちらをご覧ください。

もったいないジャパン

もったいないジャパンでは、新品の衣類(下着やTシャツなど)、新品のタオル類の受付を行っています。

昨今の新型コロナウイルスの影響で海外への中古の衣類の寄付ができない状況となりました。
申し訳ございませんが、しばらくの間、衣類の寄付の受付を休止いたします。
同団体WEBサイト より)

ただし、中古衣類の受付や持ち込みでの寄付は休止していますのでご注意下さい。

新品に関しては、国内の福祉施設等で需要があるため受付を継続しているそうです。

もったいないジャパン HP

また、衣料品以外にも政府支給の布マスク「アベノマスク」や特別定額給付金「10万円」についても寄付を受け付けていました。

もったいないジャパンの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

「自分の家には十分なマスクがあるため、残りのマスクは困っている人に寄付したい」と考えられている方は、WEBサイトを参考にマスクを寄付されてみても良いですね。

方法2:服の買取金額を支援団体に寄付する

いらなくなった服を現地に届ける以外にも、服の買取代金を支援団体で有効活用してもらうという方法もあります。

ブランドプレッジ

Brand Pledgeでは、送料の負担がなく、送られてきたダンボールに衣類を詰めて送るだけで多くの支援団体の活動をサポートすることが可能です。

同団体では、高級ブランド品以外にも様々な商品を取り扱っていました。

「一流のブランド品は持っていない」そんな方でも寄付できます。
実はカジュアルなブランドの取扱もあり、ハンカチやタオル、スカーフ等の小物も取り扱っています。
同団体WEBサイト より)

さらに、毎回の寄付ごとに最大500円を上乗せして団体に寄付を行っているそう。

税控除対象の団体への寄付をすれば、最大約50%の税金が返ってくるためお得に寄付することが可能となります。

Brand Pledge HP

特に、コロナ拡大に伴って医療機関には多くの支援が必要となっているはずですよね。

Brand Pledgeには、保健・医療増進を行う37件の様々な団体の中から支援先を選択できますよ。

ブランディアの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

詳しくは、こちらの団体一覧をご確認下さい。

方法3:防護服などを届けるNPOに募金する

自分の洋服を活用するだけでなく、防護服を届ける活動を行なっている団体への募金も、各地へ必要な服を支援するには有効な方法です。

たとえば国境なき医師団は、欧州、中東、アジア(日本含む)、北米、中南米と、世界各地で新型コロナウイルス感染症に対応しています。

現在、同団体では新型コロナウイルスに特化した寄付を募っていました。

  • 3,000円:医療用防護マスク12枚を提供できます。
  • 5,000円:医療用フェイスシールド3点を提供できます。
  • 1万円:医療用防護ゴーグル6点を提供できます。

支援対象から「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」を選択して寄付を行うと、上記の活動に役立てられます。

国境なき医師団 HP

特に、入院患者の4割以上が死亡したイエメン南部では病院が危機的状況にあります。

「コロナ感染に苦しむ世界中の人々に洋服の支援を届けたい」と考えられる方は、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

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